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からむし織 麻 ピンストライプ模様 夏着物【中古】
¥165,000
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緯糸の手績みの苧麻の味わいがわかるような風合いの、とてもサラッとした心地よい手触りの麻の生地に、淡い焦げ茶・朽葉色の細縞が織り出された、とても涼しげな夏のお着物です。 緯糸に手績みの苧麻の糸、経糸に極細の苧麻の糸を使って織られているため、古代越後上布や八重山上布と似たような質感となっています。 日本最古といわれる麻織物の歴史は古く、日本各地で織られ続けてきた長い歴史の中でその技術がより高度になり、「上布」という最高級の織物にまで高められました。 その原料である苧麻・からむしはイラクサ科の多年草で、その繊維は青苧(あおそ)と呼ばれますが、福島県昭和村で育てられ、そこで苧麻の糸が生み出されます。 福島県で採れる苧麻の糸を使用して、新潟で糸績みをして織られると重要無形文化財の越後上布になりますが、苧麻の最大の産地である福島県の昭和村で取られた糸で、現地で織られたものをからむし織といいます。 軽くて涼しく、夏のお召し物として大変人気の高いもののひとつですが、それが想像できるような清涼感と、程よい透明感のある素敵なお着物となっています。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお召しいただけると思います。 季節のものをモチーフにした染めの麻や生紬のような名古屋帯と合わされたり、紅型染や型絵染などの工芸的な帯を合わされたり、透かし織やすくい織、羅織などの軽やかな帯を合わされたりするのも良いのではないでしょうか。 また、科布や葛布などの自然布のような帯を合わされるのも良いと思います。 ナチュラルな色使いも明るくお顔に映えますし、いろいろな色の帯とすんなりと馴染みそうです。 軽快に装って、お友達とのランチの会や観劇、コンサート、講演会や音楽会、お買い物などにお出かけいただくのも素敵ですね。 少し珍しく、とてもお洒落な雰囲気が魅力的で、上質なカジュアルさのある、大変おすすめの夏の逸品です。 衿裏には絽麻の生地が使われていて、居敷当 はついていません。 ❗❗❗当店で水洗いの加工をしておりますが、3カ所くらいほんの少しにじみが出た部分があります。 ご着用にはほとんど目立ちませんが、そのため少々お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 地の色は練色「和色大辞典 #ede4cd」https://www.colordic.org/colorsample/ede4cd 縞の色は朽葉色「和色大辞典 #917347」https://www.colordic.org/colorsample/917347 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:161.5 cm /4 尺 2 寸 7 分 裄丈:67.5 cm /1 尺 7 寸 9 分 袖丈:48 cm /1 尺 2 寸 7 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:78.2 cm /2 尺 0 寸 7 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:たとう紙 ◆商品コード:2020000029137
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重要無形文化財宮古上布 花唐草模様 単衣着物【中古】
¥198,000
SOLD OUT
沖縄本島から南西に約300kmに位置する宮古島で、地元に自生する苧麻の繊維から生まれる極細の糸で織られる宮古上布は、軽やかに風をはらんで、夏のお着物シーンを美しく彩ります。 こちらは少し前の時代の作品と思われるのもので、糸の風合いがとても良く、手績みの苧麻の味わいがしっかりと感じられるような質感となっています。 宮古上布も、制作された時期によって苧麻の質に個体差がありますのが、こちらは糸質の良い時代のものと思われます。 また模様もモダンな雰囲気で、大きめのお花と唐草の模様がとても華やかで、小さい絣の集合のタイプの宮古上布とはまた違った魅力が感じられます。 袷の時期には冒険できないようなご趣味の方でも、夏のお召し物は透け感もあって、模様が強く出すぎる事もありませので、こういった大胆な模様にもチャレンジされてみてはいかがでしょうか。 モノトーンの色使いにも、端正な絣できっちりと織られている品質の良さにも、上品さの漂う夏のお着物となっています。 こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにしたポイント柄のような染めの麻や生紬の帯などを合わされるのも良いでしょうし、すくい織や透かし織、羅織のような軽やかな帯を合わされるのも良いと思います。 また、紅型染や型絵染などの工芸的な帯を合わされるのもお洒落だと思います。 いろいろな帯を載せて見られると、意外な新しいコーディネートが見つかるかもしれません。 夏ならではのアイテムで、麻素材の中でも最高級の部類に入る宮古上布の着心地の良さを是非ご実感いただきたい、大変おすすめの逸品です。 衿裏には絹の絽が、居敷当には化繊と思われる絽の生地が使われています。 ❗❗❗全体的には保存状態は良いと思われますが、少し時間が経っているために、うっすらとですが絣の色のムラのような部分も見られます。 ご着用にはほとんど目立たないと思われます。 寸法も現状ではやや小さめのため、大変お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 地の色は藍墨茶「和色大辞典 #2f3133」https://www.colordic.org/colorsample/2f3133 絣の色は白鼠「和色大辞典 #dcdddd」https://www.colordic.org/colorsample/dcdddd をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:155.5(+8) cm /4 尺 1 寸 1 分 裄丈:64(+3.5) cm /1 尺 6 寸 9 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:23.8 cm /6 寸 3 分 後巾:28.5 cm /7 寸 5 分 衽巾:14.7 cm /3 寸 9 分 褄下:76 cm /2 尺 0 寸 1 分 袖巾:33.3(+1) cm /8 寸 8 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:反端 ◆商品コード:2020000029120
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本場小千谷縮創作同人会 柏屋織物 小千谷ちぢみ 麻 あみだ格子に小絣模様 単衣着物【未着用品】
¥99,000
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新潟県小千谷市は麻織物の産地として、とても長い歴史のあるところです。 重要無形文化財の小千谷ちぢみの発祥は、江戸時代に幕府に献上する麻織物の品質を各産地で競った時期があり、他の産地には出来ないようなものをつくるために、1200年ともいわれる歴史ある高品質の新潟の麻織物に、さらなる改良を加えて緯糸に強い撚りをかけたものを開発して出来上がりましたが、それが瞬く間に全国に広がってとても人気を呼び、需要の高いものとなりました。 その産地でその後も、様々な研究・改良が繰り返され、その技術をもって上質なラミー糸を使って織れたものが、現在夏のお召し物として人気の高い小千谷ちぢみです。 こちらは、近年特に少なくなってしまった、絣が織り込まれた珍しいタイプのお着物です。 少しだけグレー味の感じられる中間の藍・青褐色の、小千谷ちぢみならではのシボが心地よい手触りの生地に、淡いグレー・潤色の細い縞が何本か束になって3cm間隔に織られ、それにあみだくじのような配置で淡い水色・薄花色の絣が織り込まれ、間の四角のところにはトンボと流水のような絣が織り出された、凝った模様となっています。 手の込んだ模様ではありますが、藍色の地にグレーと水色の組み合わせは、とてもすっきりとしたお洒落な雰囲気があり、小千谷ちぢみの程よい透け感と共に涼しげな魅力に溢れたお着物となっています。 こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにしたような染めの麻や生紬の帯を合わされたり、型絵染や紅型染などの帯を合わされたりするのも良いですし、透かし織、すくい織などの軽やかな帯、さらに麻素材や科布などの自然布の帯などを合わされるのも良いと思います。 別でご紹介しております、 「桔梗のお花の模様 手描 夏名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/88277922 「桐山紫香 籠に紅白のカブの模様 麻夏名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87587991 「唐花模様 印傳 小千谷ちぢみ 麻名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/88278059 などの染めの帯を合わされるのも良いと思います。 また、織りの帯ですと 「濡れ緯 櫛漉き織 縞模様 夏開名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/88375716 「ススキに紫陽花の模様 絽綴れ 八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/88415812 「本場筑前博多織 格子模様 紗 八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/88661662 なども良いのではないでしょうか。 藍をベースにされているので、帯合わせはいろいろとお楽しみいただけると思います。 小千谷ちぢみの中でも希少性が高く、高級感の感じられる上質なカジュアルといった雰囲気のあふれる、とてもお洒落な大変おすすめの一点です。 衿裏には麻の平織の生地が使われていて、居敷当はついていません。 身丈を6cm出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 地の色は青褐(あおかち)「和色大辞典 #28314f」https://www.colordic.org/colorsample/28314f 縞の色は潤色「和色大辞典 #c8c2be」https://www.colordic.org/colorsample/c8c2be 絣の色は薄花色「和色大辞典 #596c80」https://www.colordic.org/colorsample/596c80 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:156.5(+8) cm /4 尺 1 寸 4 分 裄丈:67(+1.5) cm /1 尺 7 寸 7 分 袖丈:48 cm /1 尺 2 寸 7 分 前巾:26.3 cm /7 寸 0 分 後巾:30.8 cm /8 寸 1 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:78 cm /2 尺 0 寸 6 分 袖巾:34.5(+0.5) cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000029083
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長板藍型両面染 遠山に四季の草花模様 木綿 単衣着物【中古】
¥63,800
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さらっとした手触りの良い木綿の生地に、遠山の模様が明るい藍・留紺色で連なるように染められ、山の中には桜や笹が白く染め抜かれ、山の間の白い部分には松、紅葉、笹、菊などの模様がびっしりと染められた、長板染の藍の型染の単衣のお着物です。 両面染めとなっていて、地の白の部分には裏側の藍が少し透けて見えるために、白汚しのようなグレー味のある白・白梅鼠色になっているのも高級感が感じられます。 中形と小紋型の併用で、リズミカルな模様になっていますが、全体で広げて見ますと、手仕事のきちんとした染めである事から、落ち着いた雰囲気を持った良いお着物である事がわかります。 裏面は大きな乱菊に、網干や流水、菊、紅葉などの海辺を感じられる模様となっていて、将来的に縫い替えをされて、こちらを表にされてもまた雰囲気が変わって良いのではないでしょうか。(最後の画像をご参照ください。) こちらのお着物ですと、博多織や透かし織、すくい織などの軽めの帯を合わせてお召しになられるのも良いですし、半幅帯などでカジュアルに着こなされるのも良いと思います。 また、麻素材や自然布的な帯を合わされるのも良いですね。 別でご紹介しております、 「絣模様 捩り織 大麻布 夏八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87610743 「本場筑前博多織 多色縞 紗 夏八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87853784 「カラフル縞模様 変り絽織 夏八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/88667011 のような帯を合わされるのも良いと思います。 夏のいろいろなイベントでも活躍してくれそうな、長板中形の藍染の味わいがとても魅力的な、大変おすすめの一点です。 衿裏には薄手の白の木綿が使われていて、居敷当はついていません。 当店で水洗いの加工を施しております。 地の色は白梅鼠「和色大辞典 #e5e4e6」https://www.colordic.org/colorsample/e5e4e6 模様の色は留紺「和色大辞典 #26324d」https://www.colordic.org/colorsample/26324d をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:163 cm /4 尺 3 寸 1 分 裄丈:67.8 cm /1 尺 7 寸 9 分 袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:78.5 cm /2 尺 0 寸 8 分 袖巾:35.2 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000029076
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小千谷ちぢみ 麻 縞模様 単衣着物【未着用品】
¥68,200
新潟県小千谷市は麻織物の産地として、とても長い歴史のあるところです。 重要無形文化財の小千谷ちぢみの発祥は、江戸時代に幕府に献上する麻織物の品質を各産地で競った時期があり、他の産地には出来ないようなものをつくるために、1200年ともいわれる歴史ある高品質の新潟の麻織物に、さらなる改良を加えて緯糸に強い撚りをかけたものを開発して出来上がりましたが、それが瞬く間に全国に広がってとても人気を呼び、需要の高いものとなりました。 その産地でその後も、様々な研究・改良が繰り返され、その技術をもって上質なラミー糸を使って織れたものが、現在夏のお召し物として人気の高い小千谷ちぢみです。 淡く明るいグレー・銀鼠色の、小千谷ちぢみならではのシボが心地よいような手触りの良い生地に、黒に近いグレー・藍墨茶色と白練色の縞がランダムに織り出された、涼しげな麻のお着物です。 銀鼠色の明るいグレーをベースにして、藍墨茶色と白練色の縞が太く細く、何となくグループになって繰り返されながら織り出されているのが、生地のシボと相まって少しゆらゆらとしていて、それが小千谷ちぢみならではの魅力ともいえるような、素敵な表情になっています。 帯合わせはいろいろとお楽しみいただけそうですが、別でご紹介しております、 「桐山紫香 籠に紅白のカブの模様 麻夏名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87587991 「ナデシコの模様 絽紬 夏名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/86900674 などの季節感のあるような染めの帯や 「芭蕉の葉の模様 型染 全通名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/86389461 「平敷慶秀 大きな鳥の模様 型絵染 麻名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/86693820 のような、少し工芸的な型絵染のような帯も良いのではないでしょうか。 柔らかいモノトーンの色使いですので、帯の色も幅広く合わせていただけると思います。 軽快に装って夏の街へお出かけいただきたい、とても素敵な大変おすすめの一点です。 衿裏と居敷当に、薄手の木綿の生地が使われたお仕立てとなっています。 おそらくご自宅でお洗濯をされる事を前提に、そうされたのかと思います。 身丈を6cm出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 銀鼠「和色大辞典 #b1b1b3」https://www.colordic.org/colorsample/b1b1b3 藍墨茶「和色大辞典 #474a4d」https://www.colordic.org/colorsample/474a4d 白練「和色大辞典 #f3f3f2」https://www.colordic.org/colorsample/f3f3f2 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:164(+6) cm /4 尺 3 寸 4 分 裄丈:68.3 cm /1 尺 8 寸 1 分 袖丈:49.7 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:26 cm /6 寸 9 分 後巾:31.5 cm /8 寸 3 分 衽巾:15.5 cm /4 寸 1 分 褄下:78.3 cm /2 尺 0 寸 7 分 袖巾:35.8 cm /9 寸 5 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028604
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小千谷ちぢみ 麻 万筋 単衣着物【中古】
¥58,300
SOLD OUT
新潟県小千谷市は麻織物の産地として、とても長い歴史のあるところです。 重要無形文化財の小千谷ちぢみの発祥は、江戸時代に幕府に献上する麻織物の品質を各産地で競った時期があり、他の産地には出来ないようなものをつくるために、1200年ともいわれる歴史ある高品質の新潟の麻織物に、さらなる改良を加えて緯糸に強い撚りをかけたものを開発して出来上がりましたが、それが瞬く間に全国に広がってとても人気を呼び、需要の高いものとなりました。 その産地でその後も、様々な研究・改良が繰り返され、その技術をもって上質なラミー糸を使って織れたものが、現在夏のお召し物として人気の高い小千谷ちぢみです。 小千谷ちぢみならではのシボと弾力性のある濃い藍色の生地に、それより少し明るいグレー味のある藍・御召御納戸色の縞と淡いグレー・錫色の細い縞が織り込まれた、万筋のような細縞の雰囲気がちょっとメンズライクなお洒落さを醸し出しているような、素敵な麻のお着物です。 透け感のある濃い色のお着物に、白い襦袢が透けて見えるといった演出は夏のお着物ならではのもので、とてもお洒落だと思います。 夏の後半になりましたら、淡いグレーや水色、薄紫色などの襦袢を合わされるのもまた素敵です。 帯はいろいろと合わせていただけると思いますので、季節のものをモチーフにしたような染めの麻や生紬などの帯や、透かし織や羅織などの軽めの帯、自然布のような凝った織りの無地系の帯など、楽しく着こなしていただけたらと思います。 夏ならではの着心地の良い小千谷ちぢみですが、こういった無地感覚の大人のお洒落さのあるものはきっと活用がきいて、長くご愛用いただけるのではないかと思います。 そういった意味でも大変おすすめの一点です。 衿裏と居敷当に、化繊の生地が使われたお仕立てとなっています。 おそらくご自宅でお洗濯をされる事を前提に、そうされたのかと思います。 濃藍「和色大辞典 #0a1533」https://www.colordic.org/colorsample/0a1533 御召御納戸「和色大辞典 #4c6473」https://www.colordic.org/colorsample/4c6473 錫色(すずいろ)「和色大辞典 #9ea1a3」https://www.colordic.org/colorsample/9ea1a3 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167 cm /4 尺 4 寸 2 分 裄丈:68.5 cm /1 尺 8 寸 1 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:27 cm /7 寸 1 分 後巾:31.5 cm /8 寸 3 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:79 cm /2 尺 0 寸 9 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028598
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茶屋辻模様 一方附小紋 生紬 夏着物【未着用品】
¥58,300
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経緯に少し節が見られる座繰りの生紬の、シャリっとした張りと少し透け感もある手触りの良い練色の生地に、雲取りに桔梗やススキ、萩、紅葉、梅、菊といった草花が生い茂る中に、茅葺きの屋根のお家が見える茶屋辻模様が、一方附の小紋の柄配置に染められた、カジュアルさの中に格調高さも感じられる、とてもお洒落な夏のお着物です。 江戸時代の帷子のお着物をイメージして染められたのではないかと思われる色使いとなっていて、柔らかい地色に少しグレー味のある藍系の濃淡が主になって描かれています。 雲取りの中の七宝繋ぎの模様は、型染ならではの味わいが感じられ、全体は藍系の濃淡ですが、ところどころにさりげなく灰桜色のピンクや秘色色のブルー、利休茶色の薄茶などが挿されていたり、白い胡粉がやはり手挿しで入れられていたり、手の込んだ凝ったものである事がわかります。 小紋附けですが、柄が全て上の一方向に向けて合わせて染められているため、落ち着きと高級感を表していて、格の高さを感じられます。 こちらのお着物ですと、染めや織りのポイント柄の帯や、格子や縞模様などの織りの帯、自然布的な無地系の帯など、いろいろと合わせていただくと良いのではないでしょうか。 別でご紹介しております、 「トンボの模様 手描友禅 絽縮緬名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87262718 「秋草の模様 手描 絽塩瀬名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87852962 のような染め帯を合わされたり、 「変わり井桁絣模様 大麻布 八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87372613 「本場筑前博多織 多色縞 紗 夏八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87853784 のような織の帯を合わされたりするのも良いと思います。 そういった着こなしで、お友達とのランチの会やコンサート、落語の会、講演会、展示会、お買い物などにお出かけされるのも良いですね。 軽く着心地の良い生紬の素材がとても涼しげで、伝統的な文様が染められて格調高さも感じられ、夏の装いを一段ゴージャスな雰囲気にしてくれそうな、大変おすすめの一点です。 未着用品。 衿裏には絹の絽が使われて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 裄丈を1cm出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 地の色は練色「和色大辞典 #ede4cd」https://www.colordic.org/colorsample/ede4cd 模様の色は藍鼠「和色大辞典 #6c848d」https://www.colordic.org/colorsample/6c848d 湊鼠「和色大辞典 #80989b」https://www.colordic.org/colorsample/80989b 秘色色(ひそくいろ)「和色大辞典 #abced8」https://www.colordic.org/colorsample/abced8 灰桜「和色大辞典 #e8beba」https://www.colordic.org/colorsample/e8beba 利休茶「和色大辞典 #a59564」https://www.colordic.org/colorsample/a59564 利休白茶「和色大辞典 #ccc5b6」https://www.colordic.org/colorsample/ccc5b6 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168 cm /4 尺 4 寸 4 分 裄丈:67.6(+1) cm /1 尺 7 寸 9 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:26.2 cm /6 寸 9 分 後巾:30.2 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:84 cm /2 尺 2 寸 2 分 袖巾:34.5 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028543
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本場琉球壁上布 縞によろけ模様 夏着物【中古】
¥46,200
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綺麗な透け感の藍色の生地に、紅檜皮色と鶸茶色などの少し凝った縞が織られ、その縞の間に立涌のように小さな点が並ぶ淡いグレー・薄雲鼠色の絣が織り込まれた、涼しげな雰囲気がとても魅力的な琉球絣の壁上布のお着物です。 上布とは本来は麻のお着物の事を指しますが、壁上布と言われるこちらのお着物は絹で織られています。 緯糸に独特の製法で強い撚りがかけられたチリチリとした張りのある生地で、土壁を触っているようなザラっとした感触がある事から、壁上布と呼ばれているようです。 こちらの模様はアヤヌナーカー(綾の中)といわれるもので、綾とは沖縄では縞の事で、縞の中に絣の模様があるものを表すそうです。 縞は紅檜皮色や鶸茶色、藍の濃淡、生成り色、黄色など5、6色の糸で織り出されていて、とても凝った味わいが感じられます。 水を表したようなジグザグの絣が琉球絣らしい雰囲気を醸し出していて、とてもお洒落な夏のお着物となっています。 こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにしたような染めの麻や生紬などの帯を合わされたり、絽綴れやすくい織、透かし織などの軽ろやかな帯を合わされたり、科布や葛布、麻系の自然布的な帯を合わされたりと、いろいろとお楽しみいただけそうです。 そういった着こなしで、お稽古事やお友達とのランチの会、観劇、コンサート、講演会などにお出かけされるのも良いのではないでしょうか。 爽やかさのある藍の色に白い襦袢が透けるのもとても綺麗だと思いますし、壁上布ならではの質感がとても素敵です。 沖縄らしい縞に絣の模様は、どことなく異国情緒のような雰囲気も感じられ、とても個性的でお洒落な着こなしをお楽しみいただけそうな、大変おすすめの一点です。 しつけ糸はついていませんが、未着用と思われるとても良い状態です。 衿裏と居敷当に、絽の化繊の生地が使われたお仕立てとなっています。 ややミディアムサイズでもあるため、少々お値打価格とさせていただいております。 身丈を7cm、裄丈を3cm(袖巾を2cm)出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 地の色は濃藍「和色大辞典 #334266」https://www.colordic.org/colorsample/334266 縞の色は紅檜皮(べにひはだ)「和色大辞典 #7a4e49」https://www.colordic.org/colorsample/7a4e49 鶸茶(ひわちゃ)「和色大辞典 #8c8861」https://www.colordic.org/colorsample/8c8861 絣の色は薄雲鼠「和色大辞典 #d4dcda」https://www.colordic.org/colorsample/d4dcda をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:159(+7) cm /4 尺 2 寸 1 分 裄丈:66.5(+3) cm /1 尺 7 寸 6 分 袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:25 cm /6 寸 6 分 後巾:30.2 cm /8 寸 0 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:74.8 cm /1 尺 9 寸 8 分 袖巾:33.8(+2) cm /8 寸 9 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028550
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鈴木苧紡庵 重要無形文化財本場越後上布 「武田菱」 単衣着物【お仕立て替え済】
¥748,000
SOLD OUT
雪国の宝石のような布、素晴らしい越後上布のお着物のご紹介です。 1200年以上もの間、その技術は連綿と受け継がれ、70にも及ぶ工程のすべてを人の手によって行うという事は現在までほとんど変わっていません。 福島の昭和村で収穫された苧麻の原料「青苧」から糸を引き、績みますが、以前に現地で拝見した時には、糸の状態をより良く保つために、暖房も何もない寒い所で根気よく作業が行われていました。 経糸だけでも約14mの長さを1400本分、手作業で苧麻の糸を績んで繋いでいきます。 麻桶(おぼけ)の中にためられた真っ白な苧麻の糸はとても綺麗です。 さらにつくられた糸に石臼のような重しを置いて横に引っ張り、切れたりもつれたりしないか検査し、つなぎ目が切れたものを探して績みなおします。 その後、手括りの絣で糸を染め、それからようやく機にかけ、地機でこれまた根気よく織り進めていきます。 気の遠くなるような集中力と根気と高い技術が必要となります。 そうして手仕事の積み重ねからできあがる越後上布は、約2年の歳月をかけて輝くように美しい布になります。 こちらはグレー味のある淡い藍色の地に、藤色がかったグレー・桔梗鼠色の武田菱の絣がランダムに配置された、鈴木苧紡庵さん作の重要無形文化財越後上布のお着物です。 実際にお召しいただきますと絶妙な地色でお顔映りも優しく、またランダムな武田菱の模様がぐるりと繋がって華やかなものとなります。 ひんやりとした越後上布ならではの手触りと透明感がたまらなく魅力的です。 帯合わせは、広い範囲でいろいろとお楽しみいただけるのではないでしょうか。 紅型や型絵染などの麻や生紬の名古屋帯、また芭蕉布や科布などの自然布の帯も良いでしょうし、羅や工芸的な織りの帯も合いそうです。 麻や上布などのコーディネートには、綺麗な色の小物を合わされますとすっきりとした着こなしをお楽しみいただけます。 重要無形文化財の越後上布ならではのさらりとした心地よい質感と、鈴木苧紡庵さんの作品ならではのデザインのお洒落さとが、とてもゴージャスな夏の装いを演出してくれる、大変おすすめの逸品です。 ◆サイズ 身丈:164 cm /4 尺 3 寸 4 分 裄丈:68 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:48.5 cm /1 尺 2 寸 8 分 前巾:24.6 cm /6 寸 5 分 後巾:30.8 cm /8 寸 1 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:84 cm /2 尺 2 寸 2 分 袖巾:34.8 cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:反端、証紙、色紙 ◆商品コード:2020000028482
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重要無形文化財宮古上布 波に花の模様 単衣着物 青山みとも扱【お仕立て替え済】
¥374,000
SOLD OUT
沖縄本島から南西に約300kmに位置する宮古島で、地元に自生する苧麻の繊維から生まれる極細の糸で織られる宮古上布は、軽やかに風をはらんで、夏のお着物シーンを美しく彩ります。 宮古島は山のない平坦な地形で、あまり水も豊かではなく、稲作には向かなかったので、琉球王朝時代にも、他の島々は年貢としてお米を納めていたのに対して、宮古島では粟を納めていたそうです。 そして16歳から50歳までの女性は、粟の代わりとして上布を納めていたそうで、それは1600年代から明治の終わり1903年まで続きました。 そういった長い歴史の中で、宮古上布は伝承され、そして進化して、最高級といわれるような織物となっていったようです。 80代の高齢の女性たちが苧麻の糸を巧みに操りながら、絹糸のような艶やかな細く美しい糸を繋いでいきます。 そうやってつくられた糸を、琉球藍と蓼藍が混合された藍によって、繰り返し繰り返し黒に近い色になるまで染められ、そこに染め抜かれた白く小さな絣によって模様が構成されます。 こちらのお着物を見てみても、その絣の小ささには目を見張るものがあり、それだけ糸も細いという事を物語っています。 波のようなうねりのある横の線が連らなって、手をつないでいるような模様が表され、その間に小さなお花の模様が置かれて、シンプルな中にもリズミカルな楽しさのようなものが感じられる素敵なお着物です。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯で着こなしをアレンジしてお召しいただけると思います。 夏らしいモチーフが染められた麻素材や生紬などの名古屋帯や、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な染めの名古屋帯などを合わされるのも良いですし、科布、葛布、藤布、苧麻の糸で織られたような自然布の帯などを合わされるのも素敵だと思います。 そういった装いで、趣味のお集まりやお友達とのお着物でのランチの会、観劇、美術鑑賞や音楽鑑賞などにお出かけになるも良いのではないでしょうか。 夏の素材の中でも最上級ともいえる宮古上布のお着物で、これからの季節のお出かけが楽しみに思えるような、そんな魅力的な大変おすすめの逸品です。 お仕立て替え済。 ◆サイズ 身丈:161.7 cm /4 尺 2 寸 8 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:25 cm /6 寸 6 分 後巾:30 cm /7 寸 9 分 衽巾:15.8 cm /4 寸 2 分 褄下:76.8 cm /2 尺 0 寸 3 分 袖巾:34.1 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:たとう紙 ◆商品コード:2020000009856
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日本工芸会正会員 樋口隆司 「まつりばやし」雪輪に桜と月の模様 小千谷ちぢみ 麻 単衣着物【未着用品】
¥121,000
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赤味の少ない濃い紫・滅紫色の小千谷ちぢみならではのシボが心地よい質感の生地に、大小の雪輪と桜の花びら、半月と三日月の形をした絣が淡い色使いで散らされて、とても珍しい模様が個性的でお洒落な雰囲気となった、樋口隆司さんの素敵な作品です。 長い歴史のある小千谷の伝統と技法を作品に生かし、情緒豊かに雪国の四季を表現される樋口隆司さん。 「花・風・月・雪」などをモチーフにして、遊び心のあるデザインを、盛り込まれて個性のある作品を発表されてきました。 日本伝統工芸展でもその評価は高く、そしてお着物ファンからもその着心地の良さと優れたデザインで、多くの支持を得ています。 こちらの作品は地色も少し珍しく、雪輪の絣も2色使いになっていたり、青白橡色の幻想的な月も、半月と三日月があったりと、とても凝った模様となっています。 お洒落な色使いとデザインは他では見られないもので、さすがのセンスだと思いました。 樋口さんはとてもロマンティストな方なのだなと改めて思いますが、それはいろいろな作品の中にも表現されていて、どこか夢のあるような穏やかな印象となって伝わってきます。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお召しいただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような染めの麻や生紬などの名古屋帯や、紅型染や型絵染のような工芸的な名古屋帯を合わされたりするのも良いですね。 また、カジュアルにすくい織や透かし織、羅織などの八寸名古屋帯でも、自然布のような無地系の帯でも合わせていただけて、着こなしのイメージが広がります。 濃いめの色で、9月の前半までお召しいただけると思いますので、襦袢の色を変えて、遊び心を演出されるのも素敵だと思います。 着心地の良さに定評のある小千谷ちぢみを個性的に着こなして、街へお出かけいただきたい、大変おすすめの一点です。 衿裏には化繊の絽の生地が使われていて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 樋口さんは、麻の小千谷ちぢみはご自宅でのお洗濯を推奨されていましたので、そのために化繊の衿裏がつけられているものと思われます。 裄丈を2cm(袖巾を2cm)出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 地の色は滅紫(けしむらさき)「和色大辞典 #4d2e46」https://www.colordic.org/colorsample/4d2e46 雪輪の色は鳩羽色「和色大辞典 #95859c」https://www.colordic.org/colorsample/95859c 木蘭色(もくらんじき)「和色大辞典 #c7b98b」https://www.colordic.org/colorsample/c7b98b 月の色は青白橡(あおしろつるばみ)「和色大辞典 #9ba88d」https://www.colordic.org/colorsample/9ba88d をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167.5 cm /4 尺 4 寸 3 分 裄丈:68(+2) cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:25 cm /6 寸 6 分 後巾:31.4 cm /8 寸 3 分 衽巾:16.5 cm /4 寸 4 分 褄下:75.8 cm /2 尺 0 寸 1 分 袖巾:33.5(+2) cm /8 寸 9 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000028475
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古代越後上布 斜め格子に花の模様 麻 単衣着物【中古】
¥264,000
夏のお着物は、絹だけでも絽、紗、大島、結城、塩沢、生紬、絹芭蕉、明石ちぢみなど様々な種類があります。 そこに麻素材のものが加わって多彩さが増し、夏のお出かけはその日の気温やお出かけ先などによってお着物を変えたり帯を変えたりと、楽しい悩みが増えるのではないでしょうか。 麻素材はとてもマニアックなジャンルではありますが、その奥深さと実際に身に纏った時の涼しさは、夏のお着物ならではの魅力のひとつだと思います。 こちらは緯に手績みの苧麻の糸、経に苧麻の糸を使用して、手括りで染められた非常に細かい絣が織り出された、古代越後上布の素晴らしいお着物です。 古代越後上布は、重要無形文化財の越後上布の生産単数が激減しはじめた頃、重要無形文化財だけでは生産数が賄えないという事で、着心地が限りなく近いものは何かできないかと工夫され、生まれたものだそうです。 古代越後上布の緯糸の手績みの苧麻の糸の含有量には個体差があり、風合いもいろいろと違ったりしますが、こちらは緯糸にはほぼ手績みの苧麻の糸が使われているようで、とてもひんやりとした肌触りで、さらっとした気持ちの良い質感となっています。 また絣も非常に細かく、小さなカ絣が集まって、少し変わった斜め格子の中に4種類の花唐草がびっしりと織り込まれたとても凝った模様となっていて、その精密さに思わず見入ってしまうほど細やかです。 近年ではこういった凝った絣のものは生産されていないようで、なかなか実現しにくい模様と思われます。 白汚しのような、少しだけ緑味を感じられるようなグレーベージュ・灰白色の地色に、あまり濃くない藍・鉄御納戸色の絣がとても爽やかな印象で、涼しげな夏の上質なお着物といった佇まいとなっています。 こちらのお着物ですと、染めのものでも織のものでもいろいろな夏の帯を合わせていただくと良いと思います。 別でご紹介しております、 「朝顔の模様 手刺繍 名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/86426310 「鷺草の模様 手描友禅 夏名古屋帯 作家物」https://kawanoya.buyshop.jp/items/86537914 のような季節のものをモチーフにした染めの帯を合わされたり、 「多ち花 茶屋辻模様 全通 夏開名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/86818052 「人間国宝 玉那覇有公 「オモダカ文様」 本場琉球紅型 麻夏名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87816351 のような工芸的な帯を合わされたり、 「重要無形文化財本場越後上布 格子模様 全通八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87262720 「からむし 捩り織 夏八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87242767 などの凝った織りの帯を合わされたりするのも良いですね。 優しい色合いですので、コーディネートのイメージが限りなく広がって、お出かけが楽しみに思えそうな、とても希少性も高く上質な、大変おすすめの逸品です。 衿裏には絹の絽が使われていて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 ❗❗❗京都の湧き水で一点ずつ職人さんが手洗いをする名水洗いの加工を施してありますので、全体的には綺麗な状態ですが、経年保管のためと思われる灰汁のような点が、左袖の前側袖口の下の振りとの間くらいにうっすらと見られます。(最後の画像をご参照ください) ご着用にはあまり目立たないと思われますが、そのため少々お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 地の色は灰白色(かいはくしょく)「和色大辞典 #e8e8d1」https://www.colordic.org/colorsample/e8e8d1 絣の色は鉄御納戸「和色大辞典 #455765」https://www.colordic.org/colorsample/455765 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168.5 cm /4 尺 4 寸 6 分 裄丈:68.2 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.6 cm /6 寸 5 分 後巾:29.2 cm /7 寸 7 分 衽巾:14.8 cm /3 寸 9 分 褄下:78.2 cm /2 尺 0 寸 7 分 袖巾:34.1 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:色紙 ◆商品コード:2020000028116
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小千谷ちぢみ 麻 青磁色 無地 単衣着物【未着用品】
¥49,500
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新潟県小千谷市は麻織物の産地として、とても長い歴史のあるところです。 重要無形文化財の小千谷ちぢみの発祥は、江戸時代に幕府に献上する麻織物の品質を各産地で競った時期があり、他の産地には出来ないようなものをつくるために、1200年ともいわれる歴史ある高品質の新潟の麻織物に、さらなる改良を加えて緯糸に強い撚りをかけたものを開発して出来上がりましたが、それが瞬く間に全国に広がってとても人気を呼び、需要の高いものとなりました。 その産地でその後も、様々な研究・改良が繰り返され、その技術をもって上質なラミー糸を使って織れたものが、現在夏のお召し物として人気の高い小千谷ちぢみです。 少しだけグレー味のある淡い青磁・錆青磁色の糸で、小千谷ちぢみならではのシボのある風合いに織られた、無地の麻の単衣のお着物です。 さらりとした質感は着心地も良さそうで、上品な錆青磁のやさしい色合いはいろいろな帯を合わせてお楽しみいただけそうです。 季節のものをモチーフにした染めの帯を合わされたり、自然布のような凝った織りの帯を合わされたり、盛夏には透かし織や羅織などの軽めの帯を合わされたりと、コーディネートの範囲も広いと思います。 別でご紹介しております、 「桐山紫香 萩の花の模様 手描 麻夏名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87587909 「トンボの模様 手描友禅 絽縮緬名古屋帯 作家物」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87262718 のような染めの帯も良いですし 「むら田扱 八重山上布 縞模様 二部式八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87048255 「変わり井桁絣模様 大麻布 八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87372613 のような織の帯もすっきりとして良いのではないでしょうか。 夏のカジュアルな装いを素敵に演出してくれそうな綺麗な色が魅力的な、大変おすすめの一点です。 透け感がありますので、ウェブのお写真ですと少し白っぽく薄い色になっていますが、実物の色目はもう少しだけ濃く見えます。 自然衿のお仕立てとなっていて、居敷当はつけられていません。 寸法が少し小さめのため、少々お値打価格とさせていただいております。 身丈を8cm、裄丈を6cm(袖巾を3cm)出す事が可能です。 袖丈つめの加工も承りますので、お直し等につきましてもお気軽にご相談くださいませ。 錆青磁「和色大辞典 #b3c7ba」https://www.colordic.org/colorsample/b3c7ba をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:158(+8) cm /4 尺 1 寸 8 分 裄丈:63.5(+6) cm /1 尺 6 寸 8 分 袖丈:53.5 cm /1 尺 4 寸 2 分 前巾:23.8 cm /6 寸 3 分 後巾:31 cm /8 寸 2 分 衽巾:15.5 cm /4 寸 1 分 褄下:80.2 cm /2 尺 1 寸 2 分 袖巾:32.8(+3) cm /8 寸 7 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028314
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石川県指定無形文化財能登上布 麻 単衣着物【中古】
¥42,900
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能登半島の中部、中能登地方の羽咋市や鹿西町辺りで織られていた能登上布は、長い歴史のある麻織物で、この地を訪れた崇神天皇の皇女がその技術を伝えたとも言われています。 江戸中期には近江上布で有名な近江から技術者を招いて改良を加え、より良い織物となった能登上布は、やはり販路の広さを持つ近江商人の力を借りて、全国に広まっていったそうです。 昭和の初期には全盛期を迎えて、織元も120軒を超え、年間生産反数も130万反にまでのぼり、麻織物の県生産量が日本一になり、石川県無形文化財の指定も受けました。 それがその後、戦争を挟み、また高度成長の波に押されて、現在では山崎仁一さんの工房一軒だけで生産されているといった状況になっており、他の染織品の産地同様にとても大変な事だと思わされます。 能登上布のさらりとした肌ざわりと、櫛押捺染という技法で柄付けされた精密で細やかな絣によって構成された模様は、とても涼やかな表情となっていて、着心地の良さが想像できるようです。 こちらは錆鉄御納戸色と藍墨茶色の濃淡の2色で織り出された模様が、亀甲模様の変形のような、糸巻のような形をしていて、ちょっと可愛らしくも見えたりしますが、それらはとても小さな蚊絣の集合で表されています。 長い櫛のような形のものに染料をつけて、丁寧に糸を染めていく櫛押捺染といわれる技法で柄付けをされ、それをまた織り手が経緯の絣を合わせながら織るという、とても時間と技術も要するもので、能登上布のひとつの特徴ともいえます。 こちらのお着物ですと、染めや織りの帯を合わせて、夏らしい装いをお楽しみいただけるのではないかと思います。 裄丈や袖丈などが少し短いため、とてもお値打価格とさせていただいております。 現在ではとても希少性が高い絣模様の能登上布ですので、お寸法が合う方にはとてもお買い得なお着物です。 軽快に着こなして街へお出かけいただきたい、さらりとした気持ちの良い質感の、大変おすすめの一点です。 衿裏には絹の絽が使用われていて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 地の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 絣の色は鉄御納戸「和色大辞典 #455765」https://www.colordic.org/colorsample/455765 藍墨茶「和色大辞典 #474a4d」https://www.colordic.org/colorsample/474a4d をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:160.5 cm /4 尺 2 寸 5 分 裄丈:66 cm /1 尺 7 寸 5 分 袖丈:45.5 cm /1 尺 2 寸 0 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:14.5 cm /3 寸 8 分 褄下:82 cm /2 尺 1 寸 7 分 袖巾:33 cm /8 寸 7 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028123
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ススキに蝶々の模様 絹紅梅 単衣着物【中古】
¥39,600
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明るい藍・紺鼠色のとても薄い絹の紗紬のような地に、それより少し濃い色の綿の糸でみじん格子が織り込まれた絹紅梅の生地に、全体にゆるやかに流れる流水の模様が描かれ、その水面にしなだれかかるようなススキと、そのそばを飛ぶ大きな蝶々が型染で染められた、お洒落な夏のお着物です。 紅梅織とは極細の糸で織られた地に太い糸を織り込む事で、みじん格子や縞の模様を表した凹凸感のある独特の風合いの織物です。 絹のものと木綿のものがありますが、こちらは絹の地に木綿の糸が織り込まれているようです。 もともと青梅地方で織られていたそうですが、大正時代のアンティークのお着物にもこの素材を見る事がありますので、歴史は古そうです。 独特の発色と透け感が絹紅梅の特徴で、魅力のひとつといえます。 こちらのお着物ですと、博多織などの帯や白系の軽めの帯などを合わせてお召しになると良いと思います。 別でご紹介しております、 「市松模様絣縞 麻 夏八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/87629265 「斜め格子模様 麻 名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/75703872 「麻の葉の丸に猫の模様 麻開名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/75666303 などの帯を合わされるのも良いのではないでしょうか。 軽快な装いで夏のいろいろなイベントにお出かけいただきたい、軽やかでお洒落な大変おすすめの一点です。 衿裏には絹の絽が使われて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 身丈を5cm、裄丈を1.5cm(袖巾を0.7cm)出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 地の色は紺鼠「和色大辞典 #2a3d4d」https://www.colordic.org/colorsample/2a3d4d 蝶の色は濃藍「和色大辞典 #0a1533」https://www.colordic.org/colorsample/0a1533 ススキの色は灰青「和色大辞典 #c0c6c9」https://www.colordic.org/colorsample/c0c6c9 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:160.5(+5) cm /4 尺 2 寸 5 分 裄丈:65(+1.5) cm /1 尺 7 寸 2 分 袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:29.5 cm /7 寸 8 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:75.2 cm /1 尺 9 寸 9 分 袖巾:32.3(+0.7) cm /8 寸 5 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000019626
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本場越後上布 立涌模様 単衣着物【中古】
¥132,000
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夏のお着物には様々な素材がありますが、その楽しみのひとつでもある麻のお着物も産地によってそれぞれ個性と個体差があり、ひとつずつ質感が違ったり、着心地が違ったりします。 こちらは極細の苧麻の糸で端正なカ絣が織り出され、その配置によって立涌の模様が構成された、素敵な越後上布のお着物です。 スマートな印象の立涌の模様は藍色の蚊絣で織り出され、陶器のように白い地色に映えてとても美しく目に映ります。 見た目にもとても涼やかで、ひんやりとした手触りは、きっと着心地も良いであろう事が想像できます。 たおやかでしなやかさのある質感でありながら、ピンとした張りもあって、麻ならではのサラッとした風合いがとても魅力的で、実際にお召しになりますと目にも涼しく感じられる事でしょう。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせていただけると思いますが、季節のものをモチーフにしたような染めの麻や生紬などの九寸名古屋帯や、からむしや科布などの自然布の織りの帯、羅織や透かし織のような八寸名古屋帯など、コーディネイトのイメージが広がります。 そういった装いで美術館や画廊などを訪れたり、お友達とのランチの会、観劇などにお出かけされたりするのも素敵だと思います。 すっきりとした模様が洗練された着こなしを演出してくれると思える、大変おすすめの一点です。 衿は自然衿の形となっていて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 寸法もやや小さめのため、少々お値打価格とさせていただいております。 裄丈を2cm出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 地の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 絣の色は濃藍「和色大辞典 #0a1633」https://www.colordic.org/colorsample/0a1633 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:159 cm /4 尺 2 寸 1 分 裄丈:65.5(+2) cm /1 尺 7 寸 3 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30 cm /7 寸 9 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:76.2 cm /2 尺 0 寸 2 分 袖巾:34 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028079
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小河正義 重要無形文化財越後上布 寄せ裂模様 単衣着物【未着用品】
¥968,000
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一年の半分近くが雪に閉ざされる北国の宝の布・越後上布は、自然発生的な麻の織物・越後布から始まり約1200年の歴史を持っています。 近年の越後上布・越後ちぢみの形に近くなった、江戸時代中期の最盛期には、より優れたものを幕府に献上するために他の産地との凄まじい戦いのような時期があり、極上の織物へと変化していきました。 そしてそれは非常に好評で、全国的に販路が広がり、年間生産反数が30万にものぼった時期もあるそうです。 人口も、江戸より越後の方が多かった時代があると現地の方が話されていました。 それでも40年前には150反あった年間生産反数も「現在は20反を切るくらいくらいでしょうか」とお聞きして驚いてしまいました。 ひとつの反物が出来上がるまでに60~70工程にも及ぶ手仕事の積み重ね、それも卓越した技術をもった人の手によるもので、時間と根気とが必要となりますので、各工程の技術者の減少によって、段々と生産数が少なくなるのは仕方のない事かもしれません。 この素晴らしい技術と織物が、消える事なく続いてほしいと願うばかりです。 福島県の昭和村で採れた青苧(苧麻)の糸を、手で非常に細く裂いて手で績み、長い一本の糸にしていきます。 それを図案に沿って手括りで絣を括り、染めたものを地機で手織りし、できあがった布を雪晒しするといった、60以上にも及ぶ工程を経てようやく重要無形文化財の越後上布は完成します。 古くは、糸績みは農閑期の女性の仕事となっていて、より細い糸を績める事が評価されていましたが、昔は細い糸で織られた反物が天保銭の穴を通ったら一人前とも言われていたそうです。 そうして績んだ糸を絣付けして染め、それを地機で織っていきますが、腰で経糸を張って調節しながら織るので、機と人が一体化しないと良いものが織れないといわれるほどに、身体への負担は大きい作業です。 そうやって生まれてきた宝のような織物には、見る人を引き付けてやまない、輝きのようなものがあります。 こちらは独特の越後上布の質感と、透明感のある澄んだ薄緑・山葵色がとても美しい地に、中型の亀甲の模様が取られ、その中に、ツバメ、麻の葉、立涌文様、菱模様、お花の模様など、いろいろな模様が寄せ裂のように絣で織り出された、大変手の込んだ凝った模様の越後上布のお着物です。 適度な張りと弾力性のある生地は綺麗な透け感を持っていて、うっとりするような美しさで、しっとりと横たわっている様子は何物にもかえられないような存在感と迫力が感じられます。 こんな素敵なお着物を身にまとう事ができるのは、お着物という世界だからこそ叶う体験で、本当に幸せな事だと思います。 こちらのお着物ですと、無地系の羅織やシンプルな織りの名古屋帯などを合わせてお召しになると素敵だと思います。 夏ならではの心の贅沢といえるような、またずっと長くご愛用いただけると思える、大変おすすめの逸品です。 衿裏には絽の麻の生地が、居敷当には平織の麻の生地が使われたお仕立てとなっています。 地の色は山葵色「和色大辞典 #a8bf93」https://www.colordic.org/colorsample/a8bf93 絣の色は革色「和色大辞典 #3d4d45」https://www.colordic.org/colorsample/3d4d45 青鈍(あおにび)「和色大辞典 #59665b」https://www.colordic.org/colorsample/59665b をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:165 cm /4 尺 3 寸 7 分 裄丈:69.5 cm /1 尺 8 寸 4 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:25.2 cm /6 寸 7 分 後巾:29.8 cm /7 寸 9 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:79.8 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端、証紙、色紙 ◆商品コード:2020000028024
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重要無形文化財越後上布 みじん格子 単衣着物【中古】
¥88,000
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重要無形文化財の越後上布の原料となる糸は、福島県の昭和村でつくられます。 採取された青苧(苧麻)の糸を、手で非常に細く裂いて手で績み、長い一本の糸にしていきます。 それを図案に沿って手括りで絣を括り、染めたものを地機で手織りし、できあがった布を雪晒しするといった、60以上にも及ぶ工程を経てようやく完成します。 以前にその糸績みの作業をされているところをお尋ねしたのは、雪が深く積もる2月の終わりでしたが、糸績みをされる方も地機で織られている方も暖房などは使われず、とても寒い中で作業をされていたのが印象的でした。 苧麻の糸は乾燥に弱いので、雪深い地域ならではの湿度をいかすために、暖房などは使われないそうです。 そんな寒いところで、経糸を身体の重みで張り具合を調節しながら、絣の目を合わせながら織られている姿には迫力のようなものさえ感じられ、それだけでもすごい事だと感動してしまいました。 こちらは少し前の時代のものと思われる、経緯手績みの苧麻で織られた越後上布のお着物です。 透明感のある薄茶・渋紙色の地に、それより少し濃い茶・黄枯茶色の糸で少しランダムなみじん格子の模様が織り出された、無地感覚的なお洒落さのあるお着物です。 寸法が少し小さめのため、お値打価格とさせていただいておりますので、このままでお召しになれる方には大変お買い得です。 帯はいろいろと合わせていただけると思いますが、季節のものをモチーフにしたような麻や生紬などの染めの名古屋帯や、軽めの織りの八寸名古屋帯などを合わされるのも良いと思います。 街にお出かけされたり、お友達とのランチの会やお買い物などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。 生地はとても良いものですので、きっと涼しくお過ごしいただけると思える、大変お値打ちのおすすめの一点です。 衿裏には絹の絽が使われて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 ❗❗❗それほど着用感はありませんが、身頃の衿横に保管によるアクのような点が見られます。そのためお値打価格となっております。❗❗❗ 地の色は渋紙色「和色大辞典 #997a5c」https://www.colordic.org/colorsample/997a5c 格子の色は黄枯茶(きがらちゃ)「和色大辞典 #66503d」https://www.colordic.org/colorsample/66503d をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:156 cm /4 尺 1 寸 3 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:45 cm /1 尺 1 寸 9 分 前巾:24 cm /6 寸 3 分 後巾:30 cm /7 寸 9 分 衽巾:15.4 cm /4 寸 1 分 褄下:74.5 cm /1 尺 9 寸 7 分 袖巾:34.4 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028031
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重要無形文化財宮古上布 白 菱に菊の模様 単衣着物【中古】
¥473,000
SOLD OUT
今年も順番に夏のお召し物をご紹介しておりますが、今回は特に珍しい白地の宮古上布が入荷いたしましたのでご紹介させていただきます。 南の島の宝の布といわれる宮古上布は、地元に自生する苧麻(ブー)の糸でつくられますが、雨の多い10月から2月頃に植え付けをされ、成長は早く、40日くらいで刈り取られます。 3月から5月のうりずん(新しいものが芽吹く季節)といわれる時期の苧麻からはとても上質な繊維が採れるそうで、うりずんブーと呼ばれています。 そうして刈り取った苧麻を「ブー引き」といわれる作業で、アワビのような形の貝の殻でこそぎながら髪の毛ほどの細さの糸にして、結び目を作らずに指で撚り繋いで長い繊維にしていく工程を「ブー績み」といいます。 その作業だけでもかなりの時間と手間がかかりますが、島の女性は幼い頃から見よう見まねでブー績みのお手伝いをして覚えていくそうで、ブー績み歴70~80年という方もいらっしゃいます。 そうして作られた貴重な糸に絣づけをして、琉球藍と蓼藍で染めますが、染めは朝夕2回行われ、染めては干すという作業を40回以上繰り返して、やっと宮古上布特有の真っ黒に近い藍色に染まるのです。 それを一般的な藍色の宮古上布と逆の、白場の多い柄付けに染めるには大変な手間と時間と技術を要します。 近年ではもうあまり織られていないそうで、そういった意味でも非常に希少性が高いといえます。 小さな四角が斜めに連なって並び、合流するところにはマスのような何重もの四角が置かれ、その菱型の中には菊のような大きなお花が織り出された、少し華やかな雰囲気のとてもお洒落な白宮古上布のお着物です。 模様の構成が少し珍しく感じられますが、小さな四角の縦横の絣を懸命に合わされているところや、その中にも別の模様が置かれているところなどに、制作者のこだわりと工夫と努力が見て取れ、工芸的なものが持つ良さが感じられます。 優しい色ですので、いろいろな帯を楽しく合わせていただけると思います。 夏の憧れのような素晴らしいお着物を、お気に入りのコーディネートで、颯爽とお出かけいただきたい、とても希少性の高い大変おすすめの逸品です。 地の色は灰白色(かいはくしょく)「和色大辞典 #e9e4d4」https://www.colordic.org/colorsample/e9e4d4 絣の色は藍鉄「和色大辞典 #393f4c」https://www.colordic.org/colorsample/393f4c をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:163 cm /4 尺 3 寸 1 分 裄丈:67.5 cm /1 尺 7 寸 9 分 袖丈:51.7 cm /1 尺 3 寸 7 分 前巾:23.5 cm /6 寸 2 分 後巾:29.2 cm /7 寸 7 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:76.8 cm /2 尺 0 寸 3 分 袖巾:34.2 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028062
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重要無形文化財宮古上布 菱に花の模様 単衣着物【中古】
¥363,000
沖縄本島から南西に約300kmに位置する宮古島で、苧麻の繊維から生まれる極細の糸で織られる宮古上布は、軽やかに風をはらんで、夏のお着物シーンを美しく彩ります。 宮古上布の歴史はおよそ400年前からとされていて、琉球国王に献上していたという記録が残っているそうで、その後1604年に薩摩の支配下になってからは、人頭税が課せられるようになり、女性は宮古上布を貢納布として納める事を義務付けられました。 厳重な管理の下で、大島紬の締め機の技術も取り入れられるようになってからは、緻密な絣の模様が織る事ができるようになり、精緻な宮古上布は麻織物の最高級品として薩摩上布という名前で全国に知られる事となりました。 宮古上布を織るために島で採れた苧麻の糸を使いますが、その糸績みはとても大変な時間と手間がかかる作業で、島の女性の手によって行われ、その道70年という方もいらっしゃいます。 60歳はまだまだ素人といわれるほど、高齢の方たちの手によってスムーズに糸績みがされ、宮古上布を織る糸は生まれます。 そして、緻密な絣の模様を織り出す工程は、目の良い若い方の手にゆだねられます。 宮古上布の組合をお訪ねした時にも、若い織り手の方たちが元気よく織られていましたが、それでも針の先で絣の目を揃えながら織っていかれるので、とても時間を要する事になり、一反の着物地ができあがるまでには2年の歳月が必要となるそうです。 こちらのお着物はとても小さなカ絣で模様が構成されていて、大きな菱の模様が組み合わさったように並んで、その中にお花のような模様が織り出されています。 気の遠くなるような小さな絣が並んで、おおらかな模様を表している事がなんだか微笑ましく思えるようで、それも宮古上布のひとつの魅力なのかもしれません。 こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにしたような染めの麻や生紬などの九寸名古屋帯などを合わされたり、自然布のような凝った素材の無地系の帯を合わされたり、羅織や透かし織などの軽めの八寸名古屋帯を合わされたりして、いろいろとお楽しみいただけるのではないでしょうか。 夏の装いを高級感のある素敵なものにしてくれるような、とてもお洒落な大変おすすめの逸品です。 衿裏には麻の平織の生地が使われ、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 ◆サイズ 身丈:158 cm /4 尺 1 寸 8 分 裄丈:68.7 cm /1 尺 8 寸 2 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:25 cm /6 寸 6 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:75.5 cm /2 尺 0 寸 0 分 袖巾:34.1 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028048
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重要無形文化財宮古上布 花と蝶の模様 単衣着物【お仕立て替え済】
¥418,000
SOLD OUT
宮古上布の歴史はおよそ400年前からとされていて、琉球国王に献上していたという記録が残っているそうです。 その後1604年に薩摩の支配下になってからは、人頭税が課せられるようになり、女性は宮古上布を貢納布として納める事を義務付けられました。 厳重な管理の下で、大島紬の締め機の技術も取り入れられるようになってからは、緻密な絣の模様が織る事ができるようになり、精緻な宮古上布は麻織物の最高級品として薩摩上布という名前で全国に知られる事となりました。 そうした厳しく悲しい歴史を経たからこそ、宮古上布は品質的に素晴らしい織物として完成していったのかもしれませんが、貢納布の制度がなくなったその後も、一部の人たちの努力で伝統は守られ、現在も後継者の育成に力を注がれています。 たくさんある各工程に熟練の技術者が必要で、その人たちの手による分業と共同作業によって完成される宮古上布は、1978年に国の重要無形文化財に認定されました。 こちらは、ふっくらとした大きなお花の中に小さなお花が輪になって並び、その傍には2匹の蝶々が飛んでいるような、少しのどかな雰囲気の模様が小さなカ絣の配置で表された、優しい印象の宮古上布のお着物です。 この緻密なカ絣は経糸だけでも1100本以上使われていて、髪の毛ほどの太さの糸の絣を合わせながら織る技術もまた凄いものだと思います。 以前に宮古上布の組合にお邪魔した時には30代くらいの女性が機を織られていましたが、手を止めて「とても大変な作業だけれど好きなことだし楽しいの」と言われていたのが印象的です。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお楽しみいただけそうですが、季節のものをモチーフにしたような染めの麻や生紬の生地の九寸名古屋帯なども良いですし、葛布や科布などの自然布の帯を合わされたり、羅織やすくい織などの軽めの八寸名古屋帯を合わされるのも良いですね。 夏の陽射しの中でおおらかな沖縄の風が感じられるような、素敵な装いをお楽しみいただける、大変おすすめの逸品です。 ◆サイズ 身丈:166.5 cm /4 尺 4 寸 0 分 裄丈:68.5 cm /1 尺 8 寸 1 分 袖丈:49.3 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:81.2 cm /2 尺 1 寸 5 分 袖巾:34.4 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:なし ◆商品コード:2020000028055
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小千谷ちぢみ 麻 変り細縞 単衣着物【中古】
¥58,300
SOLD OUT
新潟県小千谷市は麻織物の産地として、とても長い歴史のあるところです。 重要無形文化財の小千谷ちぢみの発祥は、江戸時代に幕府に献上する麻織物の品質を各産地で競った時期があり、他の産地には出来ないようなものをつくるために、1200年ともいわれる歴史ある高品質の新潟の麻織物に、さらなる改良を加えて緯糸に強い撚りをかけたものを開発して出来上がりましたが、それが瞬く間に全国に広がってとても人気を呼び、需要の高いものとなりました。 その産地でその後も、様々な研究・改良が繰り返され、その技術をもって上質なラミー糸を使って織られたものが、現在夏のお召し物として人気の高い小千谷ちぢみです。 少しだけピンク味のある明るいベージュ・洗柿色の地に、10本ずつがひとつのグループになったような、細い縞の束がニュアンスの違う淡い赤系の色・浅蘇芳色と、蘇芳香色、藍鼠色の3色で太く細く織り出された、変り縞模様の小千谷ちぢみのお着物です。 小千谷ちぢみならではの縦のシボのある生地に細縞の模様が織り出されて、それがゆらゆらと目に映るのもとても涼やかで、夏の装いを素敵に演出してくれそうです。 麻や生紬の生地などに染められた九寸名古屋帯を合わされるのも良いですし、すっきりとした織りの八寸名古屋帯などを合わされるのも良いと思います。 軽快に装っていただいて、お稽古事などにお召しになったり、お友達とのランチの会やコンサート、落語の会、美術館などにお出かけされるのも良いのではないでしょうか。 淡いピンク系の色が、溌溂とした元気の良い装いを演出してくれそうな、夏のお出かけが楽しみに思えるような、大変おすすめの一点です。 衿裏には化繊の絽の生地が使われていて、居敷当はついていないお仕立てとなっていますので、ご自宅でお洗濯していただけると思います。 状態はとても良いです。 身丈を8cm、裄丈を4cm(袖巾を2cm)出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 地の色は洗柿「和色大辞典 #e6cbb8」https://www.colordic.org/colorsample/e6cbb8 縞の色は浅蘇芳(あさすおう)「和色大辞典 #a25768」https://www.colordic.org/colorsample/a25768 蘇芳香(すおうこう)「和色大辞典 #cc807a」https://www.colordic.org/colorsample/cc807a 藍鼠「和色大辞典 #6c848d」https://www.colordic.org/colorsample/6c848d をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:160(+8) cm /4 尺 2 寸 3 分 裄丈:66.8(+4) cm /1 尺 7 寸 7 分 袖丈:49.7 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15.4 cm /4 寸 1 分 褄下:78.2 cm /2 尺 0 寸 7 分 袖巾:34.5(+2) cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000027959
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重要無形文化財宮古上布 縞模様 単衣着物【未着用品】
¥396,000
SOLD OUT
沖縄本島から南西に約300kmに位置する宮古島で、苧麻の繊維から生まれる極細の糸で織られる宮古上布は、軽やかに風をはらんで、夏のお着物シーンを美しく彩ります。 宮古上布は、地元に自生する苧麻(ブー)の糸でつくられますが、雨の多い10月から2月頃に植え付けをされ、成長が早く、40日くらいで刈り取られます。 年間に4回から5回の収穫ができるそうですが、3月から5月のうりずん(新しいものが芽吹く季節)といわれる時期の苧麻からはとても上質な繊維が採れるそうで、うりずんブーと呼ばれています。 そうして刈り取った苧麻を「ブー引き」といわれる作業で、アワビのような形の貝の殻でこそぎながら髪の毛ほどの細さの糸にして、結び目を作らずに指で撚り繋いで長い繊維にしていく工程を「ブー績み」といいます。 その工程だけでもかなりの手間と時間を要しますが、それを長い歴史の中で繰り返してきた宮古島の人々は、幼い頃から見よう見まねでブー績みを覚えていたそうです。 一反分の苧麻の糸を績むのに約3ヶ月はかかるそうで、それを草木で染めて、手織りで織られてようやく完成する貴重な織物です。 宮古上布の歴史は約400年前頃からとされていて、琉球国王に献上していたという記録が残っているそうで、その後1604年に薩摩の支配下になってからは人頭税が課せられるようになり、女性は宮古上布を貢納布として納める事を義務付けられました。 そういった厳しい義務を課せられた事により、宮古上布の品質はより良いものになっていったという経緯もあるようです。 こちらのお着物を手に取っても、重さというものは感じられず、本当にセミやトンボの羽のように軽やかで、透明感があり、不思議な感触となっています。 こんなにも人の手によるお仕事の積み重ねでできあがった貴重な織物を身につけられる喜びは、なかなか他では実感できないものかもしれません。 黄色味のある薄茶・桑染色の地に、藍色の濃淡の縞が引かれ、それをはさむように淡いピンク・薄柿色の縞が配置されていて、すっきりとした模様を織り成しています。 宮古上布としては少し珍しい色使いで、縞の色の配置などもおそらく作家物と思われるデザインとなっていますが、作者は判明いたしません。 とても質感の良い滑らかな苧麻の魅力が充分に感じられる、宮古上布らしさのあるお着物となっています。 お気に入りの帯を合わされて、夏の街へお出かけいただきたいような、とてもお洒落な、大変おすすめの逸品です。 衿裏と居敷当に薄手の麻の生地が使われたお仕立てとなっています。 未着用で良い状態ですが、元の持ち主の方が、サイズを大きくされるためにお仕立て替えをされているかもしれません。 そのため少々お値打価格とさせていただいております。 地の色は桑染「和色大辞典 #99965c」https://www.colordic.org/colorsample/99965c 縞の色は高麗納戸「和色大辞典 #2c4f54」https://www.colordic.org/colorsample/2c4f54 百入茶(ももしおちゃ)「和色大辞典 #1f3134」https://www.colordic.org/colorsample/1f3134 薄柿「和色大辞典 #d4acad」https://www.colordic.org/colorsample/d4acad をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167.5 cm /4 尺 4 寸 3 分 裄丈:68 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:79.5 cm /2 尺 1 寸 0 分 袖巾:34.5 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端 ◆商品コード:2020000027812
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日本工芸会正会員 樋口隆司 「風渡る」小千谷ちぢみ 麻 単衣着物 三越扱【未着用品】
¥198,000
SOLD OUT
第57回日本伝統工芸展入選作品。 小千谷市は苧麻を使用した麻織物から真綿紬の絹織物まで、千年以上の伝統を誇る織物の産地です。 「ちぢみ布」と言えば小千谷のことをさしているくらい知名度も高く、長きに渡りそして全国的にも広く愛され続けています。 そして昭和30年には国の重要無形文化財に指定されています。雪国の風土を背景に生まれた麻織物、越後上布や小千谷ちぢみは、長い歴史の中で変化しながら、より良いものへと改良されてきました。 その伝統と技法を作品に生かし、情緒豊かに雪国の四季を表現される樋口隆司さん。 「花・風・月・雪」などをモチーフにして、遊び心のあるデザインを、盛り込まれて個性のある作品を発表されてきました。 日本伝統工芸展でもその評価は高く、そしてお着物ファンからもその着心地の良さと優れたデザインで、多くの支持を得ています。 当店でも毎年春には「樋口隆司作品展」を開催させていただき、皆様とても楽しみにしてくださっていました。 湯揉み絹ちぢみなども大変ご好評をいただいて、麻の小千谷ちぢみも他では見られないような多彩で個性的な作品を出していただいておりました。 こちらのような工芸展に出品されるような作品は非常に手間がかかるため、作品数も少ないのですが、今回偶然にも姉妹作が2点同時に入荷して大変驚いております。 おそらく同じ作品はこちらの2点だけが存在するのではないかと思いますが、それが同時期に当店に入荷した事も、樋口さんとのご縁があったのだと嬉しく思いました。 小千谷ちぢみならではのシボのある生成り色の生地に、大きく市松の配置に段が取られ、その段の四角の中は6段階くらいに藍の色が変化するグラデーションになっていて、もう一方には青褐色の絣の縞が細く太く、数もいろいろに織り込まれ、その先には可愛らしいトンボが並んでいる、とても手の込んだ凝った模様となっています。 樋口さんはこういった大作的な絵羽附けの模様の作品を制作される時は、デザインを起こしてから、実物大の設計図のようなものに描かれて、それに沿って糸を染めて織られますので、とても大変な作業となります。 さらに織りあがったものを湯揉みでちぢめてシボを出されますので、そのちぢむ分を考慮して設計しなければならないという、難度の高い事を成し遂げられています。 そうしてできあがった作品は、とても清涼感と躍動感のある素晴らしいもので、まるで着る人を待っているようです。 透明感のある明るい藍色のグラデーションがとても美しく輝いていて、絣縞のシャープな線と可愛らしいトンボが素敵なアクセントとなって、バランスの取れたお洒落なお着物として完成しています。 樋口さんも3年前に工房を閉められましたので、これほどの作品に出合う事も稀と思われます。 是非この機会にご覧いただけたらと思います。 夏の装いを素敵に演出してくれるようなスマートなお洒落さと、きちんと人の手でつくられたという工芸的な良さの感じられる、大変おすすめの逸品です。 未着用品。 衿裏には小千谷の麻の生地が使われていて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 地の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 段の色は紺鼠「和色大辞典 #31587a」https://www.colordic.org/colorsample/31587a 浅縹(あさはなだ)「和色大辞典 #8fbdcc」https://www.colordic.org/colorsample/8fbdcc 白藍「和色大辞典 #c1e4e9」https://www.colordic.org/colorsample/c1e4e9 トンボの色は青褐(あおかち)「和色大辞典 #393e4f」https://www.colordic.org/colorsample/393e4f をご参照下さい。 【樋口隆司】 1948年 新潟県小千谷に生まれる 1989年 「世界の麻」展 1990年 第 37 回 日本伝統工芸展入選 その後も各賞を受賞 1991年 松屋銀座にて個展 その後も全国各地で個展を開催する 2004年 日本工芸会正会員認定 2005年 新潟県中越地震復興祈念個展 「星に願いを」織展 2006年 第 1 回新潟県伝統工芸展優秀賞 2016年 「小千谷縮・軌跡」展 ◆サイズ 身丈:166.5 cm /4 尺 4 寸 0 分 裄丈:70 cm /1 尺 8 寸 5 分 袖丈:51.5 cm /1 尺 3 寸 6 分 前巾:23.5 cm /6 寸 2 分 後巾:29 cm /7 寸 7 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:80 cm /2 尺 1 寸 2 分 袖巾:35.2 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000027782
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古物営業法の規定に基づく表記
取得者名:株式会社インプロヴァイズ
公安委員会名:東京都公安委員会
古物商許可番号:第301060909666号