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古鏡に草花の模様 手刺繍附下 袷着物 【お仕立て上がり】
¥68,200
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こっくりとした深い紫・似せ紫色のしっかりとした一越ちりめんの生地に古鏡の形が取られ、その縁が明るい紫・蒲葡色の糸で刺繍され、その中に枝垂れる藤の花や梅や松、菊、萩、ヤブコウジなどがとても繊細に手刺繍され、また古鏡の間には煌めく光のように麻の葉模様が相良刺繍で表された、清楚な美しさのあるとても素敵な附下のお着物です。 右後ろの肩口や右袖後ろの古鏡の中には、菖蒲や松が刺繍されていて、全体的には広い季節にお召しいただける柄となっています。 刺繍のコレクターの方が仮絵羽のままでお持ちだったものが手に入りましたので、当店でお仕立てをいたしました。 繊細な草花の刺繍は、目で追っていくだけでも飽きないような細やかさで、改めて日本刺繍の美しさを感じられますし、白い相良刺繍の存在も綺麗なアクセントとなっていて、その強弱も楽しく見ることができます。 こちらのお着物ですと、名物裂的な模様の帯や有職文様の帯などを合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いと思いますし、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお出かけされるのも良いと思います。 錦織や唐織などのボリューム感のある帯などを合わせて、ご結婚式の披露宴やレストランウェディング、パーティーなどにも良いと思いのではないでしょうか。 上質な生地が濃い深い紫色に染められているだけでも重厚さがあり、お花が咲いたようにあしらわれた手刺繍の模様が、とても高級感のある華やかさを演出しています。 落ち着いた上品な装いを実現してくれそうで、手仕事の良さを感じられながら個性も光る、大変おすすめの一点です。 地の色は似せ紫「和色大辞典 #331f28」https://www.colordic.org/colorsample/331f28 古鏡の色は蒲葡(えびぞめ)「和色大辞典 #7a4171」https://www.colordic.org/colorsample/7a4171 花の色は薄紅「和色大辞典 #f0aaa8」https://www.colordic.org/colorsample/f0aaa8 蒲葡(えびぞめ)「和色大辞典 #66365f」https://www.colordic.org/colorsample/66365f 浅縹(あさはなだ)「和色大辞典 #84b9cb」https://www.colordic.org/colorsample/84b9cb 葉の色は鉄色「和色大辞典 #005243」https://www.colordic.org/colorsample/005243 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:165 cm /4 尺 3 寸 7 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.7 cm /6 寸 5 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:81.8 cm /2 尺 1 寸 6 分 袖巾:34.3 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:お仕立て上がり 付属品:なし ◆商品コード:2020000032144
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芝崎重一 草木染段熨斗目 座繰紬訪問着【中古】
¥418,000
SOLD OUT
繭本来の持つ風合いを大切に、良い糸にこだわり、群馬県に生息する植物を使って染めた糸を手織りで織ることを長年続けられ、味わいのある素晴らしい作品を作り続けられている芝崎重一さんの、段熨斗目の絣の素晴らしい訪問着のお着物です。 織物の歴史が古くからある群馬県伊勢崎市で、長く織物の創作を続けてこられた芝崎さん。 激動した昭和の時代にも量産体制のお着物の世界に疑問を抱き、より良いものを目指して研究を続けられ、試行錯誤を繰り返す中で座繰り糸の良さに出会われ、それでつくる織物をひとつの形に完成されました。 芝崎さんの座繰りの糸は独特の技法でつくられます。 一般的に座繰りの糸を引く場合、お湯の中に浮かんだお蚕さんの繭5~8個くらいから糸をまとめて1本にして引きます。 小石丸の蚕を扱われる宮崎県の秋山眞和さんの工房では、小石丸の蚕が小さいため、17個で1本の糸を引きます。 芝崎さんは、なんと60~80個の繭を一度に座繰りをされるそうです。 長年の研究から開発されたやり方なのだと思いますが、その糸とのやりとりも人の手によるものなので、機械で行うのとは違い、素材を活かした素晴らしい糸が生まれるのだと思います。 そうして引かれた糸を草木で染めて手織りされますが、そういった手仕事のリレーでつくられたものだからこそ感じられる味わいと着心地の良さに繋がるのだと思います。 こちらの熨斗目のお着物は、全体的にやさしく淡いグレー・絹鼠色をベースにして、右の身頃と袖と上前の衽の部分に濃グレー・鈍色が入れられ、横は肩口と裾に近い部分に生成り色の絣で段が取られた、とてもお洒落な構図となっています。 実際にお召しになりますと、右の身頃の濃いグレーと衽の部分の濃いグレーが繋がるといったお洒落さで、横の熨斗目の絣も、白の部分がふわっと広がるような絣足の美しさが目を引きます。 計算された優れたデザインですが、草木染ならではの着る人を包み込むような優しさがあり、無理のない自然体の格好良さが溢れています。 こちらのお着物ですと、染めや織り、また刺繍などが施されたような少し凝ったお洒落袋帯を合わされたり、有職文様や名物裂的な帯を合わされたり、すくい織や綴れ織の帯を合わされたり、型絵染や紅型染などの帯を合わされたりと、幅広い着こなしをしていただけると思います。 訪問着附けになっていますが、帯の合わせ方次第でいろいろなシーンにお召しいただけるのではないでしょうか。 観劇やお食事の会、同窓会などのパーティー、美術鑑賞や音楽鑑賞などにお召しになるのも良いですし、染めの帯や間道系の帯を合わせて少しカジュアルに着こなされて、お友達とのランチの会やコンサート、講演会、展示会などにお召しになるのも良いと思います。 生成り色の段の輝きが、洗練された素敵な着姿を演出してくれる、とてもスタイリッシュな大変おすすめの逸品です。 ガード加工が施されています。 地の色は絹鼠「和色大辞典 #cccbc6」https://www.colordic.org/colorsample/cccbc6 細縞の色は墨「和色大辞典 #595857」https://www.colordic.org/colorsample/595857 縦の染め分けの色は鈍色(にびいろ)「和色大辞典 #807e7e」https://www.colordic.org/colorsample/807e7e 熨斗目の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168 cm /4 尺 4 寸 4 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.4 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:26.2 cm /6 寸 9 分 後巾:31.4 cm /8 寸 3 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:80 cm /2 尺 1 寸 2 分 袖巾:34.4 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:反端、タグ、たとう紙 ◆商品コード:2020000031987
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花唐草に鳳凰文 お召織無地 袷着物【未着用品】
¥33,000
小さな唐花を湛えた唐草に、鳳凰が飛び交う模様が織り出された、少しだけ青味のある淡い若草色・錆青磁色のお召織の生地が、ほんのりとした光沢を放って、品格のある佇まいとなった素敵な無地のお着物です。 しっかりとした打ち込みのお召織で、地の錆青磁色に、動きによって花唐草と鳳凰の模様が浮き上がって、少し模様の部分が白っぽく見えるような奥行きの感じられるものとなっています。 同系のやや濃い色の糸で、丸に渡辺星の縫い紋が入れられています。 紋入れ替え等につきましてもお気軽にご相談ください。 特殊な紋でなければ14,300円(税込)で承ります。 こちらは一つ紋となっていますので、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。 別でご紹介しております、 「織楽浅野 梶の葉の模様 二部式名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/93606174 「箔屋清兵衛 「小葵地御印紋」袋帯 陰山織物」https://kawanoya.buyshop.jp/items/93657133 「人間国宝 喜多川俵二 花の模様 紹巴織 全通開名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/92256705 などの少し格高な帯を合わされるのも良いと思います。 また 「内田陽一郎 正倉院草花文様 夾纈染袋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/93656710 「流水に扇面と菊の模様 友禅 二部式名古屋帯 作家物」https://kawanoya.buyshop.jp/items/93500707 などの染めの帯で、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。 着心地も良さそうで、綺麗な錆青磁色に品格のある地模様が映えて、とても爽やかで素敵な装いを実現してくれる、大変おすすめの一点です。 未着用品。 錆青磁「和色大辞典 #abcca3」https://www.colordic.org/colorsample/abcca3 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:169 cm /4 尺 4 寸 7 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:27.8 cm /7 寸 4 分 後巾:34.6 cm /9 寸 2 分 衽巾:16.2 cm /4 寸 3 分 褄下:82 cm /2 尺 1 寸 7 分 袖巾:34.2 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000014249
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段変わり暈し染 小紋 紬ちりめん 袷着物【未着用品】
¥49,500
縦に小さなネップのような節のある紬ちりめんの生地が、淡いグレーベージュ・枯野色に染められ、薄色の淡い紫と青褐色の淡い藍が段変わりに暈しで染められた、とてもお洒落な雰囲気の小紋のお着物です。 紬ちりめんとは、紡いだ緯糸に撚りをかけて織られたもので、一般的なちりめんほどシボが大きくなく、伸縮性もそれほど強くはありませんが、一般的な平織の紬よりは多少弾力性があって扱いやすく、またこちらの生地は縦に節も見られて、ニュアンスのある質感となっています。 生地は小千谷地方で織られていますが、それも近年では廃業されるなどして、段々と希少なものとなっているようです。 全くの無地よりは少しカジュアルさもあり、段暈しの色使いもシックでお洒落な雰囲気となっていて、いろいろとコーディネートを変えて楽しく着こなされると良いと思います。 こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにしたような染めや刺繍のあしらわれたような名古屋帯を合わされたり、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な帯を合わされたり、間道や吉野格子などの織りの帯を合わされたりと、いろいろと広い範囲で合わせていただけると思います。 別でご紹介しております、 「森志湖 丸の柄 柿渋絞りに手描 開名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/92881100 「日本工芸会正会員 知念貞男 「桜梅貝稲妻模様」 本場琉球紅型名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/92392207 「正倉院文様 手描蝋纈染 袋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/92005337 などの染めの帯を合わされたり、 「長谷川織物 段変わりにペルシャ花文 開名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/92805562 「今河織物 木屋太 古代文様 「唐花間道」袋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/92392251 などの織りの帯を合わされるのも良いと思います。 帯の合わせ方などで着こなしをアレンジしていろいろなシーンにお召しいただける、活用のきくお着物です。 紬ちりめんならではの着心地の良さが魅力的で、さらっとお洒落で、年齢層も幅広く、きっと長くご愛用いただけると思える、大変おすすめの一点です。 ❗❗❗全体的には未着用のとても良い状態です。 胴裏に、お取り扱いをされた呉服屋さんの名前が地模様のように織り込まれています。 「むらき」とひらがなで入っており、ご着用には問題はないと思われますが、そのため少々お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 裄丈を4cm(袖巾を1cm)出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 地の色は枯野色「和色大辞典 #d3cbc6」https://www.colordic.org/colorsample/d3cbc6 段の色は薄色「和色大辞典 #958b99」https://www.colordic.org/colorsample/958b99 青褐(あおかち)「和色大辞典 #525766」https://www.colordic.org/colorsample/525766 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:166.5 cm /4 尺 4 寸 0 分 裄丈:65.8(+4) cm /1 尺 7 寸 4 分 袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.6 cm /6 寸 5 分 後巾:29.6 cm /7 寸 8 分 衽巾:16 cm /4 寸 2 分 褄下:81.6 cm /2 尺 1 寸 6 分 袖巾:34.6(+1) cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端 ◆商品コード:2020000031178
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加納 草木染別誂郡上紬 格子模様袷着物 筒井すみえ【未着用品】
¥396,000
SOLD OUT
宗廣力三氏は岐阜県郡上郡八幡町(現・郡上市)という特別な産業がなかった内陸部の土地で、戦争が終わって1946年頃から引き上げが始まり、戻ってきた人々が住む家も就く仕事もないという厳しい状況を目にして、開拓農地を開いて人々を受け入れ、多くの人が関わりながら現金収入につながりやすい機織りを勧められ、ご自身もその研究に奔走されました。 それまでにも郡上地方では他の産地同様、養蚕も機織りも行われていましたが、地元の人々のために織られるような地織的なものであったようです。 宗廣さんはそれを改良され、京都の染織試験場長の指導を受け、より品質の良いものへと変えていかれました。 京都の陶芸家・河合寛次郎氏を訪ねて作品を見てもらって指導を仰ぎ、京都の老舗呉服屋さんと取引を始められたり、白洲正子さんの「こうげい」でも作品を扱われたりと、多方面へ活躍の場を広げられました。 そして、その素朴でありながらセンスの良い色柄と、着心地の良さから、目の肥えた着物好きな人たちからたくさんの支持を受け、郡上紬はだんだんと人気の織物となっていきました。 伝統的でありながら古くなく、しかしながら伝統に基づいて創作されたものが持つ力強さと輝き、草木染ならではの色のときめきがあり、一目見てそれとわかる個性のあるのが「郡上紬」です。 本来の目的は人々の生活を支えるためであったものを、長きに渡る研究と創作を続けて、その世界を確立された宗廣力三氏は素晴らしい人であったのだろうと思います。 その功績が認められて、1982年には紬織で初めての人間国宝となられました。 たくさんのお弟子さんが集まりましたが、その中でも卓越した技能を持った方にしか郡上紬の織り出しをつける事を許されなかったそうで、その人数もそう多くはありません。 幻の紬といわれる所以はそこにもあるのかもしれません。 こちらは藍味のある緑・高麗納戸の地に、草木で染められた5色の糸がランダムに並べられ、絶妙な色のハーモニーを奏でているような、素敵な模様が構成されて織り出されています。 地の高麗納戸色も、郡上紬ならではのどぼんこ染めによって、ゆらゆらと揺れるような同系色の濃淡が見られますが、それもとても効果的で趣があり、さらにところどころにシュッシュッと絣糸が織り込まれた、大変凝ったものとなっています。 これほどまでに手間と時間をかけ、心を込めて機織りをされたであろう作品を目にしますと、ほっこりとした優しい気持ちと、反対に心地よい緊張感とが感じられて、またこういった優れた工芸品を実際に身に着けられる事も嬉しく思えます。 お気に入りのいろいろな帯を合わせて楽しくお出かけいただきたい、とても希少性の高い、大変おすすめの逸品です。 未着用品。 地の色は高麗納戸「和色大辞典 #1b3033」https://www.colordic.org/colorsample/1b3033 縞の色は桑染「和色大辞典 #99875c」https://www.colordic.org/colorsample/99875c 象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 青白橡(あおしろつるばみ)「和色大辞典 #9ba88d」https://www.colordic.org/colorsample/9ba88d 蘇芳(すおう)「和色大辞典 #9e3d3f」https://www.colordic.org/colorsample/9e3d3f 千草鼠「和色大辞典 #bed3ca」https://www.colordic.org/colorsample/bed3ca をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168.5 cm /4 尺 4 寸 6 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.4 cm /6 寸 5 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:80 cm /2 尺 1 寸 2 分 袖巾:34.3 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000030973
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日本工芸会正会員 遠峰聖明 「笹」紅葉に笹と雀の模様 東京友禅訪問着【中古】
¥198,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 とても上質な一越ちりめんの生地が淡い黄緑・抹茶色に染められ、左袖から肩へ、そして上前から下前に向かって、大きく草色で霞ように染め分けがされ、裾には生い茂るように笹が広い範囲に描かれ、肩口にはまだ青さの残る紅葉が枝を広げ茂る様子が、しっかりとした手描きの友禅で表された、大変豪華な訪問着のお着物です。 笹の輪郭は太く力強く描かれ、紅葉は細い糸目の線で描かれていて、その葉の質感の違いがうまく表現されているようですが、それぞれに葉の一枚一枚にもたたき染めと暈しの加工がされていて、とても丁寧な手の込んだ作品だという事がわかります。 日本伝統工芸会でも毎回入選され、その他にもいろいろな受賞をされ、高度な友禅の技術を駆使した個性的な素晴らしい作品を発表される、遠峰聖明さんの秀作ともいえる美しい作品です。 今年の日本伝統工芸展にも友禅訪問着「山路」という作品が入選されていました。 上前の笹の群生している間の小道に、小さなスズメが2羽佇んでいて、その姿がとても愛らしく、可愛らしいアクセントとなっているように見えます。 大胆な構図に綺麗な色使いで描かれた、笹や紅葉の活き活きとした躍動感や、たたき染めの絶妙な味わい、スズメなどの糸目の線の美しさなど、見どころの多い、迫力のある素晴らしいお着物となっています。 こちらのお着物ですと、錦織や唐織などのボリューム感のある帯を合わせて、豪華な雰囲気にお召しになるのも良いと思います。 ご結婚式の披露宴や式典、パーティーなどにも華やかで良いですし、少し改まったお食事の会や観劇、音楽鑑賞などにも良いですね。 また有職文様や名物裂的な帯を合わされて、お茶のお席や和のお稽古の発表会などに出られるのも良いのではないでしょうか。 実際にお召しになりますと、お着物の上質さと、同系色でまとめられた品の良さで、とても品格のある着姿となります。 フォーマルの装いを素晴らしいものに演出してくれる、大変おすすめの逸品です。 地の色は抹茶色「和色大辞典 #cccc8f」https://www.colordic.org/colorsample/cccc8f 霞の色は草色「和色大辞典 #7f8c54」https://www.colordic.org/colorsample/7f8c54 笹の色は鉄色「和色大辞典 #005243」https://www.colordic.org/colorsample/005243 花緑青「和色大辞典 #00a381」https://www.colordic.org/colorsample/00a381 紅葉の色は千歳緑「和色大辞典 #316745」https://www.colordic.org/colorsample/316745 鶸萌黄(ひわもえぎ)「和色大辞典 #73993d」https://www.colordic.org/colorsample/73993d 江戸茶「和色大辞典 #cd8c5c」https://www.colordic.org/colorsample/cd8c5c スズメの色は江戸鼠「和色大辞典 #928178」https://www.colordic.org/colorsample/928178 灰青「和色大辞典 #c0c6c9」https://www.colordic.org/colorsample/c0c6c9 をご参照下さい。 【遠峰聖明(とおみねせいめい)】 1949年 茨城県で生まれる 1973年 御茶ノ水美術学園、デッサン科卒 1996年 伝統工芸東日本展入選 2000年 連続入選 2001年 日本伝統工芸染職展入選 2005年 東京都知事賞 2006年 東京都知事賞 2008年 日本伝統工芸本展入選 その後も工芸展で連続入選正会員となる ◆サイズ 身丈:166 cm /4 尺 3 寸 9 分 裄丈:70 cm /1 尺 8 寸 5 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.3 cm /6 寸 4 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:81 cm /2 尺 1 寸 4 分 袖巾:34.3 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030720
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向井淑子 「かすみ」紬地に金糸訪問着【未着用品】
¥286,000
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★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 その糸の光沢と、金糸の織り込まれ方の巧みさ、全体的に香り立つような気品に満ちた美しさの素晴らしい訪問着附のお着物です。 はじめに出合って目にした時に、この綺麗なお着物はどなたの作品なのでしょうと、とても興味を引かれましたが、添えられている色紙を見て向井淑子さんの作品だとわかり、さすがに完成度が高く、無理のない自然の流れの中で織り上げられた事が感じられるような素晴らしさに、改めて感動しました。 柳悦博さんに師事され、織りの世界に入られた向井さんですが、その後も独学で織りの研究と創作を続けられ、国展でも何度も入選されて、オリジナリティのある素敵な作品を発表されました。 しっとりとしなやかで、程よい光沢のある美しいピンク・虹色の紬は、手元で見ているだけでも引き付けられるような魅力がありますが、肩口と裾周りにジグザグのようにランダムに入れられた金糸と共に綺麗に輝いて、とても品格のある素敵なお着物となっています。 こちらのお着物ですと、有職文様や名物裂のような伝統的な織りの帯を合わされたり、間道手や吉野格子などの帯を合わされたりするのも良いと思います。 そういった装いで、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いですし、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお出かけされるのも良いと思います。 また、季節のものを題材にした友禅染の少しボリュームのあるような帯や、刺繍の施された帯、型絵染や紅型染、更紗模様などの工芸的な帯を合わされるのも良いでしょう。 そういった着こなしで、趣味のお集まりやお友達とのランチの会、コンサート、作家さんの個展や展覧会などにお出かけされるのも良いのではないでしょうか。 さりげない華やかさと品格で、素敵な装いをお楽しみいただけると思える、希少性の高い、大変おすすめの逸品です。 虹色「和色大辞典 #f5c4ba」https://www.colordic.org/colorsample/f5c4ba をご参照下さい。 【向井淑子】 1937年 東京都に生れる 1959年 東京女子美術大学工芸科卒業 以後、柳悦博工房にて織を学ぶ その後作家活動を行う 1975年 国展出品 以後7回入選 柳工房同人展、文春画廊、八重洲画廊にて個展 現在 東京在住 作家活動を続けている ◆サイズ 身丈:169.5 cm /4 尺 4 寸 8 分 裄丈:69.8 cm /1 尺 8 寸 5 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:81.8 cm /2 尺 1 寸 6 分 袖巾:35.2 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:色紙 ◆商品コード:2020000030836
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日本工芸会正会員 木原明 「松」絞り友禅訪問着【未着用品】
¥242,000
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★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 淡いグレー味のある薄紫・薄梅鼠色に染められた一越ちりめんの生地に、大胆な構図で枝を広げる松の模様が、紫鼠色から鳩羽鼠色の濃淡の絞りと友禅で表され、松の部分には淡い水色・白藍色が暈しで挿された、躍動感のある素晴らしい訪問着のお着物です。 木原明さんは辻が花染めの第一人者である小倉建亮さんと日本画家の小松均さんに師事するという経緯を経て、その後独立され、染色作家として伝統工芸展などに出品され、各賞を多数受賞されました。 残念ながら2014年にお亡くなりになりましたが、現在もなおその作品はファンを魅了しています。 絞りと友禅の技法を使い分けられた独特の個性のある作風で、素晴らしい木原ワールドが広がっています。 松の葉の揺らぐような濃淡の染めの絶妙な表現と、ところどころに絞りで線と丸い形が入れられている事で、松の木に生命が吹き込まれたように活き活きとしたものとなっているところなどを拝見しますと、全体の構図といい、優れたデザインを実際に形にされる力をお持ちだったのだと改めて感じさせられました。 こちらのお着物ですと、錦織や唐織などのボリューム感のあるような袋帯や、有職文様や名物裂的な伝統的な袋帯などを合わせて、フォーマルなお席にお召しになると良いと思います。 ご結婚式の披露宴や式典、パーティー、お茶のお席や和のお稽古の発表会などにも、また少し改まったお食事の会や観劇、音楽鑑賞などにも良いのではないでしょうか。 大胆な構図とはなっていますが、木原明さんの作品はお召しになる方に寄り添ったものとなるように計算されてつくられていますので、実際に羽織って見られますと、きちんと収まって美しい着姿を実現してくれる事でしょう。 お洒落で少し抑えた色使いにも気品を感じられ、フォーマルの装いを素晴らしいものとしてくれると思える、大変おすすめの逸品です。 裄丈を3.5cm(袖巾を1.2cm)出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 地の色は薄梅鼠「和色大辞典 #dcd6d9」https://www.colordic.org/colorsample/dcd6d9 暈しの色は白藍「和色大辞典 #d1e5e8」https://www.colordic.org/colorsample/d1e5e8 松の色は紫鼠「和色大辞典 #998d92」https://www.colordic.org/colorsample/998d92 鳩羽鼠「和色大辞典 #66595a」https://www.colordic.org/colorsample/66595a をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:165.5 cm /4 尺 3 寸 8 分 裄丈:64.7(+3.5) cm /1 尺 7 寸 1 分 袖丈:57.3 cm /1 尺 5 寸 2 分 前巾:24 cm /6 寸 3 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:79.8 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:32.4(+1.2) cm /8 寸 6 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030577
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清染居 上野街子 浜辺に曳網の図 京友禅訪問着【未着用品】
¥85,800
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 品格と清々しさのある清染居・上野街子さんの、曳網の図を描いた訪問着のお着物です。 この気品と目に優しく映るたおやかさのような独特の雰囲気はどうやって醸し出され、京友禅の中でも一目見てそれとわかる個性はどのように生み出されるのか、いつも不思議に思えてなりません。 友禅の糸目は驚くほど繊細で、色使いも淡い色でまとめられていながらしっかりとした模様の存在感があり、品のある華やかさにあふれています。 中間のグレー・薄墨色のしっかりとした一越ちりめんの生地に、上前には裾から波が押し寄せ、今まさに引き上げられようとする、きっと大漁であろう網が豊かに描かれ、それを引き寄せる人たちもそれぞれに蓑傘をかぶって懸命に力を振り絞っています。 網の目などにもきちんと陰影がつけられていたり、波頭の表現の繊細な可愛らしさや、蓑の細やかな糸目など、細部まで見ているだけでも飽きる事がありません。 総合的な構図も素晴らしいお洒落なお着物となっています。 こちらのお着物ですと、有職文様や名物裂的な伝統的な袋帯などを合わされるのも良いと思いますし、間道手の帯などを合わせて少し上級者的な着こなしも格好良いと思います。 お茶のお席や和のお稽古の発表会などにお召しになるのも良いと思いますし、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。 柄が小付で品質の良いお着物は、いろいろなシーンにお召しいただけて、帯でアレンジして着こなしを変えられるのでとても重宝します。 清染居さんならではのお仕事の丁寧さと色使いのお洒落さが、着る人を上品で素敵な装いに演出してくれるような、大変おすすめの逸品です。 裄丈を2cm(袖巾を1cm)出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 地の色は薄墨色「和色大辞典 #999997」https://www.colordic.org/colorsample/999997 網の色は亜麻色「和色大辞典 #d6c6af」https://www.colordic.org/colorsample/d6c6af 波の色は紺鼠「和色大辞典 #44617b」https://www.colordic.org/colorsample/44617b 湊鼠「和色大辞典 #8daeb3」https://www.colordic.org/colorsample/8daeb3 蓑の色は錆浅葱「和色大辞典 #5c9291」https://www.colordic.org/colorsample/5c9291 青褐(あおかち)「和色大辞典 #393e4f」https://www.colordic.org/colorsample/393e4f 宗伝唐茶「和色大辞典 #a16d5d」https://www.colordic.org/colorsample/a16d5d をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167.5 cm /4 尺 4 寸 3 分 裄丈:67(+2) cm /1 尺 7 寸 7 分 袖丈:48.4 cm /1 尺 2 寸 8 分 前巾:28.6 cm /7 寸 6 分 後巾:31 cm /8 寸 2 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:75.2 cm /1 尺 9 寸 9 分 袖巾:34(+1) cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030614
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日本工芸会正会員 山村健 正藍染本場久留米絣 波模様単衣着物 銀座越後屋扱【中古】
¥220,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 濃い藍色から藍色、舛花色、そして生成り色へと4段階に本藍染めで染め分けられ、大きなジグザグの波のような形が並んで織られた、久留米絣の重要無形文化財技術保持者である山村健さんの、ふんわりとした手触りの良い木綿の単衣のお着物の作品です。 山村さんは福岡県八女郡広川町の久留米絣の織元の4代目で、久留米絣の技術・伝統を守りつつも、オリジナリティのある新しいデザインを考案され、美しい藍のグラデーション、動きのある垢抜けたデザインなど、昔の絣のイメージを覆すような素晴らしい作品を生み出されています。 日本伝統工芸会でも長年多くの作品で入選を続けられていて、こちらのお着物も、2007年に日本伝統工芸展入選された「波濤」という作品の姉妹作品だと思われます。 藍染めには色の段階があり、薄いものから甕覗き、浅葱色、縹色、藍、紺、濃紺となります。 藍甕に浸けるだけでは藍色にはならず、藍に浸してから絞り、糸を叩いて空気に触れさせさせて初めて藍の色が出ます。 濃紺に染めるためには、その作業を50回以上繰り返さないとならないそうで、本藍染めをされる方のご苦労は一言では語れないのだと改めて思えます。 そうして段階を変えて藍の濃淡を出された、際立つ白の四角の模様がひときわ美しく映える、とても洗練されたお洒落なデザインの素晴らしい作品です。 こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにした染めの名古屋帯などのポイント柄の帯を合わされたり、自然布的な味わいのある織りの無地系の帯を合わされたり、間道手の帯を合わされたり、カジュアルに博多織の帯を合わされたりするのも良いのではないでしょうか。 そういった装いで、お友達とのランチの会やコンサート、展示会や講演会などにお出かけされるのも素敵です。 絵羽附けのように後ろ身頃の柄が合わされているのも、とてもすっきりとしてお洒落な雰囲気となっています。 工芸的な味わいとモダンさが混在する、とても魅力に溢れた大変おすすめの逸品です。 地の色は濃藍「和色大辞典 #0a1633」https://www.colordic.org/colorsample/0a1633 模様の色は藍色「和色大辞典 #114a66」https://www.colordic.org/colorsample/114a66 舛花色「和色大辞典 #5b7e91」https://www.colordic.org/colorsample/5b7e91 生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168 cm /4 尺 4 寸 4 分 裄丈:69.5 cm /1 尺 8 寸 4 分 袖丈:48.5 cm /1 尺 2 寸 8 分 前巾:28.5 cm /7 寸 5 分 後巾:32 cm /8 寸 5 分 衽巾:16 cm /4 寸 2 分 褄下:81 cm /2 尺 1 寸 4 分 袖巾:34.8 cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030324
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多ち花 斜め格子によろけ縞 手描風小紋 袷着物【未着用品】
¥57,200
観世水のような渦巻いた流水の模様が織り込まれた紋意匠の生地が、淡いクリーム色・浅黄色に染められ、そこに斜め格子の模様が淡い琥珀色で描かれ、さらにその上に手描き縞のように、曙色と江戸鼠色のよろけ縞がゆったりと揺れるように描かれた、高級感のあるお洒落な小紋のお着物です。 使われている生地がとても上質で、その地模様が見え隠れして模様を引き立てているような、ゴージャスさも感じられるお着物です。 そして手描きのタッチで染められた縞の模様はゆったりと揺れているようで、それが全体にリズム感のようなものを醸し出していて、色使いとともにやさしい雰囲気になっています。 こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにしたような染めの名古屋帯や、有職文様や名物裂的な模様の名古屋帯、綴れ織の名古屋帯など、いろいろな帯合わせでお召しいただけると思います。 別でご紹介しております、 「日本工芸会正会員 生駒暉夫 サーカスの模様 東京友禅名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/91705064 「うさぎの模様 開名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/90015393 のような楽しい帯や、 「日本工芸会正会員 市瀬史朗 流水に紅葉の模様 辻が花染名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/91552440 「お花のブーケの模様 名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/90688076 などの帯を合わされるのも良いと思います。 そういった装いで、和のお稽古の会やお食事の会、観劇、コンサート、講演会や展示会、お買い物などにお出かけされるのも良いですね。 帯次第でいろいろなシーンにお召しいただけて、上質さが気品のある装いを演出してくれると思える、大変おすすめの一点です。 裄丈を1cm出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 地の色は浅黄(うすき)「和色大辞典 #edddbe」https://www.colordic.org/colorsample/edddbe 縞の色は曙色「和色大辞典 #f19072」https://www.colordic.org/colorsample/f19072 江戸鼠「和色大辞典 #928178」https://www.colordic.org/colorsample/928178 格子の色は琥珀色「和色大辞典 #99602e」https://www.colordic.org/colorsample/99602e をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168 cm /4 尺 4 寸 4 分 裄丈:67.8(+1) cm /1 尺 7 寸 9 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:23.7 cm /6 寸 3 分 後巾:29.4 cm /7 寸 8 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:79.8 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:33.6 cm /8 寸 9 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030355
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縞に立涌模様 ぜんまい紬 袷着物 高島屋扱【中古】
¥49,500
SOLD OUT
緯糸にはたっぷりとぜんまいの綿が織り込まれた、淡いベージュ・亜麻色の紬地に、等間隔の墨色の縦縞と、その間には立涌模様が薄墨色の絣縞で織り出された、とても手の込んだ凝った織りのお洒落なお着物です。 古くから人々の生活に密着し、その生活の中から編み出された知恵のような「原始布」とも呼ばれる日本古来の織物には、科布、藤布、紙布など、特に東北地方には珍しい織物がたくさんあります。 ぜんまい紬もやはり自然の中のものを有効利用した織物のひとつですが、手仕事の積み重ねによって作られる事には変わりがなく、その味わいも独特です。 春に小さな芽を出すぜんまいは、名前の通りくるくると渦巻きのような頭に、モワモワとした綿のようなものが付ついていますが、それを少しずつ集めて、絹糸に混ぜて紡いで糸にします。 こちらのお着物のぜんまいの綿の含有量はとても多く、近年のものでは見られないと思いますので、とても手間と時間をかけてつくられたのではないかと思います。 ふっくらとして手触りの良い、そして民芸的な味わいが感じられるお洒落なお着物となっています。 こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにしたような染めの名古屋帯や、すくい織のポイント柄の八寸名古屋帯、型絵染や紅型染めなどの工芸的な名古屋帯、間道手や吉野格子などの帯を合わせてお召しになると良いと思います。 別でご紹介しております、 「六芒星の模様 友禅 紬名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/91234703 「縞絣に花鳥模様 すくい織 袋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/90417899 「辻が花模様 紬 名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/90255282 のような帯を合わされたり、また 「本場琉球紅型 鶴亀模様 名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/89646449 「七宝繋ぎに花の模様 絵更紗 木綿全通名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/89646299 のような紅型染や型絵染などの帯を合わされるのも良いと思います。 手仕事の味わいがとても魅力的で、きっと長くご愛用いただけて、趣味性もある、とてもお洒落な大変おすすめの一点です。 裄丈を3.5cm(袖幅を1cm)出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 地の色は亜麻色「和色大辞典 #e6dccf」https://www.colordic.org/colorsample/e6dccf 縞の色は墨「和色大辞典 #595857」https://www.colordic.org/colorsample/595857 立涌の色は薄墨色「和色大辞典 #a3a3a2」https://www.colordic.org/colorsample/a3a3a2 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167.5 cm /4 尺 4 寸 3 分 裄丈:65.3(+3.5) cm /1 尺 7 寸 3 分 袖丈:49.4 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:28.5 cm /7 寸 5 分 後巾:32 cm /8 寸 5 分 衽巾:16 cm /4 寸 2 分 褄下:76.7 cm /2 尺 0 寸 3 分 袖巾:33.4(+1) cm /8 寸 8 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030362
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白根澤織物 100亀甲絣文様 紬 単衣着物【お仕立て上がり】
¥58,300
SOLD OUT
少し光沢のあるしなやかな手触りの薄鈍色の綺麗なグレーの地に、生成り色の緯糸と黒の経糸で細かな亀甲の絣が織り出された、無地感覚のお洒落な単衣の紬のお着物です 米沢の白根澤織物さんは創業が江戸時代にまでさかのぼりますが、当時の米沢藩主であった上杉鷹山公の時代に、藩の財政を立て直すためもあり、藩の推奨で武士たちも織物をするようになったそうです。 その頃から織物を家業とされ、それを250年もの長きに渡って続けてこられた素晴らしい織元さんです。 マルハクという、丸に白のマークがその品質を保証しているかのように輝いていますが、しっとりとしなやかで、薄手でありながらしっかりとした質感で、着心地が良さそうなお着物となっています。 こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにしたような染めや刺繍のあしらわれたような名古屋帯などを合わされるのも良いと思いますし、シンプルな織りの帯や、すくい織りや綴れ織などの八寸名古屋帯なども良いですし、型絵染や紅型染、更紗模様などの工芸的な名古屋帯も良いと思います。 また間道や吉野格子、めがね織などの帯も良いですね。 無地感覚のお着物ですので、お出かけ先やその日の気分でいろいろとアレンジを変えて、幅広い着こなしをお楽しみいただけるのではないかと思います。 メタリックでクールな印象の綺麗なグレーですので、帯合わせはあまり悩まないと思います。 細かく織り出された亀甲の模様が、経糸と緯糸を変えられている事で、変化のあるお洒落な模様となっていて、さりげない光沢と共に素敵な色合いとなっています。 スタイリッシュなお洒落をお楽しみいただけそうな、大変おすすめの一点です。 お仕立て上がり。 衿裏と居敷当には絹の羽二重を使ったお仕立てとなっています。 地の色は薄鈍(うすにび)「和色大辞典 #adadad」https://www.colordic.org/colorsample/adadad 絣の色は黒「和色大辞典 #2b2b2b」https://www.colordic.org/colorsample/2b2b2b をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:169 cm /4 尺 4 寸 7 分 裄丈:69.7 cm /1 尺 8 寸 4 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.6 cm /6 寸 5 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:84 cm /2 尺 2 寸 2 分 袖巾:34.8 cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:お仕立て上がり 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000029960
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本場久留米絣 亀甲に雪の結晶文様 単衣着物【未着用品】
¥99,000
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程よくしなやかで手触りの良い、深い藍・深縹色の木綿の生地に、全体に約1cm幅の亀甲絣が灰青色の絣でびっしりと並べられ、大きな亀甲を構成したデザインに、無地の部分には一段淡い藍色の絣で亀甲と雪の結晶のような模様が織り込まれた、とても手が込んだ絣模様の久留米絣の単衣のお着物です。 さらに小さな亀甲の絣の中には、飛び飛びに小さな井桁絣も織り込まれています。 とても凝った絣の模様が織り出されていますが、全体で見ますと雪の結晶の中心の白い絣が斜めに並んで綺麗なアクセントとなって、モダンさのある素敵なお着物となっています。 久留米絣は1957年に、木綿では初めて国の重要無形文化財として指定されています。 その条件は 1.手括りによる絣糸を使用すること。 2.純正天然藍で染めること。 3.なげひの手織り織機で織ること。 となっていて、こちらのお着物はその条件にかなった作品だと思われますので、証紙等は付いていませんが、その点ではとてもお値打ちです。 藍の色も、地染めの濃い藍に、アクセントとなった淡い藍・青藍色が鮮やかで、また縦横を合わせて手括りで染め抜かれた白の絣の鮮明さと絣足の味わいが、このお着物の最大の魅力になっていると思います。 また、手織りによるしなやかな質感は、着心地の良さを想像できるようなものとなっています。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお召しいただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような染めの名古屋帯なども良いですし、すくい織のポイント柄のような帯や、間道やめがね織のような凝った織りの帯を合わされたり、軽快に博多織の帯などを合わされたりと、イメージも広がります。 軽快に装って、お友達とのランチの会や落語の会、コンサートなどにお出かけされるのも楽しいのではないでしょうか。 通年単衣でお召しになる方も多い木綿のお着物ですので、ご着用期間も長く、また年齢的にも幅広く、きっと長くご愛用いただける事と思います。 なんともいえない愛着のようなものを感じられる木綿の肌触りの良さは魅力的ですし、レベルの高い絣の模様は目にも鮮やかで、とてもスマートでお洒落な雰囲気があり、着る人を趣味の良い素敵な着姿にしてくれると思える、大変おすすめの一点です。 未着用品。 衿裏と居敷当に、絹の羽二重が使われたお仕立てとなっています。 地の色は深縹(こきはなだ)「和色大辞典 #1c2b4d」https://www.colordic.org/colorsample/1c2b4d 絣の色は青藍「和色大辞典 #335480」https://www.colordic.org/colorsample/335480 灰青「和色大辞典 #c0c6c9」https://www.colordic.org/colorsample/c0c6c9 生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:165 cm /4 尺 3 寸 7 分 裄丈:68.8 cm /1 尺 8 寸 2 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:25 cm /6 寸 6 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:80.3 cm /2 尺 1 寸 2 分 袖巾:34.8 cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000029564
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林宗平工房 縞模様 鬼しぼ本塩沢 単衣着物【中古】
¥99,000
SOLD OUT
本塩沢お召ならではの独特の質感と弾力性がとても魅力的な、林宗平さんの工房による単衣のお着物です。 少しだけ紫味の感じられる黒・黒紅色の地に、淡い藤色・牡丹鼠色の大小の太さの縞が織り込まれ、それが塩沢お召ならではのシボですこしだけ揺らぐように見えて、味わいの感じられる、お洒落な雰囲気のお着物です。 越後上布の産地としても有名な塩沢の地方で、350年ともいわれる歴史を持つ塩沢の織物は「塩沢お召」と呼ばれて人々に愛され続けてきました。 生糸を使用して強い撚りをかけた緯糸が特徴で、通常の反物より広い幅に織り、織り上がった布を丁寧な湯もみの作業でちぢませていきますが、その際に撚りが戻る力で独特の「シボ」が生まれます。 そしてその工程に沿って作られたものだけに「本塩沢」の証紙がつけられます。 その肌触りと弾力性から非常に着心地が良く、それが塩沢お召が広く長く好まれてきた理由のひとつとかもしれません。 こちらは、その産地の中でも重要無形文化財の越後上布を織られ、伝統工芸会の正会員でもある林宗平さんの工房で織られたもので、よりシボを出されるために工夫をされて、丁寧な湯揉みを経てできあがったものです。 以前に工房にお伺いした時にも、豪雪地帯でもある六日町の極寒の2月に、糸のために暖房もなにもつけずに、たらいにぬるま湯を入れて、織りあがった反物の湯揉みの作業をされているところを拝見しました。 その丁寧さや時間のかけ方はもちろんですが、動画で撮影しても静止画かと思うくらいにじっと同じ姿勢で行われている事に驚きと感動を覚えました。 そうした手仕事の積み重ねで生まれてくるものは、やはりどこかなんともいえない味わいがあり、人を引き付ける魅力を持っています。 そしてそれは実際に着心地といった形で顕著に現れますので、ごまかしのきかない素晴らしさが感じられるのだと思います。 季節のものをモチーフにしたような友禅の帯や、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な帯を合わされたり、すくい織や綴れ織などのポイント柄の帯を合わされたりと、お出かけ先によっていろいろな着こなしでお楽しみいただけそうです。 弾力性と適度な張りがあって、単衣の時期に非常に着心地が良く、また近年では単衣の時期も長くなってきておりますので、きっと重宝していただける事と思います。 全体的に紫がかったお洒落な縞の模様に、白い衿が映えて、少しキリッとした印象になると思いますし、加えてクラシックな良さも感じられる、とても素敵な大変おすすめの逸品です。 地の色は黒紅「和色大辞典 #302833」https://www.colordic.org/colorsample/302833 縞の色は牡丹鼠「和色大辞典 #d3ccd6」https://www.colordic.org/colorsample/d3ccd6 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168.5 cm /4 尺 4 寸 6 分 裄丈:71.5 cm /1 尺 8 寸 9 分 袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:23.4 cm /6 寸 2 分 後巾:30 cm /7 寸 9 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:84 cm /2 尺 2 寸 2 分 袖巾:36.2 cm /9 寸 6 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:証紙、反端 ◆商品コード:2020000029311
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小千谷ちぢみ 麻 万筋 単衣着物【中古】
¥58,300
SOLD OUT
新潟県小千谷市は麻織物の産地として、とても長い歴史のあるところです。 重要無形文化財の小千谷ちぢみの発祥は、江戸時代に幕府に献上する麻織物の品質を各産地で競った時期があり、他の産地には出来ないようなものをつくるために、1200年ともいわれる歴史ある高品質の新潟の麻織物に、さらなる改良を加えて緯糸に強い撚りをかけたものを開発して出来上がりましたが、それが瞬く間に全国に広がってとても人気を呼び、需要の高いものとなりました。 その産地でその後も、様々な研究・改良が繰り返され、その技術をもって上質なラミー糸を使って織れたものが、現在夏のお召し物として人気の高い小千谷ちぢみです。 小千谷ちぢみならではのシボと弾力性のある濃い藍色の生地に、それより少し明るいグレー味のある藍・御召御納戸色の縞と淡いグレー・錫色の細い縞が織り込まれた、万筋のような細縞の雰囲気がちょっとメンズライクなお洒落さを醸し出しているような、素敵な麻のお着物です。 透け感のある濃い色のお着物に、白い襦袢が透けて見えるといった演出は夏のお着物ならではのもので、とてもお洒落だと思います。 夏の後半になりましたら、淡いグレーや水色、薄紫色などの襦袢を合わされるのもまた素敵です。 帯はいろいろと合わせていただけると思いますので、季節のものをモチーフにしたような染めの麻や生紬などの帯や、透かし織や羅織などの軽めの帯、自然布のような凝った織りの無地系の帯など、楽しく着こなしていただけたらと思います。 夏ならではの着心地の良い小千谷ちぢみですが、こういった無地感覚の大人のお洒落さのあるものはきっと活用がきいて、長くご愛用いただけるのではないかと思います。 そういった意味でも大変おすすめの一点です。 衿裏と居敷当に、化繊の生地が使われたお仕立てとなっています。 おそらくご自宅でお洗濯をされる事を前提に、そうされたのかと思います。 濃藍「和色大辞典 #0a1533」https://www.colordic.org/colorsample/0a1533 御召御納戸「和色大辞典 #4c6473」https://www.colordic.org/colorsample/4c6473 錫色(すずいろ)「和色大辞典 #9ea1a3」https://www.colordic.org/colorsample/9ea1a3 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167 cm /4 尺 4 寸 2 分 裄丈:68.5 cm /1 尺 8 寸 1 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:27 cm /7 寸 1 分 後巾:31.5 cm /8 寸 3 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:79 cm /2 尺 0 寸 9 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028598
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茶屋辻模様 一方附小紋 生紬 夏着物【未着用品】
¥58,300
SOLD OUT
経緯に少し節が見られる座繰りの生紬の、シャリっとした張りと少し透け感もある手触りの良い練色の生地に、雲取りに桔梗やススキ、萩、紅葉、梅、菊といった草花が生い茂る中に、茅葺きの屋根のお家が見える茶屋辻模様が、一方附の小紋の柄配置に染められた、カジュアルさの中に格調高さも感じられる、とてもお洒落な夏のお着物です。 江戸時代の帷子のお着物をイメージして染められたのではないかと思われる色使いとなっていて、柔らかい地色に少しグレー味のある藍系の濃淡が主になって描かれています。 雲取りの中の七宝繋ぎの模様は、型染ならではの味わいが感じられ、全体は藍系の濃淡ですが、ところどころにさりげなく灰桜色のピンクや秘色色のブルー、利休茶色の薄茶などが挿されていたり、白い胡粉がやはり手挿しで入れられていたり、手の込んだ凝ったものである事がわかります。 小紋附けですが、柄が全て上の一方向に向けて合わせて染められているため、落ち着きと高級感を表していて、格の高さを感じられます。 こちらのお着物ですと、染めや織りのポイント柄の帯や、格子や縞模様などの織りの帯、自然布的な無地系の帯など、いろいろと合わせていただくと良いのではないでしょうか。 別でご紹介しております、 「トンボの模様 手描友禅 絽縮緬名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87262718 「秋草の模様 手描 絽塩瀬名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87852962 のような染め帯を合わされたり、 「変わり井桁絣模様 大麻布 八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87372613 「本場筑前博多織 多色縞 紗 夏八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87853784 のような織の帯を合わされたりするのも良いと思います。 そういった着こなしで、お友達とのランチの会やコンサート、落語の会、講演会、展示会、お買い物などにお出かけされるのも良いですね。 軽く着心地の良い生紬の素材がとても涼しげで、伝統的な文様が染められて格調高さも感じられ、夏の装いを一段ゴージャスな雰囲気にしてくれそうな、大変おすすめの一点です。 未着用品。 衿裏には絹の絽が使われて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 裄丈を1cm出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 地の色は練色「和色大辞典 #ede4cd」https://www.colordic.org/colorsample/ede4cd 模様の色は藍鼠「和色大辞典 #6c848d」https://www.colordic.org/colorsample/6c848d 湊鼠「和色大辞典 #80989b」https://www.colordic.org/colorsample/80989b 秘色色(ひそくいろ)「和色大辞典 #abced8」https://www.colordic.org/colorsample/abced8 灰桜「和色大辞典 #e8beba」https://www.colordic.org/colorsample/e8beba 利休茶「和色大辞典 #a59564」https://www.colordic.org/colorsample/a59564 利休白茶「和色大辞典 #ccc5b6」https://www.colordic.org/colorsample/ccc5b6 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168 cm /4 尺 4 寸 4 分 裄丈:67.6(+1) cm /1 尺 7 寸 9 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:26.2 cm /6 寸 9 分 後巾:30.2 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:84 cm /2 尺 2 寸 2 分 袖巾:34.5 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028543
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日本工芸会正会員 樋口隆司 「まつりばやし」雪輪に桜と月の模様 小千谷ちぢみ 麻 単衣着物【未着用品】
¥121,000
SOLD OUT
赤味の少ない濃い紫・滅紫色の小千谷ちぢみならではのシボが心地よい質感の生地に、大小の雪輪と桜の花びら、半月と三日月の形をした絣が淡い色使いで散らされて、とても珍しい模様が個性的でお洒落な雰囲気となった、樋口隆司さんの素敵な作品です。 長い歴史のある小千谷の伝統と技法を作品に生かし、情緒豊かに雪国の四季を表現される樋口隆司さん。 「花・風・月・雪」などをモチーフにして、遊び心のあるデザインを、盛り込まれて個性のある作品を発表されてきました。 日本伝統工芸展でもその評価は高く、そしてお着物ファンからもその着心地の良さと優れたデザインで、多くの支持を得ています。 こちらの作品は地色も少し珍しく、雪輪の絣も2色使いになっていたり、青白橡色の幻想的な月も、半月と三日月があったりと、とても凝った模様となっています。 お洒落な色使いとデザインは他では見られないもので、さすがのセンスだと思いました。 樋口さんはとてもロマンティストな方なのだなと改めて思いますが、それはいろいろな作品の中にも表現されていて、どこか夢のあるような穏やかな印象となって伝わってきます。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお召しいただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような染めの麻や生紬などの名古屋帯や、紅型染や型絵染のような工芸的な名古屋帯を合わされたりするのも良いですね。 また、カジュアルにすくい織や透かし織、羅織などの八寸名古屋帯でも、自然布のような無地系の帯でも合わせていただけて、着こなしのイメージが広がります。 濃いめの色で、9月の前半までお召しいただけると思いますので、襦袢の色を変えて、遊び心を演出されるのも素敵だと思います。 着心地の良さに定評のある小千谷ちぢみを個性的に着こなして、街へお出かけいただきたい、大変おすすめの一点です。 衿裏には化繊の絽の生地が使われていて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 樋口さんは、麻の小千谷ちぢみはご自宅でのお洗濯を推奨されていましたので、そのために化繊の衿裏がつけられているものと思われます。 裄丈を2cm(袖巾を2cm)出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 地の色は滅紫(けしむらさき)「和色大辞典 #4d2e46」https://www.colordic.org/colorsample/4d2e46 雪輪の色は鳩羽色「和色大辞典 #95859c」https://www.colordic.org/colorsample/95859c 木蘭色(もくらんじき)「和色大辞典 #c7b98b」https://www.colordic.org/colorsample/c7b98b 月の色は青白橡(あおしろつるばみ)「和色大辞典 #9ba88d」https://www.colordic.org/colorsample/9ba88d をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167.5 cm /4 尺 4 寸 3 分 裄丈:68(+2) cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:25 cm /6 寸 6 分 後巾:31.4 cm /8 寸 3 分 衽巾:16.5 cm /4 寸 4 分 褄下:75.8 cm /2 尺 0 寸 1 分 袖巾:33.5(+2) cm /8 寸 9 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000028475
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竺仙 流水に花の模様 浴衣【お仕立て上がり】
¥46,200
シャリっとした手触りの良い木綿の生地がとても淡い女郎花色・クリーム色に染められ、くるくるとした渦巻きのような水の輪が紺色で描かれ、その傍らに小さな紫色のお花がブーケのように集合して咲いている様子が注染の技法で染められた、竺仙さんならではの爽やかなお洒落さのある素敵な浴衣です。 竺仙さんは江戸時代の終わりから続く老舗の染め屋さんですが、その時代から保存されているたくさんの型紙を参考資料として、現代の装いにあったセンスで練り直し、伝統的な染めの技を持つ職人さんの手によって品質の良いものを数多く発表され、お着物ファンにも根強い人気を誇っています。 こちらは反物の状態で入荷したのですが、色もとても綺麗で、可愛らしく素敵でしたので、当店で国内の手縫いでお仕立てをいたしました。 お誂え感の漂う上質な浴衣ですので、夏のいろいろなシーンできっと映える事と思います。 衿を入れて、軽めの名古屋帯などを合わされるのも良いと思いますし、衿なしで半幅帯などでお召しになるのも良いと思います。 夏のとっておきのイベントに是非お召しいただきたい、大変おすすめの一点です。 衿は自然衿で、居敷当はついていません。 地の色は女郎花「和色大辞典 #ffffcc」https://www.colordic.org/colorsample/ffffcc 渦巻きの色は紺色「和色大辞典 #17274d」https://www.colordic.org/colorsample/17274d 花の色は葡萄色「和色大辞典 #522f60」https://www.colordic.org/colorsample/522f60 濃鼠「和色大辞典 #2c2633」https://www.colordic.org/colorsample/2c2633 葉の色は長春色「和色大辞典 #c97586」https://www.colordic.org/colorsample/c97586 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167 cm /4 尺 4 寸 2 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:25 cm /6 寸 6 分 後巾:31 cm /8 寸 2 分 衽巾:15.4 cm /4 寸 1 分 褄下:81 cm /2 尺 1 寸 4 分 袖巾:35.5 cm /9 寸 4 分 ◆詳細 状態:お仕立て上がり 付属品:証紙、栞 ◆商品コード:2020000028468
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【SALE セール 30%OFF】蝶々の地紋 紋紗 暈し無地 夏着物【中古】
¥19,800
青海波のようにも、蝶々のようにも見える地模様の、しっかりとした質感の紋紗の生地が明るく淡い草色・淡萌黄色に染められて、ところどころにそれより淡い白に近い薄黄緑・白緑色で暈し染めをされた、とても品格のある暈し無地の夏のお着物です。 少し前の時期のものと思われますが、生地がしっかりとしていて、ご着用されても安心感のある品質の良いものと思います。 紋紗や絽の袋帯などを合わされたり、名古屋帯を合わされたりして、少しフォーマルなお席にお召しになるのも良いと思います。 別でご紹介しております、 「色紙取に流水と草花の模様 絽紗袋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87149580 「佐々木染織 網代文様 絽紗夏袋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/86536293 「波に丸紋 紗袋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/75524446 などの袋帯や 「朝顔の模様 手刺繍 名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/86426310 「秋草の模様 手描 絽塩瀬名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87852962 などの染めや刺繍の帯などを合わされるのも良いですね。 お稽古事の会やお食事会、観劇、パーティーなどにお召しになりますと、品質の良さと綺麗な色使いで、華やかな着こなしをお楽しみいただけると思える、大変おすすめの一点です。 衿裏には絹の絽が使われていて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 銀糸の縫い紋(ミツガシワ)が入れられています。 ❗❗❗衿裏の絹の生地が、保管によって少し黄色味を帯びている事と、左後身頃の裾から約17cmのところに、混ざり糸のような、鉛筆の先くらいの点のシミが見られます。(最後の写真をご参照ください。) そのため、大変お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 裄丈を2.5cm(袖巾を1cm)出す事が可能です。 現状では袖丈が少し長めとなっていますが、袖丈詰めの加工は7,700円(税込)で承ります。 お直しにはおよそ2週間ほど頂戴いたします。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 地の色は淡萌黄「和色大辞典 #a5e6a1」https://www.colordic.org/colorsample/a5e6a1 暈しの色は白緑(びゃくろく)「和色大辞典 #dde8ca」https://www.colordic.org/colorsample/dde8ca をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:165.5 cm /4 尺 3 寸 8 分 裄丈:64.8(+2.5) cm /1 尺 7 寸 1 分 袖丈:60.5 cm /1 尺 6 寸 0 分 前巾:22.8 cm /6 寸 0 分 後巾:30.2 cm /8 寸 0 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:79.6 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:32.8(+1) cm /8 寸 7 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028161
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古代越後上布 斜め格子に花の模様 麻 単衣着物【中古】
¥264,000
夏のお着物は、絹だけでも絽、紗、大島、結城、塩沢、生紬、絹芭蕉、明石ちぢみなど様々な種類があります。 そこに麻素材のものが加わって多彩さが増し、夏のお出かけはその日の気温やお出かけ先などによってお着物を変えたり帯を変えたりと、楽しい悩みが増えるのではないでしょうか。 麻素材はとてもマニアックなジャンルではありますが、その奥深さと実際に身に纏った時の涼しさは、夏のお着物ならではの魅力のひとつだと思います。 こちらは緯に手績みの苧麻の糸、経に苧麻の糸を使用して、手括りで染められた非常に細かい絣が織り出された、古代越後上布の素晴らしいお着物です。 古代越後上布は、重要無形文化財の越後上布の生産単数が激減しはじめた頃、重要無形文化財だけでは生産数が賄えないという事で、着心地が限りなく近いものは何かできないかと工夫され、生まれたものだそうです。 古代越後上布の緯糸の手績みの苧麻の糸の含有量には個体差があり、風合いもいろいろと違ったりしますが、こちらは緯糸にはほぼ手績みの苧麻の糸が使われているようで、とてもひんやりとした肌触りで、さらっとした気持ちの良い質感となっています。 また絣も非常に細かく、小さなカ絣が集まって、少し変わった斜め格子の中に4種類の花唐草がびっしりと織り込まれたとても凝った模様となっていて、その精密さに思わず見入ってしまうほど細やかです。 近年ではこういった凝った絣のものは生産されていないようで、なかなか実現しにくい模様と思われます。 白汚しのような、少しだけ緑味を感じられるようなグレーベージュ・灰白色の地色に、あまり濃くない藍・鉄御納戸色の絣がとても爽やかな印象で、涼しげな夏の上質なお着物といった佇まいとなっています。 こちらのお着物ですと、染めのものでも織のものでもいろいろな夏の帯を合わせていただくと良いと思います。 別でご紹介しております、 「朝顔の模様 手刺繍 名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/86426310 「鷺草の模様 手描友禅 夏名古屋帯 作家物」https://kawanoya.buyshop.jp/items/86537914 のような季節のものをモチーフにした染めの帯を合わされたり、 「多ち花 茶屋辻模様 全通 夏開名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/86818052 「人間国宝 玉那覇有公 「オモダカ文様」 本場琉球紅型 麻夏名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87816351 のような工芸的な帯を合わされたり、 「重要無形文化財本場越後上布 格子模様 全通八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87262720 「からむし 捩り織 夏八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87242767 などの凝った織りの帯を合わされたりするのも良いですね。 優しい色合いですので、コーディネートのイメージが限りなく広がって、お出かけが楽しみに思えそうな、とても希少性も高く上質な、大変おすすめの逸品です。 衿裏には絹の絽が使われていて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 ❗❗❗京都の湧き水で一点ずつ職人さんが手洗いをする名水洗いの加工を施してありますので、全体的には綺麗な状態ですが、経年保管のためと思われる灰汁のような点が、左袖の前側袖口の下の振りとの間くらいにうっすらと見られます。(最後の画像をご参照ください) ご着用にはあまり目立たないと思われますが、そのため少々お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 地の色は灰白色(かいはくしょく)「和色大辞典 #e8e8d1」https://www.colordic.org/colorsample/e8e8d1 絣の色は鉄御納戸「和色大辞典 #455765」https://www.colordic.org/colorsample/455765 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168.5 cm /4 尺 4 寸 6 分 裄丈:68.2 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.6 cm /6 寸 5 分 後巾:29.2 cm /7 寸 7 分 衽巾:14.8 cm /3 寸 9 分 褄下:78.2 cm /2 尺 0 寸 7 分 袖巾:34.1 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:色紙 ◆商品コード:2020000028116
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小河正義 重要無形文化財越後上布 寄せ裂模様 単衣着物【未着用品】
¥968,000
SOLD OUT
一年の半分近くが雪に閉ざされる北国の宝の布・越後上布は、自然発生的な麻の織物・越後布から始まり約1200年の歴史を持っています。 近年の越後上布・越後ちぢみの形に近くなった、江戸時代中期の最盛期には、より優れたものを幕府に献上するために他の産地との凄まじい戦いのような時期があり、極上の織物へと変化していきました。 そしてそれは非常に好評で、全国的に販路が広がり、年間生産反数が30万にものぼった時期もあるそうです。 人口も、江戸より越後の方が多かった時代があると現地の方が話されていました。 それでも40年前には150反あった年間生産反数も「現在は20反を切るくらいくらいでしょうか」とお聞きして驚いてしまいました。 ひとつの反物が出来上がるまでに60~70工程にも及ぶ手仕事の積み重ね、それも卓越した技術をもった人の手によるもので、時間と根気とが必要となりますので、各工程の技術者の減少によって、段々と生産数が少なくなるのは仕方のない事かもしれません。 この素晴らしい技術と織物が、消える事なく続いてほしいと願うばかりです。 福島県の昭和村で採れた青苧(苧麻)の糸を、手で非常に細く裂いて手で績み、長い一本の糸にしていきます。 それを図案に沿って手括りで絣を括り、染めたものを地機で手織りし、できあがった布を雪晒しするといった、60以上にも及ぶ工程を経てようやく重要無形文化財の越後上布は完成します。 古くは、糸績みは農閑期の女性の仕事となっていて、より細い糸を績める事が評価されていましたが、昔は細い糸で織られた反物が天保銭の穴を通ったら一人前とも言われていたそうです。 そうして績んだ糸を絣付けして染め、それを地機で織っていきますが、腰で経糸を張って調節しながら織るので、機と人が一体化しないと良いものが織れないといわれるほどに、身体への負担は大きい作業です。 そうやって生まれてきた宝のような織物には、見る人を引き付けてやまない、輝きのようなものがあります。 こちらは独特の越後上布の質感と、透明感のある澄んだ薄緑・山葵色がとても美しい地に、中型の亀甲の模様が取られ、その中に、ツバメ、麻の葉、立涌文様、菱模様、お花の模様など、いろいろな模様が寄せ裂のように絣で織り出された、大変手の込んだ凝った模様の越後上布のお着物です。 適度な張りと弾力性のある生地は綺麗な透け感を持っていて、うっとりするような美しさで、しっとりと横たわっている様子は何物にもかえられないような存在感と迫力が感じられます。 こんな素敵なお着物を身にまとう事ができるのは、お着物という世界だからこそ叶う体験で、本当に幸せな事だと思います。 こちらのお着物ですと、無地系の羅織やシンプルな織りの名古屋帯などを合わせてお召しになると素敵だと思います。 夏ならではの心の贅沢といえるような、またずっと長くご愛用いただけると思える、大変おすすめの逸品です。 衿裏には絽の麻の生地が、居敷当には平織の麻の生地が使われたお仕立てとなっています。 地の色は山葵色「和色大辞典 #a8bf93」https://www.colordic.org/colorsample/a8bf93 絣の色は革色「和色大辞典 #3d4d45」https://www.colordic.org/colorsample/3d4d45 青鈍(あおにび)「和色大辞典 #59665b」https://www.colordic.org/colorsample/59665b をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:165 cm /4 尺 3 寸 7 分 裄丈:69.5 cm /1 尺 8 寸 4 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:25.2 cm /6 寸 7 分 後巾:29.8 cm /7 寸 9 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:79.8 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端、証紙、色紙 ◆商品コード:2020000028024
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手ざし紅型染 秋草模様小紋 絽着物【中古】
¥59,400
SOLD OUT
五泉の上質な絽の生地がややグレー味のあるベージュ・絹鼠色に染められ、紅型のような型絵染で、ススキや桔梗、カライトソウかワレモコウのような集合の小さなお花も添えられて、秋の風情を表したような素敵な雰囲気の小紋のお着物です。 白汚しのような絹鼠色の地に、全体的に淡い色調で染められていて、とても涼しげで優しい表情になっています。 反端に手挿しと書いてあるように、草の色も藍鼠色系の濃淡になっていたり、お花も赤紫色から黄色に暈しのように色が挿されていたり、とてもお洒落な雰囲気で、ススキの穂の鶸萌黄色も綺麗なアクセントになっています。 きちんとした手仕事でつくられた安心感が感じられる、上質でお洒落さのある素敵なお着物です。 こちらのお着物ですと、定番的な有職文様のような織りの帯を合わされたり、絽綴れの帯を合わされたりして、お稽古の会などにお召しになるのも良いですし、お食事会や観劇、コンサート、展覧会などにお召しになるのも良いと思います。 また、ポイント柄の染めの帯やすくい織などの帯を合わされるのも良いと思います。 別でご紹介しております、 「志都香 有職文様浮線綾文 紗 名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87130674 「弥栄織物 花蔓草文様 夏名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/76661304 のような帯や、 「トンボの模様 手描友禅 絽縮緬名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87262718 「よろけ縞の格子模様 夏名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87017851 「都 小さな丸の模様 夏八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/76091395 のような帯を合わせて、少しカジュアルにお召しになるのも良いと思います。 そういった装いで、趣味のお集まりやお友達とのランチの会、お買い物などにお出かけされるのも良いですね。 帯で着こなしに変化をつけて、いろいろな場面にお召しにいただけたらと思います。 上質さと品の良い色使いで、涼しげな夏の装いをお楽しみいただけそうな、とてもお洒落な大変おすすめの一点です。 衿裏には絹の絽が使われて、居敷当には絹の羽二重が使われたお仕立てとなっています。 居敷当は、胴の揚げのところからではなく、裾から約85cmの高さからつけられています。 地の色は絹鼠「和色大辞典 #e6e4df」https://www.colordic.org/colorsample/e6e4df 草の色は藍鉄「和色大辞典 #393f4c」https://www.colordic.org/colorsample/393f4c 藍鼠「和色大辞典 #6c848d」https://www.colordic.org/colorsample/6c848d 鶸萌黄(ひわもえぎ)「和色大辞典 #82ae46」https://www.colordic.org/colorsample/82ae46 花の色は暗紅色「和色大辞典 #4d3644」https://www.colordic.org/colorsample/4d3644 蒲葡(えびぞめ)「和色大辞典 #7a4171」https://www.colordic.org/colorsample/7a4171 芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #d0af4c」https://www.colordic.org/colorsample/d0af4c をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168 cm /4 尺 4 寸 4 分 裄丈:68.2 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:25.5 cm /6 寸 7 分 後巾:29.5 cm /7 寸 8 分 衽巾:15.5 cm /4 寸 1 分 褄下:83.5 cm /2 尺 2 寸 1 分 袖巾:35.5 cm /9 寸 4 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:反端 ◆商品コード:2020000027973
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重要無形文化財宮古上布 花と蝶の模様 単衣着物【お仕立て替え済】
¥418,000
SOLD OUT
宮古上布の歴史はおよそ400年前からとされていて、琉球国王に献上していたという記録が残っているそうです。 その後1604年に薩摩の支配下になってからは、人頭税が課せられるようになり、女性は宮古上布を貢納布として納める事を義務付けられました。 厳重な管理の下で、大島紬の締め機の技術も取り入れられるようになってからは、緻密な絣の模様が織る事ができるようになり、精緻な宮古上布は麻織物の最高級品として薩摩上布という名前で全国に知られる事となりました。 そうした厳しく悲しい歴史を経たからこそ、宮古上布は品質的に素晴らしい織物として完成していったのかもしれませんが、貢納布の制度がなくなったその後も、一部の人たちの努力で伝統は守られ、現在も後継者の育成に力を注がれています。 たくさんある各工程に熟練の技術者が必要で、その人たちの手による分業と共同作業によって完成される宮古上布は、1978年に国の重要無形文化財に認定されました。 こちらは、ふっくらとした大きなお花の中に小さなお花が輪になって並び、その傍には2匹の蝶々が飛んでいるような、少しのどかな雰囲気の模様が小さなカ絣の配置で表された、優しい印象の宮古上布のお着物です。 この緻密なカ絣は経糸だけでも1100本以上使われていて、髪の毛ほどの太さの糸の絣を合わせながら織る技術もまた凄いものだと思います。 以前に宮古上布の組合にお邪魔した時には30代くらいの女性が機を織られていましたが、手を止めて「とても大変な作業だけれど好きなことだし楽しいの」と言われていたのが印象的です。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお楽しみいただけそうですが、季節のものをモチーフにしたような染めの麻や生紬の生地の九寸名古屋帯なども良いですし、葛布や科布などの自然布の帯を合わされたり、羅織やすくい織などの軽めの八寸名古屋帯を合わされるのも良いですね。 夏の陽射しの中でおおらかな沖縄の風が感じられるような、素敵な装いをお楽しみいただける、大変おすすめの逸品です。 ◆サイズ 身丈:166.5 cm /4 尺 4 寸 0 分 裄丈:68.5 cm /1 尺 8 寸 1 分 袖丈:49.3 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:81.2 cm /2 尺 1 寸 5 分 袖巾:34.4 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:なし ◆商品コード:2020000028055
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古物営業法の規定に基づく表記
取得者名:株式会社インプロヴァイズ
公安委員会名:東京都公安委員会
古物商許可番号:第301060909666号