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長瀧澄男 幾何学の花の模様 手描蝋纈染 名古屋帯【中古】
¥47,300
SOLD OUT
横に節のある座繰りのサラッとした生紬の生地が、少し赤味のあるベージュ・梅染色に染められて、お太鼓には十字の模様に斜めに房のようなものが付いた、お花のような幾何学模様が手描きの蝋纈染で描かれた、お洒落な九寸名古屋帯です。 全体的には同系色でまとめられていて、少し透明感のある地色に、それと同系色の濃いクロスの模様がくっきりと描かれ、そこについた一段淡い蘇芳香色の房のような模様はお花の雄しべのようにも、クロスの後光のようにも見えて自然にアシストしているようで、バランスの良い素敵な模様となっています。 シンプルな色使いでお洒落な模様を描かれる長瀧さんの作品ですが、出会うたびにひと目見てそれとわかる個性を持っていて、そのこなれたお洒落さがとても魅力的だと思います。 以前、樋口可南子さんもご自身の著書か何かで長瀧さんのファンだという事を書かれていました。 白洲正子さんの「こうげい」さんでも作品を扱われていたようで、私もこの20年くらいの間に何点か扱わせていただきましたが、どれも素敵な作品で、お求めになった方からも喜んでいただけました。 それは工芸的な手仕事の味わいの良さに加えて、実際にお着物と合わせてみられると馴染みが良く、いろいろな場面で活躍してくれるからだと思います。 こちらの帯ですと、袷から単衣の頃までお使いいただけますので、ご着用期間は広いと思います。 大島紬や結城ちぢみ、塩沢お召、琉球絣などの産地物のお着物と合わされるのも良いですし、座繰りの無地系の紬などと合わされたり、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされたりと、いろいろなコーディネートのイメージが広がる帯だと思います。 色使いとしても、藍系やグレー系にも、茶系、グリーン系などのお着物にも合わせていただけますし、クリーム系やベージュ系などの淡色のお着物とも合わせていただけて、ご活用いただけるのではないかと思います。 手描きの線にとても味わいが感じられ、工芸的な魅力に溢れた、とてもお洒落な大変おすすめの一点です。 ❗❗❗状態はとても良いのですが、少しだけ保存のための高級防虫香の香りがあります。 それほど気になりませんが、匂いに敏感な方にはおすすめできませんので、ご了承くださいませ。❗❗❗ 地の色は梅染「和色大辞典 #cca28f」https://www.colordic.org/colorsample/cca28f 模様の色は葡萄茶(えびちゃ)「和色大辞典 #6c2c2f」https://www.colordic.org/colorsample/6c2c2f 蘇芳香(すおうこう)「和色大辞典 #99605c」https://www.colordic.org/colorsample/99605c 紺鼠「和色大辞典 #44617b」https://www.colordic.org/colorsample/44617b をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 70 cm / 9 尺 7 寸 9 分 太鼓巾:30.3 cm / 8 寸 0 分 前巾:15.6 cm / 4 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000026181
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黒木織物 本場筑前博多織 藤の花模様 八寸名古屋帯【お仕立て上がり】
¥33,000
象牙色の地に、明るい藍・青藍色と、それより濃い黒に近い藍・漆黒の縞が織り出され、太い青藍色の縞には藤棚から垂れ下がって咲く藤の花が、細い漆黒の縞には蔓草のような模様が白い糸で織り出された、ちょっと粋さのある素敵な筑前博多織の八寸名古屋帯です。 江戸時代から長い歴史を持つ伝統工芸品「博多織」の伝統を守りながら、1947年の創業以来、綺麗、可愛い、かっこいい、個性的というコンセプトでもの創りをされている、黒木織物さんの帯です。 白地に冴えるように配置された青藍色と漆黒色の縞のバランスもとても格好よく斬新で、細い縞は真田織のようになっていて、その凹凸感が程よいボリューム感となって模様を引き締めているように見えます。 こちらの帯ですと、単衣の生地の柔らかい素材のお着物にも、同じく趣味の紬のお着物にも合わせていただけると思います。 小紋のお着物にも、大島紬や結城ちぢみ、塩沢お召などのお着物にも合わせられますし、久留米絣や弓浜絣などの木綿のお着物などとカジュアルに合わされるのも良いと思います。 生地同士が触れ合いますと、シュルシュルと博多織ならではの衣擦れの音が心地よく、しっかりとした打ち込みの良さが感じられます。 軽快に装って街へお出かけいただきたい、とてもお洒落な大変おすすめの一点です。 お仕立て上がり。 手先から約37cmまで半分に折ってかがられた、松葉仕立てのお仕立てとなっています。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 縞の色は青藍「和色大辞典 #213f66」https://www.colordic.org/colorsample/213f66 漆黒「和色大辞典 #0d0015」https://www.colordic.org/colorsample/0d0015 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 75 cm / 9 尺 9 寸 2 分 太鼓巾:31 cm / 8 寸 2 分 ◆詳細 状態:お仕立て上がり 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000026174
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じゅらく 帝王紫 ペルシャ花文 八寸名古屋帯 三越扱【中古】
¥33,000
象牙色の地に、お太鼓には細い銀糸で段が取られ、その上下には同じく銀の糸で小さなお花が散らされるように織り込まれ、銀の段のには貝紫で染められたこっくりとした濃い・暗紅色の糸と金糸で、ペルシャ花文の模様がすくい織と紋織で表され、さらにそのお花の輪郭を手描きの金彩で縁取られるといった、非常に手の込んだ、そして少しエスニックな雰囲気の素敵な八寸名古屋帯です。 今から40年くらい前に、染色研究科で大阪芸大の教授であった吉岡常雄さんは、幻の貝紫を探して世界中をまわられて、遂にメキシコで出会われるととても喜ばれました。 そしてその貝紫の染料を使って、古代インカにちなんだ模様を帯や着物にたくさん染められました。 その時にスポンサー的に後押しをされたのがじゅらくさんでしたので、そういったご縁から後にこういった作品が作られたようです。 貝紫は古い資料から、地中海沿岸でも発見されていて、帝王だけが着用を許されるものとして珍重され、帝王紫と呼ばれていました。 こちらの図案もそういった古代のロマンを感じられるようなものとなっています。 こちらの帯ですと、趣味系の紬のお着物と合わせてお召しになると良いと思います。 大島紬や結城ちぢみ、塩沢お召、紅花紬などの産地物のお着物と合わされたり、格子や縞模様などのカジュアルさのあるお着物と合わされたりするのも良いと思います。 軽やかな質感の八寸の帯ですので、袷の時期から単衣の時期までお使いいただけるのではないでしょうか。 貝紫で染められた、深いこっくりとした紫色がとても魅力的で、とてもお洒落さのある、大変おすすめの一点です。 ❗❗❗全体的にはとても良い状態ですが、総丈が359cmとやや短めとなっています。 また、着用回数はそれほどではないと思われますが、胴の部分に折れ線が見られます。 薄い折れ線ですので、ご着用にはほとんど問題はないと思われますが、そのため少々お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 花の色は暗紅色「和色大辞典 #4d213d」https://www.colordic.org/colorsample/4d213d をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 58 cm / 9 尺 4 寸 7 分 太鼓巾:31.6 cm / 8 寸 4 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000026198
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真綿紬 手織 無地 八寸名古屋帯【中古】
¥28,600
SOLD OUT
ふっくらとしていながらあまり太くはない、柔らかい辛子色の真綿紬の糸が手織りで織り出された、味わいのある無地の八寸名古屋帯です。 このタイプの八寸の帯は袷から単衣の頃までお使いいただけますし、カジュアルな紬のお着物などに合わされてもとてもフィットしてお洒落な雰囲気になります。 また、手織りの八寸の帯ですと、お太鼓が柔らかくて形が取りにくいものもありますが、こちらは程よい硬さでお太鼓の形も綺麗にできそうです。 この色目ですと藍系のお着物にも馴染みますし、茶系、グレー系、緑系、また淡色のお着物とも合わせやすいと思います。 紅型染や型絵染、更紗模様などの柄にインパクトのあるお着物ともすっきりと合わせていただけます。 久留米絣や弓浜絣などの木綿のお着物と合わされるのも良いのではないでしょうか。 お友達とのカジュアルなお食事の会や落語の会、講演会、コンサート、お買い物などに気軽に取り入れられると、軽快な装いをお楽しみいただけると思います。 適度なふっくら感が、いろいろなお着物と素直に寄り添ってくれそうですし、季節も長くご愛用いただけると思える、とてもお洒落な、大変おすすめの一点です。 手先から約32cmまで半分に折ってかがられた、松葉仕立てのお仕立てとなっています。 ❗❗❗全体的にはとても良い状態ですが、胴の部分に半分に折った跡が見られます。 ご着用にはほとんど問題はないと思われますが、そのため少々お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #d1b769」https://www.colordic.org/colorsample/d1b769 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 74 cm / 9 尺 8 寸 9 分 太鼓巾:30.5 cm / 8 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000026167
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市松取に小さな花の模様 型絵染 名古屋帯【未着用品】
¥88,000
横に節のある座繰りの象牙色の紬地に、約2.5cm角の黒の四角が市松の配置に並べられ、白い方には蘇芳色の赤と鈍色のグレーで、小さなお花が9個並んでいる様子が型絵染で染められた、とてもお洒落な九寸名古屋帯です。 型絵染で染められたものとしては、規則正しく均整の取れた模様となっていて、デザインのレベルの高さを感じられますし、色使いもこなれた感があって、経験の豊富な作家さんの作品であろうという事が見て取れます。 そういった点や雰囲気からも、岡本隆志さんの作品ではないかと思われますが、確証がなく判明しませんので品物としてはとてもお値打価格となっています。 いずれにしてもとても完成度が高く、色使いなども洒落ていて、大変素晴らしい帯だと思います。 こちらの帯ですと、趣味系の紬のお着物などと合わせてお召しいただくと良いと思います。 結城紬や大島紬、塩沢お召、琉球絣や信州紬などのいろいろな産地のお着物と合わされるのも良いですし、光沢のある無地系の紬のお着物や、作家物などの工芸的な紬のお着物とも合わせていただける力があります。 カジュアルな装いに、お洒落なアクセントとなってくれて、工芸的な趣味の良い着こなしをお楽しみいただける、大変おすすめの一点です。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 市松の色は黒「和色大辞典 #2b2b2b」https://www.colordic.org/colorsample/2b2b2b 花の色は蘇芳(すおう)「和色大辞典 #9e3d3f」https://www.colordic.org/colorsample/9e3d3f 鈍色(にびいろ)「和色大辞典 #727171」https://www.colordic.org/colorsample/727171 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 75 cm / 9 尺 9 寸 2 分 太鼓巾:31.2 cm / 8 寸 3 分 前巾:15.6 cm / 4 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000026112
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花唐草模様 全通 名古屋帯【未着用品】
¥38,500
すっきりとした白・生成り色の、横に節のある座繰りのやや薄手の紬地に、全体にずっとつながって大きく枝を伸ばす蔓が描かれ、それにいろいろな形をしたお花が、薄紅梅色のピンクや鳩羽色の紫、藍鉄色の紺などで色とりどりに描かれた、爽やかな印象の中に華やかさも感じられる九寸名古屋帯です。 お花の色や蔓についている葉は、手挿しで色付けをされているようで、特に葉の部分の白群色の緑味のある水色の濃淡が、とても良い味わいとなっています。 白の地に葉の青緑色もとても綺麗なコントラストとなっていて、全体に清涼感と瑞々しさを与えているように見えます。 これからすぐの季節にもお召しいただけますし、単衣のお着物とも合わせられて、ご活用いただけるのではないかと思います。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬のお着物にも合わせていただけますので、ご着用範囲は広いと思います。 地紋無地や江戸小紋、小紋などのお着物に合わせて、お茶や和のお稽古事などにお召しになるのも良いと思いますし、お食事の会や観劇などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。 また、大島紬や結城ちぢみ、小千谷の絹ちぢみ、塩沢お召などに合わされるのも良いですし、その他にもお手持ちのいろいろな紬系のお着物にも合わせていただきやすいと思います。 綺麗な色使いの花唐草の模様が、エレガントで程よい華やかさのある装いを演出してくれそうな、とてもお洒落な大変おすすめの一点です。 地の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 花の色は薄紅梅「和色大辞典 #e597b2」https://www.colordic.org/colorsample/e597b2 鳩羽色「和色大辞典 #8d6d9c」https://www.colordic.org/colorsample/8d6d9c 藍鉄「和色大辞典 #393f4c」https://www.colordic.org/colorsample/393f4c 葉の色は白群(びゃくぐん)「和色大辞典 #82d1c4」https://www.colordic.org/colorsample/82d1c4 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 73 cm / 9 尺 8 寸 7 分 太鼓巾:30.4 cm / 8 寸 0 分 前巾:15.2 cm / 4 寸 0 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000026105
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えり善 お花の模様 手描 名古屋帯【中古】
¥38,500
横に節のある、座繰りのサラッとしたあまり厚手ではない紬の生地が淡いクリーム色・練色に染められ、お太鼓に濃いグレー・檳榔子染色の枠が取られた中に、野に咲く小さなお花が手描きされた、素朴な雰囲気の模様に、お花に色付けされた赤い色がアクセントになった、素敵な九寸名古屋帯です。 シンプルな模様ですが、葉は胡粉で描かれていたり、お花は蜂蜜色に金で暈しが入れられていたりと、手描きならではの丁寧なお仕事ぶりが伺えます。 サラッとした風合いの紬の生地で、袷の時期から単衣の時期までお使いいただけるような質感となっていて、少し長めにご着用いただけそうです。 お花はデフォルメされていますので、ハハコグサや菜の花に見えたり、女郎花に見えたりと、季節によってお見立てを変えて取り入れていただいくと良いのではないでしょうか。 大島紬や結城紬、塩沢お召、紅花紬などの産地物のお着物などに合わされるのも良いでしょうし、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物にも、絣の模様のあるものにも、無地っぽいものにもすっきりと合わせやすいと思います。 色目的にもいろいろな色のお着物とすんなりと馴染みそうです。 あまり季節も問わず、ご着用期間も長く、年齢的にも幅広くと、本当にご活用いただける帯だと思います。 手描きのしっかりとした品質が、素敵な着こなしのポイントとなってくれそうな、大変おすすめの一点です。 地の色は練色「和色大辞典 #e6dcc5」https://www.colordic.org/colorsample/e6dcc5 花の色は蜂蜜色「和色大辞典 #fddea5」https://www.colordic.org/colorsample/fddea5 朱・緋(あけ)「和色大辞典 #ba2636」https://www.colordic.org/colorsample/ba2636 葉の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 枠の色は檳榔子染(びんろうじぞめ)「和色大辞典 #433d3c」https://www.colordic.org/colorsample/433d3c をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 90 cm / 1 丈 0 尺 3 寸 2 分 太鼓巾:31.2 cm / 8 寸 3 分 前巾:16 cm / 4 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:たとう紙 ◆商品コード:2020000026099
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戸屋優 和紙絹捩り織 八寸名古屋帯【未着用品】
¥79,200
紙の糸だけでも、白橡色のベージュ、象牙色、鉄御納戸色の藍、黒橡色、黒鳶色などたくさんの色が使われていて、右の4分の1は茶系が主で、濃い茶色で3本の縞が織られ、左の4分の3には藍系の糸が織り込まれています。 さらに全体に捩り織が組み込まれ、繰り返される模様が複雑で味わいのある表情となった、素晴らしい絹紙布の八寸名古屋帯です。 紙布を織るにはまず糸作りから始めなくてはなりませんが、手漉きの和紙の両端を1cmほど残して約3~5mmの細さに裁断し、それを平たい石の台に置いて、両手で前後にこすって撚りをかけ、紙縒りのようなものを作るという工程で、江戸時代には男性の仕事であったほど大変な作業で、かなりの力と労力が必要だそうです。 そうしてできあがった紙縒りのようなものの両端を交互に切って、長い1本の紙の糸にします。 こちらは和紙絹と表示があり、よく見てみますと、特別細い紙縒りのような紙の糸に生糸が巻き付けられているようで、それを10本くらいまとめてひとつの糸にして織り出されているようです。 米沢で長くご活躍されて、卓越した技能を習得され、各賞を受賞されている戸屋優さんの素晴らしい作品です。 かなりの高い技術をお持ちでないと、これほどの作品をこの完成度で制作される事は難しいと思います。 こちらの帯ですと、袷の終わり頃から単衣の時期に、紬系のお着物と合わせてお召しいただくと良いと思います。 気温にもよりますが、ぎりぎり薄物の夏紬系のお着物とも合わせていただけると思います。 来月くらいからですと、大島紬や結城ちぢみ、塩沢お召、十日町のちぢみのような紬のお着物などと合わされるのも良いと思います。 上質さと程よいボリューム感があり、趣味の装いのアクセントとなってくれる事でしょう。 手織の複雑な捩り織が素敵な味わいとなって、高級感のあるお洒落な着こなしを演出してくれると思える、大変おすすめの逸品です。 白橡(しろつるばみ)「和色大辞典 #cbb994」https://www.colordic.org/colorsample/cbb994 象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 鉄御納戸「和色大辞典 #455765」https://www.colordic.org/colorsample/455765 黒橡(くろつるばみ)「和色大辞典 #544a47」https://www.colordic.org/colorsample/544a47 黒鳶「和色大辞典 #432f2f」https://www.colordic.org/colorsample/432f2f をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 67 cm / 9 尺 7 寸 1 分 太鼓巾:32 cm / 8 寸 4 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000026082
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大小の四角模様 撒糊 開名古屋帯【中古】
¥38,500
SOLD OUT
黒のしっかりとした塩瀬の生地のお太鼓に大小の四角の模様が散らされていますが、その四角は角から小さな四角が分かれたような図案になっていて、動きのある面白い雰囲気の九寸名古屋帯です。 四角は、細かな撒き糊で白く染め抜かれたパターンのものと、非常に細い金の線が引かれて暈しも施されたパターンのものがあり、全体的にモノトーンの色使いで、メタリックでクールな印象のお洒落な帯となっています。 シンプルなデザインではありますが、細かく散らされた撒き糊の味わいや、非常に細い金線が引かれているところなど、その完成度の高さを見ても、高い技術を持った職人さんの手仕事による素晴らしい作品だと思われます。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬のお着物にも合わせられますので、ご着用範囲は広いのではないでしょうか。 地紋無地や江戸小紋、小紋のお着物や、地模様のあるお召織の無地系のお着物などと合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いでしょうし、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しになるのも良いと思います。 また、いろいろな産地の紬のお着物や、格子や縞模様の紬のお着物、無地感覚の紬のお着物などと合わされるのも素敵だと思います。 四角の模様が石畳のように見えたり、源氏香のように見えたり、色紙散しのように見えたりと、お見立てによってイメージが広がって、その点でも楽しい模様となっています。 クールな印象の大人のお洒落な雰囲気がとても素敵な、大変おすすめの一点です。 胴の裏面に、黒の薄い木綿の生地がつけられた、開名古屋帯のお仕立てとなっています。 地の色は黒「和色大辞典 #2b2b2b」https://www.colordic.org/colorsample/2b2b2b 模様の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 70 cm / 9 尺 7 寸 9 分 太鼓巾:31.2 cm / 8 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000026068
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雲に麦の模様 蝋纈に型染 名古屋帯【未着用品】
¥41,800
雲の模様の練色が、生地本来の色と思われる、さらっとしたあまり厚くない栗繭紬のような生地が黄色味のある薄茶・柴染色に染められ、流れるような雲が手描きの蝋纈染めで染め抜かれています。 手描きの蝋纈染めのラフな輪郭の線や、蝋のひび割れが雲の表現にぴったりと合っているようで、そこにすっくと茎をのばして、穂に実がつけた麦が風にたなびく様子が型染めで染められた、とてもお洒落な名古屋帯です。 空の遠くに見える流れる雲と、風になびく麦の穂との遠近感が、清々しく目に映る様な、心が晴れ晴れとするような爽やかな5月頃の気持ちよさを感じられる図案となっています。 こちらの帯ですと、趣味系の紬のお着物などと合わされてお召しになられたら良いと思います。 白系やクリーム系のお着物と合わされるのもスッキリとして素敵だと思いますが、お色目としては藍系でもグレー系でも、薄緑系でもと、色々なお色のお着物と合わせていただけるのではないでしょうか。 別でご紹介させていただいております 「やまだ織物 本塩沢お召 無地 袷着物」https://kawanoya.buyshop.jp/items/84148626 「窪田織物 「十字市松」 屋久杉染 本場大島紬 袷着物」 https://kawanoya.buyshop.jp/items/83408971 「段変わりみじん格子 紬 袷着物」https://kawanoya.buyshop.jp/items/83409197 などのお着物と合わされるのも良いのではないでしょうか。 そして引き続きお単衣のお着物にも合わせていただけます。 ラフな感じの蝋纈染めの雲の感じと、型染の少し写実的な麦の表現と、技法の違いでまるで麦にフォーカスが合わされているような、遠近感がとても面白く感じられます。 おそらく作家物と思われるような、工芸的な良さも感じられる、とてもお洒落な大変おすすめの一点です。 地の色は柴染(ふしぞめ)「和色大辞典 #997a5c」https://www.colordic.org/colorsample/997a5c 雲の色は練色「和色大辞典 #ede4cd」https://www.colordic.org/colorsample/ede4cd 麦の色は焦茶「和色大辞典 #664539」https://www.colordic.org/colorsample/664539 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 59 cm / 9 尺 5 寸 0 分 太鼓巾:30.4 cm / 8 寸 0 分 前巾:15.7 cm / 4 寸 2 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000026044
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花の丸紋 友禅に刺繍 名古屋帯【中古】
¥47,300
象牙色の塩瀬の生地に、お太鼓のやや左寄りに大きな丸が取られ、その中が砥粉色の葉と錆浅葱色の蔓で埋められ、それを背景にして、洗柿色や深緋色などの朱系の濃淡で色付けされた大小の可愛らしいお花が描かれて、部分的に手刺繍も施された、まるで大きなお花のくす玉を見るような、華やかさのある素敵な九寸名古屋帯です。 蔓草の模様も全て手描きで描かれ、蔓草にもお花にも細い金の線で縁取りがされ、刺繍もそれに合わせて金駒糸で縁取りをされるといった、大変丁寧なお仕事でつくられています。 こういった上質な塩瀬の染めの名古屋帯は、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬のお着物にも合わせていただけますので、ご活用範囲は広いと思います。 またこちらのようなデザインですと、あまり季節も問いませんので、長い時期にご使用いただけて良いのではないでしょうか。 地紋無地や江戸小紋、小紋などのお着物に合わせてお茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いと思いますし、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお出かけされるのも良いですね。 また大島紬や結城紬、塩沢お召、紅花紬などの産地物のお着物と合わされたり、少し光沢のあるような無地系の紬のお着物と合わされたりするのも良いですし、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされるのも良いのではないでしょうか。 カジュアルさの中にも、染めの塩瀬の帯ならではのエレガントな雰囲気を少し加味されるのもお洒落だと思います。 白い帯は独特な華やかさと爽やかさがあって、いろいろな場面で活躍してくれる事と思います。 ポッポと咲いている赤いお花がとてもチャーミングで、着こなしのアクセントとなってくれそうな、素敵な大変おすすめの一点です。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 花の色は洗柿「和色大辞典 #f2ba91」https://www.colordic.org/colorsample/f2ba91 深緋(こきひ)「和色大辞典 #c9171e」https://www.colordic.org/colorsample/c9171e 蔓草の色は砥粉色(とのこいろ)「和色大辞典 #f4dda5」https://www.colordic.org/colorsample/f4dda5 錆浅葱「和色大辞典 #5c9291」https://www.colordic.org/colorsample/5c9291 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 72 cm / 9 尺 8 寸 4 分 太鼓巾:30.3 cm / 8 寸 0 分 前巾:15.2 cm / 4 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000026051
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花の丸の模様 二部式名古屋帯【中古】
¥28,600
ひび割れのような地模様のある黒地に、お太鼓には大きな丸が取られ、縁には琥珀色の線でお花のリースのような円が描かれ、その中には赤紫や淡黄、金茶、桃花色などの少しビビッドな色使いで、可愛いブーケのような模様が友禅で描かれた、素敵な二部式の九寸名古屋帯です。 真ん中のお花は辻が花染めのような雰囲気で、絞りで染め抜かれたところに墨でお花を描いたように見えますが、実際には友禅で染められています。 また、絵の具をそのまま使ったような鮮やかな色合いで描かれているのも、友禅染としては少し珍しいかもしれません。 色付けをされている面積が小さいため、上品にまとまっていて、とても綺麗な色使いが華やかな雰囲気を醸し出した素敵な帯です。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬のお着物にも合わせていただけて、ご着用範囲は広いと思います。 地紋無地、江戸小紋、小紋のお着物などに合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いでしょうし、お食事の会や観劇などにも良いと思います。 また、お気に入りの紬のお着物などに合わせて、趣味のお集まりやお友達とのランチの会、展示会、お買い物などにお出かけされるのも素敵ですね。 可愛いブーケのような模様が、カジュアルさの中にも華やいだ装いを演出してくれる、とてもお洒落で上質な、大変おすすめの一点です。 地の色は黒「和色大辞典 #2b2b2b」https://www.colordic.org/colorsample/2b2b2b 輪郭の色は琥珀色「和色大辞典 #bf783a」https://www.colordic.org/colorsample/bf783a 花の色は赤紫「和色大辞典 #eb6ea5」https://www.colordic.org/colorsample/eb6ea5 淡黄(たんこう)「和色大辞典 #f8e58c」https://www.colordic.org/colorsample/f8e58c 金茶「和色大辞典 #f39800」https://www.colordic.org/colorsample/f39800 桃花色「和色大辞典 #e198b4」https://www.colordic.org/colorsample/e198b4 葉の色は翡翠色「和色大辞典 #38b48b」https://www.colordic.org/colorsample/38b48b をご参照下さい。 ◆サイズ 太鼓巾:31.6 cm / 8 寸 4 分 前巾:16.4 cm / 4 寸 3 分 胴の長さ:225 cm / 5 尺 9 寸 5 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000026037
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日本工芸会正会員 木原明 ムラサキツユクサの模様 絞り友禅 訪問着【お仕立て替え済】
¥132,000
SOLD OUT
透明感のある色使いと斬新なデザイン、そして絞り染めと友禅を融合させたオリジナリティあふれる木原明さんの作品には、独特の世界観があります。 木原明さんは、辻が花染めの第一人者である小倉建亮さんと、日本画家の小松均さんに師事するという経緯を経て、その後独立され、染色作家として伝統工芸展などにも出品され、各賞を多数受賞されました。 残念な事に2014年に72歳で亡くなられましたが、現在もなお、残された作品はファンを魅了し続けています。 こちらは、淡く繊細で透き通るような薄紫・牡丹鼠色の一越ちりめんの生地に、大胆に葉を広げ、そこに可憐なお花を咲かせるムラサキツユクサが描かれた、木原さんらしさの感じられる素敵な訪問着のお着物です。 大きく描かれた葉は絞り染めで表され、鳩羽鼠色と薄青色をミックスしたような不思議な色合いとなっていて、それについている露もやはり絞り染めで染め抜かれ、瑞々しいものとなっています。 そのモワモワとした表現とは対照的に、手描きの友禅で描かれた茎とお花は、そこにピントを合わせた写真のようにも見えて、葉とお花の絶妙なコントラストにも遠近感の感じられる、素晴らしいデザインだと思います。 全体的にはワントーンの色使いで、大変品格のある洗練されたお洒落な作品として完成しています。 こちらのお着物ですと、有職文様や名物裂的な伝統的な文様の帯などを合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いですし、お食事の会や観劇などにも良いと思います。 また、もう少しボリューム感のある唐織や錦の帯で、ご結婚式の披露宴や式典、パーティーなどにお召しになるのも上品に華やいで良いと思います。 独特の品格のある素敵なお着物ですので、フォーマルな席にお召しになりましても、個性的で洗練された着こなしをお楽しみいただける事と思います。 工芸的な良さが感じられる、木原さんの作品ならではの個性と魅力に溢れた、大変おすすめの素晴らしい逸品です。 未着用のとても良い状態で入荷しましたが、袖丈がとても長くお仕立てをされていたり、身幅などの柄合わせにずれがありましたので、当店でお仕立て替えをいたしました。 地の色は牡丹鼠「和色大辞典 #d6cbd6」https://www.colordic.org/colorsample/d6cbd6 葉の色は鳩羽鼠「和色大辞典 #9e8b8e」https://www.colordic.org/colorsample/9e8b8e 薄青「和色大辞典 #93b69c」https://www.colordic.org/colorsample/93b69c 花の色は虹色「和色大辞典 #f5c6c4」https://www.colordic.org/colorsample/f5c6c4 水浅葱「和色大辞典 #a3ccc9」https://www.colordic.org/colorsample/a3ccc9 薄雲鼠「和色大辞典 #c4ccca」https://www.colordic.org/colorsample/c4ccca をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167.5 cm /4 尺 4 寸 3 分 裄丈:68.5 cm /1 尺 8 寸 1 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.7 cm /6 寸 5 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15.4 cm /4 寸 1 分 褄下:79.8 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:34.8 cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:反端 ◆商品コード:2020000026006
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村上淳二 山辺の風景模様 京友禅訪問着【中古】
¥77,000
爽やかな澄んだ淡いブルー・浅縹色に染められた、地銀通しですがあまりキラキラはしていない一越ちりめんの生地の裾が濃い青・納戸色が染められ、奥には少しグレー味のある青・舛花色で山が描かれ、そこに林立する木々は綺麗なグリーン・花緑青色や花浅葱色、そして少し濃い藍・青褐色などで描かれて、全体的に青系の濃淡と緑系でまとめられたところに、白い鳥が飛び交う様子がアクセントとなった、とても清々しい雰囲気の村上淳二さん作の京友禅の訪問着のお着物です。 村上さんは長く京都で友禅の技法を学ばれ、その後、故郷の島根県の益田市に戻って工房を開かれ、繊細な京友禅の技法を使い、自然派の思考で情緒的な、そして絵画的な作品を制作されています。 こちらの作品も、早朝の山々の景色の中を飛び交う鳥の姿なども美しく、澄んだ空気が伝わってくるような素敵な作品となっています。 木々の表現の糸目の線の手描きの味わい、また山並みには蝋散らしも施されて、同系色の中にもメリハリと奥行きの感じられる、素晴らしいお着物となっています。 こちらのお着物ですと、ある程度のボリュームのある帯を合わされるのも良いですし、すっきりとした白系の帯を合わされるのも良いかもしれません。 そういった着こなしで、ご結婚式の披露宴や式典、パーティー、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。 有職文様や名物裂的な伝統的な帯合わせで、お茶のお席や和のお稽古の発表会などにお召しになるのも良いと思います。 爽やかさと清潔感のある素敵なお着物で、本格的なフォーマルなお席にご出席されましても、自信を持ってお召しいただける品質の良さがあります。 色を重ねて繊細な表現をされる京友禅ならではの味わいと、手描きの友禅の線の美しさがとても魅力的な、お誂え感のある素晴らしい大変おすすめの逸品です。 地色より少し濃い色の、横木瓜の縫い紋がひとつ入れられています。 紋替えなどのご希望もお気軽にお問い合わせください。 特殊な紋でなければ、14,300円(税込)より承ります。 地の色は浅縹(あさはなだ)「和色大辞典 #8fbdcc」https://www.colordic.org/colorsample/8fbdcc 裾の色は納戸色「和色大辞典 #008899」https://www.colordic.org/colorsample/008899 山の色は舛花色「和色大辞典 #5b7e91」https://www.colordic.org/colorsample/5b7e91 木の色は青褐(あおかち)「和色大辞典 #363b4d」https://www.colordic.org/colorsample/363b4d 花緑青「和色大辞典 #00a381」https://www.colordic.org/colorsample/00a381 花浅葱「和色大辞典 #2aa3a3」https://www.colordic.org/colorsample/2aa3a3 鳥の色は浅紫「和色大辞典 #c4a3bf」https://www.colordic.org/colorsample/c4a3bf 瓶覗「和色大辞典 #9bd7de」https://www.colordic.org/colorsample/9bd7de をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:165 cm /4 尺 3 寸 7 分 裄丈:68 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:52.6 cm /1 尺 3 寸 9 分 前巾:23.8 cm /6 寸 3 分 後巾:30.2 cm /8 寸 0 分 衽巾:16.4 cm /4 寸 3 分 褄下:79 cm /2 尺 0 寸 9 分 袖巾:34.4 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000026013
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人間国宝 喜多川俵二 有職文様 窠に花亀甲文 二陪織袋帯【中古】
¥63,800
練色のシャリっとしながらもしなやかな質感の地に、同色の糸で花亀甲の文様が織られ、そこにいろいろな色の糸で窠文が織り出された有職文様の袋帯です。 窠(か)文とはウリ科の植物の実を割った断面とも、鳥の巣、蓮華ともいわれる諸説ある文様で、円の中に丁子と蝶々、竜胆と蝶などがありますが、鎌倉時代から見られる代表的な有職文様のひとつです。 その文様を花亀甲の地文の上に、色とりどりに表された、華やかさの感じられる喜多川俵二さん作の袋帯です。 室町時代から500年続く織屋である俵屋さんの当主で、父であり同じく人間国宝であった喜多川平朗さんからの教えを受け、伝統を守りながら独自の研究と創作を続けてこられました。 俵屋さんは能装束に用いられる唐織や、公家装束や調度に用いられる有職織物などを得意とされる織屋さんです。 帯にも独特の格調があり、身に着けますと大変品格のある装いを実現してくれる素敵な作品を数多く作られていましたが、残念な事に帯の制作は数年前におやめになったと聞きました。 二陪織がいつごろから織られていたのか発祥は定かではないようですが、地文と上文の織られている糸の色が違っているために、華やかなものとして好まれ、平安時代の中頃以降も、有職織物の中で人気があったようで、公家や高位の人々の中でも若い男性の装束として取り入れられていたようです。 こちらの帯ですと、第一礼装の黒留袖、色留袖から、訪問着、附下、地紋無地、江戸小紋などに合わせて、ご結婚式の披露宴や式典、パーティーなどにお召しになるのも良いと思います。 また本格的なお茶のお席や和のお稽古の発表会などにお召しになるのも、お食事の会や観劇などにも良いのではないでしょうか。 フォーマルなお席でお召しいただいても、淡い色調でまとめられた窠文の中の蝶々が品の良い華やかさを演出してくれて、素敵な装いをお楽しみただける事と思います。 有職文様ならではの格調高さと品格の漂う、素晴らしい大変おすすめの逸品です。 地の色は練色「和色大辞典 #ede4cd」https://www.colordic.org/colorsample/ede4cd 模様の色は緑青色「和色大辞典 #4d9967」https://www.colordic.org/colorsample/4d9967 赤朽葉色「和色大辞典 #db8449」https://www.colordic.org/colorsample/db8449 似せ紫「和色大辞典 #513743」https://www.colordic.org/colorsample/513743 蒸栗色「和色大辞典 #ebe1a9」https://www.colordic.org/colorsample/ebe1a9 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:4 m 56 cm / 1 丈 2 尺 0 寸 6 分 太鼓巾:29.8 cm / 7 寸 9 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000026020
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加納幸 有職文様 桐唐草文 袋帯【未着用品】
¥58,300
SOLD OUT
透明感のある爽やかな水色・秘色色の地に、中型より少し大きめの菱の形が取られ、それが極細の金箔の糸で埋めるように織られたところに、ふっくらとした唐織のような浮き織で桐唐草の模様が織り出された、とても気品に満ちた美しい文様の加納幸さんの袋帯です。 西陣で創業以来130年以上、帯の制作に取り組まれて、国内外でも様々な形で織物の素晴らしさを発表され続け、その評価も高い加納幸さんによる、格式の高い有職文様の袋帯ですので、その佇まいにも品格があり、フォーマルな装いにも素晴らしい装いを演出してくれる事と思います。 極細の金箔の織りがとても繊細な輝きを放っていて、見る角度によって濃淡が現れて、奥行き感のあるゴージャスな雰囲気を醸し出しています。 そしてその上に織り出された桐唐草の文様はふっくらとした凹凸があり、程よいボリューム感で豊かなイメージとなった、素晴らしい帯です。 こちらの帯ですと、第一礼装の色留袖や訪問着から附下、地紋無地、江戸小紋などのお着物に合わせて、ご結婚式の披露宴や式典、パーティーなどにお召しになるのも良いですし、本格的なお茶会や和のお稽古の発表会など、またお食事の会や観劇などにお召しになるのも良いと思います。 品質の良い袋帯ですので、晴れのお席にも安心してお召しになれる事でしょう。 地色がとてもお洒落で、洗練された素敵な装いをお楽しみいただけると思います。 伝統的な文様の持つ重厚さと、現代の装いに沿ったお洒落な色使いで、きっと素敵な装いをお楽しみいただけると思える、大変おすすめの一点です。 未着用品。 地の色は秘色色(ひそくいろ)「和色大辞典 #a1cccc」https://www.colordic.org/colorsample/a1cccc 模様の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:4 m 32 cm / 1 丈 1 尺 4 寸 3 分 太鼓巾:31 cm / 8 寸 2 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000025986
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川島織物 段変わり吉祥文様 本袋帯【中古】
¥33,000
SOLD OUT
淡いクリーム色・練色の地にいろいろな幅の段が取られ、そこには松皮菱文や青海波文、雲に鳳凰の文様、菱重ねに荒磯文様、宝尽くし文様など、たくさんの模様が金の箔の糸で織り出された、格調高さのある川島織物さんの本袋帯です。 数ある西陣の織元の中でも長い歴史を持ち、特に本格的なフォーマルの帯には定評があり、独特の個性のあるデザインと色調による品質の良いものを数多く世に出されている、川島織物さんならではの安定感のある本袋帯です。 練色の地に、浅緋色や胡桃染色、紫鼠色など淡い彩りで織り出された段に、あまり光らないような金箔の糸でいろいろな文様が織り込まれていて、大変気品が感じられますが、程よい華やかさを持った素晴らしいフォーマル用の袋帯だと思います。 こちらの帯ですと、訪問着や附下、地紋無地、江戸小紋、地模様のあるお召織の無地系のお着物などと合わせて、ご結婚式の披露宴や式典、パーティーなどにお召しになるのも良いですし、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。 また、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しになるのも良いと思います。 手機ならではのしっとりとした質感でとても締めやすく、また着崩れもしにくいものとなっています。 品質には定評のある川島織物さんならではの安心感のある、品格のある素晴らしいおすすめの一点です。 ❗❗❗表地は良い状態ですが、タレと手先の部分の端の方の裏地に、薄いシミのようなものが見られます。 ご着用にはほとんど問題はないと思われますが、そのため少々お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 地の色は練色「和色大辞典 #ede4cd」https://www.colordic.org/colorsample/ede4cd 段の色は浅緋(うすきひ)「和色大辞典 #de7c6f」https://www.colordic.org/colorsample/de7c6f 胡桃染「和色大辞典 #99786b」https://www.colordic.org/colorsample/99786b 紫鼠「和色大辞典 #71686c」https://www.colordic.org/colorsample/71686c 柳茶「和色大辞典 #b0b38f」https://www.colordic.org/colorsample/b0b38f 蜂蜜色「和色大辞典 #fddea5」https://www.colordic.org/colorsample/fddea5 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:4 m 32 cm / 1 丈 1 尺 4 寸 3 分 太鼓巾:31 cm / 8 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000025993
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蝶々の模様 友禅 名古屋帯【お仕立て替え済】
¥39,600
藍系の濃い青・青藍色の塩瀬の生地に、お太鼓にはモンシロチョウやモンキチョウなどが飛び交う様子が細やかな友禅で描かれた、素敵な九寸名古屋帯です。 春から夏、そして秋にかけてその姿が見られるモンシロチョウやモンキチョウは、古くから身近な存在ではありますが、お着物や帯のモチーフに取り入れられる事は意外と多くないように思います。 お花と一緒に描かれているものは目にしますが、こちらの帯のように主役的なものは少ないかもしれません。 深い空の色を感じさせられるような濃いブルーに、小さな蝶々たちが羽ばたいていて、とても爽やかな春から初夏の雰囲気が感じられるものとなっています。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬のお着物にも合わせていただけると思います。 地紋無地や江戸小紋、小紋などのお着物と合わせて、お茶や和のお稽古の会などにお召しになっても良いですし、お食事の会や観劇などにも良いのではないでしょうか。 また大島紬や結城紬、塩沢お召、十日町紬などの産地物のお着物と合わされたり、格子模様や縞模様などのお着物と合わされたりするのも良いと思います。 そういった装いで、お友達とのランチの会やコンサート、展示会、お買い物などにお出かけされるのも楽しいですね。 飛び交う蝶々の可愛らしさと、躍動感のある図案が、元気の良い素敵な装いを演出してくれそうな大変おすすめの一点です。 ❗❗❗こちらは20年くらい前のものと思われ、総丈が短かったため、手先から約50cmのところに別の同系色の布を40cm足して、お仕立て替えをいたしました。(最後の画像をご参照ください。) ご着用時には出ない部分ですが、そのためお値打価格となっております。❗❗❗ 地の色は青藍「和色大辞典 #182f4d」https://www.colordic.org/colorsample/182f4d 蝶の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 黒橡(くろつるばみ)「和色大辞典 #544a47」https://www.colordic.org/colorsample/544a47 今様色「和色大辞典 #d0576b」https://www.colordic.org/colorsample/d0576b 淡黄(たんこう)「和色大辞典 #e6d58a」https://www.colordic.org/colorsample/e6d58a をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 89 cm / 1 丈 0 尺 2 寸 9 分 太鼓巾:31 cm / 8 寸 2 分 前巾:16 cm / 4 寸 2 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:なし ◆商品コード:2020000025979
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格子に矢羽根の模様 八寸名古屋帯【未着用品】
¥39,600
SOLD OUT
手紡ぎの味わいが感じられるふっくらとした糸で織られた、グレー味のあるベージュ・灰白色の紬地に、黒味のある藍・藍墨茶色の小格子と、芥子色の間隔の開いた格子が織り出され、やや大ぶりな半月型の矢羽根のような模様が縦横の絣で織り込まれた、ちょっと大胆でお洒落な八寸名古屋帯です。 矢羽根は右側は下に、左側は上に向かって織られていて勢いが良く、躍動感が感じられて、その模様を織り出された絣の足もとても味わいがあって、手機ならではの上質な雰囲気を醸し出しています。 カジュアルなアイテムでありながら、すっきりとしていて、またきちんとした感が心地良いような素敵な帯となっています。 こちらの帯ですと、いろいろな紬系のお着物と合わされると良いと思います。 藍系の紬のお着物にも映えて素敵だと思いますし、久留米絣や弓浜絣などの木綿のお着物などに合わされるのも良いかもしれません。 定番的に大島紬や結城紬、塩沢お召、久米島紬などの産地物のお着物ともすんなりと合わせていただけると思います。 また、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされるのも良いのではないでしょうか。 近年では比較的数が少なくなっている、手織りの八寸名古屋帯です。 元気の良い矢羽根の模様がアクセントとなって、お洒落な装いを演出してくれそうです。 溌溂と軽快に装って、街へお出かけいただきたいと思える、大変おすすめの一点です。 未着用品。 手先から約26cmまで半分に折ってかがられた、松葉仕立てとなっております。 地の色は灰白色(かいはくしょく)「和色大辞典 #e9e4d4」https://www.colordic.org/colorsample/e9e4d4 格子の色は藍墨茶「和色大辞典 #282e33」https://www.colordic.org/colorsample/282e33 芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #d1b769」https://www.colordic.org/colorsample/d1b769 矢羽根の色は鉄紺「和色大辞典 #18194d」https://www.colordic.org/colorsample/18194d をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 73 cm / 9 尺 8 寸 7 分 太鼓巾:30.3 cm / 8 寸 0 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000025962
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【お仕立て無料】乾育子 「月涼し」草木染手織紬 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥330,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 横に少し節のあるさらっとした紬地が、透明感のある非常に淡い藍・瓶覗色に染められ、やや太い線の藤煤竹色の絣縞が縦に織られ、その間に青朽葉色の黄色に緑青色の緑が絡むような絣縞が織り込まれた、とてもスマートな印象の綺麗な色使いのお着物地です。 少しだけ紫味の感じられるグレー・藤煤竹色の太い方の絣縞は、2段ずつ向かい合うように絣足の長さが調整されていて、消え入る方の絣足はとても綺麗で、ただの絣縞ではなくて、組まれた模様となっているところなどにも、作者のデザイン力と丁寧な作品づくりにかける情熱を感じられます。 こちらは、人間国宝である志村ふくみさんに師事して織りを学ばれ、草木染の手織りで、オリジナリティのある数々の作品を制作されている、乾育子さんの「月涼し」という作品です。 伝統工芸会でも入選を繰り返され、志村さんの門下生の展覧会にも毎回出品されていて、染織を目指す方たちの講師も務められて、後継育成にも尽力されています。 クールな印象の淡い瓶覗の水色が、しっかりとした紬地に織りあげられている事もとても心地よいのですが、それと絶妙なコントラストを描いて織り出された、藤煤竹色の片方の絣足の長い絣縞がとても綺麗に目に映ります。 それも、2色が直接触れ合うのではなく、白い線で囲まれている事で、明るさと洗練された雰囲気が出ているのだと思います。 優れたデザインを織りという技法で実現されるのは、本当に大変な事なのだと思います。 そして実際にお召しになると、着る人を優しく包み込んで、お洒落な着姿を完成させる事も、用の美としてのお着物の大切な役割ですが、それをクリアできる作品というのはとても素晴らしいものなのだと、こちらの作品を拝見して改めて感じました。 シンプルに見えて、非常に手の込んでいる、味わい深い素敵なお着物です。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯合わせをお楽しみいただける事と思います。 季節のものをモチーフにしたような友禅の帯や、刺繍のあしらわれたような帯で、少しエレガントな装いも良いですし、ちょっと凝ったお洒落袋帯などを合わされるのも良いでしょうし、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な帯を合わされるのも良いと思います。 今回のイベントでご紹介している中にも、合う帯がいろいろとあると思いますし、もちろんお手持ちの帯を載せてみられるのもまた楽しいのではないでしょうか。 単衣でお仕立てをされても、しっかりとした生地ですので、ご着用には心配ありません。 爽やかさが際立つ、本当に清々しい印象のそしてとてもお洒落な雰囲気の溢れた、大変おすすめの逸品です。 【乾育子(能口育子)】 1984年 京都工芸繊維大学意匠工芸学科卒業 1984年~1988年 志村ふくみ(重要無形文化財「紬織」保持者[人間国宝])に師事 1988年より、天然染料を用いた染織着物作品を発表 個展:ギャラリーれぐ まつなみ(名古屋)、一口坂ギャラリー(東京)など グループ展:銀座 鳩居堂画廊(東京)、三越美術画廊(大阪)など 2017年 志村ふくみ門下生による「第20回小桉会織物展」(京都文化博物館) 乾育子さんは旧姓が能口さんで、今回ご紹介している作品の付属品にそれぞれお名前が書かれていますが、「能口育子」となっています。 そのため、ご案内状の作家名と違うお名前になっています。 現在は乾育子さんとしてご活躍されているようです。 地の色は瓶覗「和色大辞典 #cfe6de」https://www.colordic.org/colorsample/cfe6de 絣の色は藤煤竹(ふじすすたけ)「和色大辞典 #665e65」https://www.colordic.org/colorsample/665e65 青朽葉「和色大辞典 #ada568」https://www.colordic.org/colorsample/ada568 緑青色「和色大辞典 #47885e」https://www.colordic.org/colorsample/47885e をご参照下さい。 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) ◆商品コード:2020000025832
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【お仕立て無料】乾育子 「遥か」草木染手織紬 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥330,000
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 横に少しアクセントのように節が入れられて変化のある織りになった、淡く綺麗な生成り・象牙色の地に、縦に密度の違う縞が4段階くらいの綺麗なグラデーションで織り出され、一番淡い色と象牙色のところには、煌めく星のような十字絣が織り込まれた、香り立つように美しく気品の感じられる、素敵な紬のお着物地です。 こちらは、人間国宝である志村ふくみさんに師事して織りを学ばれ、草木染の手織りで、オリジナリティのある数々の作品を制作されている、乾育子さんの「遥か」という作品です。 伝統工芸会でも入選を繰り返され、志村さんの門下生の展覧会にも毎回出品されていて、染織を目指す方たちの講師も務められて、後継育成にも尽力されています。 こちらは上質な真綿の糸の手触りも心地よく、消え入るように配置された珊瑚色の縞の表情も心に染み入るように優しく目に映り、一段濃い浅蘇芳色で織り出された煌めく十字絣が、素敵なアクセントとなっています。 遥か彼方の星を眺めているイメージなのか、遥か彼方から渡る風や光をイメージされたものなのか、おおらかさがあり、ふっくらと包み込まれるようなやさしさが感じられます。 特に色がとても綺麗で、イチゴとバニラの甘いスイーツを連想するような可愛らしさもあったりしながら、とても洗練されたデザインとなっていて、是非着てみたいと思わせられるような魅力に溢れています。 季節のものをモチーフにしたような友禅の染めの名古屋帯を合わせて少しエレガントに装われたり、もう少しカジュアルにすくい織や綴れ織などのポイント柄を合わされたり、型絵染や紅型染、更紗模様などの工芸的な名古屋帯などを合わされるのも良いのではないでしょうか。 地織に変化をもたされていて、それだけでもとてもリズミカルな雰囲気がありますが、お洒落なグラデーションの縞模様と、アクセントになっている十字絣とが、着る人を心弾むような楽しい気持ちにさせてくれる、そんな魅力に溢れた、大変おすすめの逸品です。 【乾育子(能口育子)】 1984年 京都工芸繊維大学意匠工芸学科卒業 1984年~1988年 志村ふくみ(重要無形文化財「紬織」保持者[人間国宝])に師事 1988年より、天然染料を用いた染織着物作品を発表 個展:ギャラリーれぐ まつなみ(名古屋)、一口坂ギャラリー(東京)など グループ展:銀座 鳩居堂画廊(東京)、三越美術画廊(大阪)など 2017年 志村ふくみ門下生による「第20回小桉会織物展」(京都文化博物館) 乾育子さんは旧姓が能口さんで、今回ご紹介している作品の付属品にそれぞれお名前が書かれていますが、「乾育子」となっています。 そのため、ご案内状の作家名と違うお名前になっています。 現在は乾育子さんとしてご活躍されているようです。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 縞の色は珊瑚色「和色大辞典 #f5b1aa」https://www.colordic.org/colorsample/f5b1aa 灰梅「和色大辞典 #e8d3c7」https://www.colordic.org/colorsample/e8d3c7 十字の色は浅蘇芳(あさすおう)「和色大辞典 #a25768」https://www.colordic.org/colorsample/a25768 をご参照下さい。 ◆詳細 状態:未仕立て ◆商品コード:2020000025825
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国画会会員 山下健 肩身変わりに花織 椎染 訪問着 袷着物 【中古】
¥286,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 柳悦博氏に師事して染めと織りを学ばれた山下さんの作品は、こちらのお着物のように草木染による透明感のある色使いのものが多く、他にもロートン織や板締め絣などを盛り込まれた洗練されたお洒落な作品が多く、お着物ファンにも高い人気を誇っています。 草木で染められたグレイッシュな水色・秘色色の糸で織られた、光沢のある上質な紬地が独特の輝きを放っている、素敵な訪問着付けのお着物です。 手のひらくらいの大きさから、やや小さい大きさまでの花織が、裾周りや肩口、胸、袖に散りばめられ、無地であるだけにその光沢に変化が現れて、キラッと輝いてとても綺麗です。 あまり極端には目立ちませんが、地染めは片身変わりで右の身頃がやや明るい色になっていて、それによってニュアンスが生まれ、とてもお洒落感があります。 掛け衿も背中心の延長の位置で色を変えて織り分けられていて、とてもこだわりの丁寧なお仕事をされるのだと、感動しました。 こちらのお着物ですと、有職文様や名物裂的な古典の模様の帯などを合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いですし、もう少しボリューム感のあるような帯を合わせて、レストランウェディングやカジュアルパーティーなどにお召しになるのも良いかもしれません。 また、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。 同色の揚羽蝶の縫い紋がひとつ入っています。 紋の入れ替えや、紋を外される加工も承りますので、お気軽にご相談ください。 紋を外されましたら、染めの帯などを合わせて、もう少しカジュアルなシーンにもお召しいただけます。 こういった紬の訪問着付けのお着物は、全く無地のものよりは少し格が高くなりますが、意外とお召しいただける範囲が広いと思います。 少し上級者的な格好良さもあり、透明感のある色がお顔の色を引き立てて、素敵な装いを演出してくれる、大変おすすめの逸品です。 秘色色(ひそくいろ)「和色大辞典 #a1aeb3」https://www.colordic.org/colorsample/a1aeb3 をご参照下さい。 身丈を10cm、裄丈を4cm出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 【山下健】 1955年 島根県青谷町に生まれる 1973年 柳悦孝・悦博工房で染織を学ぶ 1976年 国展初出品 50周年記念賞受賞 以降毎年出品 1999年 会友優作賞受賞 2001年 国画会会員となる ◆サイズ 身丈:160(+10) cm /4 尺 2 寸 3 分 裄丈:66(+4) cm /1 尺 7 寸 5 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:29.7 cm /7 寸 9 分 衽巾:15.4 cm /4 寸 1 分 褄下:75.2 cm /1 尺 9 寸 9 分 袖巾:33.2 cm /8 寸 8 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:色紙 ◆商品コード:2020000025597
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国画会会員 北畠雪子 「掬月」 真綿紬無地着物 ギャラリー一穂堂【未着用品】
¥198,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 こちらは淡いグレイッシュなピンク・灰桜色の真綿紬の無地のお着物ですが、底光りするような美しい光沢と、糸の節の変化のある表情と、ところどころに入れられた濃いめの色や緑味のある淡い色の糸、非常に淡い水浅葱色の糸などの存在で、見る角度によって不思議な色の変化が現れる、目にした事のないようなとても素晴らしい紬のお着物です。 自然の風景や草花にインスパイアされたものを独自のデザインに変化させて、着物や帯の形として表現され、完成度が高く、他では見られない個性を持った素晴らしい作品を発表され、ファンを魅了し続ける、国画会会員・北畠雪子さんの「掬月」という作品です。 こちらの作品をはじめて目にした時に、以前北畠さんにお会いした際に「いろいろな素晴らしい作品をどうやって考えられるのですか?そしてどのように取り組まれるのですか?」とお伺いしたら、「私はなんでもあまり物事にとらわれず、心の赴くままに織っていくのよ」っと笑顔でお話をされていた事を思い出しました。 こういったなんの規則性もないような作品だからこそ、作者の思いやセンスといったものが顕著に表れるのでしょうと思いました。 ベースになっている淡いピンクに、馴染むようでありながら、全体に深みとニュアンスをもたらすために大変効果的に入れられた色の糸の存在が大きく、それも作品としてデザインされている事がわかります。 こちらのお着物ですと、帯合わせは様々にお楽しみいただけると思います。 とても許容範囲の広いお着物だと思いますので、お出かけ先やその日の気分によって、いろいろとアレンジされると良いと思います。 この儚げで絶妙にバランスの取れたお着物の色合いを尊重して、白系やクリーム系、淡い水色系、グレーなどの柔らかい色調の染めや織りの帯を合わされるのも良いでしょうし、反対に型絵染や紅型染、更紗模様などの帯で工芸的な雰囲気を出されるのも良いと思います。 また吉野格子や間道、めがね織などの凝った織りのものもよく合うと思います。 とても美しい光沢が、気品のある装いに導いてくれて、さりげなさの中にも趣味性の高いお洒落さがぐっと現れるような、大変素晴らしいおすすめの逸品です。 未着用品。 身丈を7cm、裄丈を5cm(袖巾を2.5cm)出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 灰桜「和色大辞典 #e8d5d1」https://www.colordic.org/colorsample/e8d5d1 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:162.5(+7) cm /4 尺 3 寸 0 分 裄丈:64.2(+5) cm /1 尺 7 寸 0 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24 cm /6 寸 3 分 後巾:28.4 cm /7 寸 5 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:80 cm /2 尺 1 寸 2 分 袖巾:33(+2.5) cm /8 寸 7 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:冊子、たとう紙 ◆商品コード:2020000025856
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山藍華かすり 立涌に花の絣 久留米絣 単衣着物 【お仕立て上がり】
¥143,000
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★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 こっくりとした深い本藍染の鉄紺色のふっくらとした生地に、立涌の模様が取られ、その中にいろいろな形のお花の模様がぎゅっと詰め込まれるように絣で織り出された、とても味わいのある素敵な久留米絣の単衣のお着物です。 200年以上続く久留米絣の産地・広川町で、代々織元としてものづくりを続けてこられた山藍さんは、「重要無形文化財技術保持者会会員」であり「日本工芸会正会員」でもある山村省二さんが運営される織元です。 山村さんの工房では、絣糸も手括りで行い、天然藍と木灰汁発酵建てにこだわられて藍染をされ、その糸を使って織られます。 だからこそこの味わいが生れるのだと思いますが、非常に凝ったお花の模様は、横の一列は全部違っていて、菊や桜、パンジーのようなお花など様々で、それを全て絣で表現されているのも凄い事だと思いました。 こちらは反物の状態で入荷しましたが、時期的な事もあり、すぐにご着用いただけるように、イベントに合わせてお仕立てをいたしました。 背中心や衽の柄合わせにこだわってお仕立てをしましたら、全体的にとても綺麗にできあがって嬉しく思いました。 立涌の模様が全体的に流れるように綺麗に出て、とてもお洒落な雰囲気がとなりました。 着込んで洗うほどに肌に馴染んで、着心地が良くなるとも言われる久留米絣ですので、ご自分のお好みに育てるといった楽しみもあります。 都合でご自宅でお洗濯をしていただけるように、背伏せのお仕立てにして、居敷当はつけておりません。 衿裏には木綿の生地を使っております。 こちらのお着物ですと、カジュアルな八寸名古屋帯などを合わせて軽快に装われるのも良いと思いますし、型絵染や紅型染などの工芸的な帯を合わされるのも良いと思います。 また、半幅帯などでお気軽にお召しになるのも良いのではないでしょうか。 このタイプの木綿のお着物は、通年単衣でお召しになる方も多く、ふっくらとして肌触りも良く、お召しいただきやすい事が想像できます。 伝統的な立涌の文様に、可愛らしいお花が咲き揃ったようなチャーミングさもある、とてもお洒落な大変おすすめの逸品です。 地の色は鉄紺「和色大辞典 #101033」https://www.colordic.org/colorsample/101033 絣の色は灰青「和色大辞典 #c0c6c9」https://www.colordic.org/colorsample/c0c6c9 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168 cm /4 尺 4 寸 4 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.3 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:81 cm /2 尺 1 寸 4 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:お仕立て上がり 付属品:反端 ◆商品コード:2020000025849
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古物営業法の規定に基づく表記
取得者名:株式会社インプロヴァイズ
公安委員会名:東京都公安委員会
古物商許可番号:第301060909666号