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市松取手描縞 麻 名古屋帯【未着用品】
¥66,000
経緯手績みのやや太い麻の糸を使用して織られた張りのある生地が象牙色地に染められ、大きく市松取に分けられ、片方は透き通るような水色・白藍色に染められ、もう片方はいろいろな色で描かれた手描きの縞が集合した模様の夏の九寸名古屋帯です。 手描きの縞は花浅葱色、濃色、空五倍子色などでゆらゆらと引かれ、面白い表情となっています。 布地に等間隔で線を引くという事は意外と難しく、長年の熟練した技術を持っている人にしかできないと、以前染色家の方から聞いた事があります。 余韻を残したような縞の味わいがこの帯のデザインの特徴ともいえますが、もうひとつの白藍色の四角がある事でより引き立てられているように見えます。 単衣の後半から盛夏に向けていろいろなお着物とお合わせいただけそうです。 藍系の夏大島や夏塩沢、夏結城などの絣柄のお着物ともすっきりと合いそうですし、みじん格子や万筋の小千谷縮、また上布類とも綺麗に合いそうです。 多色の縞の色を1色とって小物使いに生かされますと、よりお洒落にお召しいただけそうなおすすめの一点です。 未着用品。 ◆サイズ 長さ:3 m 69 cm/ 9 尺 7 寸 4 分 太鼓巾:31.4 cm / 8 寸 3 分 前巾:15.4 cm/ 4 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2010000118504
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トンボの模様 絞り染 紬名古屋帯【中古】
¥39,600
緯糸に太い糸が織り込まれ、紅梅織のような変化のある風合いとなった、少し透け感のある象牙色の紬地のお太鼓に、大きな帯のように百入茶色の濃い緑と、そのまわりには柳鼠色の淡い草色の枠が取られ、その中には羽ばたいているような大きなトンボが絞り染で染められた、夏の終わりから秋にかけての雰囲気が表現されたような素敵な九寸名古屋帯です。 地色の象牙色と百入茶色とのコントラストがくっきりと効いていて、そのまわりに縁取りされたような淡い草色がまた爽やかで、白く染め抜かれたトンボの姿も活き活きと感じられます。 少し透け感のある、8月の後半くらいからお使いいただけそうな生地になっていて、単衣の頃までお召しいただけるのではないでしょうか。 トンボのくりっとした丸い目が、チャーミングな楽しさのある帯です。 こちらの帯ですと、夏の後半の夏大島や夏結城、夏お召などの少し濃い色目の夏紬系のお着物などに合わせてお召しになって、その後のシーズンには単衣の紬類のお着物と合わされると良いと思います。 少し涼しくなりますとアキアカネが平地に降りてきて、その姿を見る事ができて秋の訪れを感じられます。 そんな季節の風情を表したような帯で遊び心を演出されるのも素敵だと思います。 どこか懐かしさのあるような、そしてユーモラスなトンボの表情も可愛らしい、とてもお洒落な、大変おすすめの一点です。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 絞りの色は百入茶(ももしおちゃ)「和色大辞典 #2e4d42」https://www.colordic.org/colorsample/2e4d42 柳鼠色「和色大辞典 #c8d5bb」https://www.colordic.org/colorsample/c8d5bb をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 73 cm / 9 尺 8 寸 7 分 太鼓巾:30.5 cm / 8 寸 1 分 前巾:15.3 cm / 4 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000029380
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トンボの模様 絞り染 絽名古屋帯【お仕立て替え済】
¥57,200
緯糸に強い撚りが掛かった糸を使って織られていて、絽縮緬のようでもありますが、それより少し糸が細い事と、チリチリっとした張りのある質感で、とても軽くお使いいただきやすそうな質感となっています。 トンボの姿は友禅などで描かれたものとは違い、細かな縫絞りで表されていてラフな印象となっていますが、それもまた味わいが感じられ、躍動感のある素敵な帯となっています。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬類のお着物とも合わせていただけますので、ご着用範囲は広いと思います。 絽の無地系のものや江戸小紋、小紋などのお着物と合わされたり、紋紗や夏お召などのお着物と合わされたりして、お稽古事の会などにお召しになるのも良いでしょうし、お食事会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しにも良いのではないでしょうか。 夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣などの夏紬系のお着物にも、また小千谷ちぢみや宮古上布、越後上布などの麻素材のお着物にも、いろいろなコーディネートをお楽しみいただけると思います。 メリハリのある模様が、夏のお洒落な着こなしを元気良くアレンジしてくれそうな、とても素敵な大変おすすめの一点です。 帯芯がやや厚めだったため、当店で夏芯に入れ替えて、お仕立てをいたしました。 地の色は芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #e6c973」https://www.colordic.org/colorsample/e6c973 トンボの色は檳榔子染(びんろうじぞめ)「和色大辞典 #423735」https://www.colordic.org/colorsample/423735 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 72 cm / 9 尺 8 寸 4 分 太鼓巾:30.6 cm / 8 寸 1 分 前巾:15.7 cm / 4 寸 2 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:なし ◆商品コード:2020000029199
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浜千鳥の模様 手刺繍 夏名古屋帯【お仕立て替え済】
¥52,800
サラッとした薄手の裏葉柳色の淡い草色の紗の生地に、お太鼓には干潟の浅瀬の浜に漂う水の光を表すように、キラキラとした非常に細い金駒の糸で霞のような横段が織り出され、そこに飛び交う可愛らしい千鳥の姿が細やかな手刺繍で表された、気品と清涼感の溢れる素敵な夏の九寸名古屋帯です。 可愛らしい雰囲気の千鳥は、金糸と銀糸と白の糸を巧みに使い分けて細やかに刺繍されていて、さりげなく凹凸感もあり、浜に漂う波のきらめきとのコントラストがとても美しく、立体的に目に映ります。 ウェブのお写真では限界があり、それがあまりうまく伝わらないのが残念です。 波に千鳥の模様は、絵になるような調和のあるもの、組み合わせの良いものとして、古くは奈良時代から見られ、平安時代には万葉集や古今和歌集などの歌にも詠まれて、身近に親しまれてきたもののひとつでもあります。 群れを成してたくさん飛ぶ事から千鳥という名前がついたそうですが、波の上を飛ぶ姿からは、波間を世間にたとえて「ともに荒波を乗り越える」という意味を持ち、夫婦円満、家内安全などの縁起の良い文様ともされているようです。 千鳥は夏のアイテムにもよく取り入れられていますが、冬の季語だそうで、雪輪などが夏のものに描かれるのと同じ意味合いもあるのかもしれません。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬類のお着物にもお合わせいただけます。 絽の無地や江戸小紋、小紋のお着物などと合わされたり、紋紗や夏お召などの地模様のある無地系のお着物と合わされたりして、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになられるのも良いですし、お食事の会やパーティー、観劇、美術鑑賞や音楽鑑賞などにお出かけされるのも良いのではないでしょうか。 また、夏大島、夏結城、夏塩沢、明石ちぢみなどの趣味の織りのお着物や、絹芭蕉や紗紬のような素材の染め紬のお着物などに合わされるのも良いと思います。 小千谷ちぢみ、宮古上布、越後上布などの麻のお着物と合わされるのも良いですね。 広い範囲のいろいろなお着物と合わせられて、ご活用いただける優れたアイテムといえるのではないでしょうか。 夏ならではの涼しげな図案がとてもお洒落で、シックで気品のある色使いにエレガントさが感じられ、洗練された着こなしをお楽しみいただける、大変おすすめの一点です。 こちらは状態はとても良かったのですが、総丈がやや短かったり、幅が少し狭かったりしたため、当店で夏芯でお仕立て替えをいたしました。 地の色は裏葉柳「和色大辞典 #becca3」https://www.colordic.org/colorsample/becca3 千鳥の色は白練「和色大辞典 #f3f3f2」https://www.colordic.org/colorsample/f3f3f2 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 70 cm / 9 尺 7 寸 9 分 太鼓巾:31.2 cm / 8 寸 3 分 前巾:15.8 cm / 4 寸 2 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:なし ◆商品コード:2020000029205
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本場筑前博多織 紗献上 八寸名古屋帯【中古】
¥39,600
SOLD OUT
とても淡いグレー・灰黄緑色のしっかりとした紗の地に、褐色と萌葱色の縞が6カ所入れられ、その間に白練色の糸で独鈷と花皿が織り込まれた、伝統的な献上の模様が表された本場筑前博多織の夏の八寸名古屋帯です。 古い歴史のある博多織ですが、1600年頃に黒田藩の藩主である黒田長政が幕府への献上品として博多織を選び、この模様を献上した事から「献上柄」と呼ばれるようになったそうで、明治時代になるまでは一般市民が身に着ける事は禁じられていたようです。 こちらも代表的な献上柄となっていますが、細い模様の縞は独鈷(どっこ)という仏教の仏具のひとつに由来していて、独鈷は煩悩を破砕し、菩薩心を表わす金属製の鉾のようなものだそうです。 太い方の模様は花皿といって、仏の供養をする時に花を散布するのに用いられる器を表したもののようです。 そして縞の模様は親子縞と呼ばれ、太いものが両側にあるものは中子持で親が子どもを守る事を表し、中心が太いものは両子持ち(孝行縞)で子が親を慕うという意味があるそうです。 そういった意味がわかりますと、模様にも深みを感じられますが、献上柄は一見ではモダンで粋さのあるような格好良いものと思ってしまいますし、デザインとしてはその要素も大いに感じられます。 こちらの帯ですと、趣味系の夏紬などのお着物と合わされると良いと思います。 夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣などの夏紬系のお着物と合わされるのも良いですし、小千谷ちぢみなどの麻のお着物などと合わされるのも良いと思います。 また長板中形染の木綿のお着物や、絹紅梅や綿紅梅などの藍染めのお着物と合わされるのもお洒落だと思います。 締めやすさには定評のある博多織ですので、軽快に装って夏のお出かけを楽しんでいただきたい、大変おすすめの一点です。 ❗❗❗全体的には良い状態となっていますが、お太鼓山の裏面に、帯揚げからの色移りが少々見られます。(最後の画像をご参照ください。) ご着用にはほとんど問題ないと思われますが、そのため少々お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 地の色は灰黄緑「和色大辞典 #e6eae3」https://www.colordic.org/colorsample/e6eae3 縞の色は褐色(かちいろ)「和色大辞典 #3d3c4d」https://www.colordic.org/colorsample/3d3c4d 萌葱色「和色大辞典 #006e54」https://www.colordic.org/colorsample/006e54 模様の色は白練「和色大辞典 #f3f3f2」https://www.colordic.org/colorsample/f3f3f2 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 68 cm / 9 尺 7 寸 4 分 太鼓巾:30.8 cm / 8 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000029212
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市松取に鶏頭模様 透かし織 夏二部式八寸名古屋帯【未着用品】
¥16,500
少しだけ黄色味のある茶・丁字染色の透かし織の地に、お太鼓には憲法色の焦げ茶色で3分割されて市松が取られ、その四角の中に中型の鶏頭の模様が細い金糸で織り出された、お洒落な夏の八寸名古屋帯です。 名物裂の中でも古渡りの代表的な存在である鶏頭金襴の文様は、その大きさによって、大鶏頭、中鶏頭、小鶏頭と呼び名も変わるそうですが、古い茶器などのお仕覆裂には大鶏頭の模様が好まれて使用されたようです。 耕された土の中から生え出て豊かに育ち、花開いている様子が鶏頭の花に似ている事からその名前がついたそうですが、加賀前田家伝来の名物裂の中にも見られ、別名を「作土形草花文」ともいいます。 2種類の色の違う細い金糸で織り出された鶏頭の模様は、さりげない華やかさと品格のある佇まいとなっていて、夏の装いに素敵に寄り添ってくれそうです。 こちらの帯ですと、趣味系の紬系のお着物と合わせてお召しになると良いと思います。 夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣などの産地物のお着物や、夏お召、絹芭蕉、紬紗などのお着物と合わされるのも良いと思います。 また、小千谷ちぢみや宮古上布、越後上布などの麻素材のお着物と合わされるのも良いのではないでしょうか。 とても軽く、また二部式の名古屋帯ですので、お召しいただきやすいと思われます。 程よいボリューム感のある模様で、いろいろなお着物と合わせていただける、大変おすすめの一点です。 未着用品。 地の色は丁字染(ちょうじぞめ)「和色大辞典 #ad7d4c」https://www.colordic.org/colorsample/ad7d4c 市松の色は憲法色「和色大辞典 #543f32」https://www.colordic.org/colorsample/543f32 をご参照下さい。 ◆サイズ 太鼓巾:30.6 cm / 8 寸 1 分 前巾:30.6 cm / 8 寸 1 分 胴の長さ:178 cm / 4 尺 7 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000029175
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重要無形文化財喜如嘉の芭蕉布 トーニー綾仲模様 九寸名古屋帯【中古】
¥286,000
SOLD OUT
原始布と呼ばれるジャンルの中でも科布や葛布などと同じく、古くは身近な存在であったものが、現在は希少性が高くなり、憧れのアイテムとなってしまった染織品のひとつに芭蕉布があります。 芭蕉には、赤い花が咲く「花芭蕉」とバナナの実がなる「実芭蕉」そして繊維を織物に使う事ができる「糸芭蕉」があり、その糸芭蕉がたくせん採れる沖縄では、いろいろな島でも芭蕉布が織られていたようです。 芭蕉布の歴史は古く、12~13世紀くらいから作られていたそうですが、王家への献上品となった事から、より品質の良いものへと変わっていき、一般庶民が身に着けるざっくりしたものとは大きな差があったようです。 同じ糸芭蕉の茎から採られる繊維ですが、外側のしっかりとしたところと、中心に近い繊細な質感のものとの差があるためと思われます。 現在でも着物地に使われる糸と、帯地に使われる糸は使い分けて織られているそうです。 喜如嘉では古くからヤンバルバーサーといわれて、人気の高いものだったそうですが、戦争を挟んで一時は途絶えそうになったものを、戦後に地域を巻き込んで一大産業にまでされた、平良敏子さんの功績は非常に大きいと思います。 こちらは、こっくりとした明るい薄茶の芭蕉布らしい透明感のある地に、車輪梅で染められた糸で太い縞が4本織られ、左から2番目には縞の中にトーニーといわれる家畜の餌箱を表した絣(トーニー綾仲)の模様が2列並んで、ヒキサギーの絣のように織り出された、お洒落な雰囲気の九寸名古屋帯です。 いろいろなお着物と合わせやすい模様となっていて、シンプルでありながら、芭蕉の糸の質感をお楽しみいただけるものとなっています。 宮古上布、越後上布、八重山上布、小千谷ちぢみなどの麻のお着物などと合わされるのも素敵ですし、夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣などの夏紬系の絣柄のものと合わされるのも良いと思います。 絹芭蕉や紬紗などの紅型染や型絵染などの染紬のお着物などともすっきりと合うと思います。 いろいろな素材を身に着けられる夏ならではの楽しさの中でも、とびきりの極上さとお洒落さを感じられる、大変おすすめの逸品です。 こちらは10年ほど前に当店で販売したもので、その時には喜如嘉の芭蕉布の証紙と平良さんの印鑑が押されたものがありましたが、お買い求めになったお客様が紛失されてしまったため、現状ではついていません。 そのため、少々お値打価格とさせていただいております。 地の色は榛色(はしばみいろ)「和色大辞典 #ccaf76」https://www.colordic.org/colorsample/ccaf76 絣の色は憲法色「和色大辞典 #543f32」https://www.colordic.org/colorsample/543f32 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 75 cm / 9 尺 9 寸 2 分 太鼓巾:31.8 cm / 8 寸 4 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000029113
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おび弘 段暈しに金魚図 手刺繍 夏名古屋帯【中古】
¥154,000
SOLD OUT
こちらの濡れ緯の櫛漉き織の帯地は、おび弘さんの得意とされる、程よい透け感のある涼しげな手機の生地ですが、お太鼓と前柄の部分には明るい水色の段が暈しで織り込まれ、そこに赤い金魚が2匹泳いでいる様子を、以前にリクエストして手刺繍していただいきました。 アンティークの帯をサンプルにデザインをしていただいたのですが、色使いにしても、水草や銀糸の水の輪などのあしらい方などにしても、とても素敵でモダンさのあるお洒落な帯になりました。 こちらは以前にお求めくださったお客様が、一度使用して保管されていたものをお譲りいただきました。 段暈しの淡いブルーが綺麗な水を想像させて、少し大きめの赤い金魚たちも活き活きとして今にも泳ぎだしそうな元気の良さが感じられる、帯としてもインパクトのあるお洒落なものとなっています。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬のお着物にも合わせられますので、いろいろな着こなしをお楽しみいただけるのではないかと思います。 絽や紗の無地系のものや江戸小紋、小紋などのお着物と合わせて、お稽古事のお集まりの会やお食事会、パーティーなどにお召しになったり、観劇や美術館などにお出かけされるのも良いのではないでしょうか。 また夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣などの夏紬系のお着物と合わされたり、小千谷ちぢみ、宮古上布、越後上布などの麻素材のお着物とも相性が良いと思います。 お友達とのランチの会やアフタヌーンティー、コンサート、講演会や展示会などにお出かけされるのも良いですね。 可愛い金魚の図柄にお話も弾みそうです。 いろいろなお着物と楽しく合わせて、気分も上々に夏のお出かけを楽しんでいただきたい、大変おすすめの逸品です。 ◆サイズ 長さ:4 m 2 cm / 1 丈 0 尺 6 寸 3 分 太鼓巾:31.2 cm / 8 寸 3 分 前巾:16.2 cm / 4 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028987
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坂江伸仁 桔梗の花模様 東京細密友禅 紗紬 開名古屋帯【未着用品】
¥47,300
SOLD OUT
深い青・紺鼠色に染められた、経緯に少し節が見られる紬紗の心地よい透け感が感じられる、シャリっとした生地のお太鼓に、群生する桔梗のお花が描かれた夏の九寸名古屋帯です。 桔梗の葉は黒に近い色で染められ、その輪郭と葉脈は千草色の極細の糸目で細密に描かれていて目を見張るものがありますが、その葉の上に咲くお花はふっくらと描かれていて、そのコントラストが絶妙で、作者のこだわりとセンスが感じられます。 秋の七草は萩、桔梗、葛、フジバカマ、女郎花、尾花、撫子とありますが、桔梗も古くから馴染みのあるお花で、染織品や工芸品のモチーフとしても多く取り入れられてきました。 蕾の形は紙風船のようにふっくらとしていて可愛らしく、それもこちらの図案にはうまく表現されています。 坂江さんは江戸細密友禅の技法を守り続けながら、オリジナリティのある素晴らしい作品をつくり続けていらっしゃいます。 真糊で描かれた細やかな線にも、手仕事の味わいの感じられる素晴らしい帯となっています。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の夏紬のお着物などにも合わせられますので、ご着用範囲は広いのではないかと思います。 絽や紗の無地系や小紋のお着物などと合わせて、お稽古事の会やお食事会、観劇などにお召しになるのも良いですし、夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣などの産地物の紬系のお着物と合わされるのも良いと思います。 また、この素材ですと、小千谷ちぢみや宮古上布、越後上布などの麻のお着物とも合わせていただけると思います。 そういった装いで、お友達とのいろいろなお出かけにお召しになるのも素敵ですね。 地の深い青色にお花の梅鼠色のピンクが映えていて、活き活きと咲いている様子がとても魅力的です。 ひと足早く秋の風情を表したような清涼感の感じられる、手仕事による工芸的な味わいのある、大変おすすめの一点です。 未着用品。 胴は裏地をつけずに、縫い代を直接帯芯にかがりつけた、額縁仕立てとなっています。 地の色は紺鼠「和色大辞典 #294b66」https://www.colordic.org/colorsample/294b66 花の色は梅鼠「和色大辞典 #c099a0」https://www.colordic.org/colorsample/c099a0 葉の色は黒「和色大辞典 #2b2b2b」https://www.colordic.org/colorsample/2b2b2b 千草色「和色大辞典 #92b5a9」https://www.colordic.org/colorsample/92b5a9 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 72 cm / 9 尺 8 寸 4 分 太鼓巾:30.6 cm / 8 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028864
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波の模様 紋紗 夏名古屋帯【中古】
¥41,800
波のうねりのような地模様が織られた象牙色の紋紗の生地が、お太鼓は色を変えて淡いグレー・灰青色から白鼠色へと段々淡くなるように織られ、そこに細く柔らかい金の箔の糸で波頭の模様が織り出された、とても涼しげで軽やかな夏の九寸名古屋帯です。 地の波の模様はとてもリズミカルに織られていますが、お太鼓の部分が色付けされている事でそれがさらに浮き上がるように見え、そして金箔の波の模様もとても際立っていて、全体的にとても綺麗な織物といった雰囲気を醸し出しています。 こちらの帯ですと、軽めの附下のお着物から、絽の無地系のお着物、江戸小紋や小紋のお着物、紋紗や地模様のある夏のお召織のお着物まで合わせていただけます。 お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いですし、お食事会、観劇、美術鑑賞や音楽鑑賞などななも良いのではないでしょうか。 軽やかで清涼感がありながら、気品も感じられる素敵な装いをお楽しみいただけそうな、とても素敵な大変おすすめの一点です。 ウェブのお写真ですと、お太鼓などに縦の線のようなものが見えますが、モアレのようなもので実物にはありません。 お太鼓山から前柄に向かう途中の端のところに、うっすらとした点のようなものが見られます。(最後のお写真をご参照下さい) ご着用には出ない部分ですが、そのため少々お値打価格とさせていただいております。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 太鼓の色は灰青「和色大辞典 #abb0b3」https://www.colordic.org/colorsample/abb0b3 白鼠「和色大辞典 #dcdddd」https://www.colordic.org/colorsample/dcdddd をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 76 cm / 9 尺 9 寸 5 分 太鼓巾:31.2 cm / 8 寸 3 分 前巾:15.4 cm / 4 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000029038
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遠州緞子文様 印傳 麻 名古屋帯【中古】
¥30,800
SOLD OUT
小千谷の麻で変り市松模様の透かし織に織られた生地が、濃いグレー・消炭色に染められ、印傳の加工で遠州緞子の文様が砂色で染められた、カジュアルさの中にも名物裂の文様の格調高さのある、シックでお洒落な夏の九寸名古屋帯です。 印傳とは、鹿革などに漆で小紋のような模様を型染で染める技法で、江戸時代頃から伝わっていて、古いものでは煙草入れや財布などにも見られます。 近年でも昔と同じ技法で染められていて、バッグや小物などが作られていますが、こちらはその技法を使って、小千谷の麻の生地に模様が染められているようです。 普通の染めよりもやや凹凸感があるため模様がくっきりと表れていて、市松の配置の片方の四角や、牡丹の花や七宝の部分に施された細やかな点描画のような模様には、独特の雰囲気があります。 先日も同じ技法の帯をご紹介させていただきました。 それほど多く作られているものではありませんが、偶然続けてのご紹介となりました。 「唐花模様 印傳 小千谷ちぢみ 麻名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/88278059 をご参照ください。 こちらは麻素材ではありますが、名物裂文様という事もあり、柔らかい素材のお着物と合わされても良いと思います。 絽や紗などの無地系のものや小紋などのお着物に合わせて、お稽古事の会やお食事会、観劇などにお召しになるのも良いと思います。 また夏大島や夏結城、夏塩沢などの夏紬のお着物などに合わされたり、小千谷ちぢみ、宮古上布、越後上布などの同じく麻素材のお着物と合わされたりするのも良いのではないでしょうか。 夏の名古屋帯としては、少し珍しい格高な印象の帯ですので、シックな雰囲気でありながらもお洒落な装いをお楽しみいただけると思います。 小千谷の麻の素材の軽やかさで、きっと着心地も良いと思われる、とても素敵な大変おすすめの一点です。 地の色は消炭色「和色大辞典 #33302e」https://www.colordic.org/colorsample/33302e 模様の色は砂色「和色大辞典 #dcd3b2」https://www.colordic.org/colorsample/dcd3b2 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 65 cm / 9 尺 6 寸 6 分 太鼓巾:30.4 cm / 8 寸 0 分 前巾:15.2 cm / 4 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028895
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大倉織物 織屋誠之助 本場筑前博多織 麻絹織 夏八寸名古屋帯【未着用品】
¥68,200
SOLD OUT
優しいベージュ・亜麻色の濃淡で、左には小さな四角のブロック、右側には大きな四角のブロックが市松の配置で透かし織にされて、その間にはよろけ縞のような模様がやはり透かし織されているといった、さりげない中にもお洒落感が漂う素敵な夏の八寸名古屋帯です。 しなやかでいて張りのあるとても良い質感の生地は、絹45%と麻55%の割合の糸で織られているそうです。 博多織の歴史はとても古く、起源は13世紀頃だそうですが、江戸時代には帯として織られていて、黒田藩から徳川幕府への献上品として納められ、一躍全国的にも有名になったそうです。 その後も長い歴史の中、戦争を挟んで大変な時期もあったそうですが、使い勝手の良さから人気の高く、需要もあり、織元さんも奮起して生産を再開されました。 特に近年の品質の更なる向上と、デザインの多彩さには驚かされるものがあります。 こちらは昭和48年の創業以来、織物一筋で糸にもこだわりを持たれ、品質の良いものづくりを目指される、本場筑前の大倉織物さんの素晴らしい作品です。 こちらの帯ですと、趣味系の紬のお着物とも、柔らかい素材のお着物とも合わせていただいて良いと思いますので、ご着用範囲は広そうです。 透かし織となっていたり、麻の糸が使われていたりしますが、しっかりとした織りで強い透け感はありませんので、盛夏を通して単衣の時期にもお使いいただけるのではないかと思います。 これからの時期ですと、絽や紗の無地系のお着物や小紋などのお着物と合わせて、お稽古事の会にお召しになったり、お食事会や観劇などにお召しになったりするのも良いと思います。 またもう少しカジュアルに、夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣などの夏紬のお着物と合わされたり、紗紬や絹芭蕉のような素材の染めのお着物と合わされたりするのも良いのではないでしょうか。 全体的にも程よい光沢があって、特に模様の輪郭の部分の象牙色の糸が、角度によって綺麗にはっきりと表れるのも博多織ならではの質感となっていて、とてもお洒落で素敵な雰囲気を醸し出している、大変おすすめの一点です。 未着用品。 手先から約16cmまで半分に折ってかがられた、松葉仕立てとなっています。 地の色は亜麻色「和色大辞典 #ccbea3」https://www.colordic.org/colorsample/ccbea3 模様の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 67 cm / 9 尺 7 寸 1 分 太鼓巾:31.8 cm / 8 寸 4 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000028932
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井上織物 本場筑前博多織 唐花模様 紗 八寸名古屋帯【お仕立て上がり】
¥41,800
両端はしっかりとした打ち込みの象牙色の生地で、その間は非常に細かいみじん格子のような紗の織りになっていて、それに撫子色のピンクや藍鼠色、焦香色などの縞が太く細く織られた中に、いろいろな種類の花唐草模様が織り出された、すっきりとした雰囲気がお洒落な博多織の夏の八寸名古屋帯です。 江戸時代から続く長い歴史のある博多織ですが、近年では昔ながらの伝統のあるものも作られていますが、デザインや色柄なども多彩になって、どんどん進化しているようで、現代の装いに合う素敵な作品も多く見られます。 こちらも軽やかで綺麗な色使いと、光沢のある縞の中の唐花模様が程よい華やかさを醸し出していて、カジュアルなアイテムでありながら、しっかりとした品質の良い帯となって完成しています。 こちらの帯ですと、趣味系の夏紬などのお着物と合わされると良いと思います。 夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣などの産地物のお着物と合わされるのも良いでしょうし、小千谷ちぢみや宮古上布、越後上布などの麻素材のお着物と合わされるのも良いですね。 また、長板染の木綿のお着物や、絹紅梅、綿紅梅、綿絽の型染のお着物などに合わされるのもお洒落だと思います。 夏のいろいろなイベントに、お友達とお出かけされるのにも最適な帯なのではないでしょうか。 軽くしなやかで、使い心地も良く、夏の装いをすっきりとお洒落に演出してくれると思える、大変おすすめの一点です。 こちらは未仕立ての状態で入荷したものを当店でお仕立てをしております。 手先から約38cmまで半分に折ってかがられた松葉仕立てとなっています。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 縞の色は撫子色「和色大辞典 #edbbd8」https://www.colordic.org/colorsample/edbbd8 藍鼠「和色大辞典 #6c848d」https://www.colordic.org/colorsample/6c848d 焦香(こがれこう)「和色大辞典 #805b41」https://www.colordic.org/colorsample/805b41 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 82 cm / 1 丈 0 尺 1 寸 1 分 太鼓巾:31.3 cm / 8 寸 3 分 ◆詳細 状態:お仕立て上がり 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000028918
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本場筑前博多織 格子模様 紗 八寸名古屋帯【お仕立て上がり】
¥33,000
SOLD OUT
少しだけ緑味のある黄色・鶸色の紗の透け感がとても綺麗な、お洒落な本場筑前博多織の夏の八寸名古屋帯です。 鶸色の糸で平織にされた紗の生地に、利休白茶色と抹茶色の糸で、朱子織のような縞の模様が織り込まれ、その間を縫うように赤銅色と利休白茶色の細い縞が織り込まれ、変り格子のような模様を構成していて、とてもお洒落で涼しげな雰囲気です。 博多織の歴史はとても古く、起源は13世紀頃だそうですが、江戸時代には帯として織られていて、黒田藩から徳川幕府への献上品として納められ、一躍全国的にも有名になったそうです。 その後も長い歴史の中、戦争を挟んで大変な時期もあったそうですが、使い勝手の良いことでの人気の高さから需要もあり、織元さんも奮起して生産を再開されましたが、特に近年では品質の更なる向上と、デザインの多彩さには驚かされるものがあります。 こちらは定番的な格子の紗の帯ですが、色使いが珍しくて、黄色系の帯は袷のものでも夏のものでもお着物合わせがしやすいので、いろいろとご活用いただけると思います。 ちょっと前のお品物だと思われる証紙がついていましたが、お仕立てをされていない状態で入荷しましたので、当店でお仕立てをいたしました。 サテンのリボンのような質感の縞の模様が、とてもお洒落なイメージで、地の透け感とのコントラストがとても綺麗です。 こちらの帯ですと、趣味系の紬類のお着物と合わせてお召しになると良いと思います。 夏大島や夏塩沢、夏琉球絣などの夏紬のお着物と合わされたり、小千谷ちぢみや宮古上布や越後上布などの麻のお着物と合わされるのも良いと思います。 また長板中形などの木綿のお着物や、絹紅梅や綿紅梅のお着物、綿絽の藍型のお着物などと合わされるのもお洒落だと思います。 軽くしなやかできっとお使いいただきやすい事と思います。 シュッとした格好の良さがとても魅力的で、素敵な清涼感のある大変おすすめの一点です。 手先から約39cmまで半分に折ってかがられた、松葉仕立てとなっています。 地の色は鶸色(ひわいろ)「和色大辞典 #ccbb66」https://www.colordic.org/colorsample/ccbb66 格子の色は利休白茶「和色大辞典 #b3ada0」https://www.colordic.org/colorsample/b3ada0 赤銅色(しゃくどういろ)「和色大辞典 #752100」https://www.colordic.org/colorsample/752100 抹茶色「和色大辞典 #c5c56a」https://www.colordic.org/colorsample/c5c56a をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 59 cm / 9 尺 5 寸 0 分 太鼓巾:30.5 cm / 8 寸 1 分 ◆詳細 状態:お仕立て上がり 付属品:証紙 ◆商品コード:2020000028949
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カラフル縞模様 変り絽織 夏八寸名古屋帯【中古】
¥41,800
明るいクリーム色・象牙色をベースに、砥粉色の黄、薄緑、鳩羽色の薄紫、墨色の濃い目のグレーなどの糸で縦縞の模様が織り出され、地は少し変わった絽織になった素敵な夏の八寸名古屋帯です。 緯糸には象牙色の糸が使われていて、細かい緯吉野のような、浮き織のようになっていて凹凸感があり、カラフルな縦縞を少しソフトな雰囲気にしています。 多色使いですので、いろいろな色のお着物と合わせやすいと思いますし、素材的にも柔らかい素材のお着物とも、趣味系の紬のお着物とも合わせられますので、ご活用範囲は広いのではないかと思います。 しっかりとした質感に織られていて、ご着用も軽く楽な事と思われますので、夏の装いにお役立ちのアイテムだと思います。 絽や紗の無地系のお着物、小紋のお着物と合わせて、お稽古事にお召しになったり、お食事の会や観劇、コンサートなどにお出かけされるのも良いと思います。 また夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣などの夏紬系のお着物と合わされたり、小千谷ちぢみや宮古上布、越後上布などの麻のお着物と合わされたりして、お友達とお出かけされるのも良いですね。 軽やかですので、綿素材の長板染のお着物や、絹紅梅や綿紅梅のお着物などと合わされるのも良いかもしれません。 ご活用範囲も広く、軽くてお召しいただきやすく、さりげなくお洒落な雰囲気の大変おすすめの一点です。 手先から約38cmまで半分に折ってかがられた、松葉仕立てとなっています。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 縞の色は砥粉色(とのこいろ)「和色大辞典 #ccb57a」https://www.colordic.org/ccb57a/abb0b3 薄緑「和色大辞典 #8fcc9a」https://www.colordic.org/colorsample/8fcc9a 鳩羽色「和色大辞典 #95859c」https://www.colordic.org/colorsample/95859c 墨「和色大辞典 #595857」https://www.colordic.org/colorsample/595857 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 88 cm / 1 丈 0 尺 2 寸 6 分 太鼓巾:30 cm / 7 寸 9 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028970
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国画会会員 小島貞二 「四季暦」藍型絵染 奈良晒 麻夏名古屋帯【中古】
¥275,000
SOLD OUT
麻の生地の中でも特に珍しく、幻とも言われる奈良晒しの麻の生地を使用して、以前小島貞二さんに染めていただいた、とても素晴らしい型絵染の夏の九寸名古屋帯です。 奈良晒しは現在ではほとんど織られていないものですが、何年かに一度くらいの割合で、少し古いものに出会う事があり、個人的に大切にして保管しておりました。 それを麻関係や生地の事に造詣の深い小島さんにお見せしましたら、是非染めてみたいとおっしゃって、そういった経緯でこちらを染めていただきました。 こちらは以前に当店のお客様がとてもお気に召してお求めになったものを、一度使用されて保管されていたものを、譲っていただきました。 こちらは藍型染ですが、小島さんがこちらの作品のために、新しく型を彫って染めてくださったもので、中型の丸い型に菊に菖蒲、牡丹など四季折々の草花がディフォルメされて多色で描かれています。 型絵染ならではの発色の美しさがお楽しみいただけて、また地染めの藍色の重厚さと透明感が素敵です。 夏のお気に入りの上布や夏紬のお着物と合わされて、個性的な着こなしをお楽しみいただけたらと思います。 是非この機会に実物をご覧いただいて、軽くてお使いいただきやすく、希少性の高いこの生地の質感をご体験いただきたい、大変おすすめの逸品です。 地の色は藍色「和色大辞典 #1f344d」https://www.colordic.org/colorsample/1f344d 模様の色は蘇芳色「和色大辞典 #9e3d3f」https://www.colordic.org/colorsample/9e3d3f 支子色(くちなしいろ)「和色大辞典 #fbca4d」https://www.colordic.org/colorsample/fbca4d 翡翠色「和色大辞典 #38b48b」https://www.colordic.org/colorsample/38b48b 利休白茶「和色大辞典 #b3ada0」https://www.colordic.org/colorsample/b3ada0 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 79 cm / 1 丈 0 尺 0 寸 2 分 太鼓巾:31.2 cm / 8 寸 2 分 前巾:16.2 cm / 4 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028994
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日本工芸会正会員 樋口隆司 小千谷ちぢみ 麻 水玉と星の模様 名古屋帯【中古】
¥79,200
少しだけ藍味のある淡いグレー・灰青色の、小千谷ちぢみのシボのあるさらりとした心地よい生地に、消炭色の濃いグレーと生成り色の絣で、大小の丸や三角、菱形や星などの模様が織り出され、それが斜めに順番に並んで配置された、とても可愛らしくリズム感のある模様のお洒落な夏の九寸名古屋帯です。 長い歴史のある小千谷の伝統と技法を作品に生かし、情緒豊かに雪国の四季を表現される樋口隆司さん。 「花・風・月・雪」などをモチーフにして、遊び心のあるデザインを、盛り込まれて個性のある作品を発表されてきました。 日本伝統工芸展でもその評価は高く、そしてお着物ファンからもその着心地の良さと優れたデザインで、多くの支持を得ています。 こちらは、以前に当店で毎年開催していた樋口隆司さんの作品展でお求めいただいた作品で、お客様からお譲りいただいたものです。 シンプルな模様となっていますが、いろいろなお着物とも合わせやすく、樋口さんのデザインならではの並んだ模様のお洒落さなどにも、独特の個性が感じられる素敵な帯となっています。 夏大島や夏結城、夏塩沢などの夏紬系のお着物や、絹芭蕉や紗紬のような生地に染めの小紋系のものなどにもすっきりと合わせていただけると思います。 また小千谷ちぢみや宮古上布や越後上布などの麻素材のお着物とも素敵に合わせていただけますので、ご着用範囲は広いと思います。 涼しくて軽く、締めやすさにも定評のある小千谷ちぢみの帯ですので、この夏にもきっとご活用いただける事と思える、大変おすすめの一点です。 地の色は灰青「和色大辞典 #c0c6c9」https://www.colordic.org/colorsample/c0c6c9 模様の色は消炭色「和色大辞典 #524e4d」https://www.colordic.org/colorsample/524e4d 生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 82 cm / 1 丈 0 尺 1 寸 0 分 太鼓巾:31.5 cm / 8 寸 3 分 前巾:16.2 cm / 4 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028925
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都 水玉模様 手織絽綴れ 八寸名古屋帯【中古】
¥49,500
SOLD OUT
象牙色の手織りのしっかりとした絽綴れの地に、お太鼓は段々に透かし織の紗のような織りになっていて、変化のある金糸と銀糸で斜めに並んだような配置で小さな水玉の模様が織り出された、とてもお洒落で涼しげな夏の八寸名古屋帯です。 斜めに並んだ水玉は、黄色味の強い金糸からやや薄い金糸、そして銀糸へと4段階くらいの糸が使い分けられていて、リズミカルで楽しい模様を構成しています。 京都の西陣で80年以上の歴史を持つ老舗のひとつである都さんは、品質が良いものを目指して手機にもこだわりを持たれ、オリジナリティのある、優れたデザインの作品をたくさん世に出されています。 こちらの帯は、色違いのものが都さんのインスタグラムでご紹介されていました。 透かし織の段に、少し浮き上がるように織られた水玉の模様が、とても清々しい雰囲気となった素敵な夏の帯です。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物と合わせてお召しになると良いと思います。 絽や紗の軽めの附下から、無地系のものや江戸小紋、小紋などのお着物に合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにも良いですし、ご挨拶のご訪問やお食事の会、パーティー、観劇、美術鑑賞や音楽鑑賞などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。 手機の品質の良さに気品が感じられ、モダンさのある模様にお洒落さが漂って、素敵な着こなしをお楽しみいただけそうな、大変おすすめの一点です。 手先から約37cmまで、半分に折ってかがられた、松葉仕立てとなっています。 胴にはうっすらと折り跡がありますが、着用回数は1度くらいと思われる、とても良い状態です。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 94 cm / 1 丈 0 尺 4 寸 2 分 太鼓巾:31 cm / 8 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028901
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都 月にうさぎの模様 すくい織 夏八寸名古屋帯【中古】
¥38,500
SOLD OUT
こっくりとした黒・烏羽色の絽目になった透かし織の生地のお太鼓に、大きな月が銀鼠色のグレーの濃淡で表され、そこに風に揺らぐススキの葉と、その傍らに2羽のうさぎがお空を見ているような姿が、少し渋い金糸と真鍮糸の金糸で織り出された、秋の風情を表したような、涼しげな夏の八寸名古屋帯です。 京都の西陣で80年以上の歴史を持つ老舗のひとつである都さんは、品質が良いものを目指して手機にもこだわりを持たれ、オリジナリティのある優れたデザインの作品をたくさん世に出されています。 込み入った模様を手機で織られた事による味わいと高級感が溢れていて、さりげない雰囲気の中にも、しっかりとした存在感のある素晴らしい帯となっています。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬などのお着物にも合わせられますので、素敵な夏の装いを幅広くお楽しみいただけるのではないかと思います。 絽の無地や小紋、紋紗のお着物、地模様のある夏お召のお着物などに合わせて、お茶や和のお稽古事などにお召しになったり、お食事の会やご挨拶のご訪問、観劇、芸術鑑賞などにお出かけされたりするのも良いのではないでしょうか。 またもう少しカジュアルに、夏大島や夏塩沢、夏琉球絣などの夏紬のお着物や、小千谷ちぢみや上布類の麻のお着物とも合わせていただけますので、そういった装いでお友達とのお着物でのお集まりやランチの会、コンサート、お買い物などにお出かけされるのも素敵だと思います。 今年の中秋の名月は9月17日だそうですので、ちょうどオンタイムにお召しいただけそうです。 品質の良さが、よりお洒落で洗練された着こなしを演出してくれそうな、可愛いうさぎさんの姿も楽しい、大変おすすめの一点です。 地の色は烏羽色「和色大辞典 #180614」https://www.colordic.org/colorsample/180614 月の色は銀鼠色「和色大辞典 #afafb0」https://www.colordic.org/colorsample/afafb0 ススキの色は白梅鼠「和色大辞典 #e5e4e6」https://www.colordic.org/colorsample/e5e4e6 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 67 cm / 9 尺 7 寸 1 分 太鼓巾:31.6 cm / 8 寸 4 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028833
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女郎花にトンボの模様 絽綴れに相良刺繍 八寸名古屋帯【中古】
¥46,200
象牙色のしっかりと手織りで織られた上質な絽綴れの生地に、楚々と咲く女郎花とその傍らに飛ぶ小さなトンボの姿が、細やかな相良刺繍で丁寧に描かれた、早めの秋の風情を表現されたような、涼しげな夏の八寸名古屋帯です。 絽綴れの生地はしっかりとしていながらもしなやかさがあり、とても締めやすそうです。 お太鼓にはススキの葉が透かし織で織り込まれていて、刺繍の模様と重なって美しい遠近感をもたらしています。 女郎花の花は空五倍子色の薄茶の糸と、銀煤竹色のやや濃い茶の糸に金糸も交えながら、霞むように素敵な雰囲気で刺繍されています。 少し離れて見ますと手描きで描かれているのかと思うくらい、とても小さな粒の相良刺繍で刺されていて、日本刺繍の素晴らしさに、改めて感動してしまいました。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬類のお着物にも合わせてお召しいただけます。 絽や紗の無地系のお着物や小紋などのお着物と合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いですし、お食事会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しになるのも良いと思います。 また、夏大島や夏塩沢、夏結城、夏琉球絣、明石ちぢみなどのお着物や、小千谷ちぢみ、宮古上布、越後上布などの麻素材のお着物と合わされるのも良いでしょう。 いろいろなお着物と合わせていただきやすく、手刺繍ならではの高級感が、気品のある装いを演出してくれると思います。 前柄は関東巻の面が女郎花のお花、関西巻の面が葛のお花の模様となっていますが、絽綴れならではの透け感で、反対側のお花の模様が少し透けてシルエットのように現れるのも計算されたデザインなのかと驚きました。 絽綴れという夏ならではのアイテムの中でも、柔らかい印象で涼しげな模様がとても魅力的に感じられる、大変おすすめの一点です。 保管用の高級防虫香の香りが少しあります。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 花の色は空五倍子色(うつぶしいろ)「和色大辞典 #b39c7d」https://www.colordic.org/colorsample/b39c7d 銀煤竹色「和色大辞典 #856859」https://www.colordic.org/colorsample/856859 葉の色は木賊色(とくさいろ)「和色大辞典 #3b7960」https://www.colordic.org/colorsample/3b7960 トンボの色は煎茶色「和色大辞典 #8c5e46」https://www.colordic.org/colorsample/8c5e46 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 73 cm / 9 尺 8 寸 6 分 太鼓巾:30.8 cm / 8 寸 1 分 前巾:15.4 cm / 4 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028956
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枝垂れ柳に雀の模様 絽綴れに手描 八寸名古屋帯 作家物【中古】
¥38,500
SOLD OUT
練色のしっかりとした絽綴れの生地に、お太鼓には斜めの線で区切られた遠山の形が取られ、その中が紗のように湊鼠色と地色の練色の暈しに織られ、それを背景に、手前には枝垂れる柳とその幹にとまる雀の姿が見事な手描きで描かれた、素敵な夏の八寸名古屋帯です。 巧みな技で織り分けられた、透明感のある湊鼠色の遠山の景色を背景にして、手描きで描かれた柳の枝垂れる枝と可愛らしい雀の姿が、とても立体的に浮き上がるように見えて、織りと染めの素晴らしい融合が目にも美しく映ります。 そよぐように揺らぐ柳の葉もとても涼しげで、通り抜けるような風を感じられ、そこに凛として枝にとまる雀の姿が引き立てられているようで、作家さんのセンスの良さと力量を感じる事ができる素敵な帯だと思います。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の夏紬などのお着物にも合わせられますので、ご着用範囲は広いのではないかと思います。 絽や紗の無地系のお着物、江戸小紋、小紋などのお着物と合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いですし、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しになるのも良いと思います。 また夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣、絹芭蕉や明石ちぢみなどのお着物に合わされるのも良いと思います。 小千谷ちぢみ、宮古上布、越後上布などの麻のお着物とも合わせていただけると思います。 そういった装いで、夏のいろいろなイベントにお友達とお出かけされるのも楽しいですね。 遠近感のあるスカッとした模様が、夏の装いをお洒落なものとしてくれそうな、とても素敵な大変おすすめの一点です。 手先から約14cmまで半分に折ってかがられた、松葉仕立てとなっています。 地の色は練色「和色大辞典 #ede6d5」https://www.colordic.org/colorsample/ede6d5 暈しの色は湊鼠「和色大辞典 #7a9599」https://www.colordic.org/colorsample/7a9599 雀の色は江戸鼠「和色大辞典 #928178」https://www.colordic.org/colorsample/928178 憲法色「和色大辞典 #664d3d」https://www.colordic.org/colorsample/664d3d 柳の色は松葉色「和色大辞典 #6b804b」https://www.colordic.org/colorsample/6b804b をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 68 cm / 9 尺 7 寸 4 分 太鼓巾:31 cm / 8 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028857
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山本由季 海と魚の模様 麻 開名古屋帯【中古】
¥176,000
SOLD OUT
山本由季さんの作品に出合いますと、他の方の作品では感じられないような独特の楽しさがあり、いつも嬉しく見てしまいますが、それだけではなく、どんなお着物に載せても溌溂と元気良くコーディネートできて、すぐにでも着てお出かけしたくなるような、格別な魅力があります。 こちらは比較的打ち込みのしっかりとした麻の生地が、全体的に黒に染められて、お太鼓は一番上は中くらいの濃さのグレーに染められ、次は空の青が染められて白いカモメが飛び交い、その下は地色の黒で、色とりどりのお魚がたくさん泳ぐ様子が描かれています。 空の高さを感じられるような青空に飛び交うカモメの姿もユニークで、それとは対照的に、海の中にはいろいろな形の大小のお魚が泳いでいて、楽しげな雰囲気になっているのも面白いです。 色使いのセンスやデザインなどにも山本由季さんならではの素敵な個性が感じられ、本当に素晴らしい作家さんだと改めて感じます。 こちらの帯ですと、夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣などの夏紬のお着物と合わされたり、小千谷ちぢみや宮古上布、越後上布などの麻素材のお着物と合わされたり、芭蕉布などのお着物と合わされたりするのも素敵だと思います。 そういった着こなしで、お友達とのお食事会や、コンサートや観劇などのお出かけ、講演会や展示会、お買い物などにお召しになるのも良いと思います。 まるで夏休みの絵日記のように、とてもポップなデザインに見えて、それでいてバランスの取れた色使いなどのセンスの良さから、やはり特別なお洒落さが感じられ、きっと目を引く事と思います。 オレンジのお洋服を着ているようなお魚たちもとてもお茶目で可愛らしく、目を閉じている子とびっくりしたように目を開いている子がいたりするのも楽しいです。 お出かけの気分も凄く上がりそうな、元気の出るような、大変おすすめの逸品です。 ❗❗❗麻素材に黒が染められているために、胴の真ん中に着用時の折れ線の跡が見られます。 それほどきつくはありませんが、そのため少々お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 地の色は黒「和色大辞典 #2b2b2b」https://www.colordic.org/colorsample/2b2b2b 太鼓の色は鈍色(にびいろ)「和色大辞典 #727171」https://www.colordic.org/colorsample/727171 花浅葱「和色大辞典 #2a83a2」https://www.colordic.org/colorsample/2a83a2 魚の色は朱色「和色大辞典 #eb6101」https://www.colordic.org/colorsample/eb6101 利休色「和色大辞典 #80785c」https://www.colordic.org/colorsample/80785c 葡萄色(えびいろ)「和色大辞典 #640125」https://www.colordic.org/colorsample/640125 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 74 cm / 9 尺 8 寸 9 分 太鼓巾:31.2 cm / 8 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028888
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青山みとも扱 葛布 変り格子模様 夏九寸名古屋帯【未着用品】
¥165,000
SOLD OUT
日本の三大原始布とされる「葛布」「科布」「芭蕉布」のひとつで、こちらは昔ながらの工程と技法で織られた、素晴らしい葛布の夏の九寸名古屋帯です。 葛は秋の七草の中にもその名前があったり、万葉集でも詠まれていたりと、古くから身近な植物で、日本各地の山里などで目にする事ができ、そのため葛布もいろいろな地域で織られていた記録があります。 縄文時代などのまだ機がなかった頃には、編んで布にして使用していたようです。 静岡県の掛川は葛布の産地としても有名ですが、掛川の葛布の歴史は鎌倉時代にさかのぼり、源頼朝が、鎌倉の鶴岡八幡宮で静御前の舞を見ていた時に、同席していた掛川城の城主の着ていた直垂(ひたたれ)に目を留め、それは何という布かと尋ね、城主は「この紺葛布は当国の物産です」と答えたそうです。 その後江戸時代に入ってからは、東海道を行き来する旅人の目にもとまり、お土産物として人気が高く、全国に広まったそうです。 また、その独特の光沢や美しさから、高位の人々の装束としても取入れられていました。 武士の裃や袴、陣羽織や道中がっぱなどとしても使われ、隆盛を誇った葛布でしたが、明治期になって武士の衰退とともに、衣料としての用途が狭くなり、その後は広幅のものも生産され、海外の室内の装飾用の高級な壁紙として人気を集めたそうです。 因みにホワイトハウスの壁紙や、アイゼンハワーの別邸の壁紙などにもこの葛布が使われています。 そういった原始布からの長い歴史を経て、現在葛布を着用できる着物や帯に織られているのは、掛川の村井さんご夫婦だけになってしまったそうです。 こちらは青山みともさんの扱いのお品物ですが、みともさんは村井さんともご縁がおありでしたので、おそらく村井さんの作品と思われます。 独特の張りと光沢のある葛の糸で、お洒落な格子の模様が織り出され、他の素材では見られない質感となっています。 他の原始布と同じく、たくさんの大変な工程があり、そのすべてを手仕事でなされますが、その工程についてのお話は、また機会がありましたらお伝えしたいと思います。 非常に軽くしなやかで、うっとりとするほどの静かな光沢が、古代のロマンへと誘っているような、とても魅力的な帯となっています。 個性的な夏の装いを演出してくれると思える、とても珍しい、大変おすすめの逸品です。 未着用品。 地の色は白茶色「和色大辞典 #b3977b」https://www.colordic.org/colorsample/b3977b 格子の色は消炭色「和色大辞典 #524e4d」https://www.colordic.org/colorsample/524e4d 涅色(くりいろ)「和色大辞典 #554738」https://www.colordic.org/colorsample/554738 象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 78 cm / 1 丈 0 尺 0 寸 0 分 太鼓巾:30.3 cm / 8 寸 0 分 前巾:15.3 cm / 4 寸 0 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:たとう紙 ◆商品コード:2020000028840
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日本工芸会正会員 石塚美枝子 「清香」 諸紙布 花織 八寸名古屋帯【未着用品】
¥132,000
SOLD OUT
経緯とも象牙色の紙の糸でたおやかに織られた紙布の地に、可愛らしい花織が織り出された、とても清楚でお洒落な無地の八寸名古屋帯です。 こちらは証紙等はついていませんが、当店で石塚さんの個展を開催させていただいた折に、お客様からのリクエストもあり、紙布の白の無地の帯を織ってほしいとお願いして、少しずつ違ったものを3点織ってくださった作品です。 その中の1点をお求めになったお客様が、ご着用されないまま保管されていて、今回他にもいろいろとお譲りいただいたもののひとつです。 石塚さんは、京都の川島テキスタイルスクールで織りを学ばれた後、風通織と紙布織の権威である桜井喜一さんと貞子さんに師事して技術を学ばれました。 紙布は本当に大変な織物で、手漉きの和紙に細い切込みを入れて、手でこすりながら紙縒りのような状態にしたものを、繋いでいって糸にします。 昔は男性、特に武士のお仕事だったようで、石の台の上でコロコロと紙をこすっていく作業は力と根気が必要で、手を氷水で冷やしながら行われるそうです。 その糸を経緯に使って、機にかけて織るという事も非常に神経を使うそうで、切れないように、緩みすぎないようにと、糸の張り方などの加減が難しいそうです。 以前に取材でお伺いした時にも、ひとつずつ丁寧にお仕事をされている様子がとてもわかりやすく伝わってきました。 こちらの帯はその紙の糸で、花織を入れて織られていて、さらに段々に銀糸が入れられていますが、「個性を出すために、アクセントに銀糸を入れてみたのですよ」と石塚さんがお話をされていて、その銀の糸がお太鼓の形にされるとキラッと光って、さりげない華やかさとなるのがとてもお洒落で素敵です。 こちらの帯ですと、単衣の頃から盛夏を通してお使いいただけると思います。 単衣の紬系のお着物とも、夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣などのお着物とも合わせられますし、小千谷ちぢみや宮古上布、越後上布などの麻のお着物とも合わせていただけると思います。 軽くてとてもお使いいただきやすい質感となっています。 連なるように入れられた花織の模様が、とても変化のある表情となって、また銀の糸がキラッと光る素敵なアクセントとなった、とてもお洒落で大変珍しいおすすめの逸品です。 手先から約38cmまで半分に折ってかがられた、松葉仕立となっています。 ❗❗❗全体には未着用のとても良い状態ですが、手先から約130cmの胴の裏面に、うっすらと紅色の染料のようなものがついています。(最後の画像をご参照ください。) ご着用には全く問題はないと思われますが、そのため少々お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 【石塚美枝子】 染織家・伝統工芸会正会員 1961年 埼玉県浦和市(現・さいたま市)生まれ 造形関係の短大を卒業後、京都の川島テキスタイルスクールで染織を学ぶ 研究者・桜井喜一・貞子両名に風通織・紙布織を師事 1991年 第38回日本伝統工芸展 初出品・入選 2001年 日本工芸会正会員認定 2011年 第45回日本伝統工芸染織展 東京都教育委員会賞 受賞 その他受賞歴多数 象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 89 cm / 1 丈 0 尺 2 寸 9 分 太鼓巾:32 cm / 8 寸 5 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000028871
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古物営業法の規定に基づく表記
取得者名:株式会社インプロヴァイズ
公安委員会名:東京都公安委員会
古物商許可番号:第301060909666号