



















人間国宝 鎌倉芳太郎 竹林に梅の模様 型絵染袷着物【未着用品】
¥935,000 税込
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「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00028
にて販売予定の商品です。
昭和に染織家としても、染織研究家としても活躍され、他の追随を許さないような完成度の高い素晴らしい作品を多く残された、人間国宝・鎌倉芳太郎さんのお着物と帯を今回のイベントでご紹介できることを嬉しく思います。
鎌倉芳太郎さんは、大正末期から昭和初期に沖縄現地で琉球・沖縄芸術関係資料を熱心に忠実に写し取り、蒐集されました。
1986年の沖縄県立芸術大学の開学を記念して寄贈されて以来、2007年までを中心に、そのほぼ全てが鎌倉さんのご遺族から沖縄県民のもとへ贈られました。
このうち沖縄県立芸術大学に寄贈された資料はいわゆる「鎌倉資料」の名で沖縄県立芸術大学附属図書・芸術資料館に所蔵されています。
写真資料といわれるガラス乾板や紙焼き写真は2000点以上にも及び、その時代最先端とされた写真技術によってなされていましたが、普通の人では3年はかかるであろうといわれた写真技術を3日間で修得されたということにも大変驚かされます。
また「鎌倉ノート」と呼ばれる調査ノートのスケッチも、竹内栖鳳の弟子である穴吹香村氏に学ばれていたため、非常に高いレベルだといわれています。
その鎌倉ノートを筆頭に、写真資料(紙焼き写真)、文書資料、紅型資料(型紙・他)、陶磁器資料と、総数約7500点にも上る膨大かつ貴重な内容ばかりで、のちにその資料も国の重要文化財に指定されました。
5年前に残念な事に焼失してしまいましたが、首里城のその当時の再建も、この鎌倉さんの資料なくしては実現しなかったということは有名なお話です。
ご本人が染織家として重要無形文化財「型絵染」保持者となり、集めて研究をされた資料が重要文化財となるということは非常に珍しい功績といえるのではないでしょうか。
長年に渡り、これほどまでに調査された琉球文化を、常に客観的な視線で見聞きし研究された功績は大きく、染色においても琉球的なものと日本的なものの対比と調和という形をとり、鎌倉紅型のひとつの個性として表現されていることも素晴らしいと思います。
鎌倉さんは染めをされる際に、本場の結城紬を好んで使われていたと鎌倉さんの知人からお聞きしましたが、こちらもおそらくそうだと思われる、手触りの良いしなやかで軽い紬となっています。
その象牙色の地に冴え冴えとした綺麗な青味のある緑色で、全体に竹林の模様が一方附の形で染められ、その竹の間から小さなお花をつけた梅が奥ゆかしく顔をのぞかせていて、さりげない可憐さと華やかさをもたらしているような、本当に素敵なお着物です。
おそらく40年くらい以前の作品かと思われますが、現在目にしてもとてもフレッシュで決して古くなく、瑞々しさが感じられるのがまた凄いことだと思います。
保存状態も良く、発色もとても綺麗で、竹の葉の活き活きとした表情も爽やかさと共に目に映ります。
きっとお召しになってもこの臨場感はそのままに表れることと思いますし、洗練されたお洒落さが溢れていて、素晴らしいと改めて感じられるような、見応えのある逸品です。
地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6
竹の色は常磐緑「和色大辞典 #6b998b」https://www.colordic.org/colorsample/6b998b
梅の色は今様色「和色大辞典 #b34b5c」https://www.colordic.org/colorsample/b34b5c
長春色「和色大辞典 #c97586」https://www.colordic.org/colorsample/c97586
淡黄(たんこう)「和色大辞典 #f8e58c」https://www.colordic.org/colorsample/f8e58c
浅縹(あさはなだ)「和色大辞典 #84b9cb」https://www.colordic.org/colorsample/84b9cb
梅の幹の色は煤色(すすいろ)「和色大辞典 #665f5c」https://www.colordic.org/colorsample/665f5c
をご参照下さい。
【鎌倉芳太郎】
1898年 香川県に生まれる
1918年 東京美術学校(現・東京藝術大学)図画師範科に入学
1921年 卒業後、文部省の出向で沖縄県で教諭となり、琉球芸術の研究に着手
1923年 東京美術学校研究室に入り、東京大学・教授伊藤忠太氏の指導を受ける
1924年 首里城正殿取毀式を差し止める。尚侯爵家や首里の名家の所蔵品を調査・撮影
1926年 沖縄本島をはじめ宮古島・奄美大島・八重山諸島を調査
1927年 琉球王府紺屋大宗家・沢岻家から型紙や染手本などを入手
1928年 中央学会に琉球の染織を紹介する
1942年 東京美術学校助教授になる
1957年 琉球政府行政主席の希望で、紅型技法の保存と伝統産業の育成に協力するため型紙600点を沖縄に返還
1958年 第5回日本工芸展に「琉球紅型中山風景文長着」を出品し入選、以後毎回入選
1959年 「古琉球型紙」全5冊を刊行
1961年 日本工芸会正会員となる
1962年 日本工芸会の理事となる
1964年 第11回日本伝統工芸展に「印金朧型着物〈そう(※漢字は王へんに倉)〉」を出品、日本工芸会会長賞受賞
1971年 戦後初めて沖縄を訪れる
1972年 琉球政府立博物館で写真展「50年前の沖縄~写真で見る失われた文化財」開催
叙勲
1973年 重要無形文化財「型絵染」保持者に認定される
1982年 「沖縄文化の遺宝」刊行
1983年 死去
2005年 資料が国の重要文化財に指定される
◆サイズ
身丈:167 cm /4 尺 4 寸 2 分
裄丈:68 cm /1 尺 8 寸 0 分
袖丈:48 cm /1 尺 2 寸 7 分
前巾:24 cm /6 寸 3 分
後巾:29.8 cm /7 寸 9 分
衽巾:15 cm /4 寸 0 分
褄下:80 cm /2 尺 1 寸 2 分
袖巾:36.4 cm /9 寸 6 分
◆詳細
状態:未着用品
付属品:なし
◆商品コード:2020000035480
●ご紹介商品の色は「日本の伝統色 和色大辞典」を参照しております。またモニターや端末の設定により色の表示には差異が生じる場合がございます。ご了承くださいませ。
●お仕立て替えや一部寸法直し等も当店にて承っております。お気軽にご相談ください。
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