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日本工芸会正会員 山下芙美子 本場黄八丈 変り市松綾織袷着物【お仕立て替え済】
¥132,000
SOLD OUT
しっとりとした肉厚な質感でありながら、適度な張りとしなやかさも持った黄八丈ならではの手触りの良い生地は、八丈苅安で染められた黄色・飴色とマダミの樹皮で染められた鳶色、そして椎の木の樹皮と泥染めをして染められた黒の糸に、象牙色の糸を巧みに操って、細かな変り市松の模様に織りあげられています。 東京から南方へ約300キロ離れた紺碧の海に浮かぶ八丈島で織られる本場黄八丈は、豊かな自然に恵まれたこの島で自生する植物、あるいは栽培された草木のみを使って染色され、織られる絹織物です。 その歴史は古く、平安時代までさかのぼるといわれています。 長い歴史の中でその技術は何代にもわたって連綿と伝えられ、黄八丈は1948年に東京都の無形文化財に指定されました。 その八丈島で代々黄八丈を織られる山下家、工房の創始者である山下め由さんを祖母に、織りの名手だった八百子さんを母に、山下芙美子さんは幼少より染織を身近に感じながら織りを学ばれました。 そして今、現代の装いに適したハイセンスな織物として変化してきた黄八丈は、多くのお着物ファンを魅了しています。 こちらは元の持ち主の方が間違いなくめゆ工房の山下芙美子さん作の黄八丈を求められ、男性用のお着物にお仕立てをされていたものを、解かれた状態で手放されたお品物です。 証紙などはなくされてしまったということですが、この端正な市松の織りの細やかさや光沢、肉厚な質感などから間違いないものと判断できます。 ただ、そういった経緯からも大変お値打価格とさせていただいておりますので、ご興味がおありの方には是非ご覧いただきたいと思います。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお召しいただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような手描きや友禅の名古屋帯なども良いですし、型絵染や紅型染、更紗模様などの帯を合わされたり、すくい織や綴れ織などのポイント柄の帯を合わされたりすると良いのではないでしょうか。 しっとりとした少し重みのある質感は着心地も良さそうで、次のお出かけが楽しみに思えるような魅力があります。 季節によって、その日の気分によって、いろいろと着こなしを変えてお楽しみいただけそうな、綾織の奥ゆかしい光沢がとても素敵に目に映る、大変おすすめの逸品です。 ❗❗❗男性用のお着物を解かれていたものをお仕立てしましたので、身丈がやや短めとなっており、また地衿に洗い張りの時に色がにじんだようなところが一カ所見られる(表には出ていません)ことなどからも、大変お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 飴色「和色大辞典 #deb36f」https://www.colordic.org/colorsample/deb36f 鳶色「和色大辞典 #95483f」https://www.colordic.org/colorsample/95483f 黒「和色大辞典 #2b2b2b」https://www.colordic.org/colorsample/2b2b2b 象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:157.5 cm /4 尺 1 寸 7 分 裄丈:68.5 cm /1 尺 8 寸 1 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:79.3 cm /2 尺 1 寸 0 分 袖巾:34.3 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:なし ◆商品コード:2020000041719
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本場久米島紬 銀煤竹色無地 袷着物【未着用品】
¥121,000
久米島は豊かな自然と水に恵まれた場所で、古くから自生する植物や鉱物を使って染料にして染色が行われてきました。 泥染めの焦げ茶、ゆうな染めのグレーなども代表的ですが、こちらは少し珍しい、少しだけ黄色味のある薄茶に、真綿紬の節の味わいが濃淡を生んでニュアンスのある色合いとなった無地のお着物です。 久米島紬事業協同組合が運営する工房「ユイマール館」を3度ほどお訪ねしましたが、たくさんの元気の良い女性の方々が、それぞれの工程の作業を協力して行われていました。 最初は春でしたので春蚕のお世話をされていて、まだ小さな蚕さんがたくさんいて驚きましたが、毎日山から桑の葉を採ってきて、洗って葉が重ならないようにお蚕さんにあげるのも大変だと言われていました。 そんな久米島で育ったお蚕さんから紡がれた真綿の糸を使われているからこそ、この風合いが現れるのだと思います。 それを草木で染めて、手織りで織られますが、織り上げたものを大きな木の台に載せて、2人がかりで杵で打って砧打ちをされるのも久米島紬の特徴のひとつといえます。 それによってしなやかな質感と独特の光沢が現れて、着心地の良い生地になります。 少しメンズライクな面持ちのある、クールな印象のとても上質さの感じられる素敵なお着物です。 こちらのお着物ですと、幅広い範囲の帯を合わせていただけると思います。 季節のものをモチーフにした友禅染などの名古屋帯や、紅型染や型絵染、更紗模様などの帯、また間道手や吉野格子などの帯を合わされたり、綴れ織やすくい織などのポイント柄の帯を合わされたりすると良いと思います。 そういった装いで、趣味のお集まりやお友達とのお食事の会、観劇、コンサート、美術館や展示会、お買い物などにお出かけされるのも良いのではないでしょうか。 季節によって、その日の気分によって、アレンジを変えて楽しく着こなされると良いと思います。 しっとりとした上質さがとても魅力的な、大変おすすめの一点です。 未着用品。 身丈を10cm、裄丈を3.5cm(袖巾を2cm)出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 銀煤竹(ぎんすすだけ)「和色大辞典 #856859」https://www.colordic.org/colorsample/856859 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:159.5(+10) cm /4 尺 2 寸 2 分 裄丈:64.5(+3.5) cm /1 尺 7 寸 1 分 袖丈:48 cm /1 尺 2 寸 7 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:76 cm /2 尺 0 寸 1 分 袖巾:32.2(+2) cm /8 寸 5 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000041726
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本場塩沢お召 みじん格子 袷着物 高島屋扱【中古】
¥52,800
塩沢お召ならではの弾力性のあるしなやかな質感の生地ですが、少しだけグレー味のある淡いピンク・退紅色と緑味のあるグレー・利休鼠色、そして象牙色の糸で、細かなみじん格子が織り出され、スタイリッシュでお洒落な雰囲気を醸し出している素敵なお着物です。 越後上布の産地としても有名な塩沢の地方で、350年ともいわれる歴史を持つ塩沢の織物は「塩沢お召」と呼ばれて人々に愛され続けてきました。 生糸を使用して強い撚りをかけた緯糸が特徴で、通常の反物より広い幅に織り、織り上がった布を丁寧な湯もみの作業でちぢませていきますが、その際に撚りが戻る力で独特の「シボ」が生まれます。 その肌触りと弾力性から非常に着心地が良く、それが塩沢お召しが日常のお召し物として、長く好まれてきた理由のひとつとかもしれません。 こちらは少し明るさがありながら、シックで大人のお洒落着として最適な程よい色合いとなった、素敵なお着物です。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお召しいただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような手描きや友禅染め、また刺繍のあしらわれたような九寸名古屋帯なども良いですし、紅型染や型絵染、更紗模様などの帯、綴れ織やすくい織のポイント柄の帯を合わされたり、間道手や吉野格子、めがね織などの帯を合わされたりと、いろいろなコーディネートをしていただけると思います。 そういった装いで、趣味のお集まりやお友達とのお食事の会、観劇やコンサート、講演会、美術館、展示会、お買い物などにお出かけされるのも良いですね。 季節やお出かけ先のご用途、その日の気分などで着こなしを変えて、いろいろとお楽しみいただけると思います。 ご着用の時期も長く、年齢的にも幅広く、きっと長くご愛用いただけて、お気に入りのひとつにしていただけそうな大変おすすめの一点です。 退紅(あらぞめ)「和色大辞典 #d6abab」https://www.colordic.org/colorsample/d6abab 利休鼠「和色大辞典 #898f81」https://www.colordic.org/colorsample/898f81 象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:170 cm /4 尺 5 寸 0 分 裄丈:68 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:25.8 cm /6 寸 8 分 後巾:31 cm /8 寸 2 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:81.7 cm /2 尺 1 寸 6 分 袖巾:34.2 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000041559
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日本工芸会正会員 山岸幸一 寒染最上紅花染 縞模様 紬袷着物【中古】
¥473,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 その作品に出合うたびに感動を覚え、とても嬉しく思えるような山岸幸一さんの寒染めの紅花染のお着物のご紹介です。 紅花で染められた濃淡のピンクと、象牙色の糸、グレー味のあるベージュの糸などで素敵な縞模様が織られた素敵なお着物です。 特に紅花の色が時間を経て濃くなっていてとても綺麗ですが、紅花染は寒い時期が染めに適しているそうで、一年で一番寒い2月の早朝に染め、赤崩山の雪解けの冷たい水で洗われていて、そういったことを変わらずに貫いていらっしゃるからこそこの美しい色が実現するのだと思います。 また、こちらの縞模様の中には象牙色の糸が織り込まれていますが、その糸は生の繭を煮出したもので染められているそうで、それも他の作家さんはされないことですし、天蚕糸を織り込まれたり、淡いベージュはアメリカセンダン草を使われていたりと、各所にこだわりが見られて、長い時間見ていても飽きることがなく、引き込まれるような魅力にあふれています。 シンプルな縞模様なのに、複雑に絡みあう色の絶妙な配置と質の良い糸が織り成す心地よい質感と、ハッとするようなクリアな色が目を引き、素敵なハーモニーを奏でているように新鮮に目に映ります。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお召しいただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような手描きや友禅染などの帯も良いですし、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な帯、すくい織や綴れ織などのポイント柄の帯を合わされたり、自然布的なざっくりとした手織りの八寸名古屋帯を合わされたりと、幅広く合わせていただけます。 そういった着こなしで、趣味のお集まりやお友達とのお食事の会、観劇やコンサート、美術館や展示会、お買い物などにお出かけされるのも良いですね。 次のお出かけが楽しみに思えるような、フレッシュで爽やかな綺麗な色目に心が弾むような、とても素敵な大変おすすめの逸品です。 甚三紅(じんざもみ)「和色大辞典 #ed938e」https://www.colordic.org/colorsample/ed938e 虹色「和色大辞典 #f6bfbc」https://www.colordic.org/colorsample/f6bfbc 白橡(しろつるばみ)「和色大辞典 #ccbea3」https://www.colordic.org/colorsample/ccbea3 象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167 cm /4 尺 4 寸 2 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:51 cm /1 尺 3 寸 5 分 前巾:24.6 cm /6 寸 5 分 後巾:30.4 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:79.6 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:34.2 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000041078
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日本工芸会正会員 山岸幸一 最上紅花染 縞模様 紬袷着物 えり善扱【中古】
¥198,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 その作品に出合うたびに感動を覚え、とても嬉しく思えるような山岸幸一さんの素敵な縞模様のお着物のご紹介です。 こちらは山岸さんの作品のシリーズの中でも藍色系の糸を主に使われた、シックな色目のお着物です。 シンプルに見える縞模様ですが、まず地の部分は象牙色と明るい藍染めの浅葱色の糸とで織られていて、目にはグレー味のある淡い色・湊鼠色に映ります。 縦の縞模様は焦げ茶・銀煤竹色で織り出され、それに寄り添うように、傍には鈍色のグレーの糸が置かれて、それによって縞が立体的に生きているように見えるのだと思います。 そして横段には、紺鼠色や山吹茶などの色の糸が暈しのように織り込まれていますが、その中でも細く入れられているのにひと際キラッとその存在が輝く象牙色の糸は、おそらく天蚕糸を織り込まれているのだと思います。 計算されたデザインが生み出す絶妙な色の配置によるお洒落さが、不思議な世界のように広がっていて、山岸さんならではのこだわりのお仕事ぶりが伺えますが、それが全て草木染によるものだということに改めて感動を覚えます。 こちらのお着物ですと、本当にいろいろな帯を合わせていただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような手描きや友禅染、少し刺繍のあしらわれているような帯、また紅型染や型絵染、更紗模様などの帯、ロウケツ染めなどの帯も良いですし、お洒落袋帯などを合わされるのも良いのではないでしょうか。 そういった装いで、趣味のお集まりやお友達とのお食事の会、観劇、コンサート、講演会、展示会、美術館やお買い物などにお出かけされるのも良いと思います。 シックな色使いですが、草木染ならではの透明感のある色の集合は、きっと長く飽きることなく、ご愛用いただけると思います。 季節によって、お出かけ先によっていろいろと着こなしを変えられて、素敵な装いをお楽しみいただけると思える、大変おすすめの逸品です。 地の色は湊鼠「和色大辞典 #b8ccc9」https://www.colordic.org/colorsample/b8ccc9 縞の色は銀煤竹(ぎんすすだけ)「和色大辞典 #856859」https://www.colordic.org/colorsample/856859 鈍色(にびいろ)「和色大辞典 #727171」https://www.colordic.org/colorsample/727171 横段の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 紺鼠「和色大辞典 #44617b」https://www.colordic.org/colorsample/44617b 山吹茶「和色大辞典 #c89932」https://www.colordic.org/colorsample/c89932 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:165.5 cm /4 尺 3 寸 8 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.6 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:28.7 cm /7 寸 6 分 後巾:30.7 cm /8 寸 1 分 衽巾:16.2 cm /4 寸 3 分 褄下:77.6 cm /2 尺 0 寸 5 分 袖巾:34.8 cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000041085
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天蚕紬 無地 袷着物【中古】
¥198,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 輝くような光沢と、綺麗な淡い薄緑色の天蚕紬の無地のお着物のご紹介です。 天蚕は日本原産の野蚕の一種で、屋内で飼われる家蚕とは少し違い、希少性も高く、古くから珍重されていました。 信州・安曇野地方での天蚕の歴史は古く、現在もその技術は連綿と伝えられ続けています。 ただ非常に手間がかかる作業の積み重ねでつくられるため、その生産量は激減しています。 天蚕はヤママユガ科の一種で鮮やかな緑色をしているお蚕さんですが、野生で暮らしているので、自然交配をしてしまいます。 それを避けて純粋種をを守るために、お蚕さんが暮らしているクヌギ・ナラ・柏などの林に寒冷紗のような幕を掛けて、隔離して育てるなどして守られています。 糸の中に空気を多く含むことで生絹より保湿性に優れ、また独特の張りの強さから、しわにもなりにくいといわれます。 天蚕の緑には蛍光作用もあるため独特の輝きがあり、他では見られない発色となり、お召しになると目を引くものがあります。 かといって華美なものではなく、あくまでも自然を紡いで織り込んだような懐かしさと、なんともいえないしっとりとした風合いは、いつまでも手で触れていたいような魅力にあふれています。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせた着こなしをお楽しみいただけると思います。 季節のものをモチーフにした手描きや友禅染の帯、また刺繍の帯などを合わされたり、型絵染や紅型染、更紗模様などの帯を合わされたりするのも良いと思います。 間道手や吉野格子、めがね織、花織などの帯、綴れ織やすくい織などのポイント柄の帯を合わされるのも良いでしょう。 クローバーの形の洒落紋がひとつ入れられていますので、それもまたアクセントとなって素敵だと思います。 天蚕のお着物は緑味の強いものから白っぽいもの、黄色味の強いものなど様々ですが、こちらは透明感のある白寄りの薄緑色となっています。 高級感のあるお洒落着として、ご自身のお好みで個性を演出されて、いろいろな着こなしをお楽しみいただけると思える、大変希少性の高いおすすめの逸品です。 紋解きのご希望がございましたら、9,900円(税込)にて承ります。 身丈を6cm出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 若芽色「和色大辞典 #ebebd3」https://www.colordic.org/colorsample/ebebd3 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:162(+6) cm /4 尺 2 寸 9 分 裄丈:67.8 cm /1 尺 7 寸 9 分 袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:27.6 cm /7 寸 3 分 後巾:30.4 cm /8 寸 0 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:81 cm /2 尺 1 寸 4 分 袖巾:34.2 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:反端、タイトル ◆商品コード:2020000040965
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吉岡幸雄 手描縞模様 紬 袷着物【お仕立て替え済】
¥88,000
SOLD OUT
ふっくらとしながらもさらっとした質感の柔らかい象牙色の紬地に、縦に柿渋色の明るい茶、藍墨茶色の青味のあるグレー、蜂蜜色の黄色などの染料で手描きの縞が描かれた、とてもお洒落な雰囲気の吉岡幸雄さんの染紬のお着物の作品です。 以前に日本橋の高島屋さんで、吉岡さんが大きな個展を催されていた時にお伺いしましたが、その時に私も個人的にこのシリーズの作品をいただいたことがあります。 その後にお会いした時に「この手描きの縞は、竹筆で着物地の一反の長さに、端から端まで均一に手描きで縞を引くことがとても難しいのですよ」とお話をされていました。 ましてや草木染の染料でそれをされるのはとても大変だと思いますが、竹筆で引かれたかすれたような線の味わいはまた、とても魅力的ではあります。 そんな大変なこともこなされる吉岡さんの染色家としてのこだわりが見えるような、とてもお洒落なお着物だと思います。 こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにしたような手描きや友禅染の帯を合わされるのも良いですし、紅型染や型絵染、更紗模様などの帯を合わされるのも良いでしょう。 綴れ織やすくい織などのポイント柄の帯も良いですし、お洒落袋帯なども良いと思います。 そういった装いで、趣味のお集まりやお友達とのランチの会、コンサート、講演会、美術館や展示会、お買い物などにお出かけされるのも良いですね。 いろいろな帯とコーディネートしやすいことも、このお着物の良いところだと思います。 こなれた感じの縞模様がとてもリズミカルで、いろいろな帯で個性を演出して着こなしをお楽しみいただきたい、大変おすすめの逸品です。 ほぼ未着用のとても良い状態ではありましたが、少し特殊な寸法でしたので、当店でお仕立て替えをいたしました。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 縞の色は柿渋色「和色大辞典 #9f563a」https://www.colordic.org/colorsample/9f563a 藍墨茶「和色大辞典 #525c66」https://www.colordic.org/colorsample/525c66 蜂蜜色「和色大辞典 #fcd997」https://www.colordic.org/colorsample/fcd997 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167.5 cm /4 尺 4 寸 3 分 裄丈:69.5 cm /1 尺 8 寸 4 分 袖丈:49.6 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.4 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:82 cm /2 尺 1 寸 7 分 袖巾:34.7 cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:なし ◆商品コード:2020000039907
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国画会会員 岡本紘子 「春の里 夕暮れて」 型絵染袷着物【中古】
¥770,000
横に少しだけ節の見られる座繰りのさらっとした上質な紬地が明るい水色・浅縹色に染められ、遠山のような稜線が引かれ、雲のような岩のようなかたまりが置かれ、いろいろな種類のお花が咲き乱れる中を可愛らしい蝶々が舞う、ほのぼのとする風景が型絵染で染められた、国画会会員・岡本紘子さんの大作ともいえる素晴らしい作品です。 ところどころに散らされた、綿の花のような絞り染めの白の存在が大変効果的で、模様全体を楽しくリズミカルに見せているようです。 岡本紘子さんは、女子美術短期大学生活美術科を卒業後、芹沢けい介さんの門下に入られて型絵染の技法を学ばれ、その後国画会でも入選を重ねられていますが、女性ならではの感性で生み出される優しさと幸せな空気感の溢れる作品は多くのファンを魅了しています。 型絵染は図案を起こし、型を彫り、糊を置いて染めるといった作業をすべてお一人でされますので、ある意味では隅々までその作家さんの思いがゆき渡ります。 小さなお花のひとつひとつにも命が吹き込まれているようで、フレッシュな雰囲気となっていますし、飛び交う蝶々の姿も活き活きとしています。 藍染めと思われる地色は独特の透明感があり、それがお着物全体をすっきりと洗練された印象にしているようです。 こちらのお着物ですと、無地系の手織りなどの八寸名古屋帯を合わされたり、間道手や吉野格子などの帯を合わされたり、綴れ織やすくい織などのポイント柄の帯を合わされたりすると良いのではないでしょうか。 型絵染の総柄ではありますが、模様のひとつずつが小ぶりで、色使いも優しいものとなっていますので、比較的取り入れていただきやすいと思います。 気持ちまで明るくなるよう魅力の溢れる素晴らしい作品ですが、岡本さんは型を起こしてから何度も試作を繰り返して色を決められるそうで、そうして決められたデザインを、長年の高い染色技術で染められるからこそ、こういった素晴らしい作品として実現するのでしょう。 ホワホワとした白い綿毛のような絞りの丸が可愛らしいアクセントとなって、心まで空高く昇っていきそうな、とても楽しくお洒落な大変おすすめの逸品です。 身丈を6cm、裄丈を1cm出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 地の色は浅縹(あさはなだ)「和色大辞典 #a3c1cc」https://www.colordic.org/colorsample/a3c1cc 模様の色は煉瓦色(れんがいろ)「和色大辞典 #b55233」https://www.colordic.org/colorsample/b55233 芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #e6c155」https://www.colordic.org/colorsample/e6c155 煤色(すすいろ)「和色大辞典 #887f7a」https://www.colordic.org/colorsample/887f7a をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167 cm /4 尺 4 寸 2 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:51 cm /1 尺 3 寸 5 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:30.2 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.4 cm /4 寸 1 分 褄下:79.6 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:34.4 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:反端、作家シール ◆商品コード:2020000041030
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諏訪好風 古代洎夫藍(サフラン)染 絵羽紬袷着物【中古】
¥198,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 山形の地で藍染めをはじめとして、茜や紫根、サフラン、栗など100種類以上の草木染めの染料を使って、たくさんの素晴らしい作品を長年創作し続けていらっしゃる染織家・諏訪好風さんの素晴らしいサフラン染めの絵羽紬のお着物です。 身頃の上の方は紅花染の淡い薄ピンク・虹色の糸で織られていて、真ん中から下半分はサフランで染められたとても綺麗な発色の黄色・淡黄色となった、とてもお洒落な絵羽附けの柄となっています。 下前の衽にも「幻の帝王色・古代洎夫藍染」と書かれていますが、古代の中国でも黄色は皇帝にしか着用が許されない色で、権力の象徴的な高貴な色として尊重されてきました。 以前に当店で諏訪さんの個展を開催させていただいた時にも、「草木染の作品の創作は手間と時間がかかり大変ですが、他には代えられない綺麗な発色が最大の魅力だ」とお話をされていたように、紅花染もサフラン染めも透明感のある吸い込まれるような綺麗な色となって輝いています。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお召しいただけると思います。 少し改まったお食事会やパーティーには、名物裂的な模様や有職文様などの帯を合わせてお召しになっても良いですし、お洒落袋帯や綴れ織、すくい織の帯、季節のものをモチーフにしたような手描きや友禅染めの帯、刺繍などの帯を合わされるのも良いのではないでしょうか。 また少しカジュアルにされるのでしたら、紅型染や型絵染、更紗模様などの帯も良いですし、間道手や吉野格子などの帯も良いでしょう。 他では見られないような草木染の力強さが感じられる、とても素敵な大変おすすめの逸品です。 上身頃は虹色「和色大辞典 #f5c6c4」https://www.colordic.org/colorsample/f5c6c4 下身頃は淡黄(たんこう)「和色大辞典 #f7ce7c」https://www.colordic.org/colorsample/f7ce7c をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167 cm /4 尺 4 寸 2 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:25.2 cm /6 寸 7 分 後巾:31 cm /8 寸 2 分 衽巾:15.5 cm /4 寸 1 分 褄下:81.2 cm /2 尺 1 寸 5 分 袖巾:34.4 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000040903
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人間国宝 志村ふくみ 「出雲」 草木染絵羽紬【未着用品】
¥1,320,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 重要無形文化財「紬織」保持者、志村ふくみ作。 志村さんは1924年に滋賀県近江八幡に生まれ、戦争を挟んでいろいろな地方に住まれた時期もありましたが1955年に近江八幡に戻られ、民芸運動に熱心であったお母様の影響もあり、織物の道に入られました。 その後、民芸運動の父ともいわれる柳宗悦さんに出会われ、本格的に織の世界で生きていかれる事を決心されました。 独学に近い形で草木染や織りの研究を始められ、自然の情景をとらえた、手紡ぎ・草木染染料・手織による数々の素晴らしい作品を創作され、1957年には日本伝統工芸展に出品し入選、その後も毎年入選、数々の賞を受賞されています。 長年ご活躍され、1990年に人間国宝に、93年には文化功労者に認定されました。 人間国宝としての技術的な裏付けと、植物染料による色彩の美しさを活かして、次々と生み出される素晴らしいデザインの作品の芸術性の高さは、見る人を魅了し続けています。 「出雲」という銘をうたれていますが、今月は八百万の神々が出雲大社に集合されていたり、古事記や日本書紀にも神話が数多く残されていたりする、ロマンの感じられる土地です。 そして日本海の海を連想するような、藍の濃淡の美しさが目を引きます。 草木染ならではの透明感の感じられ明るい藍のグラデーションが大変効果的に配置され、ところどころには志村さんの作品の特徴ともいえる結び糸が散らされて、その白の結び糸が素敵なアクセントとなっています。 紬織でこれほどまでに、情緒豊かにロマンさえ感じられるような雄大な作品を創られる方はいらっしゃらないのではないかと思います。 そして何より、実際にお召しになった時にそれが花開くように、気品のある素晴らしい着姿を演出してくれる力があることが素晴らしい思います。 こちらのお着物ですと、広い範囲の帯を合わせてお召しいただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような手描きや友禅染、それに刺繍があしらわれたような帯を合わされるのも良いですし、紅型染や型絵染、更紗模様などの帯を合わされても素敵です。 織りや染めの凝ったお洒落袋帯なども良いですし、間道や吉野格子の帯、無地系の自然布的な帯、綴れ織やすくい織などいろいろと合わせていただけると思います。 絵羽の柄付けとはなっていますが、いろいろな帯を合わせて、あまり気負わずに楽しくお召しいただけるのではないでしょうか。 どこか神聖な気分にもなれそうな爽やかさのある彩りが、心も平穏に着こなしを楽しんでいただけそうな、とても素晴らしい大変おすすめの逸品です。 地色は青藍「和色大辞典 #4d6e99」https://www.colordic.org/colorsample/4d6e99 段の色は浅縹(あさはなだ)「和色大辞典 #74a3b3」https://www.colordic.org/colorsample/74a3b3 櫨色(はじいろ)「和色大辞典 #b77b57」https://www.colordic.org/colorsample/b77b57 伽羅色(きゃらいろ)「和色大辞典 #d8a373」https://www.colordic.org/colorsample/d8a373 秘色色(ひそくいろ)「和色大辞典 #abced8」https://www.colordic.org/colorsample/abced8 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167 cm /4 尺 4 寸 2 分 裄丈:69.2 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.2 cm /6 寸 4 分 後巾:29.2 cm /7 寸 7 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:82 cm /2 尺 1 寸 7 分 袖巾:35.4 cm /9 寸 4 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:証明書、たとう紙 ◆商品コード:2020000040866
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草紫堂 南部紫根染め 分銅繋文 木綿袷着物【お仕立て替え済】
¥297,000
紫根染めの歴史は古く、鎌倉時代までさかのぼります。 その時代にも紫は高貴な色として珍重され、特に南部の紫根染めは「岩手根紫(いわてねむらさき)」として、最高品質のものと認識されていました。 江戸時代には藩の手厚い庇護のもとに、盛んに紫根染めが行われ、献上品としても幕府に納められる重要な産物のひとつでした。 明治維新によって藩の保護がなくなり、また化学染料の台頭で一気に衰退し、紫根染めは姿を消してしまいました。 草紫堂の初代・藤田謙さんは、昭和の初めにそれを復興され、旺盛な探求心でより良いものへと改良を試みられ、伝統を守りながらも、本来画家志望であった才能を活かされてデザインも豊富に考案され、紫根染めを現在の姿に完成されました。 紫根染めは紫草の根から染料をとりますが、その工程は非常にデリケートかつ特殊で、さらにとても時間といいますか、年月を要するものです。 一般的な草木染は、染める時に媒染剤を使用しますが、紫根染めはそれができないため、生地を染める前に媒染剤につけて浸透させ、それが乾燥して馴染むまで「枯らし」という作業があり、それが一年かかります。 またその媒染剤も、昔のものは生地が硬くなってしまうため、多様な絞り染めをする事が不可能でした。 その媒染剤を改良されたのも藤田謙さんで、それによって現在のような多彩な模様の絞り染めが可能になりました。 そうして図案に合わせて絞りを施した生地を、紫草の根を細かく砕いて作った染液に1時間くらい浸けますが、高い温度にすると濃く暗い色目の紫色になり、低い温度にすると明るい色目になるそうで、希望の色になるまでに12回くらい繰り返されるそうです。 そうして染められたものを乾かして、そのあと3~5年箪笥で寝かせて、ようやく南部紫根染特有の綺麗な色に仕上がるそうで、そういった気の遠くなるような時間と手間をかけられて、南部紫根染は完成します。 こちらのお着物はふっくらとした木綿の生地に染められていますが、現在は木綿の紫根染めはつくられていないそうですので、その意味でも希少性が高いと思われます。 分銅の模様が縦と横に組み合わさって連続している、楽しい模様となっています。 分銅の形の中にも絞りで模様が入れられていて、それがいろいろな表情を表していて、絞り染めならではの味わいが感じられます。 年数を重ねるほどに深い色合いになる紫根染めならではのこっくりとした色に、白が映えて、すっきりとした素敵なお着物となっています。 いろいろなお好みの帯と合わせて街へお出かけいただきたい、工芸的なお洒落さのある、大変おすすめの逸品です。 お仕立て替え済。 紫紺「和色大辞典 #460e44」https://www.colordic.org/colorsample/460e44 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:163.5 cm /4 丈 3 尺 2 寸 5 分 裄丈:68 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:49.6 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:81.8 cm /2 尺 1 寸 6 分 袖巾:34.4 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:なし ◆商品コード:2020000040972
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日本工芸会正会員 樋口隆司 雪輪にうさぎの模様 越後絹ちぢみ訪問着 えり善扱【お仕立て替え済】
¥198,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 小千谷市は苧麻を使用した麻織物から真綿紬の絹織物まで、千年以上の伝統を誇る織物の産地です。 「ちぢみ布」と言えば小千谷のことをさしているくらい知名度も高く、長きに渡りそして全国的にも広く愛され続けています。 そして昭和30年には国の重要無形文化財に指定されています。 雪国の風土を背景に生まれた麻織物、越後上布や小千谷ちぢみは、長い歴史の中で変化しながら、より良いものへと改良されてきました。 その伝統と技法を作品に生かし、情緒豊かに雪国の四季を表現される縮屋の6代目である樋口隆司さん。 「花・風・月・雪」などをモチーフにして、遊び心のあるデザインを盛り込まれて個性のある作品を発表されてきました。 日本伝統工芸展でもその評価は高く、そしてお着物ファンからもその着心地の良さと優れたデザインで、多くの支持を得ています。 こちらは、生成り色の地に藍味のある濃いグレーの糸が緯糸に使われてミックス調の織りになったものに、上前衽と右袖口には雪輪の模様が並んで白く織り込まれ、肩口には星が散りばめられ、上前にはうさぎがピョンピョンと跳ねている様子が絣で織り出された、とてもロマンティックな雰囲気の素敵なお着物です。 樋口さんはこういった絵羽附けのお着物をデザインされる時には、実物大の型紙を用意して柄を置いて雰囲気を見られるそうで、だからこそ実際にお召しになると、その模様がきちんと着る人に沿って効果的に現れるのだと思います。 肩口のきらきらとして輝く星の存在が、とても素敵で、左胸には三日月も見えます。 なんともお洒落な柄付けのお着物ですが、あまり堅苦しくなく、上質なお洒落着としてカジュアルな気分でお召しになるのも良いと思います。 こちらのお着物ですと、お洒落袋帯などを合わせてお召しになるのも良いでしょうし、間道手や吉野格子、めがね織、花織などの織りの帯を合わされるのも良いと思います。 また紅型染、型絵染、更紗模様などの工芸的な帯も良いですし、綴れ織やすくい織などのポイント柄の帯も良いと思います。 そういった装いで、趣味のお集まりやお友達とのお食事の会、観劇、コンサート、美術館や展示会、お買い物などにお出かけされるのも良いですね。 樋口さんの作品は、広い幅で織りあげた布をお湯の中に浸けて、均等にちぢませてシボを作るといった工程で制作されるため、独特のしなやかな手触りと伸縮性が生まれます。 是非素晴らしい着心地の良さをご体験いただきたいと思います。 白いうさぎが跳ねて遊ぶ様子も、空のお星さまもどれも素敵な、大変おすすめの逸品です。 地色は錫色(すずいろ)「和色大辞典 #9ea1a3」https://www.colordic.org/colorsample/9ea1a3 絣の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:165 cm /4 尺 3 寸 7 分 裄丈:70 cm /1 尺 8 寸 5 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:30.4 cm /8 寸 0 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:79.5 cm /2 尺 1 寸 0 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:なし ◆商品コード:2020000040996
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人間国宝 佐々木苑子 草木染紋織 訪問着 袷着物【中古】
¥770,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 上質さが感じられるしなやかな潤色の淡いグレーの地に、象牙色の細い縞が織り込まれた、佐々木さんの作品ならではの独特の質感となった地織りに、上前から下前に続くようにカラフルな何色もの糸で紋織が織り込まれ、その上下には浅縹色の水色の段が模様を挟むように何段も織り出され、その浅縹色の紋織は両方のお袖にも入れられ、そのことでお着物全体を透明感のある素敵なものとしているように見受けられます。 こちらのお着物は、佐々木苑子さんの代表作ともいえる紋織の作品ですが、高い技術で制作されたことは、目にしますとすぐに理解できるのですが、紋織のお色のセレクトやその並びや、地織りとのコントラストなどの、デザインのセンスの良さにも感銘を受けてしまいます。 佐々木さんは20代の初めに織物の道へ進んで本格的に取り組まれるようになると、自分が満足できるものをつくるためには分業ではなく、すべて自分でやらなくてはならないのだと認識されたそうです。 静岡で3年間織りの基礎を学ばれ、その後弓ヶ浜絣の産地・米子で絵絣の技法を習得されました。 長い年月、強い意志を持って独学でご自分の世界を広げて完成され、2005年には志村ふくみさんに次いで二人目の重要無形文化財「紬織」の保持者に認定されました。 その作品は決して強烈ではなく、ご自身のリズムや感性で自然の景色や風物を取り込んでいき、織りでそれを表現される自然体の方なのだと思います。 まさに洗練の中にも風や光を有するといった言葉がぴったりとあてはまるようです。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお召しいただけると思います。 凝った織りや染めのお洒落袋帯などを合わされても良いですし、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な帯を合わされても良いと思います。 綴れ織りやすくい織などの帯も良いと思います。 ボリューム感のある帯をあわされても、充分に受けてくれる力がありますので、いろいろな帯を載せてみられたら良いのではないでしょうか。 草木で染められ、手織りで織られたやさしい味わいと、確かな手仕事による力強さを併せ持つ、大変珍しい逸品です。 【佐々木苑子】 1939年 東京生まれ 1963年 桑沢デザイン研究所を卒業 織物の道を志す 1965年 静岡の手織り紬工房で平織り・縞・格子の技術を学ぶ 鳥取の米子で絵絣の技法を習得 島根県広瀬絣の縦絣を学ぶ 1969年 自宅に工房を開く 1972年 第19回日本伝統工芸展・初入選 1974年 第11回日本染織展に初入選 1975年 第22回日本伝統工芸展で日本工芸会総裁賞を受賞 1975年 日本伝統工芸展で日本工芸会総裁賞を受賞 その後三越や銀座和光で個展を開く 各賞を受賞 2001年 第48回日本伝統工芸展で東京知事賞を受賞 2002年 紫綬褒章を受章 2005年(平成17年) 重要無形文化財「紬織」の保持者に認定 2009年 旭日小綬章を受章 地の色は潤色「和色大辞典 #c8c2be」https://www.colordic.org/colorsample/c8c2be 縞の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 紋織の色は濃色(こきいろ)「和色大辞典 #634950」https://www.colordic.org/colorsample/634950 山吹茶「和色大辞典 #c89932」https://www.colordic.org/colorsample/c89932 利休鼠「和色大辞典 #888e7e」https://www.colordic.org/colorsample/888e7e 薄紅「和色大辞典 #f0908d」https://www.colordic.org/colorsample/f0908d 浅縹(あさはなだ)「和色大辞典 #84b9cb」https://www.colordic.org/colorsample/84b9cb をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167 cm /4 尺 4 寸 2 分 裄丈:68 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:51.4 cm /1 尺 3 寸 6 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:30 cm /7 寸 9 分 衽巾:15.3 cm /4 寸 0 分 褄下:79.8 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:34.3 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:作家札 ◆商品コード:2020000040743
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日本工芸会正会員 平山八重子 「かなたへ」 紬織袷着物【未着用品】
¥396,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 第51回東日本伝統工芸展にて東京都知事賞受賞作品。 シャキッとした上質な手触りの象牙色の紬地に、斜めに流れるような縞の模様が、銀煤竹色の濃い目の茶とそれを薄くした茶・柴染色の濃淡の組み合わせと、褐色の紺色と浅縹色の水色の濃淡の組み合わせの絣で全体に織り出された、見応えのある大作ともいえる平山八重子さんの作品です。 段変わりの色は全体的に絵羽のようにつながる形に創作されていて、全体の模様でありながら落ち着いた高級感の感じられるものとなっています。 平山さんはお若い頃に、人間国宝であった宗廣力三さんに師事して染織の世界に入られたこともあり、こちらの作品にも宗廣さんの郡上紬の影響が見られるようです。 曲線を描いた絣織というのは非常に難しいもので、それが全体に繋がってさらに斜めの線となっているところなど、本当に高い技術で創作されたことが見てとれます。 優れたデザインを実現されるのはとても大変なことであろうと改めて感じられる作品です。 そういった力強い作品をつくられる平山さんですが、本当に気品のあるとても優しそうな雰囲気の方で、作品とのギャップに大変驚いてしまいました。 こちらのお着物ですと、先ずは無地系のざっくりとしたような手織りの帯などを合わされるのも良いでしょう。 綴れ織やすくい織などのポイント柄の帯を合わされたり、柄によっては友禅の染めの帯、型絵染や紅型染などの帯を合わされるのも良いと思います。 別でご紹介しております、 「織楽浅野 「アイアン」 鉄柵の模様 袋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/116382335 「越後おぐに くるまや工房 「柿泥染」 丸の模様 すくい織 全通八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/118117981 「貴久樹 「カティヤ」 タッサーシルク 無地 八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/119692476 などの帯を合わされるのも良いと思います。 リズミカルな絣の模様がわくわくするように楽しい装いを演出してくれそうな、とてもお洒落な大変おすすめの逸品です。 【平山八重子】 1948年 東京都生まれ 1972年 人間国宝・宗廣力三氏に師事 1975年 創作活動を始める 1976年 第23回日本伝統工芸展 初出品「水紋」が入選 1977年 日本伝統工芸染織展「せせらぎ」出品受賞 1988年 「木立ち」出品 日本伝統工芸正会員に認定 2009年 第56回日本伝統工芸展に「空と風と」を出品、日本工芸会奨励賞 2011年 東日本伝統工芸展に「かなたへ」を出品、東京都知事賞 その後も日本伝統工芸展への出品、各賞を受賞され創作活動を続けられています。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 絣の色は銀煤竹「和色大辞典 #856150」https://www.colordic.org/colorsample/856150 柴染(ふしぞめ)「和色大辞典 #b28c6e」https://www.colordic.org/colorsample/b28c6e 褐色(かちいろ)「和色大辞典 #3d3c4d」https://www.colordic.org/colorsample/3d3c4d 浅縹(あさはなだ)「和色大辞典 #74a3b3」https://www.colordic.org/colorsample/74a3b3 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167 cm /4 尺 4 寸 2 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:51.4 cm /1 尺 3 寸 6 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30 cm /7 寸 9 分 衽巾:15.3 cm /4 寸 0 分 褄下:79.5 cm /2 尺 1 寸 0 分 袖巾:34.4 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端、パンフレットコピー ◆商品コード:2020000040774
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横山俊一郎 草木染みさやま紬 万筋 袷着物【中古】
¥143,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 信州の三才山の自然に囲まれた工房で、地元に自生する植物で草木染をされ、手紡ぎの糸を使って、ひとつひとつの作品を丁寧に制作されている、横山俊一郎さんの素敵な万筋のような縞模様の紬のお着物です。 みさやま紬は信州という織物が盛んに行われる地域で作られていますが、古くからあったものではなく、横山さんの父である英一氏が民藝運動の祖「柳宗悦」氏に出会い、感銘を受けて始められたもので、その精神を貫いて試行錯誤を重ねながら生み出された素晴らしい織物です。 それを二代目である俊一郎さんが受け継がれ、工芸的な織物として心を込めて創り続けられています。 目に映るやわらかく淡いピンクは、生成り色の地に鴇浅葱色の濃い目のピンクの細い糸が織り込まれて現れているもので、草木染ならではのホッとするような心地良さが感じられます。 少し離れますと、ニュアンスのある無地に見えるような佇まいも、とてもお洒落な雰囲気となっています。 上質な信州の糸で織り出された綺麗な光沢は目にも美しく映りますし、それに包み込まれるとどんなに素敵でしょうと、心が弾むようです。 こちらのお着物ですと、幅広い範囲の帯を合わせていただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような手描きや友禅染の帯でも、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な帯でも良いですし、染めや刺繍のあしらわれたお洒落袋帯を合わされたり、綴れ織やすくい織などの帯、作家物などの凝った織りの帯を合わされたりするのも良いのではないでしょうか。 キャパシティの広さがありますので、お出かけ先の雰囲気やその日の気分によっていろいろとアレンジされて、着こなしをお楽しみいただけると良いと思います。 季節的にもご着用期間が長く、年齢的にも幅広く、きっと長くご愛用いただけると思える、大変おすすめの逸品です。 地の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 縞の色は鴇浅葱(ときあさぎ)「和色大辞典 #b88884」https://www.colordic.org/colorsample/b88884 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:169 cm /4 尺 4 寸 7 分 裄丈:68.5 cm /1 尺 8 寸 1 分 袖丈:51.5 cm /1 尺 3 寸 6 分 前巾:24.7 cm /6 寸 5 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15.3 cm /4 寸 0 分 褄下:79.7 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:34.4 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000040750
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奥順 重要無形文化財本場結城紬 七宝文様 100亀甲絣 袷着物【中古】
¥264,000
本場結城紬ならではの、しっとりとしていながらも張りと弾力が心地良いような、素敵な風合いと感触のお着物が入荷しましたのでご紹介させていただきます。 白汚しのようなグレーベージュ・灰白色の地に、大きめの縦長の形の七宝模様が、100亀甲の大きさの絣で織り出された、とてもお洒落な雰囲気のお着物です。 古い歴史を持つ重要無形文化財本場結城紬は、糸とり、絣括り、染め、地機での織りなど本当にたくさんの工程が、重要無形の技術保持者の方々の手仕事のリレーによってつくりあげられます。 だからこそあたたかみがあり、「着る」というよりも「纏う」という言葉の方が似合うような、真綿に包まれる独特の嬉しい感触が生まれ、また軽くて着心地が良く、人々を長く魅了し続けているのだと思います。 本当に他のものにはないような気持ち良さで、一日着ていても疲れないという不思議な着心地だと言われています。 その素晴らしい風合いがしっとりと感じられるような、淡いグレーベージュの色が奥ゆかしい光沢を放っていて、とても魅力的なお着物となっています。 こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにした手描きや友禅染などの染めの名古屋帯などを合わされたり、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な帯を合わされたり、間道手や吉野格子やめがね織などの凝った織りの帯を合わされたり、綴れ織やすくい織のポイント柄の帯を合わされたりすると良いと思います。 軽やかに、カジュアルにも少しエレガントにも、着こなしをいろいろと変えてお楽しみいただけると思います。 コーディネート次第で季節も長く、年齢的にも幅広く、きっと長くご愛用いただけると思える、大変おすすめの逸品です。 地の色は灰白色(かいはくしょく)「和色大辞典 #e9e4d4」https://www.colordic.org/colorsample/e9e4d4 絣の色は鉄黒「和色大辞典 #281a14」https://www.colordic.org/colorsample/281a14 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:170 cm /4 尺 5 寸 0 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:27.6 cm /7 寸 3 分 後巾:30.6 cm /8 寸 1 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:79.6 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:34.2 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000040569
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アトリエ曲亭 松本隆男 椿に小鳥の模様 手描友禅附下 胴抜仕立着物【中古】
¥88,000
SOLD OUT
経緯ともに少し節が見られる光沢のある紬地が緑味の感じられる茶・樺茶色に染められ、上前には大きめの石垣のような模様と、それに沿った縦と、それに直角の方向の裾周り、右後身頃や袖などに、ぷっくりとした椿のお花が並んで描かれ、その傍らに姿の綺麗なメジロのような小鳥が寄り添っているような、とても素敵な附下のお着物です。 主に季節の風物詩的な草花などをモチーフにした素敵な作品を創作される、アトリエ曲亭・松本隆男さんの作品です。 松本さんは人間国宝であった上野為二さんゆかりの上野家で次男の清二氏に師事し、長く友禅の修業をされ、独立後は伝統的な友禅の技法を用いながら、独創的な構図やデザインによる素晴らしい作品を発表されています。 それぞれの椿のお花も手描きの友禅ならではの表情豊かさで楽しく描かれていますし、キョトンとした様子で佇んでいる小鳥もとても可愛らしく目に映ります。 特に右袖の後ろにいる2羽の仲良しさんのような光景も素敵です。 どこを見てもきちんと隅々までクリアに描かれていて、丁寧なお仕事をされていることが伝わってきますし、独特のセンスの良さが感じられる色使いもとても綺麗で、お洒落な雰囲気が漂っている素晴らしいお着物です。 こちらのお着物ですと、名物裂や有職文様などの帯を合わせて、和のお稽古事の会にお召しになったり、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しになったりするのも良いと思います。 また、お洒落袋帯や間道手、吉野格子などの帯や、綴れ織やすくい織などのポイント柄の帯を合わせた着こなしも良いのではないでしょうか。 附下の柄付けとはなっていますが、純フォーマルといった雰囲気ではなく、ちょっとしたお出かけにもお召しいただけると思います。 紬のお着物ですが、手描き友禅ならではの柔らかくエレガントな雰囲気が素敵な着こなしを演出してくれそうな、とてもお洒落な大変おすすめの一点です。 ❗❗❗八掛はつけられていて、胴裏はついていない、胴抜きのお仕立てとなっています。 全体的にはとても良い状態ですが、下前身頃の八掛の衽寄りのところに、針の先くらいのとても小さな穴が2個見られます。 ご着用には問題ないと思われますが、そのため少々お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 地の色は樺茶色「和色大辞典 #806e4d」https://www.colordic.org/colorsample/806e4d 椿の色は深紫「和色大辞典 #493759」https://www.colordic.org/colorsample/493759 浅緋(うすきひ)「和色大辞典 #df7163」https://www.colordic.org/colorsample/df7163 胡粉色(ごふんいろ)「和色大辞典 #fffffc」https://www.colordic.org/colorsample/fffffc 暁鼠「和色大辞典 #d3cfd9」https://www.colordic.org/colorsample/d3cfd9 玉蜀黍色(とうもろこしいろ)「和色大辞典 #edc25f」https://www.colordic.org/colorsample/edc25f 鳥の色は若葉色「和色大辞典 #9fb378」https://www.colordic.org/colorsample/9fb378 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:166 cm /4 尺 3 寸 9 分 裄丈:71 cm /1 尺 8 寸 8 分 袖丈:54.5 cm /1 尺 4 寸 4 分 前巾:26.3 cm /7 寸 0 分 後巾:30 cm /7 寸 9 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:79.5 cm /2 尺 1 寸 0 分 袖巾:35.4 cm /9 寸 4 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000040552
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東郷織物 綿薩摩 正藍染 斜め縞にカ絣と亀甲模様 袷着物【未着用品】
¥231,000
木綿とは思えないような、しっとりとした手触りの濃い藍色の生地が、斜めの縞で区切られた枠の中に、ひとつは小さな亀甲絣、もうひとつはやはり小さなカ絣で埋め尽くされた、東郷織物さんのお得意ともいえる模様が織り出された、とてもお洒落な綿薩摩のお着物です。 本藍染で染められた絣はこっくりとした深さが感じられ、それが非常に緻密な模様で織り分けられていて、目を見張るような細かさには感動を覚えます。 綿薩摩の精密な絣は、大島紬と同じく締め機によって実現するようになりましたが、東郷織物さんの先代の永江明夫さんが長い年月をかけて研究・開発されたもので、反物の端の裂にもそのお名前が書かれており、またその出来栄えを称賛された武者小路実篤さんの言葉も記されています。 しかしながらここまで細密な絣のものは、近年では織り手の職人さんの高齢化などによって生産が少なくなっているようで、とても希少性が高いと思われます。 手にされた方にもきっと長く愛し続けていただけるような、手仕事のぬくもりを感じられる、素敵なお着物となっています。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせて着こなしをお楽しみいただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような手描きや友禅染などの帯、紅型染や型絵染、更紗模様などの帯、また綴れ織やすくい織などのポイント柄の帯を合わされたり、織りや染めのお洒落袋帯を合わされたりすると良いのではないでしょうか。 そういった装いで、趣味のお集まりや同窓会、お友達とのお食事の会、コンサート、講演会、展示会、美術館やお買い物などにお出かけされるのも良いですね。 比較的お召しいただける季節も長いので、季節やお出かけ先によっていろいろなコーディネートをお楽しみいただけそうです。 しっとりとした柔らかい質感もとても魅力的で、そして工芸的な良さが感じられる、とてもお洒落な大変おすすめの逸品です。 ◆サイズ 身丈:168 cm /4 尺 4 寸 4 分 裄丈:68 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:29.2 cm /7 寸 7 分 衽巾:15.5 cm /4 寸 1 分 褄下:79.8 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:34.3 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:証紙、反端 ◆商品コード:2020000040347
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本場黄八丈 片寄り縞模様 袷着物【中古】
¥66,000
SOLD OUT
とても綺麗な光沢の深い芥子色のような黄色・黄唐茶色の地に、片方に寄せた鳶色の細縞が織り込まれた、とてもモダンな雰囲気の黄八丈のお着物です。 深みのあるこっくりとした黄色も、味わいのある鳶色も、見る角度で光沢が変わる玉虫のような、光の当たり方で色が変化するような、とても綺麗な織物といった印象のお着物です。 本場黄八丈は、東京から南に約300km離れた八丈島で織られている絹織物です。 八丈島で採れる八丈苅安(コブナグサ)で染められた黄色を主とした縞や格子柄のものは「黄八丈」、椎の木の皮で染められた黒を主にしたものは「黒八丈」、マダミと呼ばれるタブの樹の皮で染められた樺色を主とするものは「鳶八丈」とそれぞれ呼ばれています。 いずれも八丈島で自生する植物から採られた染料を使って染められた糸を使われていますが、その八丈の織物の歴史は古く、平安時代までさかのぼるといわれています。 こちらは八丈苅安と、マダミで染められた糸を使って織られたもののようですが、片寄り縞を左右対称の配置にお仕立てをされていて、さらにお洒落なお着物となっています。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお召しいただけると思います。 季節のものをモチーフにした手描きや友禅染めの名古屋帯を合わされるのも良いですし、綴れ織やすくい織などのポイント柄の名古屋帯、また紅型染や型絵染、更紗模様などの名古屋帯を合わされるのも良いですね。 そういった装いで、趣味のお集まりやお友達とのランチの会、コンサートや展示会、お買い物などにお出かけになるのも良いのではないでしょうか。 工芸的なものが持つ魅力が感じられ、リズミカルな縞模様に適度なカジュアルさがあり、軽快に装ってお出かけいただきたいような、とても素敵な大変おすすめの一点です。 地の色は黄唐茶「和色大辞典 #cc8d29」https://www.colordic.org/colorsample/cc8d29 縞の色は紅鳶「和色大辞典 #803d34」https://www.colordic.org/colorsample/803d34 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167.5 cm /4 尺 4 寸 3 分 裄丈:69.4 cm /1 尺 8 寸 4 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:25.8 cm /6 寸 8 分 後巾:30.6 cm /8 寸 1 分 衽巾:16.2 cm /4 寸 3 分 褄下:79.4 cm /2 尺 1 寸 0 分 袖巾:34.8 cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000040330
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日本工芸会正会員 樋口隆司 「淡雪」 水玉模様 紬ちりめん袷着物【未着用品】
¥143,000
SOLD OUT
生成り色に、藍系の糸がとても細かいみじん格子のように織り込まれたミックス調の地に、飛び飛びに小さな水玉の絣が生成り色と素色の濃淡で散らされた、とてもお洒落な雰囲気の紬ちりめんの袷のお着物です。 新潟県で創作活動をされていた樋口隆司さんは、代々続く縮屋さんでその伝統と技術を守りながら、現代の装いに合う、そしてお着物ファンのご要望に添ったオリジナリティ溢れる作品を数多く発表されてきました。 樋口さんの創作されるちぢみはデザインだけではなく、弾力性のある生地の持つ着心地の良さで、お着物ファンから多くの支持を受けていますが、お洒落なデザインで着心地も良いとなりますとそれは必然的なことかもしれません。 樋口さんの作品は、広い幅で織りあげた布をお湯の中に浸けて、均等にちぢませてシボを作るといった工程で制作されるため、独特のしなやかな手触りと伸縮性が生まれます。 是非素晴らしい着心地の良さをご体験いただきたいと思います。 こちらは無地感覚のお着物として扱っていただくと良いと思いますので、いろいろな帯を合わせてお楽しみいただけるのではないでしょうか。 季節のものをモチーフにしたような手描きや友禅の名古屋帯などを合わされても良いですし、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な帯、綴れ織やすくい織のポイント柄の帯、間道手や吉野格子、めがね織などの織りの帯を合わされたりするのも良いでしょう。 モノトーンの色使いですので、いろいろな色の帯や小物でアレンジをして、コーディネートをお楽しみいただけると思います。 弾むような水玉の模様が溌溂とした装いを演出してくれそうな、とても素敵な大変おすすめの一点です。 未着用品。 身丈を6cm出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 地の色は薄色「和色大辞典 #797480」https://www.colordic.org/colorsample/797480 水玉の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 素色(そしょく)「和色大辞典 #eae5e3」https://www.colordic.org/colorsample/eae5e3 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:165(+6) cm /4 尺 3 寸 7 分 裄丈:69.3 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.6 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:26 cm /6 寸 9 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:83.8 cm /2 尺 2 寸 2 分 袖巾:34.8 cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:証紙、反端 ◆商品コード:2020000039983
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草木染別誂郡上紬 格子模様袷着物【お仕立て替え済】
¥363,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00028 にて販売予定の商品です。 昭和の中頃までは日本各地でさかんに養蚕が行われ、それを地元の草木で染め、機で織るという、ある種自給自足といえることが行われていました。 優れた技術を持つ人が織ったものは、貴重な現金収入として家計を支えていた面があり、各地でそれぞれ特色のある木綿や紬の織物が見られました。 昔の日本各地の産物の見本帳などを見ると、驚くほどたくさんの産地があったことがわかります。 その中でも「郡上紬」は、戦後の地域復興の一つの産業として、宗廣力三氏によって元々あった地元の手織紬に新しい工夫を取り入れられました。 試行錯誤を繰り返しながら、たくさんの後継者を育てられ、「郡上紬」という一つの確固たる存在を全国的に知られるものとした宗廣氏の功績は素晴らしく、本当にすごいことだと思います。 人間国宝になられるまでは本当にご苦労も多かったようです。 こちらはグレー味のある藍・藍鉄色の地に、どぼん子染という郡上紬ならではの染め方で染められた、濃い藍・青褐色の糸が格子のように織り込まれていますが、その格子は太さを変えながら、最後は消え入るように地色の中に溶け込んでいます。 それは郡上紬の魅力でもあり、個性でもあります。 縦横にどぼん子染された変化のある縞が交差して、ニュアンスのある素敵な模様を表しています。 こちらは郡上紬としては藍の濃淡という少しシックな色使いとなっていて、珍しいタイプのものだと思います。 しっとりとした質感の紬が、とてもシャープな印象の格子模様に織り出されて、お洒落な佇まいとなった素敵なお着物です。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお召しいただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような友禅染めの名古屋帯も良いと思いますし、紅型染や型絵染、更紗模様などの帯を合わされるのも良いでしょう。 すくい織や綴れ織のようなポイント柄の帯や、藍の型染の帯なども良いと思います。 シックな色使いですので、お出かけ先やその日の気分によって、いろいろと着こなしに変化を持たせてお楽しみいただけるのではないでしょうか。 手工芸の良さを持ちながら、グレイッシュな藍の濃淡がとてもスタイリッシュで都会的なお洒落を実現してくれそうな、大変おすすめの逸品です。 表はとても良い状態でしたが、胴裏などが古いものを使用してお仕立てをされていたのと、少し寸法が特殊でしたので、お手入れをして当店でお仕立て替えをいたしました。 地の色は藍鉄「和色大辞典 #515766」https://www.colordic.org/colorsample/515766 格子の色は青褐(あおかち)「和色大辞典 #242833」https://www.colordic.org/colorsample/242833 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167.5 cm /4 尺 4 寸 3 分 裄丈:69.5 cm /1 尺 8 寸 4 分 袖丈:49.4 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15.3 cm /4 寸 0 分 褄下:82 cm /2 尺 1 寸 7 分 袖巾:35.2 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:反端 ◆商品コード:2020000036159
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段変わり絣織 絵羽紬袷着物 作家物【未着用品】
¥275,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00028 にて販売予定の商品です。 上質な光沢がとても美しい象牙色の真綿の紬の生地に、肩口には淡い青味のある薄緑・翡翠色が織り込まれ、裾には少しだけ明るめの藍・濃藍色が織られ、その上は藍味のあるグレー・灰青色が配置されて、その間には緑黄色や錆浅葱色、黒などの絣が飛び飛びに流れるようにに織り込まれた、とても清々しい印象の訪問着附けの絵羽の紬のお着物です。 藍の段と翡翠色の段の境目にも、飛び飛びに入れられた絣の模様にも絣足が見られ、とても綺麗で味わいのあるものとなっています。 この大胆な構図と絣の配置などを見るに、しかるべき作家作品だと思われますが、何も手掛かりがないため判明しませんでした。 ただ、いずれにしても非常に手の込んだ品質の良いお着物です。 象牙色と藍色とのコントラストがとてもキリッとして格好良いのですが、肩口に配置された翡翠色があることで、全体の印象がまたぐっと変わって爽やかさが感じられます。 そして飛び飛びの絣の存在が、全体をリズミカルで軽快な雰囲気にしているようです。 こちらのお着物ですと、染めや織りのお洒落袋帯などを合わされるのも良いでしょうし、型絵染や紅型染、更紗模様などの綺麗な色使いの帯を合わされるのも良いですし、間道手や吉野格子などの帯も良いと思います。 白場の面積が大きく、また肩口に淡い色が置かれていますので、帯合わせは比較的範囲が広いと思います。 いろいろな帯を合わせて、お食事の会やパーティー、観劇、音楽鑑賞などにお召しになると華やかで素敵だと思います。 実際にお召しになりますと色のメリハリがぐんと際立って、非常にお洒落な着姿を実現してくれることでしょう。 真綿の糸の象牙色がとても綺麗で、ほのかな光沢が素敵な高級感をもたらしてくれるような、とてもお洒落な大変おすすめの逸品です。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 肩の色は翡翠色「和色大辞典 #a3cca3」https://www.colordic.org/colorsample/a3cca3 裾の色は濃藍「和色大辞典 #0f2350」https://www.colordic.org/colorsample/0f2350 絣の色は灰青「和色大辞典 #8a9499」https://www.colordic.org/colorsample/8a9499 緑黄色「和色大辞典 #ccbd16」https://www.colordic.org/colorsample/ccbd16 錆浅葱「和色大辞典 #5c9291」https://www.colordic.org/colorsample/5c9291 黒「和色大辞典 #2b2b2b」https://www.colordic.org/colorsample/2b2b2b をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:166.5 cm /4 尺 4 寸 0 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:26 cm /6 寸 9 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.5 cm /4 寸 1 分 褄下:83.8 cm /2 尺 2 寸 2 分 袖巾:34.7 cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000036036
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人間国宝 鎌倉芳太郎 竹林に梅の模様 型絵染袷着物【未着用品】
¥935,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00028 にて販売予定の商品です。 昭和に染織家としても、染織研究家としても活躍され、他の追随を許さないような完成度の高い素晴らしい作品を多く残された、人間国宝・鎌倉芳太郎さんのお着物と帯を今回のイベントでご紹介できることを嬉しく思います。 鎌倉芳太郎さんは、大正末期から昭和初期に沖縄現地で琉球・沖縄芸術関係資料を熱心に忠実に写し取り、蒐集されました。 1986年の沖縄県立芸術大学の開学を記念して寄贈されて以来、2007年までを中心に、そのほぼ全てが鎌倉さんのご遺族から沖縄県民のもとへ贈られました。 このうち沖縄県立芸術大学に寄贈された資料はいわゆる「鎌倉資料」の名で沖縄県立芸術大学附属図書・芸術資料館に所蔵されています。 写真資料といわれるガラス乾板や紙焼き写真は2000点以上にも及び、その時代最先端とされた写真技術によってなされていましたが、普通の人では3年はかかるであろうといわれた写真技術を3日間で修得されたということにも大変驚かされます。 また「鎌倉ノート」と呼ばれる調査ノートのスケッチも、竹内栖鳳の弟子である穴吹香村氏に学ばれていたため、非常に高いレベルだといわれています。 その鎌倉ノートを筆頭に、写真資料(紙焼き写真)、文書資料、紅型資料(型紙・他)、陶磁器資料と、総数約7500点にも上る膨大かつ貴重な内容ばかりで、のちにその資料も国の重要文化財に指定されました。 5年前に残念な事に焼失してしまいましたが、首里城のその当時の再建も、この鎌倉さんの資料なくしては実現しなかったということは有名なお話です。 ご本人が染織家として重要無形文化財「型絵染」保持者となり、集めて研究をされた資料が重要文化財となるということは非常に珍しい功績といえるのではないでしょうか。 長年に渡り、これほどまでに調査された琉球文化を、常に客観的な視線で見聞きし研究された功績は大きく、染色においても琉球的なものと日本的なものの対比と調和という形をとり、鎌倉紅型のひとつの個性として表現されていることも素晴らしいと思います。 鎌倉さんは染めをされる際に、本場の結城紬を好んで使われていたと鎌倉さんの知人からお聞きしましたが、こちらもおそらくそうだと思われる、手触りの良いしなやかで軽い紬となっています。 その象牙色の地に冴え冴えとした綺麗な青味のある緑色で、全体に竹林の模様が一方附の形で染められ、その竹の間から小さなお花をつけた梅が奥ゆかしく顔をのぞかせていて、さりげない可憐さと華やかさをもたらしているような、本当に素敵なお着物です。 おそらく40年くらい以前の作品かと思われますが、現在目にしてもとてもフレッシュで決して古くなく、瑞々しさが感じられるのがまた凄いことだと思います。 保存状態も良く、発色もとても綺麗で、竹の葉の活き活きとした表情も爽やかさと共に目に映ります。 きっとお召しになってもこの臨場感はそのままに表れることと思いますし、洗練されたお洒落さが溢れていて、素晴らしいと改めて感じられるような、見応えのある逸品です。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 竹の色は常磐緑「和色大辞典 #6b998b」https://www.colordic.org/colorsample/6b998b 梅の色は今様色「和色大辞典 #b34b5c」https://www.colordic.org/colorsample/b34b5c 長春色「和色大辞典 #c97586」https://www.colordic.org/colorsample/c97586 淡黄(たんこう)「和色大辞典 #f8e58c」https://www.colordic.org/colorsample/f8e58c 浅縹(あさはなだ)「和色大辞典 #84b9cb」https://www.colordic.org/colorsample/84b9cb 梅の幹の色は煤色(すすいろ)「和色大辞典 #665f5c」https://www.colordic.org/colorsample/665f5c をご参照下さい。 【鎌倉芳太郎】 1898年 香川県に生まれる 1918年 東京美術学校(現・東京藝術大学)図画師範科に入学 1921年 卒業後、文部省の出向で沖縄県で教諭となり、琉球芸術の研究に着手 1923年 東京美術学校研究室に入り、東京大学・教授伊藤忠太氏の指導を受ける 1924年 首里城正殿取毀式を差し止める。尚侯爵家や首里の名家の所蔵品を調査・撮影 1926年 沖縄本島をはじめ宮古島・奄美大島・八重山諸島を調査 1927年 琉球王府紺屋大宗家・沢岻家から型紙や染手本などを入手 1928年 中央学会に琉球の染織を紹介する 1942年 東京美術学校助教授になる 1957年 琉球政府行政主席の希望で、紅型技法の保存と伝統産業の育成に協力するため型紙600点を沖縄に返還 1958年 第5回日本工芸展に「琉球紅型中山風景文長着」を出品し入選、以後毎回入選 1959年 「古琉球型紙」全5冊を刊行 1961年 日本工芸会正会員となる 1962年 日本工芸会の理事となる 1964年 第11回日本伝統工芸展に「印金朧型着物〈そう(※漢字は王へんに倉)〉」を出品、日本工芸会会長賞受賞 1971年 戦後初めて沖縄を訪れる 1972年 琉球政府立博物館で写真展「50年前の沖縄~写真で見る失われた文化財」開催 叙勲 1973年 重要無形文化財「型絵染」保持者に認定される 1982年 「沖縄文化の遺宝」刊行 1983年 死去 2005年 資料が国の重要文化財に指定される ◆サイズ 身丈:167 cm /4 尺 4 寸 2 分 裄丈:68 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:48 cm /1 尺 2 寸 7 分 前巾:24 cm /6 寸 3 分 後巾:29.8 cm /7 寸 9 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:80 cm /2 尺 1 寸 2 分 袖巾:36.4 cm /9 寸 6 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000035480
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本郷孝文 変市松綾織 縞模様袷着物【未着用品】
¥330,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00028 にて販売予定の商品です。 綾織になっていることで上品な光沢が現れ地色の白茶色を美しく輝かせているような、手元で見ていてもうっとりとしてしまうような素晴らしい織物です。 小さな四角と長四角のブロックに綾織をされて、縦縞に織り込まれた浅縹色と藍鉄色の濃淡が市松のような配置になって、複雑でニュアンスのある縞模様を織り成しています。 シンプルでありながらも奥行きの感じられる、素敵なデザインを織りで実現される本郷孝文さんの作家さんとしての実力を、改めて感じられるようなお着物となっています。 昭和の民藝運動に関わられ、柳悦孝さんや白洲正子さんとの交流の中、織物を民間の芸術品としてのレベルに高める事に貢献された本郷大二さん。 そのお父様である大二さんの後を継がれ、柳悦博さんを師と仰ぎ、用の美を基本とした工芸的な素晴らしい数々の作品を作り続けていらっしゃる本郷孝文さんの手織紬の作品です。 ふっくらとした信州紬の糸が草木で染められ、織り成す模様は美しい光沢を放ち、いつまでも触れていたいと愛おしく思えるような、愛着を感じられる不思議な魅力に溢れています。 染織品であると同時に工芸品であることを改めて感じられます。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせて、着こなしをお楽しみいただけると思います。 型絵染や紅型染、更紗模様などの工芸的な帯を合わされるのも良いですし、季節のものをモチーフにしたような友禅染めの名古屋帯なども合いますし、すくい織や綴れ織などのポイント柄の帯も良いと思います。 そういった装いで、趣味のお集まりや同窓会、お友達とのお食事の会、観劇、コンサートや講演会、美術館、展示会などにお出かけされるのも良いのではないでしょうか。 ほんのりとした光沢がとても上品で、柔らかい白茶色に藍染の市松がとても素敵に並ぶ様子がたまらく魅力的な、大変おすすめの逸品です。 裄丈を1.5cm出すことが可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 地の色は白茶「和色大辞典 #ddbb99」https://www.colordic.org/colorsample/ddbb99 縞の色は浅縹(あさはなだ)「和色大辞典 #74a3b3」https://www.colordic.org/colorsample/74a3b3 藍鉄「和色大辞典 #3d4a66」https://www.colordic.org/colorsample/3d4a66 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:164.5 cm /4 尺 3 寸 5 分 裄丈:67.4(+1.5) cm /1 尺 7 寸 8 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:23.6 cm /6 寸 2 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:79.6 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:34.3 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000035978
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古物営業法の規定に基づく表記
取得者名:株式会社インプロヴァイズ
公安委員会名:東京都公安委員会
古物商許可番号:第301060909666号
