✨✨✨新着商品✨✨✨
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【お仕立て無料】乾育子 「月涼し」草木染手織紬 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥330,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 横に少し節のあるさらっとした紬地が、透明感のある非常に淡い藍・瓶覗色に染められ、やや太い線の藤煤竹色の絣縞が縦に織られ、その間に青朽葉色の黄色に緑青色の緑が絡むような絣縞が織り込まれた、とてもスマートな印象の綺麗な色使いのお着物地です。 少しだけ紫味の感じられるグレー・藤煤竹色の太い方の絣縞は、2段ずつ向かい合うように絣足の長さが調整されていて、消え入る方の絣足はとても綺麗で、ただの絣縞ではなくて、組まれた模様となっているところなどにも、作者のデザイン力と丁寧な作品づくりにかける情熱を感じられます。 こちらは、人間国宝である志村ふくみさんに師事して織りを学ばれ、草木染の手織りで、オリジナリティのある数々の作品を制作されている、乾育子さんの「月涼し」という作品です。 伝統工芸会でも入選を繰り返され、志村さんの門下生の展覧会にも毎回出品されていて、染織を目指す方たちの講師も務められて、後継育成にも尽力されています。 クールな印象の淡い瓶覗の水色が、しっかりとした紬地に織りあげられている事もとても心地よいのですが、それと絶妙なコントラストを描いて織り出された、藤煤竹色の片方の絣足の長い絣縞がとても綺麗に目に映ります。 それも、2色が直接触れ合うのではなく、白い線で囲まれている事で、明るさと洗練された雰囲気が出ているのだと思います。 優れたデザインを織りという技法で実現されるのは、本当に大変な事なのだと思います。 そして実際にお召しになると、着る人を優しく包み込んで、お洒落な着姿を完成させる事も、用の美としてのお着物の大切な役割ですが、それをクリアできる作品というのはとても素晴らしいものなのだと、こちらの作品を拝見して改めて感じました。 シンプルに見えて、非常に手の込んでいる、味わい深い素敵なお着物です。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯合わせをお楽しみいただける事と思います。 季節のものをモチーフにしたような友禅の帯や、刺繍のあしらわれたような帯で、少しエレガントな装いも良いですし、ちょっと凝ったお洒落袋帯などを合わされるのも良いでしょうし、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な帯を合わされるのも良いと思います。 今回のイベントでご紹介している中にも、合う帯がいろいろとあると思いますし、もちろんお手持ちの帯を載せてみられるのもまた楽しいのではないでしょうか。 単衣でお仕立てをされても、しっかりとした生地ですので、ご着用には心配ありません。 爽やかさが際立つ、本当に清々しい印象のそしてとてもお洒落な雰囲気の溢れた、大変おすすめの逸品です。 【乾育子(能口育子)】 1984年 京都工芸繊維大学意匠工芸学科卒業 1984年~1988年 志村ふくみ(重要無形文化財「紬織」保持者[人間国宝])に師事 1988年より、天然染料を用いた染織着物作品を発表 個展:ギャラリーれぐ まつなみ(名古屋)、一口坂ギャラリー(東京)など グループ展:銀座 鳩居堂画廊(東京)、三越美術画廊(大阪)など 2017年 志村ふくみ門下生による「第20回小桉会織物展」(京都文化博物館) 乾育子さんは旧姓が能口さんで、今回ご紹介している作品の付属品にそれぞれお名前が書かれていますが、「能口育子」となっています。 そのため、ご案内状の作家名と違うお名前になっています。 現在は乾育子さんとしてご活躍されているようです。 地の色は瓶覗「和色大辞典 #cfe6de」https://www.colordic.org/colorsample/cfe6de 絣の色は藤煤竹(ふじすすたけ)「和色大辞典 #665e65」https://www.colordic.org/colorsample/665e65 青朽葉「和色大辞典 #ada568」https://www.colordic.org/colorsample/ada568 緑青色「和色大辞典 #47885e」https://www.colordic.org/colorsample/47885e をご参照下さい。 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) ◆商品コード:2020000025832
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【お仕立て無料】乾育子 「遥か」草木染手織紬 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥330,000
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 横に少しアクセントのように節が入れられて変化のある織りになった、淡く綺麗な生成り・象牙色の地に、縦に密度の違う縞が4段階くらいの綺麗なグラデーションで織り出され、一番淡い色と象牙色のところには、煌めく星のような十字絣が織り込まれた、香り立つように美しく気品の感じられる、素敵な紬のお着物地です。 こちらは、人間国宝である志村ふくみさんに師事して織りを学ばれ、草木染の手織りで、オリジナリティのある数々の作品を制作されている、乾育子さんの「遥か」という作品です。 伝統工芸会でも入選を繰り返され、志村さんの門下生の展覧会にも毎回出品されていて、染織を目指す方たちの講師も務められて、後継育成にも尽力されています。 こちらは上質な真綿の糸の手触りも心地よく、消え入るように配置された珊瑚色の縞の表情も心に染み入るように優しく目に映り、一段濃い浅蘇芳色で織り出された煌めく十字絣が、素敵なアクセントとなっています。 遥か彼方の星を眺めているイメージなのか、遥か彼方から渡る風や光をイメージされたものなのか、おおらかさがあり、ふっくらと包み込まれるようなやさしさが感じられます。 特に色がとても綺麗で、イチゴとバニラの甘いスイーツを連想するような可愛らしさもあったりしながら、とても洗練されたデザインとなっていて、是非着てみたいと思わせられるような魅力に溢れています。 季節のものをモチーフにしたような友禅の染めの名古屋帯を合わせて少しエレガントに装われたり、もう少しカジュアルにすくい織や綴れ織などのポイント柄を合わされたり、型絵染や紅型染、更紗模様などの工芸的な名古屋帯などを合わされるのも良いのではないでしょうか。 地織に変化をもたされていて、それだけでもとてもリズミカルな雰囲気がありますが、お洒落なグラデーションの縞模様と、アクセントになっている十字絣とが、着る人を心弾むような楽しい気持ちにさせてくれる、そんな魅力に溢れた、大変おすすめの逸品です。 【乾育子(能口育子)】 1984年 京都工芸繊維大学意匠工芸学科卒業 1984年~1988年 志村ふくみ(重要無形文化財「紬織」保持者[人間国宝])に師事 1988年より、天然染料を用いた染織着物作品を発表 個展:ギャラリーれぐ まつなみ(名古屋)、一口坂ギャラリー(東京)など グループ展:銀座 鳩居堂画廊(東京)、三越美術画廊(大阪)など 2017年 志村ふくみ門下生による「第20回小桉会織物展」(京都文化博物館) 乾育子さんは旧姓が能口さんで、今回ご紹介している作品の付属品にそれぞれお名前が書かれていますが、「乾育子」となっています。 そのため、ご案内状の作家名と違うお名前になっています。 現在は乾育子さんとしてご活躍されているようです。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 縞の色は珊瑚色「和色大辞典 #f5b1aa」https://www.colordic.org/colorsample/f5b1aa 灰梅「和色大辞典 #e8d3c7」https://www.colordic.org/colorsample/e8d3c7 十字の色は浅蘇芳(あさすおう)「和色大辞典 #a25768」https://www.colordic.org/colorsample/a25768 をご参照下さい。 ◆詳細 状態:未仕立て ◆商品コード:2020000025825
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人間国宝 志村ふくみ 「貝合わせ」草木染手織紬着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥2,200,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 重要無形文化財「紬織」保持者、志村ふくみ作。 志村さんは1924年に滋賀県近江八幡に生まれ、戦争を挟んでいろいろな地方に住まれた時期もありましたが、1955年に近江八幡に戻られ、民芸運動に熱心であったお母様の影響もあり、織物の道に入られました。 その後、民芸運動の父ともいわれる柳宗悦さんに出会われ、本格的に織の世界で生きていかれる事を決心されました。 独学に近い形で草木染や織りの研究を始められ、自然の情景をとらえた、手紡ぎ・草木染染料・手織による数々の素晴らしい作品を創作され、1957年には日本伝統工芸展に出品し入選、その後も毎年入選、数々の賞を受賞されています。 長年ご活躍され、1990年に人間国宝に、93年には文化功労者に認定されました。 人間国宝としての技術的な裏付けと、植物染料による色彩の美しさを活かして次々と生み出される素晴らしいデザインの作品の芸術性の高さは見る人を魅了しつづけています。 段変わりの四角が、濃いめの紫・蒲葡色と暈しを加えた二藍色に織り分けられて、繰り返しの配置に置かれ、蒲葡色の方には横長い楕円形の貝を表されたと思われる絣が織り込まれ、暈しのある二藍色の方には何色もの結び糸が入れられて変化の感じられる、志村さんの作品ならではの個性あふれる素晴らしいお着物です。 紫根で染められたと思われる紫色は、こっくりとした深みのあるものとなっていますが、やはり草木染ならではの透明感のある素敵な発色となっていて、暈しの段がある事で濃い方の紫色がより輝いているように見えます。 緯糸に結び糸を入れて織られるのは、志村さんの作品の特徴でもありますが、こちらも葡萄茶色やときがら茶色、鉄紺色、柳鼠色など7、8種類が入れられていて、それによってなんともいえない味わいが感じられます。 地色からはかけ離れた色が使われているのですが、それがとても綺麗に調和していて、綺麗なアクセントとなっています。 やはり凡人には思いつかないような、才能のある方のデザインであると改めて感じさせられます。 「貝合わせ」とタイトルにあるように、貝の形をした絣が並んでいるのも、なんとなく物語性を表されているようで、本当に創造力の豊かな作家さんならではの個性あふれる作品だと思います。 また、用の美としてのお着物の捉え方にも優れた才能を発揮されている事が、実際にお召しになると、この模様がバランスよく素晴らしい着姿になると想像できる事からもわかります。 暈しのある部分と絣のある部分との現れ方が絶妙で、それぞれが引き立てあってお洒落な佇まいとなります。 真綿紬の光沢で、綺麗な赤味のある紫色が美しく輝いて、着る人をこの上なく素敵な装いに導てくれるような、大変おすすめの逸品です。 こちらは未仕立ての状態で、お仕立ては別料金となっております。 単衣のお仕立ては、衿裏・居敷当を含めて55,000円(税込)、 袷のお仕立ては、胴裏・八掛を含めて77,000円(税込)となります。 そのほか、お仕立てなどについてご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。 地の色は蒲葡(えびぞめ)「和色大辞典 #663d60」https://www.colordic.org/colorsample/663d60 二藍(ふたあい)「和色大辞典 #80597a」https://www.colordic.org/colorsample/80597a 絣の色は薄梅鼠「和色大辞典 #dcd6d9」https://www.colordic.org/colorsample/dcd6d9 結び糸の色は葡萄茶(えびちゃ)「和色大辞典 #6c2c2f」https://www.colordic.org/colorsample/6c2c2f ときがら茶「和色大辞典 #e09e87」https://www.colordic.org/colorsample/e09e87 柳鼠「和色大辞典 #c8d5bb」https://www.colordic.org/colorsample/c8d5bb 鉄紺「和色大辞典 #17184b」https://www.colordic.org/colorsample/17184b 灰梅「和色大辞典 #e8d3c7」https://www.colordic.org/colorsample/e8d3c7 をご参照下さい。 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て代別) ◆商品コード:2020000025818
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人間国宝 志村ふくみ 「玉水」草木染手織紬着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥2,200,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 重要無形文化財「紬織」保持者、志村ふくみ作。 志村さんは1924年に滋賀県近江八幡に生まれ、戦争を挟んでいろいろな地方に住まれた時期もありましたが、1955年に近江八幡に戻られ、民芸運動に熱心であったお母様の影響もあり、織物の道に入られました。 その後、民芸運動の父ともいわれる柳宗悦さんに出会われ、本格的に織の世界で生きていかれる事を決心されました。 独学に近い形で草木染や織りの研究を始められ、自然の情景をとらえた、手紡ぎ・草木染染料・手織による数々の素晴らしい作品を創作され、1957年には日本伝統工芸展に出品し入選、その後も毎年入選、数々の賞を受賞されています。 長年ご活躍され、1990年に人間国宝に、93年には文化功労者に認定されました。 人間国宝としての技術的な裏付けと、植物染料による色彩の美しさを活かして次々と生み出される素晴らしいデザインの作品の芸術性の高さは見る人を魅了しつづけています。 こちらは一見すると白の無地に見えますが、生成り色の地に象牙色の縞が織り出された味わいのある背景に、藍染めで染められた丸い形の大小の濃淡の絣が不規則に散らされた、とてもリズミカルな清涼感のある素敵なお着物です。 「山深み春ともしらぬ松の戸に たえだえかかる雪の玉水」 新古今和歌集にある、式子内親王の歌を題材に制作された作品だそうです。 解釈は、あまりにも山深いところに暮らしているので、春が近づいていることにも気づかないでいる、そんなわび住まいの松の扉に、それでも雪がわずかにゆるみ、すこしずつとけて水のしずくがとぎれとぎれに落ちてくる。 雪解け水のしたたりを玉に例えた表現で、玉水という言葉になっているようですが、それをまさに美しい文様で表現された、情緒あふれる素晴らしい作品です。 志村さんの作品ならではの、白がより白く感じられるような配慮から象牙色の縞を入れられているところや、上質な真綿の糸の光沢も美しく、それに映えて際立つ藍染の絣の強弱がとても活き活きとして、目を奪われるような魅力が溢れています。 お仕立てをして、実際にお召しになるとどれほど素敵でしょうかと、わくわくしてしまうような、引き付けられる力のある、希少性の高い大変おすすめの逸品です。 こちらは未仕立ての状態で、お仕立ては別料金となっております。 単衣のお仕立ては、衿裏・居敷当を含めて55,000円(税込)、 袷のお仕立ては、胴裏・八掛を含めて77,000円(税込)となります。 そのほか、お仕立てなどについてご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。 地の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 丸の色は深縹(こきはなだ)「和色大辞典 #1c2b4d」https://www.colordic.org/colorsample/1c2b4d をご参照下さい。 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て代別) ◆商品コード:2020000025801
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【単衣お仕立て無料】日本工芸会正会員 松原與七 長板中型藍染 流水に花の模様着尺 ※こちらは未仕立ての商品です
¥220,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 昔から分業とされていた長板中形の型付と本藍染を一貫して行うという、それまでにない方法を考案、長年に渡って大変なご苦労を重ねられて数々の素晴らしい作品を世に出され昭和55年には、国の重要無形文化財「長板中形」保持者になられた故・松原定吉さんの技術を継承されたご子息のお一人で、十男の松原與七さんは、受け継がれた伝統を守りながら、オリジナリティ溢れる数々の作品を創作され発表されてきました。 型で糊を置く人と染める人が同じ人であるからこそ、生地とのやりとりが絶妙に柄の善し悪しに現れるという事にこだわられた松原定吉さんが、亡くなられる前に絹に染める事を完成させたかったと言われていたのを、後を継がれた4人のご兄弟で5年をかけて成し遂げられました。 4人のご兄弟は、松原與七さんをはじめとして、その後も研究を続け、試行錯誤を繰り返しながら、数々の作品を発表、日本伝統工芸会でも入選され、各賞を受賞されています。 残念な事に、松原與七さんは一昨年87歳でお亡くなりになりました。 藍染めには「にごり立て」と、「すまし立て」という方法がありますが、藍の草だけを入れてどろどろの液状にしたものに浸けて染めるのをにごり立てといい、藍草に促酵剤を入れてすっきりした上澄みをつくり、その上澄みにだけ生地をくぐらせて染める染め方をすまし立てというそうです。 松原さんのと工房ではそのすまし立てをされていますが、上澄みの染液を多くつくるために、藍甕の上にコンクリートを継ぎ足して、高さを高くして、上澄みの綺麗なところだけを使って藍染の作業をされているそうです。 そういった工夫から、この透明感のある綺麗な藍色の濃淡が生れてくるのだと思いました。 地色は松原作品に見られる白汚しの白梅鼠色で、縦に太いよろけ縞が、淡い水浅葱色と丹柄で染められたと思われる草木染の岩井茶色がゆらゆらと染められ、その上に熨斗目花色の少し濃い藍で流水の模様と、それに重なるように乱菊のようなお花の模様がもう一段濃い藍・鉄御納戸色で染められた、大変手の込んだ小紋附けのとてもお洒落な作品です。 縦縞の2色の模様を先に地染めのように染められて、さらに違う模様の型を重ねて、流水とお花の模様を染められているようですが、藍の色だけでも何段階にも染め分けられていますし、かなりの手間をかけ、お気持ちを込められた力作といえると思います。 お着物にお仕立てされましたら、藍の濃淡でありながらも、とても華やいだお洒落さのあるお着物になる事と思います。 とても軽く、さらりとした質感で、単衣にも良いような紬紗を少し厚めにしたような手触りの良い生地に染められています。 単衣でお召しになっても、お好みで袷にされても、着心地が良いお着物だと思います。 帯は、凝った織りの無地感覚のものを合わされたり、すくい織や綴れ織などのポイント柄のものも良いと思いますし、間道や吉野格子、めがね織などの名古屋帯などを合わされるのも良いと思います。 縦の流れのある縞の模様に、流水の模様が交差して、そこにリズミカルなお花の模様が華やかさを添えて、梅の蕾のような小さな丸い模様も可愛いアクセントとなった、とても素敵な小紋です。 松原さんの作品の中でも少し珍しいタイプと思われますし、出来上がりがとても楽しみに思えるような、大変おすすめの逸品です。 お仕立てには国内仕立てで40日を頂戴しておりますが、お急ぎの方はご相談ください。 地の色は白梅鼠 「和色大辞典 #e3e5e6」https://www.colordic.org/colorsample/e3e5e6 縞の色は水浅葱「和色大辞典 #78a1ab」https://www.colordic.org/colorsample/78a1ab 岩井茶「和色大辞典 #70705a」https://www.colordic.org/colorsample/70705a 流水の色は熨斗目花色(のしめはないろ)「和色大辞典 #426579」https://www.colordic.org/colorsample/426579 花の色は鉄御納戸「和色大辞典 #455765」https://www.colordic.org/colorsample/455765 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:約 13 m 10 cm / 3 丈 4 尺 6 寸 6 分 巾:37.5 cm / 9 寸 9 分 ◆詳細 状態:未仕立て(単衣お仕立て無料) ◆商品コード:2020000025726
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【お仕立て無料】 国画会会員 小島貞二 「木版更紗階段模様着物」 仮絵羽 ※こちらは未仕立ての商品です
¥880,000
SOLD OUT
★こちらは 「深まる秋のよそほひ展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00004 にて販売予定の商品です。 偉大な染色家である小島悳次郎氏を父に持ち、幼い頃は芹沢けい介氏のお隣のお宅にお住まいだったという素晴らしい環境の中で、自然な形で新旧の染織品を目にされ、また染織品に限らずその当時盛り上がり始めた民芸運動の主流に近い場面を見て育たれた小島貞二さん。 その後は染色の道に入られて、現在も国画会や個展など各方面でご活躍されています。 日本に限らず、アジアの古代の文様からの取材によるコンセプトの作品も多く手がけられていますが、その古代のデザインをさらに練り直して洗練されたものとし、また型絵染だけでなく絞り染めや木版染めも加えられたとても多彩な染めで、均整の取れた美しい幾何学文様を味わい深い手仕事で表現された独特の個性的な作品は、多くのファンを魅了しています。 こちらは大変上質な象牙色の紬地に小さな階段がびっしりと染められ、そこに小さな人物や壺のような形の模様が並び、たくさんの色を使って染められた非常に見応えのある素晴らしい作品です。 すべての模様が木版で染められていて、その繰り返しの作業を想像しただけでもため息が出るほどですが、型の境目がほとんどわからないくらい精密に染められている事にも驚きを覚えます。 階段は紅緋の赤と藍色の青、もうひとつは紅緋の赤と芥子色と茄子紺で細やかに色付けされ、人物と壺は麹塵の草色と芥子色でちょこんと色付けされ、ずっと目で追っていくだけでも飽きが来ないような、手仕事ならではの魅力に溢れています。 これほどの大作ですのでかなりの時間をかけてつくられたと思いますが、時間だけでは解決しないエネルギッシュさが感じられます。 こちらのお着物ですと、シンプルな帯を合わせて、お着物の模様を強調する着こなしが良いのではないかと思います。 間道手や吉野格子の帯も良いかもしれませんし、ポイント柄のすくい織の名古屋帯なども良いですね。 これほどボリューム感のある木版染のお着物にはなかなか出会えないと思いますが、ひとつひとつが小さな模様ですので取り入れやすく、帯の合わせ方によって様々な場所にお召しいただけると思います。 これだけのお仕事をするからには、特別に良い生地に染められたと小島さんからお聞きしましたが、とてもふんわりとしていて、それでいて弾力性があって、しわになりにくい上質さが感じられます。 きっと軽く、着心地も良い事と思われます。 手仕事の温かみと、木版染の程よい華やかさがとても魅力的な、大変おすすめの逸品です。 お仕立て寸法につきましては、最大で身丈170cm/裄68.5cm/袖丈53cmまで対応できます。 お仕立てには40日ほど頂戴いたします。 【小島貞二】 1949年 東京生まれ 1967年 染色家の父・小島悳次郎につき染色を始める 1973年 日本民藝館奨励賞 1977年 個展活動を開始 1979年 国画会新人賞受賞 1988年 国画会正会員 1972年より20回以上インドを訪れる インドの染織に造詣が深いことでも有名 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 模様の色は藍色「和色大辞典 #165e83」https://www.colordic.org/colorsample/165e83 茄子紺「和色大辞典 #663864」https://www.colordic.org/colorsample/663864 紅緋「和色大辞典 #e83929」https://www.colordic.org/colorsample/e83929 芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #d0af4c」https://www.colordic.org/colorsample/d0af4c 麹塵(きくじん)「和色大辞典 #6e7955」https://www.colordic.org/colorsample/6e7955 をご参照下さい。 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) ◆商品コード:2020000012627
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古物営業法の規定に基づく表記
取得者名:株式会社インプロヴァイズ
公安委員会名:東京都公安委員会
古物商許可番号:第301060909666号