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【お仕立て無料】日本工芸会正会員 松原與七 「浮華」 繧繝彩色藍形染 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥473,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 長板中形染に長年取り組まれ、他の追随を許さないような完成度の高い優れたデザインの作品を多く残された松原與七さんですが、その創作活動の中でもひとつのライフワークとされていた、「繧繝彩色藍形染」のお着物地の作品を今回ご紹介できることを大変嬉しく思います。 日本伝統工芸展や松原與七さんの個展などでも拝見して、いつか扱わせていただきたいと願っておりましたが、今回10点の作品をご紹介させていただけることに、緊張感を覚えるようです。 幾重にも重なる藍の濃淡が奏でる繧繝(うんげん)の染め色の妙味は素晴らしく、色相の数だけ型を取り換え、糊を置いては染めることを何十回も繰り返し生まれてくる模様ですが、染める生地に適した糊をつくることにも試行錯誤を繰り返され、染める濃度によって藍とやり取りをしながら発酵を調整され、非常に真剣に取り組まれたことが顕著にわかるような、素晴らしい作品群です。 今回は幸運にも10点の入荷となり、順にご紹介させていただきますが、もう今後制作されることはありませんので、この貴重な機会に豊富なデザインの中からお選びいただける贅沢をお楽しみいただけますと幸いです。 こちらは、上質な浜ちりめんの一越ちりめんの生地が、濃く深い藍色に染められたところに、細い三角の形が放射線状に広がって、お花のような、花火のような模様が染め抜かれ、綺麗なグラデーションを描いた、素晴らしいお着物です。 模様はすべて絵羽付けとなっていてとても華やかですが、花びらが細く描かれていることで、繊細さとシャープさのある素敵な雰囲気となっています。 繧繝染めは型を置いては藍で浸け染めをして、型をずらしながら何度も染めることによって綺麗なグラデーションが生まれるのだそうですが、こういった細い模様の型を何度も置いて染められるのは、至難の業であったのだろうと思います。 こちらの作品も、2017年の松原さんの80歳の記念の展覧会にお邪魔したときに、モデルさんが着用をしてデモンストレーションをされていて、とても素敵だと思って拝見して、印象に残った作品です。 松原與七さんを含む4人のご兄弟は、お父様であり、人間国宝であった松原定吉さんが長年目指しておられた、長板中形染を絹に染めるということに取り組まれ、大変なご苦労をされながら5年の歳月をかけてそれを完成されました。 木綿に染めるのとは違って、糊が固すぎても割れますし、柔らかすぎると溶けて流れ落ちてしまうといった中で試行錯誤をを繰り返されたそうです。 そうやって藍染に適した生地を選ばれ、糊の調合も工夫されて、その後素晴らしい数々の作品を発表されてきました。 松原さんは良い作品を完成されるために、最高級の品質の生地を使用されますので、発色も良く、ご着用にもご安心いただけるものとなっています。 ただ、この繧繝のシリーズは多少藍が強く染められていて、まだフレッシュな藍の香りがするほどですので、ともすると帯などへの色移りが懸念されます。 できましたら、はじめはあまり薄い色の帯とは合わされない方が良いと思います。 本藍染の作品には地染めの濃淡や、こういったリスクがあることは仕方のない部分でもありますので、どうぞご理解くださいませ。 その点を工夫されても充分に価値があり、希少性も高く、松原與七さんの強い思いのこもった素晴らしい作品です。 さすがに最後まで手元に置いておかれた記念の作品だと思いますので、どうぞこの機会にご覧くださいませ。 単衣にお仕立てをされる場合は、胴裏・八掛の代金(税込28,600円)から、衿裏・居敷当の代金(税込7,700円)を差し引いて、販売価格より税込20,900円をお引きいたします。 ご希望の際はお知らせくださいませ。 お仕立てには約50日頂戴いたします。 ◆仮絵羽サイズ 身丈:165.8 cm /4 尺 3 寸 9 分 裄丈:67.6 cm /1 尺 7 寸 9 分 袖丈:56 cm /1 尺 4 寸 8 分 布巾:35.7 cm /9 寸 4 分 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) 付属品:作家札 ◆商品コード:2020000041320
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【お仕立て無料】日本工芸会正会員 松原與七 「舞Ⅱ」 繧繝彩色藍形染 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥473,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 長板中形染に長年取り組まれ、他の追随を許さないような完成度の高い優れたデザインの作品を多く残された松原與七さんですが、その創作活動の中でもひとつのライフワークとされていた、「繧繝彩色藍形染」のお着物地の作品を今回ご紹介できることを大変嬉しく思います。 日本伝統工芸展や松原與七さんの個展などでも拝見して、いつか扱わせていただきたいと願っておりましたが、今回10点の作品をご紹介させていただけることに、緊張感を覚えるようです。 幾重にも重なる藍の濃淡が奏でる繧繝(うんげん)の染め色の妙味は素晴らしく、色相の数だけ型を取り換え、糊を置いては染めることを何十回も繰り返し生まれてくる模様ですが、染める生地に適した糊をつくることにも試行錯誤を繰り返され、染める濃度によって藍とやり取りをしながら発酵を調整され、非常に真剣に取り組まれたことが顕著にわかるような、素晴らしい作品群です。 今回は幸運にも10点の入荷となり、順にご紹介させていただきますが、もう今後制作されることはありませんので、この貴重な機会に豊富なデザインの中からお選びいただける贅沢をお楽しみいただけますと幸いです。 こちらは水の中の泡のような、お庭に砂利が引かれた道のような、丸が並んだ地模様のある紋意匠の生地が濃い藍色に染められて、丸の形が幾重にも重なってバラのお花を形作っているような、素敵な模様のお着物です。 地模様があることで地色にも少し変化が見られ、それと可愛らしいお花の模様とが重なって、リズミカルな楽しさのあるお着物となっています。 アールデコ風のバラのお花は、何層にも染められた丸の模様で構成されていますので、周りがなんとなくぼんやりとした優しい雰囲気となっています。 今回10点以上の作品をご紹介させていただいておりますが、どれも優れたデザインと卓越した技術で染められていて、それぞれに違った個性があり、これを一堂に見られるのは本当に嬉しいことだと思います。 松原與七さんを含む4人のご兄弟は、お父様であり、人間国宝であった松原定吉さんが長年目指しておられた、長板中形染を絹に染めるということに取り組まれ、大変なご苦労をされながら5年の歳月をかけてそれを完成されました。 木綿に染めるのとは違って、糊が固すぎても割れますし、柔らかすぎると溶けて流れ落ちてしまうといった中で試行錯誤をを繰り返されたそうです。 そうやって藍染に適した生地を選ばれ、糊の調合も工夫されて、その後素晴らしい数々の作品を発表されてきました。 松原さんは良い作品を完成されるために、最高級の品質の生地を使用されますので、発色も良く、ご着用にもご安心いただけるものとなっています。 ただ、この繧繝のシリーズは多少藍が強く染められていて、まだフレッシュな藍の香りがするほどですので、ともすると帯などへの色移りが懸念されます。 できましたら、はじめはあまり薄い色の帯とは合わされない方が良いと思います。 本藍染の作品には地染めの濃淡や、こういったリスクがあることは仕方のない部分でもありますので、どうぞご理解くださいませ。 その点を工夫されても充分に価値があり、希少性も高く、松原與七さんの強い思いのこもった素晴らしい作品です。 さすがに最後まで手元に置いておかれた記念の作品だと思いますので、どうぞこの機会にご覧くださいませ。 単衣にお仕立てをされる場合は、胴裏・八掛の代金(税込28,600円)から、衿裏・居敷当の代金(税込7,700円)を差し引いて、販売価格より税込20,900円をお引きいたします。 ご希望の際はお知らせくださいませ。 お仕立てには約50日頂戴いたします。 ◆仮絵羽サイズ 身丈:175.5 cm /4 尺 6 寸 4 分 裄丈:68.5 cm /1 尺 8 寸 1 分 袖丈:58 cm /1 尺 5 寸 3 分 前巾:36.5 cm /9 寸 7 分 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) 付属品:作家札 ◆商品コード:2020000041269
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【お仕立て無料】日本工芸会正会員 松原與七 「舞Ⅰ」 繧繝彩色藍形染 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥473,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 長板中形染に長年取り組まれ、他の追随を許さないような完成度の高い優れたデザインの作品を多く残された松原與七さんですが、その創作活動の中でもひとつのライフワークとされていた、「繧繝彩色藍形染」のお着物地の作品を今回ご紹介できることを大変嬉しく思います。 日本伝統工芸展や松原與七さんの個展などでも拝見して、いつか扱わせていただきたいと願っておりましたが、今回10点の作品をご紹介させていただけることに、緊張感を覚えるようです。 幾重にも重なる藍の濃淡が奏でる繧繝(うんげん)の染め色の妙味は素晴らしく、色相の数だけ型を取り換え、糊を置いては染めることを何十回も繰り返し生まれてくる模様ですが、染める生地に適した糊をつくることにも試行錯誤を繰り返され、染める濃度によって藍とやり取りをしながら発酵を調整され、非常に真剣に取り組まれたことが顕著にわかるような、素晴らしい作品群です。 今回は幸運にも10点の入荷となり、順にご紹介させていただきますが、もう今後制作されることはありませんので、この貴重な機会に豊富なデザインの中からお選びいただける贅沢をお楽しみいただけますと幸いです。 こちらは、上質な浜ちりめんの一越ちりめんの生地が濃い藍で染められ、三日月のような半円の形が暈し染めでたくさん染め抜かれ、風にのってはらはらと舞っているような動きの感じられるデザインで、三日月の周りの暈しが余韻のように綺麗に表現された素敵なお着物です。 松原與七さんを含む4人のご兄弟は、お父様であり、人間国宝であった松原定吉さんが長年目指しておられた、長板中形染を絹に染めるということに取り組まれ、大変なご苦労をされながら5年の歳月をかけてそれを完成されました。 木綿に染めるのとは違って、糊が固すぎても割れますし、柔らかすぎると溶けて流れ落ちてしまうといった中で試行錯誤をを繰り返されたそうです。 そうやって藍染に適した生地を選ばれ、糊の調合も工夫されて、その後素晴らしい数々の作品を発表されてきました。 松原さんは良い作品を完成されるために、最高級の品質の生地を使用されますので、発色も良く、ご着用にもご安心いただけるものとなっています。 ただ、この繧繝のシリーズは多少藍が強く染められていて、まだフレッシュな藍の香りがするほどですので、ともすると帯などへの色移りが懸念されます。 できましたら、はじめはあまり薄い色の帯とは合わされない方が良いと思います。 本藍染の作品には地染めの濃淡や、こういったリスクがあることは仕方のない部分でもありますので、どうぞご理解くださいませ。 その点を工夫されても充分に価値があり、希少性も高く、松原與七さんの強い思いのこもった素晴らしい作品です。 さすがに最後まで手元に置いておかれた記念の作品だと思いますので、どうぞこの機会にご覧くださいませ。 単衣にお仕立てをされる場合は、胴裏・八掛の代金(税込28,600円)から、衿裏・居敷当の代金(税込7,700円)を差し引いて、販売価格より税込20,900円をお引きいたします。 ご希望の際はお知らせくださいませ。 お仕立てには約50日頂戴いたします。 ◆仮絵羽サイズ 身丈:167.8 cm /4 尺 4 寸 4 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:57 cm /1 尺 5 寸 1 分 前巾:36.3 cm /9 寸 6 分 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) 付属品:作家札 ◆商品コード:2020000041177
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【お仕立て無料】日本工芸会正会員 松原與七 「しずく」 繧繝彩色藍形染 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥473,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 長板中形染に長年取り組まれ、他の追随を許さないような完成度の高い優れたデザインの作品を多く残された松原與七さんですが、その創作活動の中でもひとつのライフワークとされていた、「繧繝彩色藍形染」のお着物地の作品を今回ご紹介できることを大変嬉しく思います。 日本伝統工芸展や松原與七さんの個展などでも拝見して、いつか扱わせていただきたいと願っておりましたが、今回10点の作品をご紹介させていただけることに、緊張感を覚えるようです。 幾重にも重なる藍の濃淡が奏でる繧繝(うんげん)の染め色の妙味は素晴らしく、色相の数だけ型を取り換え、糊を置いては染めることを何十回も繰り返し生まれてくる模様ですが、染める生地に適した糊をつくることにも試行錯誤を繰り返され、染める濃度によって藍とやり取りをしながら発酵を調整され、非常に真剣に取り組まれたことが顕著にわかるような、素晴らしい作品群です。 今回は幸運にも10点の入荷となり、順にご紹介させていただきますが、もう今後制作されることはありませんので、この貴重な機会に豊富なデザインの中からお選びいただける贅沢をお楽しみいただけますと幸いです。 こちらは、上質な質感の浜ちりめんの一越ちりめんの生地が濃い藍色に染められ、ドロップの形の模様が右の袖口から全体に広がるような配置で染め抜かれ、その中が巧みな暈しで染められた、今回の作品の中で一番ボリューム感のある素敵なお着物です。 この繧繝のシリーズは、光や水を表現されるのに適しているように思われますが、これほどの数の模様を、匠の技で綺麗な暈しに染められていることには感動を覚えます。 しずくのひとつずつを目で追っていっても本当に綺麗で、独特の世界観の中に引き込まれていくようです。 そしてドロップの形がとても可愛らしく、それが並んで染められて大きな雨粒のようにも見えますが、実際にお召しになりますと肩口や胸のところに見える模様はとてもチャーミングです。 全体的には絵羽附けとなっていて、密度を変えて躍動感のあるデザインとなった、迫力のある素晴らしい作品です。 松原與七さんを含む4人のご兄弟は、お父様であり、人間国宝であった松原定吉さんが長年目指しておられた、長板中形染を絹に染めるということに取り組まれ、大変なご苦労をされながら5年の歳月をかけてそれを完成されました。 木綿に染めるのとは違って、糊が固すぎても割れますし、柔らかすぎると溶けて流れ落ちてしまうといった中で試行錯誤をを繰り返されたそうです。 そうやって藍染に適した生地を選ばれ、糊の調合も工夫されて、その後素晴らしい数々の作品を発表されてきました。 松原さんは良い作品を完成されるために、最高級の品質の生地を使用されますので、発色も良く、ご着用にもご安心いただけるものとなっています。 ただ、この繧繝のシリーズは多少藍が強く染められていて、まだフレッシュな藍の香りがするほどですので、ともすると帯などへの色移りが懸念されます。 できましたら、はじめはあまり薄い色の帯とは合わされない方が良いと思います。 本藍染の作品には地染めの濃淡や、こういったリスクがあることは仕方のない部分でもありますので、どうぞご理解くださいませ。 その点を工夫されても充分に価値があり、希少性も高く、松原與七さんの強い思いのこもった素晴らしい作品です。 さすがに最後まで手元に置いておかれた記念の作品だと思いますので、どうぞこの機会にご覧くださいませ。 単衣にお仕立てをされる場合は、胴裏・八掛の代金(税込28,600円)から、衿裏・居敷当の代金(税込7,700円)を差し引いて、販売価格より税込20,900円をお引きいたします。 ご希望の際はお知らせくださいませ。 お仕立てには約50日頂戴いたします。 ◆仮絵羽サイズ 身丈:169.2 cm /4 尺 4 寸 8 分 裄丈:68 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:56 cm /1 尺 4 寸 8 分 前巾:36.6 cm /9 寸 7 分 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) 付属品:なし ◆商品コード:2020000041252
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【お仕立て無料】日本工芸会正会員 松原與七 「枯木の朝」 繧繝彩色藍形染 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥473,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 第54回日本伝統工芸展入選作品。 長板中形染に長年取り組まれ、他の追随を許さないような完成度の高い優れたデザインの作品を多く残された松原與七さんですが、その創作活動の中でもひとつのライフワークとされていた、「繧繝彩色藍形染」のお着物地の作品を今回ご紹介できることを大変嬉しく思います。 日本伝統工芸展や松原與七さんの個展などでも拝見して、いつか扱わせていただきたいと願っておりましたが、今回10点の作品をご紹介させていただけることに、緊張感を覚えるようです。 幾重にも重なる藍の濃淡が奏でる繧繝(うんげん)の染め色の妙味は素晴らしく、色相の数だけ型を取り換え、糊を置いては染めることを何十回も繰り返し生まれてくる模様ですが、染める生地に適した糊をつくることにも試行錯誤を繰り返され、染める濃度によって藍とやり取りをしながら発酵を調整され、非常に真剣に取り組まれたことが顕著にわかるような、素晴らしい作品群です。 今回は幸運にも10点の入荷となり、順にご紹介させていただきますが、もう今後制作されることはありませんので、この貴重な機会に豊富なデザインの中からお選びいただける贅沢をお楽しみいただけますと幸いです。 こちらは柔らかい質感の縞の地模様が織られた生地が、濃く深い藍色に染められたものに、中型の丸の模様が向かい合わせに並んで、とがった三角のような、木立のような形を作り、それが絵羽附けの配置に染められた訪問着の柄付けのお着物です。 このシリーズの作品の中でも、少し印象が違ってスマートでシャープさのあるものとなっています。 丸の形で模様が表されているのに、シャープさが感じられるというのもまた面白いと思います。 柔らかくしなやかな質感の生地となっていて、単衣にお仕立てをされても良いと思いますし、お好みで袷にされても良いと思います。 伸びあがるような直線の構図が並んだ丸の暈しで構成された、とても素敵な作品となっています。 松原與七さんを含む4人のご兄弟は、お父様であり、人間国宝であった松原定吉さんが長年目指しておられた、長板中形染を絹に染めるということに取り組まれ、大変なご苦労をされながら5年の歳月をかけてそれを完成されました。 木綿に染めるのとは違って、糊が固すぎても割れますし、柔らかすぎると溶けて流れ落ちてしまうといった中で試行錯誤をを繰り返されたそうです。 そうやって藍染に適した生地を選ばれ、糊の調合も工夫されて、その後素晴らしい数々の作品を発表されてきました。 松原さんは良い作品を完成されるために、最高級の品質の生地を使用されますので、発色も良く、ご着用にもご安心いただけるものとなっています。 ただ、この繧繝のシリーズは多少藍が強く染められていて、まだフレッシュな藍の香りがするほどですので、ともすると帯などへの色移りが懸念されます。 できましたら、はじめはあまり薄い色の帯とは合わされない方が良いと思います。 本藍染の作品には地染めの濃淡や、こういったリスクがあることは仕方のない部分でもありますので、どうぞご理解くださいませ。 その点を工夫されても充分に価値があり、希少性も高く、松原與七さんの強い思いのこもった素晴らしい作品です。 さすがに最後まで手元に置いておかれた記念の作品だと思いますので、どうぞこの機会にご覧くださいませ。 単衣にお仕立てをされる場合は、胴裏・八掛の代金(税込28,600円)から、衿裏・居敷当の代金(税込7,700円)を差し引いて、販売価格より税込20,900円をお引きいたします。 ご希望の際はお知らせくださいませ。 お仕立てには約50日頂戴いたします。 ◆仮絵羽サイズ 身丈:179 cm /4 尺 7 寸 4 分 裄丈:71 cm /1 尺 8 寸 8 分 袖丈:65 cm /1 尺 7 寸 2 分 布巾:37.6 cm /9 寸 9 分 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) 付属品:なし ◆商品コード:2020000041283
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【お仕立て無料】日本工芸会正会員 松原與七 「花圃」 繧繝彩色藍形染 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥473,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 第46回日本伝統工芸展入選作品。 長板中形染に長年取り組まれ、他の追随を許さないような完成度の高い優れたデザインの作品を多く残された松原與七さんですが、その創作活動の中でもひとつのライフワークとされていた、「繧繝彩色藍形染」のお着物地の作品を今回ご紹介できることを大変嬉しく思います。 日本伝統工芸展や松原與七さんの個展などでも拝見して、いつか扱わせていただきたいと願っておりましたが、今回10点の作品をご紹介させていただけることに、緊張感を覚えるようです。 幾重にも重なる藍の濃淡が奏でる繧繝(うんげん)の染め色の妙味は素晴らしく、色相の数だけ型を取り換え、糊を置いては染めることを何十回も繰り返し生まれてくる模様ですが、染める生地に適した糊をつくることにも試行錯誤を繰り返され、染める濃度によって藍とやり取りをしながら発酵を調整され、非常に真剣に取り組まれたことが顕著にわかるような、素晴らしい作品群です。 今回は幸運にも10点の入荷となり、順にご紹介させていただきますが、もう今後制作されることはありませんので、この貴重な機会に豊富なデザインの中からお選びいただける贅沢をお楽しみいただけますと幸いです。 こちらは、上質な浜ちりめんの一越ちりめんの生地が濃く深い藍色に染められ、大きな花びらのような形の模様がびっしりと並んで染め抜かれ、その中は絶妙なグラデーションが施された、ボリューム感のある素敵なお着物です。 タイトルのようにお花ばたけを表されたのだと思いますが、並んで咲きそろったお花のようにも、大きな木の葉が枝垂れているようにも、また、暈しの流れが左右から包み込むように染められているので、これから開くお花の大きな蕾のようにも見えます。 松原さんのこのシリーズの作品は、いろいろなイマジネーションの広がりのある、楽しい作品だと改めて感じました。 とても瑞々しさのある素晴らしい作品です。 松原與七さんを含む4人のご兄弟は、お父様であり、人間国宝であった松原定吉さんが長年目指しておられた、長板中形染を絹に染めるということに取り組まれ、大変なご苦労をされながら5年の歳月をかけてそれを完成されました。 木綿に染めるのとは違って、糊が固すぎても割れますし、柔らかすぎると溶けて流れ落ちてしまうといった中で試行錯誤をを繰り返されたそうです。 そうやって藍染に適した生地を選ばれ、糊の調合も工夫されて、その後素晴らしい数々の作品を発表されてきました。 松原さんは良い作品を完成されるために、最高級の品質の生地を使用されますので、発色も良く、ご着用にもご安心いただけるものとなっています。 ただ、この繧繝のシリーズは多少藍が強く染められていて、まだフレッシュな藍の香りがするほどですので、ともすると帯などへの色移りが懸念されます。 できましたら、はじめはあまり薄い色の帯とは合わされない方が良いと思います。 本藍染の作品には地染めの濃淡や、こういったリスクがあることは仕方のない部分でもありますので、どうぞご理解くださいませ。 その点を工夫されても充分に価値があり、希少性も高く、松原與七さんの強い思いのこもった素晴らしい作品です。 さすがに最後まで手元に置いておかれた記念の作品だと思いますので、どうぞこの機会にご覧くださいませ。 単衣にお仕立てをされる場合は、胴裏・八掛の代金(税込28,600円)から、衿裏・居敷当の代金(税込7,700円)を差し引いて、販売価格より税込20,900円をお引きいたします。 ご希望の際はお知らせくださいませ。 お仕立てには約50日頂戴いたします。 ◆仮絵羽サイズ 身丈:170.5 cm /4 尺 5 寸 1 分 裄丈:68 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:58 cm /1 尺 5 寸 3 分 前巾:36.2 cm /9 寸 6 分 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) 付属品:作家札 ◆商品コード:2020000041245
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【お仕立て無料】日本工芸会正会員 松原與七 「光露」 繧繝彩色藍形染 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥473,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 第47回日本伝統工芸展入選作品。 長板中形染に長年取り組まれ、他の追随を許さないような完成度の高い優れたデザインの作品を多く残された松原與七さんですが、その創作活動の中でもひとつのライフワークとされていた、「繧繝彩色藍形染」のお着物地の作品を今回ご紹介できることを大変嬉しく思います。 日本伝統工芸展や松原與七さんの個展などでも拝見して、いつか扱わせていただきたいと願っておりましたが、今回10点の作品をご紹介させていただけることに、緊張感を覚えるようです。 幾重にも重なる藍の濃淡が奏でる繧繝(うんげん)の染め色の妙味は素晴らしく、色相の数だけ型を取り換え、糊を置いては染めることを何十回も繰り返し生まれてくる模様ですが、染める生地に適した糊をつくることにも試行錯誤を繰り返され、染める濃度によって藍とやり取りをしながら発酵を調整され、非常に真剣に取り組まれたことが顕著にわかるような、素晴らしい作品群です。 今回は幸運にも10点の入荷となり、順にご紹介させていただきますが、もう今後制作されることはありませんので、この貴重な機会に豊富なデザインの中からお選びいただける贅沢をお楽しみいただけますと幸いです。 こちらは、上質な浜ちりめんの一越ちりめんの生地が濃い藍色に染められ、大きく弧を描く曲線が連なって並んだように描かれ、その中はその曲線とは反対の方向から暈しが入れられるという面白い手法で染められた、変化のある露芝のような動きの感じられる素敵な模様のお着物です。 芝にのった露が光っているかのようなきらめきのある曲線は、トップが白く染め抜かれ、そこかるだんだんと淡い藍色になり、さらに濃くなって地染めに溶け込んでいくように染められていて、全体的には絵羽附けの柄配置となった大変手の込んだ作品です。 リズミカルな曲線が全体に流れるように描かれ、とても清々しい印象の素晴らしいお着物です。 松原與七さんを含む4人のご兄弟は、お父様であり、人間国宝であった松原定吉さんが長年目指しておられた、長板中形染を絹に染めるということに取り組まれ、大変なご苦労をされながら5年の歳月をかけてそれを完成されました。 木綿に染めるのとは違って、糊が固すぎても割れますし、柔らかすぎると溶けて流れ落ちてしまうといった中で試行錯誤をを繰り返されたそうです。 そうやって藍染に適した生地を選ばれ、糊の調合も工夫されて、その後素晴らしい数々の作品を発表されてきました。 松原さんは良い作品を完成されるために、最高級の品質の生地を使用されますので、発色も良く、ご着用にもご安心いただけるものとなっています。 ただ、この繧繝のシリーズは多少藍が強く染められていて、まだフレッシュな藍の香りがするほどですので、ともすると帯などへの色移りが懸念されます。 できましたら、はじめはあまり薄い色の帯とは合わされない方が良いと思います。 本藍染の作品には地染めの濃淡や、こういったリスクがあることは仕方のない部分でもありますので、どうぞご理解くださいませ。 その点を工夫されても充分に価値があり、希少性も高く、松原與七さんの強い思いのこもった素晴らしい作品です。 さすがに最後まで手元に置いておかれた記念の作品だと思いますので、どうぞこの機会にご覧くださいませ。 単衣にお仕立てをされる場合は、胴裏・八掛の代金(税込28,600円)から、衿裏・居敷当の代金(税込7,700円)を差し引いて、販売価格より税込20,900円をお引きいたします。 ご希望の際はお知らせくださいませ。 お仕立てには約50日頂戴いたします。 ◆仮絵羽サイズ 身丈:170 cm /4 尺 5 寸 0 分 裄丈:69.5 cm /1 尺 8 寸 4 分 袖丈:59 cm /1 尺 5 寸 6 分 布巾:36.5 cm /9 寸 7 分 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) 付属品:作家札 ◆商品コード:2020000041238
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【お仕立て無料】日本工芸会正会員 松原與七 「光彩」 繧繝彩色藍形染 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥473,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 長板中形染に長年取り組まれ、他の追随を許さないような完成度の高い優れたデザインの作品を多く残された松原與七さんですが、その創作活動の中でもひとつのライフワークとされていた、「繧繝彩色藍形染」のお着物地の作品を今回ご紹介できることを大変嬉しく思います。 日本伝統工芸展や松原與七さんの個展などでも拝見して、いつか扱わせていただきたいと願っておりましたが、今回10点の作品をご紹介させていただけることに、緊張感を覚えるようです。 幾重にも重なる藍の濃淡が奏でる繧繝(うんげん)の染め色の妙味は素晴らしく、色相の数だけ型を取り換え、糊を置いては染めることを何十回も繰り返し生まれてくる模様ですが、染める生地に適した糊をつくることにも試行錯誤を繰り返され、染める濃度によって藍とやり取りをしながら発酵を調整され、非常に真剣に取り組まれたことが顕著にわかるような、素晴らしい作品群です。 今回は幸運にも10点の入荷となり、順にご紹介させていただきますが、もう今後制作されることはありませんので、この貴重な機会に豊富なデザインの中からお選びいただける贅沢をお楽しみいただけますと幸いです。 こちらは、少しだけ変化のある縞の地模様が織られた生地が濃い目の藍色に染められて、三角の形の光が空から降ってくるような、下からライトが当たっているような形がたくさん並んで染められた、不思議な世界の広がる素敵なお着物です。 すべて同じ方向を向いた絵羽附けの柄となっていて、整然と並んだ模様がとても美しく、繧繝染めならではの表現が活かされた模様となっています。 生地自体には透け感はありませんが、縞の織りが少し透かし織のようになっていますので、単衣のお仕立てが良いのではないかと思います。 お好みで袷にされても問題はないと思われます。 小さな白い四角を中心にして、そこから広がる淡い藍色のグラデーションがとても綺麗で、スカッとした爽やかさの感じられるお着物となっています。 松原與七さんを含む4人のご兄弟は、お父様であり、人間国宝であった松原定吉さんが長年目指しておられた、長板中形染を絹に染めるということに取り組まれ、大変なご苦労をされながら5年の歳月をかけてそれを完成されました。 木綿に染めるのとは違って、糊が固すぎても割れますし、柔らかすぎると溶けて流れ落ちてしまうといった中で試行錯誤をを繰り返されたそうです。 そうやって藍染に適した生地を選ばれ、糊の調合も工夫されて、その後素晴らしい数々の作品を発表されてきました。 松原さんは良い作品を完成されるために、最高級の品質の生地を使用されますので、発色も良く、ご着用にもご安心いただけるものとなっています。 ただ、この繧繝のシリーズは多少藍が強く染められていて、まだフレッシュな藍の香りがするほどですので、ともすると帯などへの色移りが懸念されます。 できましたら、はじめはあまり薄い色の帯とは合わされない方が良いと思います。 本藍染の作品には地染めの濃淡や、こういったリスクがあることは仕方のない部分でもありますので、どうぞご理解くださいませ。 その点を工夫されても充分に価値があり、希少性も高く、松原與七さんの強い思いのこもった素晴らしい作品です。 さすがに最後まで手元に置いておかれた記念の作品だと思いますので、どうぞこの機会にご覧くださいませ。 単衣にお仕立てをされる場合は、胴裏・八掛の代金(税込28,600円)から、衿裏・居敷当の代金(税込7,700円)を差し引いて、販売価格より税込20,900円をお引きいたします。 ご希望の際はお知らせくださいませ。 お仕立てには約50日頂戴いたします。 ◆仮絵羽サイズ 身丈:176 cm /4 尺 6 寸 6 分 裄丈:70 cm /1 尺 8 寸 5 分 袖丈:63 cm /1 尺 6 寸 7 分 布巾:37 cm /9 寸 8 分 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) 付属品:なし ◆商品コード:2020000041221
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【お仕立て無料】日本工芸会正会員 松原與七 「光の流れ」 繧繝彩色藍形染 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥473,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 第49回日本伝統工芸展入選作品。 長板中形染に長年取り組まれ、他の追随を許さないような完成度の高い優れたデザインの作品を多く残された松原與七さんですが、その創作活動の中でもひとつのライフワークとされていた、「繧繝彩色藍形染」のお着物地の作品を今回ご紹介できることを大変嬉しく思います。 日本伝統工芸展や松原與七さんの個展などでも拝見して、いつか扱わせていただきたいと願っておりましたが、今回10点の作品をご紹介させていただけることに、緊張感を覚えるようです。 幾重にも重なる藍の濃淡が奏でる繧繝(うんげん)の染め色の妙味は素晴らしく、色相の数だけ型を取り換え、糊を置いては染めることを何十回も繰り返し生まれてくる模様ですが、染める生地に適した糊をつくることにも試行錯誤を繰り返され、染める濃度によって藍とやり取りをしながら発酵を調整され、非常に真剣に取り組まれたことが顕著にわかるような、素晴らしい作品群です。 今回は幸運にも10点の入荷となり、順にご紹介させていただきますが、もう今後制作されることはありませんので、この貴重な機会に豊富なデザインの中からお選びいただける贅沢をお楽しみいただけますと幸いです。 こちらは上質な浜ちりめんの一越ちりめんの生地が濃い深い藍色に染められ、光跡を残すように動く光の群れが、素晴らしい技術を持って表現された素敵なお着物です。 光を放って飛ぶ蛍を思わせるような、たくさんの人たちがペンライトを振っているような、子供の頃に花火で遊んで最後の光を惜しみながらくるくると回していたような思い出とか、いろいろなイメージが広がりますが、こういったデザインはどのようにして浮かんでくるのでしょうかと不思議にも思えます。 またそれを、藍染めという大変な工程で実現される松原さんの作品に対する情熱を感じたりします。 松原與七さんを含む4人のご兄弟は、お父様であり、人間国宝であった松原定吉さんが長年目指しておられた、長板中形染を絹に染めるということに取り組まれ、大変なご苦労をされながら5年の歳月をかけてそれを完成されました。 木綿に染めるのとは違って、糊が固すぎても割れますし、柔らかすぎると溶けて流れ落ちてしまうといった中で試行錯誤をを繰り返されたそうです。 そうやって藍染に適した生地を選ばれ、糊の調合も工夫されて、その後素晴らしい数々の作品を発表されてきました。 松原さんは良い作品を完成されるために、最高級の品質の生地を使用されますので、発色も良く、ご着用にもご安心いただけるものとなっています。 ただ、この繧繝のシリーズは多少藍が強く染められていて、まだフレッシュな藍の香りがするほどですので、ともすると帯などへの色移りが懸念されます。 できましたら、はじめはあまり薄い色の帯とは合わされない方が良いと思います。 本藍染の作品には地染めの濃淡や、こういったリスクがあることは仕方のない部分でもありますので、どうぞご理解くださいませ。 その点を工夫されても充分に価値があり、希少性も高く、松原與七さんの強い思いのこもった素晴らしい作品です。 さすがに最後まで手元に置いておかれた記念の作品だと思いますので、どうぞこの機会にご覧くださいませ。 単衣にお仕立てをされる場合は、胴裏・八掛の代金(税込28,600円)から、衿裏・居敷当の代金(税込7,700円)を差し引いて、販売価格より税込20,900円をお引きいたします。 ご希望の際はお知らせくださいませ。 お仕立てには約50日頂戴いたします。 ◆仮絵羽サイズ 身丈:173.8 cm /4 尺 6 寸 0 分 裄丈:69.5 cm /1 尺 8 寸 4 分 袖丈:59 cm /1 尺 5 寸 6 分 布巾:36.2 cm /9 寸 6 分 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) 付属品:作家札 ◆商品コード:2020000041191
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【単衣お仕立て無料】日本工芸会正会員 松原與七 「〇の遊び」 繧繝彩色藍形染 夏着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥473,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 長板中形染に長年取り組まれ、他の追随を許さないような完成度の高い優れたデザインの作品を多く残された松原與七さんですが、その創作活動の中でもひとつのライフワークとされていた、「繧繝彩色藍形染」のお着物地の作品を今回ご紹介できることを大変嬉しく思います。 日本伝統工芸展や松原與七さんの個展などでも拝見して、いつか扱わせていただきたいと願っておりましたが、今回10点の作品をご紹介させていただけることに、緊張感を覚えるようです。 幾重にも重なる藍の濃淡が奏でる繧繝(うんげん)の染め色の妙味は素晴らしく、色相の数だけ型を取り換え、糊を置いては染めることを何十回も繰り返し生まれてくる模様ですが、染める生地に適した糊をつくることにも試行錯誤を繰り返され、染める濃度によって藍とやり取りをしながら発酵を調整され、非常に真剣に取り組まれたことが顕著にわかるような、素晴らしい作品群です。 今回は幸運にも10点の入荷となり、順にご紹介させていただきますが、もう今後制作されることはありませんので、この貴重な機会に豊富なデザインの中からお選びいただける贅沢をお楽しみいただけますと幸いです。 こちらはシャリっとした絽織の紬地が濃く深い藍色に染められ、中型の大きさの丸が5個集まって光を放ち、その陰になるところにお星さまのような模様が浮かび上がった、楽しい模様となっています。 ただお星さまのような模様の部分は、地染めより濃い藍色に染められていて、その存在がよりはっきりとわかるようになっていますが、その手間を惜しまない工夫も凄いことだと思いました。 夏の空に輝く星を独特の表現で表された、とても凝った贅沢なお召し物となっていて、お仕立てをしてお召しになるとどんなに素敵でしょうと、わくわくするように想像してしまいます。 絽紬の生地に適度な張りがあって、きっと綺麗な着姿を実現してくれることと思います。 松原與七さんを含む4人のご兄弟は、お父様であり、人間国宝であった松原定吉さんが長年目指しておられた、長板中形染を絹に染めるということに取り組まれ、大変なご苦労をされながら5年の歳月をかけてそれを完成されました。 木綿に染めるのとは違って、糊が固すぎても割れますし、柔らかすぎると溶けて流れ落ちてしまうといった中で試行錯誤をを繰り返されたそうです。 そうやって藍染に適した生地を選ばれ、糊の調合も工夫されて、その後素晴らしい数々の作品を発表されてきました。 松原さんは良い作品を完成されるために、最高級の品質の生地を使用されますので、発色も良く、ご着用にもご安心いただけるものとなっています。 ただ、この繧繝のシリーズは多少藍が強く染められていて、まだフレッシュな藍の香りがするほどですので、ともすると帯などへの色移りが懸念されます。 できましたら、はじめはあまり薄い色の帯とは合わされない方が良いと思います。 本藍染の作品には地染めの濃淡や、こういったリスクがあることは仕方のない部分でもありますので、どうぞご理解くださいませ。 その点を工夫されても充分に価値があり、希少性も高く、松原與七さんの強い思いのこもった素晴らしい作品です。 さすがに最後まで手元に置いておかれた記念の作品だと思いますので、どうぞこの機会にご覧くださいませ。 ◆仮絵羽サイズ 身丈:175.5 cm /4 尺 6 寸 4 分 裄丈:70 cm /1 尺 8 寸 5 分 袖丈:58 cm /1 尺 5 寸 3 分 布巾:36.8 cm /9 寸 7 分 ◆詳細 状態:未仕立て(単衣お仕立て無料) 付属品:作家札 ◆商品コード:2020000041214
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【単衣お仕立て無料】日本工芸会正会員 松原與七 「浜の月」 繧繝彩色藍形染 夏着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥473,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 長板中形染に長年取り組まれ、他の追随を許さないような完成度の高い優れたデザインの作品を多く残された松原與七さんですが、その創作活動の中でもひとつのライフワークとされていた、「繧繝彩色藍形染」のお着物地の作品を今回ご紹介できることを大変嬉しく思います。 日本伝統工芸展や松原與七さんの個展などでも拝見して、いつか扱わせていただきたいと願っておりましたが、今回10点の作品をご紹介させていただけることに、緊張感を覚えるようです。 幾重にも重なる藍の濃淡が奏でる繧繝(うんげん)の染め色の妙味は素晴らしく、色相の数だけ型を取り換え、糊を置いては染めることを何十回も繰り返し生まれてくる模様ですが、染める生地に適した糊をつくることにも試行錯誤を繰り返され、染める濃度によって藍とやり取りをしながら発酵を調整され、非常に真剣に取り組まれたことが顕著にわかるような、素晴らしい作品群です。 今回は幸運にも10点の入荷となり、順にご紹介させていただきますが、もう今後制作されることはありませんので、この貴重な機会に豊富なデザインの中からお選びいただける贅沢をお楽しみいただけますと幸いです。 こちらは手触りの良いしっかりとした絽の生地が濃い藍色に染められ、右の袖口から全体に向かって半円形の模様が広がっていく大胆な調子の模様が、絵羽附けに染められた贅沢感のある夏のお着物地です。 「浜の月」というタイトルになっていますが、浜に打ち寄せるさざ波に月が写って何層にも広がっている様子を表されたのかもしれません。 夏のお召し物としても大変ゴージャスで、幻想的な雰囲気に加え、コスモなイメージもある素晴らしい作品です。 松原與七さんを含む4人のご兄弟は、お父様であり、人間国宝であった松原定吉さんが長年目指しておられた、長板中形染を絹に染めるということに取り組まれ、大変なご苦労をされながら5年の歳月をかけてそれを完成されました。 木綿に染めるのとは違って、糊が固すぎても割れますし、柔らかすぎると溶けて流れ落ちてしまうといった中で試行錯誤をを繰り返されたそうです。 そうやって藍染に適した生地を選ばれ、糊の調合も工夫されて、その後素晴らしい数々の作品を発表されてきました。 松原さんは良い作品を完成されるために、最高級の品質の生地を使用されますので、発色も良く、ご着用にもご安心いただけるものとなっています。 ただ、この繧繝のシリーズは多少藍が強く染められていて、まだフレッシュな藍の香りがするほどですので、ともすると帯などへの色移りが懸念されます。 できましたら、はじめはあまり薄い色の帯とは合わされない方が良いと思います。 本藍染の作品には地染めの濃淡や、こういったリスクがあることは仕方のない部分でもありますので、どうぞご理解くださいませ。 その点を工夫されても充分に価値があり、希少性も高く、松原與七さんの強い思いのこもった素晴らしい作品です。 さすがに最後まで手元に置いておかれた記念の作品だと思いますので、どうぞこの機会にご覧くださいませ。 ◆仮絵羽サイズ 身丈:173.5 cm /4 尺 5 寸 9 分 裄丈:68.5 cm /1 尺 8 寸 1 分 袖丈:60 cm /1 尺 5 寸 9 分 布巾:36.5 cm /9 寸 7 分 ◆詳細 状態:未仕立て(単衣お仕立て無料) 付属品:なし ◆商品コード:2020000041207
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【お仕立て無料】日本工芸会正会員 松原與七 「光の跡」 繧繝彩色藍形染 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥473,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 長板中形染に長年取り組まれ、他の追随を許さないような完成度の高い優れたデザインの作品を多く残された松原與七さんですが、その創作活動の中でもひとつのライフワークとされていた、「繧繝彩色藍形染」のお着物地の作品を今回ご紹介できることを大変嬉しく思います。 日本伝統工芸展や松原與七さんの個展などでも拝見して、いつか扱わせていただきたいと願っておりましたが、今回10点の作品をご紹介させていただけることに、緊張感を覚えるようです。 幾重にも重なる藍の濃淡が奏でる繧繝(うんげん)の染め色の妙味は素晴らしく、色相の数だけ型を取り換え、糊を置いては染めることを何十回も繰り返し生まれてくる模様ですが、染める生地に適した糊をつくることにも試行錯誤を繰り返され、染める濃度によって藍とやり取りをしながら発酵を調整され、非常に真剣に取り組まれたことが顕著にわかるような、素晴らしい作品群です。 今回は幸運にも10点の入荷となり、順にご紹介させていただきますが、もう今後制作されることはありませんので、この貴重な機会に豊富なデザインの中からお選びいただける贅沢をお楽しみいただけますと幸いです。 こちらは縦に縞模様のような地模様のある紬地に濃い藍色が染められ、右から左へ流れ星のような光が流れる流星群のような模様の素敵なお着物です。 ひとつずつの光の形を見ても、流れ星のしっぽのような暈しもとても綺麗で、その光が集合して流れを表しているといった迫力のあるデザインとなっています。 2017年の松原さんの80歳の記念の展覧会にお邪魔したときにも、こちらの作品がメインに飾ってあって、素晴らしいと感激したことを覚えています。 松原與七さんを含む4人のご兄弟は、お父様であり、人間国宝であった松原定吉さんが長年目指しておられた、長板中形染を絹に染めるということに取り組まれ、大変なご苦労をされながら5年の歳月をかけてそれを完成されました。 木綿に染めるのとは違って、糊が固すぎても割れますし、柔らかすぎると溶けて流れ落ちてしまうといった中で試行錯誤をを繰り返されたそうです。 そうやって藍染に適した生地を選ばれ、糊の調合も工夫されて、その後素晴らしい数々の作品を発表されてきました。 松原さんは良い作品を完成されるために、最高級の品質の生地を使用されますので、発色も良く、ご着用にもご安心いただけるものとなっています。 ただ、この繧繝のシリーズは多少藍が強く染められていて、まだフレッシュな藍の香りがするほどですので、ともすると帯などへの色移りが懸念されます。 できましたら、はじめはあまり薄い色の帯とは合わされない方が良いと思います。 本藍染の作品には地染めの濃淡や、こういったリスクがあることは仕方のない部分でもありますので、どうぞご理解くださいませ。 その点を工夫されても充分に価値があり、希少性も高く、松原與七さんの強い思いのこもった素晴らしい作品です。 さすがに最後まで手元に置いておかれた記念の作品だと思いますので、どうぞこの機会にご覧くださいませ。 単衣にお仕立てをされる場合は、胴裏・八掛の代金(税込28,600円)から、衿裏・居敷当の代金(税込7,700円)を差し引いて、販売価格より税込20,900円をお引きいたします。 ご希望の際はお知らせくださいませ。 お仕立てには約50日頂戴いたします。 ◆仮絵羽サイズ 身丈:172 cm /4 尺 5 寸 5 分 裄丈:72.6 cm /1 尺 9 寸 2 分 袖丈:60 cm /1 尺 5 寸 9 分 布巾:38.2 cm /1 尺 0 寸 1 分 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) 付属品:なし ◆商品コード:2020000041184
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日本工芸会正会員 松原與七 「松林」 繧繝彩色藍形染 単衣着物【お仕立て上がり】
¥396,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 長板中形染に長年取り組まれ、他の追随を許さないような完成度の高い優れたデザインの作品を多く残された松原與七さんですが、その創作活動の中でもひとつのライフワークとされていた、「繧繝彩色藍形染」のお着物地の作品を今回ご紹介できることを大変嬉しく思います。 日本伝統工芸展や松原與七さんの個展などでも拝見して、いつか扱わせていただきたいと願っておりましたが、今回10点の作品をご紹介させていただけることに、緊張感を覚えるようです。 幾重にも重なる藍の濃淡が奏でる繧繝(うんげん)の染め色の妙味は素晴らしく、色相の数だけ型を取り換え、糊を置いては染めることを何十回も繰り返し生まれてくる模様ですが、染める生地に適した糊をつくることにも試行錯誤を繰り返され、染める濃度によって藍とやり取りをしながら発酵を調整され、非常に真剣に取り組まれたことが顕著にわかるような、素晴らしい作品群です。 今回は幸運にも10点の入荷となり、順にご紹介させていただきますが、もう今後制作されることはありませんので、この貴重な機会に豊富なデザインの中からお選びいただける贅沢をお楽しみいただけますと幸いです。 こちらは、松原さんの作品としては少し珍しい、真綿紬のようなざっくりとした質感の紬地が使用されていて、こういった素材に繊細な暈しの藍染めをされるのは、より大変なことではないかと思いました。 濃い藍色の地に大きな松の模様が何段階もの暈しで染められた、迫力のある絵羽附けのお着物です。 幾重にも重なる松が遠くに近くに描かれ、幻想的な屏風絵を見ているかのような、独特の世界の広がりを感じられるお着物となっています。 こちらは仮絵羽が解かれた状態で入荷しましたので、お仕立て上がりのイメージをご覧いただくのも良いかと思い、お仕立てをいたしました。 生地がやや厚めのこともあり、単衣にお仕立てしました。 出来上がってくるのを楽しみにしておりましたが、やはり仕立て上がりますと素晴らしくて、絵羽附けの柄のつながりも綺麗ですし、繧繝の暈しの味わいもさらに素敵に感じられます。 松原與七さんを含む4人のご兄弟は、お父様であり、人間国宝であった松原定吉さんが長年目指しておられた、長板中形染を絹に染めるということに取り組まれ、大変なご苦労をされながら5年の歳月をかけてそれを完成されました。 木綿に染めるのとは違って、糊が固すぎても割れますし、柔らかすぎると溶けて流れ落ちてしまうといった中で試行錯誤をを繰り返されたそうです。 そうやって藍染に適した生地を選ばれ、糊の調合も工夫されて、その後素晴らしい数々の作品を発表されてきました。 松原さんは良い作品を完成されるために、最高級の品質の生地を使用されますので、発色も良く、ご着用にもご安心いただけるものとなっています。 ただ、この繧繝のシリーズは多少藍が強く染められていて、まだフレッシュな藍の香りがするほどですので、ともすると帯などへの色移りが懸念されます。 できましたら、はじめはあまり薄い色の帯とは合わされない方が良いと思います。 本藍染の作品には地染めの濃淡や、こういったリスクがあることは仕方のない部分でもありますので、どうぞご理解くださいませ。 その点を工夫されても充分に価値があり、希少性も高く、松原與七さんの強い思いのこもった素晴らしい作品です。 さすがに最後まで手元に置いておかれた記念の作品だと思いますので、どうぞこの機会にご覧くださいませ。 ◆サイズ 身丈:164 cm /4 尺 3 寸 4 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:30.2 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:81.7 cm /2 尺 1 寸 6 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:お仕立て上がり 付属品:なし ◆商品コード:2020000041276
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【お仕立て無料】浦野理一 経節紬 葡萄蔓文様着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥330,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 浦野理一さんは日本の伝統的な染織品の研究を長年続けられ、著書も数多く発表され、また染織家としてそれらを独特の視点で復元されましたが、お洒落なものを求められる方のお気持ちに応えるべく、個性的で他に例を見ないタイプの作品を創られました。 それは40年以上前のミセスなどの雑誌の巻頭を飾り、またその当時人気の女優さんたちが映画の中でも身に付けられた事もあり、とても多くのお着物ファンを魅了しました。 そして今もなおその作品は高い評価を受けられ、実際にお召しになられても、現代の装いにマッチしたものとなっていることが、素晴らしいと思います。 こちらは普遍的な人気を誇る、経節紬の葡萄蔓文様の絣柄のお着物地です。 白汚しのような淡いグレーベージュ・灰白色の地に、墨色の大ぶりな葡萄の模様が織り出されたお洒落な作品です。 信州の玉繭の糸を独自に工夫して経糸をつくられていたそうですが、試行錯誤を繰り返されて編み出されたニュアンスのある節がとても表情豊かで、魅力となっています。 こちらのお着物ですと、無地系のざっくりとした風合いの八寸名古屋帯などを合わされたり、または縞や格子模様などの帯を合わされたりするのも良いと思います。 浦野さんの図録などでは、無地の経節紬の帯を合わせたコーディネートでモデルさんがご着用されているので、そういった着こなしをされる方もいらっしゃいます。 型絵染なども柄によっては合うと思いますし、綴れ織やすくい織などのポイント柄の帯、間道手や吉野格子などの帯も良いのではないでしょうか。 あまり強い絣の模様ではありませんので、いろいろと遊び心で合わされると良いと思います。 単衣にされても良いとも思いますが、袷にされる場合は地色の共濃いの色の八掛をつけられるのが良いと思います。 浦野さんの作品を、ご自身のサイズでお誂えできるのも嬉しいことではないでしょうか。 グレーの濃淡の色使いがとてもお洒落で、経節の味わいがとても魅力的な、大変おすすめの逸品です。 単衣にお仕立てをされる場合は、胴裏・八掛の代金(税込28,600円)から、衿裏・居敷当の代金(税込7,700円)を差し引いて、販売価格より税込20,900円をお引きいたします。 ご希望の際はお知らせくださいませ。 お仕立てには約40日頂戴いたします。 地の色は灰白色(かいはくしょく)「和色大辞典 #e9e4d4」https://www.colordic.org/colorsample/e9e4d4 絣の色は墨「和色大辞典 #595857」https://www.colordic.org/colorsample/595857 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:1205 cm / 3 丈 1 尺 8 寸 8 分 太鼓巾:37.5 cm / 9 寸 9 分 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) 付属品:なし ◆商品コード:2020000040927
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日本工芸会正会員 森康次 霞に花の模様 手刺繍附下袷着物【中古】
¥110,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 森康次さんは昭和21年に京都市に生まれ、家業の刺繍のお仕事に従事され、また日本画も学ばれ、20代後半から京都伝統工芸技術コンクールに出品し優秀賞を3度受賞、その後も日本国内外の美術展、工芸展に出品・入選を重ねられ、平成元年に日本工芸会正会員に認定されました。 その後も数々の受賞を重ねられ、個展を開催、古来より受け継がれた伝統的な日本刺繍を現在に伝える作品を発表し続けていらっしゃいます。 家業の刺繍は、時代的に友禅のお着物の加飾であったそうです。 それを、刺繍を主役としたお着物をつくりたいという熱い思いから創作活動を始められ、品格のある綺麗な色使いで、洗練されたデザインからなる着る方の心に沿った素晴らしい作品を生み出され、現在も多くのファンを魅了し続けています。 こちらは淡いグレーベージュ・枯野色の上品な地色に、上前には細かな描き疋田が染められた3段の霞の模様が取られ、それを背景に花びらが丸い形に並んだ綺麗な丸紋が生成り色の糸で手刺繍されて、中心には白藍色の水色や鴇色の淡いピンクなどで暈しのようにやはり刺繍され、さりげない華やかさに気品の感じられる素敵な附下のお着物です。 森さんの作品としては少し珍しいともいえる友禅が施されていますが、霞の模様はシックな色使いで描かれていて、背景として刺繍を引き立てることに貢献しているように感じられます。 ふっくらとしたお花の模様が香り立つように美しく、繊細で洗練されたお着物となっています。 こちらのお着物ですと、有職文様や名物裂的な文様の織りの帯などを合わせてお召しになると良いのではないでしょうか。 お茶のお席や和のお稽古の発表会などにお召しになるのも良いですし、少し改まったお食事の会やパーティー、観劇、美術鑑賞や音楽鑑賞、同窓会などにお召しになるのも良いと思います。 あまり強くない色使いの唐織や錦織などの帯も、綴れ織などの帯も良いですね。 とても気品の感じられるお着物で、きっと素敵なフォーマルの装いを実現してくれると思える、大変おすすめの逸品です。 サイズ的にやや小さめであるため、少々お値打価格とさせていただいております。 同系色の糸で、丸に九枚笹の縫い紋がひとつ入れられています。 地の色は枯野色「和色大辞典 #d4c7be」https://www.colordic.org/colorsample/d4c7be 霞の色は江戸鼠「和色大辞典 #917566」https://www.colordic.org/colorsample/917566 刺繍の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 白藍「和色大辞典 #c1e4e9」https://www.colordic.org/colorsample/c1e4e9 鴇色(ときいろ)「和色大辞典 #f4b3c2」https://www.colordic.org/colorsample/f4b3c2 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:157.5 cm /4 尺 1 寸 7 分 裄丈:68.2 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.6 cm /8 寸 1 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:75.5 cm /2 尺 0 寸 0 分 袖巾:34.2 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000040910
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吉岡幸雄 花の模様 手描名古屋帯【お仕立て上がり】
¥99,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 象牙色のしなやかで上質な塩瀬の生地に、お太鼓には下から湧きあがるように広がりを見せて咲くお花が手描きで描かれた素敵な九寸名古屋帯です。 輪郭は竹筆を使って墨で描かれているようで、程よくかすれた線はとても味わいがあります。 お花は藍蝋で彩色されていて、葉の緑色は岩絵の具のような顔料が使われているようで、独特の発色となっています。 ラフなタッチでさらりと描かれているように見えますが、計算されたデザインと技法で素晴らしい作品として完成しているようです。 京都で江戸時代から続く「染司よしおか」の5代目として草木染のお仕事を深く研究され、染織研究家としても有名で、出版社・紫紅社を運営されるなど、著書も数多く、各分野で大変精力的にご活躍されていた吉岡幸雄さんの素晴らしい作品です。 私も生前はご懇意にさせていただきましたが、古い染織品にはとても造詣が深く、それに基づいた草木染のお話をされる時はとても楽しそうでした。 こちらのような手描きの作品に関しては、藍甕に藍が発酵したときに甕の縁の内側に藍のかたまりのようなものが付着してできる藍蝋を使って絵を描くととても良い味わいになるのだと、楽しそうにお話をされていたのを思い出します。 独特の透明感のある藍色が、他の染料では見られないような素敵な発色で輝いていて、伸びやかに描かれたお花のフレッシュさとマッチした素晴らしい作品です。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬類のお着物にも合わせられて、広い範囲にお召しいただけると思います。 地紋無地や江戸小紋、小紋などのお着物や、地模様のあるお召織の無地系のお着物などに合わせて、和のお稽古の会などにお召しになるのも良いと思います。 また結城紬や大島紬、塩沢お召、紅花紬、八丈織、花織などのお着物と合わされたり、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされたりするのも良いと思います。 こちらは珍しくお仕立てをされないで保管されていたものが入荷しましたので、当店でお仕立てをいたしました。 ボリュームのある感じに広がるお花の描写がとても活き活きとして、個性的なお洒落をお楽しみいただけると思える、とても素敵な大変おすすめの逸品です。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 花の色は紺鼠「和色大辞典 #475966」https://www.colordic.org/colorsample/475966 葉の色は淡萌黄「和色大辞典 #7db37d」https://www.colordic.org/colorsample/7db37d 芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #d0af4c」https://www.colordic.org/colorsample/d0af4c をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:374 cm / 9 尺 8 寸 9 分 太鼓巾:31 cm / 8 寸 2 分 前巾:16 cm / 4 寸 2 分 ◆詳細 状態:お仕立て上がり 付属品:なし ◆商品コード:2020000040880
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日本工芸会正会員 城間栄順 「立竹文」 本場琉球藍型 総柄袷着物【未着用品】
¥660,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 中藍の少しだけ明るめの藍・紺鼠色のとてもしっかりとした一越ちりめんの生地に、同系色の濃い藍色で、縦に竹の幹が縞のように描かれ、それに松の葉と梅のお花が添えられるように描かれた藍の濃淡の模様に、梅の白いお花が綺麗なアクセントとなって輝いているような、かなりの大作ともいえる素晴らしい城間栄順さんの本場琉球藍型のお着物の作品です。 その昔、一般家庭でも行われていた織りとは違い、紅型染は古くから男性専門の職業として確立され、その技術は紅型を家業とする家にのみ伝えられたそうです。 こちらは、それらを染めていた「紅型三宗家」と呼ばれる城間家、沢岻家、知念家のひとつである城間家を継がれ、15代目となる城間栄順さんの作品ですが、その中でも特に珍しい、琉球藍で染められた藍型の総柄のお着物です。 紅型染は主には顔料で染められますが、藍型染めは型を置いて色止めをして、藍甕で浸け染めをするため、また違った高度な技術を要します。 そのために裏側は濃い藍色となり、白く染め抜かれた部分にもやや藍が浸透して少しグレー味のある白となり、それがまた藍型ならではの特徴的な味わいとなっています。 カラフルな紅型染めとはまた違った、深い藍色の持つ魅力に溢れた素敵な作品となっています。 こちらのお着物ですと、シンプルな無地系の帯などを合わされるのも良いですし、綴れ織やすくい織などのポイント柄の帯を合わされるのも良いと思います。 また間道手や吉野格子、めがね織や花織などの帯を合わされるのも良いのではないでしょうか。 少し凝った織りのお洒落袋帯なども良いでしょう。 藍の濃淡ですので、いろいろな色のものが合うのではないかと思います。 お洒落に着こなして、趣味のお集まりやお友達とのお食事の会、観劇、コンサート、美術館や展示会、講演会、お買い物などにお出かけされるのも素敵ですね。 カジュアルさの中にも工芸的な良さと高級感の感じられる秀作ともいえるような、素晴らしいお着物です。 あまり季節も問わず、年齢的にも幅広く、きっと長くご愛用いただけると思えるような、大変おすすめの逸品です。 地の色は紺鼠「和色大辞典 #265680」https://www.colordic.org/colorsample/265680 模様の色は濃藍「和色大辞典 #0f214d」https://www.colordic.org/colorsample/0f214d 白梅鼠「和色大辞典 #e5e4e6」https://www.colordic.org/colorsample/e5e4e6 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:166.5 cm /4 尺 4 寸 0 分 裄丈:68.2 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:29.3 cm /7 寸 8 分 衽巾:15.3 cm /4 寸 0 分 褄下:79 cm /2 尺 0 寸 9 分 袖巾:34.3 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端、証紙、たとう紙 ◆商品コード:2020000041009
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日本工芸会正会員 山岸幸一 寒染最上紅花染 縞模様 紬袷着物【中古】
¥473,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 その作品に出合うたびに感動を覚え、とても嬉しく思えるような山岸幸一さんの寒染めの紅花染のお着物のご紹介です。 紅花で染められた濃淡のピンクと、象牙色の糸、グレー味のあるベージュの糸などで素敵な縞模様が織られた素敵なお着物です。 特に紅花の色が時間を経て濃くなっていてとても綺麗ですが、紅花染は寒い時期が染めに適しているそうで、一年で一番寒い2月の早朝に染め、赤崩山の雪解けの冷たい水で洗われていて、そういったことを変わらずに貫いていらっしゃるからこそこの美しい色が実現するのだと思います。 また、こちらの縞模様の中には象牙色の糸が織り込まれていますが、その糸は生の繭を煮出したもので染められているそうで、それも他の作家さんはされないことですし、天蚕糸を織り込まれたり、淡いベージュはアメリカセンダン草を使われていたりと、各所にこだわりが見られて、長い時間見ていても飽きることがなく、引き込まれるような魅力にあふれています。 シンプルな縞模様なのに、複雑に絡みあう色の絶妙な配置と質の良い糸が織り成す心地よい質感と、ハッとするようなクリアな色が目を引き、素敵なハーモニーを奏でているように新鮮に目に映ります。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせてお召しいただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような手描きや友禅染などの帯も良いですし、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な帯、すくい織や綴れ織などのポイント柄の帯を合わされたり、自然布的なざっくりとした手織りの八寸名古屋帯を合わされたりと、幅広く合わせていただけます。 そういった着こなしで、趣味のお集まりやお友達とのお食事の会、観劇やコンサート、美術館や展示会、お買い物などにお出かけされるのも良いですね。 次のお出かけが楽しみに思えるような、フレッシュで爽やかな綺麗な色目に心が弾むような、とても素敵な大変おすすめの逸品です。 甚三紅(じんざもみ)「和色大辞典 #ed938e」https://www.colordic.org/colorsample/ed938e 虹色「和色大辞典 #f6bfbc」https://www.colordic.org/colorsample/f6bfbc 白橡(しろつるばみ)「和色大辞典 #ccbea3」https://www.colordic.org/colorsample/ccbea3 象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167 cm /4 尺 4 寸 2 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:51 cm /1 尺 3 寸 5 分 前巾:24.6 cm /6 寸 5 分 後巾:30.4 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:79.6 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:34.2 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000041078
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日本工芸会正会員 山岸幸一 最上紅花染 縞模様 紬袷着物 えり善扱【中古】
¥198,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 その作品に出合うたびに感動を覚え、とても嬉しく思えるような山岸幸一さんの素敵な縞模様のお着物のご紹介です。 こちらは山岸さんの作品のシリーズの中でも藍色系の糸を主に使われた、シックな色目のお着物です。 シンプルに見える縞模様ですが、まず地の部分は象牙色と明るい藍染めの浅葱色の糸とで織られていて、目にはグレー味のある淡い色・湊鼠色に映ります。 縦の縞模様は焦げ茶・銀煤竹色で織り出され、それに寄り添うように、傍には鈍色のグレーの糸が置かれて、それによって縞が立体的に生きているように見えるのだと思います。 そして横段には、紺鼠色や山吹茶などの色の糸が暈しのように織り込まれていますが、その中でも細く入れられているのにひと際キラッとその存在が輝く象牙色の糸は、おそらく天蚕糸を織り込まれているのだと思います。 計算されたデザインが生み出す絶妙な色の配置によるお洒落さが、不思議な世界のように広がっていて、山岸さんならではのこだわりのお仕事ぶりが伺えますが、それが全て草木染によるものだということに改めて感動を覚えます。 こちらのお着物ですと、本当にいろいろな帯を合わせていただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような手描きや友禅染、少し刺繍のあしらわれているような帯、また紅型染や型絵染、更紗模様などの帯、ロウケツ染めなどの帯も良いですし、お洒落袋帯などを合わされるのも良いのではないでしょうか。 そういった装いで、趣味のお集まりやお友達とのお食事の会、観劇、コンサート、講演会、展示会、美術館やお買い物などにお出かけされるのも良いと思います。 シックな色使いですが、草木染ならではの透明感のある色の集合は、きっと長く飽きることなく、ご愛用いただけると思います。 季節によって、お出かけ先によっていろいろと着こなしを変えられて、素敵な装いをお楽しみいただけると思える、大変おすすめの逸品です。 地の色は湊鼠「和色大辞典 #b8ccc9」https://www.colordic.org/colorsample/b8ccc9 縞の色は銀煤竹(ぎんすすだけ)「和色大辞典 #856859」https://www.colordic.org/colorsample/856859 鈍色(にびいろ)「和色大辞典 #727171」https://www.colordic.org/colorsample/727171 横段の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 紺鼠「和色大辞典 #44617b」https://www.colordic.org/colorsample/44617b 山吹茶「和色大辞典 #c89932」https://www.colordic.org/colorsample/c89932 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:165.5 cm /4 尺 3 寸 8 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.6 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:28.7 cm /7 寸 6 分 後巾:30.7 cm /8 寸 1 分 衽巾:16.2 cm /4 寸 3 分 褄下:77.6 cm /2 尺 0 寸 5 分 袖巾:34.8 cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000041085
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天蚕紬 無地 袷着物【中古】
¥198,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 輝くような光沢と、綺麗な淡い薄緑色の天蚕紬の無地のお着物のご紹介です。 天蚕は日本原産の野蚕の一種で、屋内で飼われる家蚕とは少し違い、希少性も高く、古くから珍重されていました。 信州・安曇野地方での天蚕の歴史は古く、現在もその技術は連綿と伝えられ続けています。 ただ非常に手間がかかる作業の積み重ねでつくられるため、その生産量は激減しています。 天蚕はヤママユガ科の一種で鮮やかな緑色をしているお蚕さんですが、野生で暮らしているので、自然交配をしてしまいます。 それを避けて純粋種をを守るために、お蚕さんが暮らしているクヌギ・ナラ・柏などの林に寒冷紗のような幕を掛けて、隔離して育てるなどして守られています。 糸の中に空気を多く含むことで生絹より保湿性に優れ、また独特の張りの強さから、しわにもなりにくいといわれます。 天蚕の緑には蛍光作用もあるため独特の輝きがあり、他では見られない発色となり、お召しになると目を引くものがあります。 かといって華美なものではなく、あくまでも自然を紡いで織り込んだような懐かしさと、なんともいえないしっとりとした風合いは、いつまでも手で触れていたいような魅力にあふれています。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯を合わせた着こなしをお楽しみいただけると思います。 季節のものをモチーフにした手描きや友禅染の帯、また刺繍の帯などを合わされたり、型絵染や紅型染、更紗模様などの帯を合わされたりするのも良いと思います。 間道手や吉野格子、めがね織、花織などの帯、綴れ織やすくい織などのポイント柄の帯を合わされるのも良いでしょう。 クローバーの形の洒落紋がひとつ入れられていますので、それもまたアクセントとなって素敵だと思います。 天蚕のお着物は緑味の強いものから白っぽいもの、黄色味の強いものなど様々ですが、こちらは透明感のある白寄りの薄緑色となっています。 高級感のあるお洒落着として、ご自身のお好みで個性を演出されて、いろいろな着こなしをお楽しみいただけると思える、大変希少性の高いおすすめの逸品です。 紋解きのご希望がございましたら、9,900円(税込)にて承ります。 身丈を6cm出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 若芽色「和色大辞典 #ebebd3」https://www.colordic.org/colorsample/ebebd3 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:162(+6) cm /4 尺 2 寸 9 分 裄丈:67.8 cm /1 尺 7 寸 9 分 袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:27.6 cm /7 寸 3 分 後巾:30.4 cm /8 寸 0 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:81 cm /2 尺 1 寸 4 分 袖巾:34.2 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:反端、タイトル ◆商品コード:2020000040965
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青山みとも扱 「幻の貝紫」 花うさぎ模様 訪問着 袷着物【お仕立て替え済】
¥198,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 世界的にも、日本国内でも、紫色は古くから高貴な色とされ、皇帝にしか着用が許されない色とも言われていました。 その色を染める代表的な染料は貝紫と紫根だとされていますが、どちらも希少性が高く、珍重されて、租税の対象にもなった時代もあったようです。 紀元前1600年頃に地中海沿岸の都市フェニキアで「貝紫」の歴史は始まり、その不思議で高貴な色をシーザーやアレキサンダーもほめたたえ、女王クレオパトラも好んで身に着けたといわれています。 帝王の色ともいわれた貝紫は、1400年代にローマ帝国の滅亡と共に姿を消してしまい、その後は幻の色として人々に語り継がれるだけでした。 その後、1909年にアメリカの人類学者ゼリア・ナットルの研究によって、メキシコに古代ヨーロッパの貝紫の残存があると発表されました。 メキシコに幻の貝紫が息づいていると知った染色研究家・吉見逸郎さんは、メキシコインディオの協力のもとに、貝紫を絹糸に染めることに成功されました。 ヒメサラレイシという貝を2000個使っても1グラムの染料しか採れない貴重なものです。 その吉見さんと縁のある青山みともさんで、貝紫の記念の展示会が大々的に開かれ、こちらはその時に購入されたお着物だそうです。 小さなエ霞の模様が織り込まれた上質な紋意匠の生地に、少しグレー味のある淡い薄紫・薄色が染められ、上前や肩や袖には大振りな花うさぎの模様が貝紫で染められた、お洒落な雰囲気の訪問着のお着物です。 紫の濃淡で染められていますが、濃鼠色の方の模様は、貝紫で染められた模様を引き立てるようにシルエットのように置かれていて、貝紫色の花うさぎの模様が輝くようにはっきりとその存在を表しています。 独特の綺麗な赤紫・紅紫色は本当に綺麗で、貝紫の魅力にとりつかれた人々の気持ちが少しわかるような気がします。 こちらのお着物ですと、錦織や唐織などのボリューム感のある帯を合わされても良いですし、有職文様や名物裂的な帯を合わされても良いと思います。 ご結婚式の披露宴、式典、パーティーなどにご出席されるのも良いでしょうし、お茶のお席や和のお稽古の発表会などにお召しになるのも良いでしょう。 さらりとお洒落な雰囲気のある訪問着ですので、お食事の会や観劇、音楽鑑賞などにお召しになっても良いと思います。 現在ではメキシコでのヒメサラレイシの採取も禁止されてしまったと聞きましたので、再び幻となってしまったのではないかと思います。 古代へのロマンが感じられて、素晴らしい染織の歴史を感じられるような、希少性の高い大変おすすめの逸品です。 地色は薄色「和色大辞典 #ab9aa2」https://www.colordic.org/colorsample/ab9aa2 花うさぎの色は紅紫「和色大辞典 #994d83」https://www.colordic.org/colorsample/994d83 濃鼠「和色大辞典 #706580」https://www.colordic.org/colorsample/706580 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168.5 cm /4 尺 4 寸 6 分 裄丈:69.8 cm /1 尺 8 寸 5 分 袖丈:49.6 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.6 cm /6 寸 5 分 後巾:30.2 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:82.2 cm /2 尺 1 寸 7 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:パンフレット、たとう紙 ◆商品コード:2020000041047
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人間国宝 鈴田滋人 「未央柳」 木版摺染更紗 開名古屋帯【中古】
¥440,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 日本には、古くから珍重され、現代では「古渡」と呼ばれる非常に貴重な「裂」があり、そのひとつに更紗があります。 更紗は16世紀末から18世紀にかけて日本に輸入された、インド、ジャワをはじめ、ペルシア、さらにイギリス、オランダなどのヨーロッパ製を含む外国の木綿の模様染めの総称で、その技法は主として手描き、木版、銅板、蝋防染によるものでした。 非常に人気が高く高価であったため、江戸時代や明治時代には、それをお手本にしてさらに日本人好みの色柄のものが各地で作られるようになりました。 鍋島更紗、天草更紗、堺更紗、堀川更紗などの種類があり、「和更紗」と呼ばれて親しまれました。 慶長年間に朝鮮半島から連れ帰った高麗人・九山道青によって始められた鍋島更紗は、木版と型紙を併用する方法で、それは世界的に見ても類まれな珍しいもので、藩の庇護を受けて諸大名や幕府への献上品としてつくられました。 その技法は木版ずりと型紙ずりを併用した独特のもので、色染めも精巧を極めたそうです。 しかしながら数百年の時間が経過し、紛失した資料や伝聞でしか残っていないものなどもあり、鈴田さんはお父様の照次さんの時代から二代に渡って試行錯誤を繰り返し、その研究と調査をされ、復元に至るまでには大変なご苦労があったようです。 そうして鈴田滋人さんはオリジナルの鍋島更紗の復元に成功されましたが、それを鈴田さんならではのデザインとして考案され、さらに現代の装いに適したものへと変化させて創作を続けられています。 鈴田さんの草花を図案化されるセンスは独特で、どなたにも真似のできないものだと思いますが、更紗ならではの表現に適した線の細さと、繰り返しの模様の美しさに目を引かれます。 こちらの未央柳(ビヨウヤナギ)の図案も、とても繊細でありながら、今を盛りに咲くお花が活き活きと描かれているのが素晴らしいと思いました。 さらっとした手触りの良い座繰りの紬地が、お太鼓で2色に染め分けられ、大胆な構図で描かれていますが、少しだけ青味のある緑・青白橡色ととても明るい淡い緑・若芽色との濃淡がとても上品で、その色の分かれ目を斜めに横切る未央柳の模様が濃い藍・褐返色で染められていて、そのコントラストが冴え冴えとした美しさで、ため息が出るような素晴らしい帯となっています。 こちらの帯ですと、趣味系の紬類のお着物と合わせてお召しになると良いと思います。 いろいろなお着物と合わせてお召しいただけると思いますが、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされたり、作家物などの光沢のあるような無地のお着物と合わされたりするのも良いのではないでしょうか。 こちらは、以前の当店での工芸作家の作品展の際に、未仕立ての帯地でご紹介させていただいたものをお客様がお求めになって、今回手放されたもので、1、2回ご着用されています。 鈴田さんの作品はセカンドハンドではなかなか出会いませんので、そういった意味でも希少性が高いと思います。 爽やかなミントグリーンの色合いがとても素敵で、引き付けられるような魅力に溢れた、大変おすすめの逸品です。 胴の部分には裏地がついておらず、帯芯に直接縫い代をかがりつけられた額縁仕立てとなっています。 地の色は若芽色「和色大辞典 #eeffcc」https://www.colordic.org/colorsample/eeffcc 青白橡(あおしろつるばみ)「和色大辞典 #86b37d」https://www.colordic.org/colorsample/86b37d 模様の色は褐返(かちかえし)「和色大辞典 #203744」https://www.colordic.org/colorsample/203744 老竹色「和色大辞典 #688058」https://www.colordic.org/colorsample/688058 淡黄「和色大辞典 #f8e58c」https://www.colordic.org/colorsample/f8e58c をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:376 cm / 9 尺 9 寸 5 分 太鼓巾:31.3 cm / 8 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:作家札 ◆商品コード:2020000040811
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誉田屋源兵衛 「楼蘭織」 段変り吉祥文様袋帯【中古】
¥88,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 シャンパンゴールドのようなやわらかい色合いの金の箔の糸と、濃い焦げ茶・黒紅の箔の糸とが、段変わりにうねりのあるような櫛漉き織のような技法で織り出され、そこに松林と七宝文様、鶴丸紋と花亀甲文、鳳凰と三つ巴紋などの縁起の良い模様がいろいろな箔の糸と駒糸を駆使して巧みに織り出された、誉田屋源兵衛さんの楼蘭織シリーズの特選の袋帯です。 部分的に見ていっても、同じ金の箔の糸も質感を変えられていたり、紅鳶色や青鈍色の箔の糸が独特の質感で輝いていたり、金駒糸や銀駒糸などが巧みに使い分けられていたりと、非常に高い技術の手機で織られていることがはっきりとわかる素晴らしい帯です。 誉田屋さんの帯は、他では見られないような個性的なデザインと、卓越した染織技術でそれを実際に形にされていて、一味違う目を引く魅力をもっています。 こちらも珍しい色の組合せを巧みな手機で織り出され、存在感のある素敵な作品として完成されています。 そして見た目の重厚さとは裏腹にとても軽く、きっとお使いいただきやすいことと思います。 こちらの帯ですと、色留袖や訪問着、附下のお着物、地紋無地、江戸小紋などのお着物に合わせて、ご結婚式の披露宴や式典、パーティー、お食事の会、観劇や音楽鑑賞などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。 また、お茶のお席や和のお稽古の発表会などにお召しになるのも良いと思います。 地織のシャンパンゴールドと黒紅色との段変わりが、暈しのようになっているのもとても洒落ていて、また古典の文様を現代的なアレンジで織り出されているのもとてもモダンで素敵です。 フォーマルの装いを少し個性的な雰囲気にアレンジしてくれるような、お洒落な佇まいの大変おすすめの逸品です。 地の色は白橡(しろつるばみ)「和色大辞典 #ccba95」https://www.colordic.org/colorsample/ccba95 段の色は黒紅「和色大辞典 #302833」https://www.colordic.org/colorsample/302833 模様の色は紅鳶「和色大辞典 #9a493f」https://www.colordic.org/colorsample/9a493f 青鈍(あおにび)「和色大辞典 #6b7b6e」https://www.colordic.org/colorsample/6b7b6e 黄金「和色大辞典 #e6a422」https://www.colordic.org/colorsample/e6a422 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:438 cm / 1 丈 1 尺 5 寸 9 分 太鼓巾:31 cm / 8 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000040958
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吉祥文様 唐織袋帯【中古】
¥88,000
★こちらは 「秋の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00033 にて販売予定の商品です。 象牙色の細い糸をたくさん使ってしっかりと織られた地に、若松と竹と梅の松竹梅、打ち出の小槌、丁字、隠れ蓑、分銅、巻物、笠などの宝尽くしの文様、そして青海波や花菱、七宝繋ぎなどの文様が、色とりどりのカラフルな糸と金糸で織り出された、とても縁起の良い雰囲気の吉祥文様の袋帯です。 江戸中期頃の腰巻裂に見られる文様に似ていて、それを取材して地色を明るくされているように見受けられます。 文様に使われている色は、東雲色の淡いオレンジ、舛花色の水色、柳茶色の淡い草色、鳩羽鼠色の薄紫など淡い色目となっていて、その色糸が唐織で織り出されていることで立体感があり、ふっくらとした模様がとても綺麗で、全体的にも品格が感じられます。 織り出しなどがなく機屋さんは判明しませんが、しっかりとした手機で織られていて、品質の良い素晴らしい帯となっています。 こちらの帯ですと、第一礼装の黒留袖から色留袖、訪問着、附下、地紋無地や江戸小紋のお着物まで合わせていただけます。 ご結婚式の披露宴や式典、パーティーなどにご出席されるのも華やかで良いですし、お茶のお席や、和のお稽古の発表会などにお召しになったり、少し改まったお食事の会や正装でのご挨拶、観劇や音楽鑑賞などにお召しになったりするのも良いと思います。 年末年始のお集まりなどにも良いのではないでしょうか。 やわらかい印象で、とても上品なフォーマルの着こなしを実現してくれることと思える、大変おすすめの逸品です。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 模様の色は東雲色(しののめいろ)「和色大辞典 #f19072」https://www.colordic.org/colorsample/f19072 舛花色「和色大辞典 #5b7e91」https://www.colordic.org/colorsample/5b7e91 柳茶「和色大辞典 #a1a46d」https://www.colordic.org/colorsample/a1a46d 代赭(たいしゃ)「和色大辞典 #b3521e」https://www.colordic.org/colorsample/b3521e 鳩羽色「和色大辞典 #8e6d9c」https://www.colordic.org/colorsample/8e6d9c 練色「和色大辞典 #ede4cd」https://www.colordic.org/colorsample/ede4cd をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:443 cm / 1 丈 1 尺 7 寸 2 分 太鼓巾:31.4 cm / 8 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000041054
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古物営業法の規定に基づく表記
取得者名:株式会社インプロヴァイズ
公安委員会名:東京都公安委員会
古物商許可番号:第301060909666号