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網目に花の模様 朧型型絵染小紋 紬 袷着物【中古】
¥165,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 淡い藍・舛花色の結城紬のような生地に、細かい斜め格子に菊や松、桜のような模様がシルエットのように地染めされ、その上に大小の梅のお花が、浅蘇芳の赤や秘色色の水色、女郎花色の黄色、木賊色の緑色などで色とりどりに描かれた、朧型染の型絵染の小紋附けの素晴らしいお着物です。 朧型とは、模様の違う型紙を2枚使って重ね染めをする紅型の技法ですが、美術館などで見る事ができる古い朧型の紅型衣裳などは、琉球王国時代に紅型職人が王家の人々のために技術の粋を尽くして編み出されたものだそうです。 近年では人間国宝であった鎌倉芳太郎さんが好んで創作され、過去には鎌倉さんの朧型の作品も何点か扱わせていただきました。 こちらのお着物も、デザインや色使い、完成度の高さなど、鎌倉さんの作風に非常に近いものがありますが、鎌倉さんの落款は金の判子を押されるだけですので、取れてしまう事も多いです。 そういった事情と、現状では寸法が少し小さめのため、大変お値打価格でご紹介させていただいております。 お仕立て替えをされますと寸法も割合出ますので、ご興味がおありの方には、是非ご覧いただきたいお着物です。 朧型は、地染めの模様と上に染められている模様に遠近感のあるような、面白い立体感が生まれるのも特徴で、一枚型とはまた違った味わいがあります。 特にこちらのように、地染めに舛花色の透明感のある綺麗なブルーが使われていますと、カラフルな梅のお花の模様とのコントラストがとても綺麗で、爽やかな清涼感のようなものが感じられます。 こちらのお着物ですと、間道手や吉野格子、ロートン織などの帯を合わされるのも良いと思いますし、自然布的な凝った糸で織られたような無地系の名古屋帯などを合わされたり、すくい織などのポイント柄の帯を合わされたりするのも良いと思います。 格別に高い技術をもって染められた、型絵染の最高峰ともいえる朧型のお着物ですので、お召しになるのもとても気分が上がって楽しい事と思います。 センスの良い色使いで細やかに染められていて、高級感の溢れる大変おすすめの逸品です。 お仕立て替えをされる場合でしたら、身丈は最大で12cm出せます。 身丈のみですと8cm出す事が可能です。 裄丈を5cm(袖巾を2cm)出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 地の色は舛花色「和色大辞典 #5b7e91」https://www.colordic.org/colorsample/5b7e91 網目の色は鉄御納戸「和色大辞典 #455765」https://www.colordic.org/colorsample/455765 花の色は浅蘇芳(あさすおう)「和色大辞典 #a25768」https://www.colordic.org/colorsample/a25768 秘色色(ひそくいろ)「和色大辞典 #abced8」https://www.colordic.org/colorsample/abced8 女郎花「和色大辞典 #f2f291」https://www.colordic.org/colorsample/f2f291 木賊色(とくさいろ)「和色大辞典 #3b7960」https://www.colordic.org/colorsample/3b7960 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:156(+8) cm /4 尺 1 寸 3 分 裄丈:63.5(+5) cm /1 尺 6 寸 8 分 袖丈:49.4 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:23.8 cm /6 寸 3 分 後巾:28.8 cm /7 寸 6 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:75.7 cm /2 尺 0 寸 0 分 袖巾:33.2(+2) cm /8 寸 8 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000031093
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【お仕立て無料】花唐草模様 友禅 九寸名古屋帯地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥74,800
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 丹後のしっかりとした塩瀬の生地が、少しだけグレー味のあるベージュ・砂色に染められ、大きく弧を描いてくるくると枝をのばす蔓と、その先には唐花の模様が型友禅で染められて手挿しで色付けされた、とてもお洒落な雰囲気の九寸名古屋帯地です。 糸目の線なども綺麗に表されていて、繊細で美しい模様がリズミカルに繰り返されて、品格のある華やかさとなっています。 地の色も、蔓の色も、お花も葉も淡いトーンで描かれ、お花の浅縹色も手挿しで透明感が感じられるように描かれていて、全体的にやさしい印象のお洒落な帯です。 伝統的な唐花模様が現代的なセンスとアレンジでまとめられているようで、洗練された雰囲気が醸し出されて、どんなお着物と合わせましょうかと楽しみに思えます。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬のお着物にも合わせていただけて、ご着用範囲は広いのではないかと思います。 地紋無地や江戸小紋、小紋のお着物、お召織りの無地系の地模様のあるお着物などと合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにも、お食事会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにもお召しいただけます。 また、さらっとした無地系の作家物などのお着物と合わされたり、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされたりするのも良いですね。 結城紬や大島紬、塩沢お召などの絣の模様があるようなお着物と合わされるのも良いと思います。 お仕立てをしてお召しになりますと、適度な華やかさとお洒落さで装いを爽やかに引き立ててくれるような、またきっと長くご愛用いただけると思える、大変おすすめの一点です。 地の色は砂色「和色大辞典 #ccc4a5」https://www.colordic.org/colorsample/ccc4a5 花の色は浅縹(あさはなだ)「和色大辞典 #6ba1b3」https://www.colordic.org/colorsample/6ba1b3 葉の色は潤色「和色大辞典 #c8c2be」https://www.colordic.org/colorsample/c8c2be 蔓の色は白橡(しろつるばみ)「和色大辞典 #cbb994」https://www.colordic.org/colorsample/cbb994 をご参照下さい。 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) 付属品:なし ◆商品コード:2020000030737
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滋賀喜織物 大輪の花の模様 手機袋帯【未着用品】
¥99,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 淡い緑味のある水色・青緑色の濃淡のある模様の引き箔の地に、大胆な調子に大きな菊のようなお花が、金糸と銀糸と白い糸とでたっぷりと織り出された、とてもゴージャスな袋帯です。 幾重にもなった輪と、放射線状に広がる線と、小さな丸が並んで輪になっている様子など、花火のような広がりのあるデザインで表されたお花はとても豪華な雰囲気となっています。 昭和11年に創業されてから、ひたすら良いものづくりに専念され、手機にこだわってそれを貫いてこられた、滋賀喜さんならではの素敵な帯です。 その滋賀喜さんの手機の帯の品質の良さは定評がありますが、なかなか出会う事はありません。 地の引き箔も無地ではなくて、同色の濃淡の砂子のような模様となっていて、とてもしなやかで軽い事にも驚かされます。 熟練の職人さんたちの手による、しっかりとした品質のとても美しい帯となっています。 こちらの帯ですと、色留袖、訪問着、附下のお着物などに合わせてお召しいただくと良いと思います。 ご結婚式の披露宴や式典、パーティーなどにお召しになったり、お初釜や和のお稽古の発表会、観劇やオペラなどの観賞会などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。 ウェブのお写真ですと、モニターにもよりますが、少し水色寄りになっているかと思います。 実物はやや緑味のある水色です。(色見本をご参照ください。) 品質の良さによる重厚さもありますが、デザインや色使いに現代的なモダンさも兼ね備えていて、華やかでお洒落なフォーマルの装いを素敵に演出してくれると思える、素晴らしい大変おすすめの逸品です。 未着用品。 地の色は青緑「和色大辞典 #7accbe」https://www.colordic.org/colorsample/7accbe をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:4 m 48 cm / 1 丈 1 尺 8 寸 5 分 太鼓巾:31.3 cm / 8 寸 3 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:証紙 ◆商品コード:2020000030744
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杉村織物 ペルシャ蔓花文様 袋帯【中古】
¥74,800
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 藍味のある濃いグレー・青褐色のしっかりとした生地に、お太鼓には大きな4枚の花びらのお花が、柳鼠色の花びらに中心は淡黄色で織られ、そのまわりを薄紫・薄鼠色と濃い似せ紫色の蔓が取り巻く構図になった、とてもすっきりとしたデザインの品質の良いお洒落な袋帯です。 京都・西陣で、昔から変わらぬ手機にこだわりを持って、個性的でお洒落な帯をつくられ続けている杉村さんの帯です。 こちらも、地の青褐色に意外な色の組合わせとなっていますが、蔓の似せ紫色や薄鼠色とのコントラストがとても綺麗で、花びらの青磁色のような薄緑もそれに映えて、大変お洒落な雰囲気を醸し出しています。 オリジナリティにこだわりを持たれる杉村さんならではの、素敵で個性的な存在感のある帯となっています。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬のお着物にも合わせていただけると思います。 訪問着や附下のお着物、地紋無地や江戸小紋、お召織の地模様のある無地系のお着物などにお召しになるのも良いと思います。 お茶のお席や和のお稽古の会などにも良いと思いますし、お食事の会やパーティー、観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお出かけされるのも良いと思います。 訪問着附になったような絵羽紬のお着物などと合わされるのも良いですね。 今回別でご紹介しております、 「段熨斗目文様 絵羽紬着物」https://kawanoya.buyshop.jp/items/92392353 「向井淑子 「かすみ」紬地に金糸訪問着」https://kawanoya.buyshop.jp/items/92252147 のようなお着物と合わされるのも良いと思います。 また、もう少しカジュアルに、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされたり、少しエレガントに光沢のあるような無地系の紬と合わされたりするのも良いのではないでしょうか。 とても洗練された色使いと上質さが、お洒落な装いを演出してくれそうな、大変おすすめの一点です。 地の色は青褐(あおかち)「和色大辞典 #45464d」https://www.colordic.org/colorsample/45464d 蔓の色は薄鼠「和色大辞典 #787380」https://www.colordic.org/colorsample/787380 似せ紫「和色大辞典 #33232a」https://www.colordic.org/colorsample/33232a 花の色は柳鼠「和色大辞典 #aab3a1」https://www.colordic.org/colorsample/aab3a1 抹茶色「和色大辞典 #c4c489」https://www.colordic.org/colorsample/c4c489 淡黄(たんこう)「和色大辞典 #f7e17c」https://www.colordic.org/colorsample/f7e17c をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:4 m 59 cm / 1 丈 2 尺 1 寸 4 分 太鼓巾:31 cm / 8 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030706
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今河織物 木屋太 古代文様 「唐花間道」袋帯【未着用品】
¥58,300
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 山吹色の濃い黄色のシュルシュルっとしたしなやかな地に、黒鳶色のボーダーが5本入れられ、真ん中の3本には花唐草やペルシャ花文のような模様、木の葉のような古代インカ文様のような形の模様が織り出された、ちょっとエスニックな雰囲気もあるお洒落な袋帯です。 西陣で創業以来110年以上の実績を重ね、糸染めから織りまで全て京都で行われ、着やすい着物や帯を作る事にこだわられて、オリジナルのデザインも豊富に品質の良いものをつくり続けていらっしゃる今河織物さんの、木屋太ブランドの大変お得意ともいえるお洒落袋帯です。 手に取ってみますと、本当にしなやかでシュルシュルとした滑りの良い質感は、着心地の良さを想像できるものとなっています。 色使いもとても斬新で、キリッとした間道に、唐花の文様がとても素敵な彩りで織り込まれていて、帯として存在感のある、そしてどこか可愛らしさもあるような、とても洒落な帯となっています。 こちらの帯ですと、趣味系の紬類のお着物と合わされると良いと思います。 結城紬や大島紬、塩沢お召、花織の紬や琉球絣などの産地物のお着物に合わされたり、訪問着附になったような絵羽紬のお着物などに合わされたりするのも良いと思います。 また、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされるのもお洒落だと思います。 色使いにも、いろいろなお着物とすんなりと合わせていただけそうな馴染みの良さもありますし、太鼓の古代文様が綺麗なアクセントとなってくれそうです。 しっかりとした品質で、きっと長くご愛用いただけると思われる、大変おすすめの一点です。 未着用品。 地の色は山吹茶「和色大辞典 #c89932」https://www.colordic.org/colorsample/c89932 縞の色は黒鳶「和色大辞典 #432f2f」https://www.colordic.org/colorsample/432f2f 模様の色は栗皮茶「和色大辞典 #6d3c32」https://www.colordic.org/colorsample/6d3c32 芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #d0af4c」https://www.colordic.org/colorsample/d0af4c 深緑「和色大辞典 #00552e」https://www.colordic.org/colorsample/00552e をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:4 m 42 cm / 1 丈 1 尺 6 寸 9 分 太鼓巾:31 cm / 8 寸 2 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030690
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齋藤織物 古代文様 モール織袋帯【中古】
¥96,800
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 ◆サイズ 長さ:4 m 48 cm / 1 丈 1 尺 8 寸 5 分 太鼓巾:30.5 cm / 8 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000031086
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日本工芸会正会員 知念貞男 「桜梅貝稲妻模様」 本場琉球紅型名古屋帯【お仕立て替え済】
¥96,800
多彩な沖縄の染織文化の中でも歴史と伝統のある琉球紅型は、古くは琉球王朝の時代から高貴な婦人の礼装用の衣装としても用いられていました。紅型染めは階級によって使える色や柄が異なるなど、厳しい決まり事があったそうです。 その紅型染を染められていた紅型三宗家といわれる「知念家」「城間家」「沢岻家」のひとつである「知念家」は、琉球王朝時代にも士族以上の階級の人々が着用する紅型を染めてこられた家系です。 こちらは戦後の沖縄の厳しい状況の中で、紅型の復興・制作事業に大きく貢献された知念績弘さんに教えを請い、伝統的な紅型の技術を学びながら試行錯誤を重ね、独自の紅型染の世界を切り開いていかれた、知念家8代目当主であった故・知念貞男さんの素晴らしい名古屋帯の作品です。 少しシボのある風合いの一越ちりめんの生地が淡いクリーム色・練色に染められ、焦げ茶・涅色で松皮菱の形をした、小さな市松模様で構成された稲妻がジグザグと染められ、そこに貝合わせのように二つの貝が置かれて、その傍に梅のお花、間には桜のお花があしらわれた、古典の紅型の模様をモダンな色使いでお洒落に制作された素敵な九寸名古屋帯です。 凝った模様と松皮菱の中の空間がとてもバランスよく整っていて、流れるような勢いのある稲妻と、貝とお花の静かな雰囲気との対比も面白く見え、すっきりとした色使いでお洒落に染められた、本当に綺麗な作品だと思います。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬類のお着物にも合わせていただけて、いろいろとご活用いただけるのではないかと思います。 地紋無地や江戸小紋、飛び小紋などのお着物と合わされたり、地模様のある無地系のお召織のお着物と合わされたりして、和のお稽古事の会や、お食事会、観劇、美術鑑賞や音楽鑑賞などにお出かけになるのも良いと思います。 また、作家物などの凝った織りのお着物などと合わされても、作品に力がありますので、素敵に合うと思いますし、カジュアルにみじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされたり、結城紬や大島紬、塩沢お召などの産地のお着物と合わされるのも良いのではないでしょうか。 お洒落な色使いの紅型らしさのある帯で、きっと素敵な装いを演出してくれると思える、大変おすすめの逸品です。 こちらは未着用の良い状態でしたが、少し前の時代のもので、幅が狭く長さも短かったため、お仕立て替えをいたしました。 現状はとても良い状態です。 地の色は練色「和色大辞典 #ede4cd」https://www.colordic.org/colorsample/ede4cd 稲妻の色は涅色(くりいろ)「和色大辞典 #554738」https://www.colordic.org/colorsample/554738 花の色は暗紅色「和色大辞典 #74325c」https://www.colordic.org/colorsample/74325c 焦茶「和色大辞典 #6f4b3e」https://www.colordic.org/colorsample/6f4b3e 芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #d0af4c」https://www.colordic.org/colorsample/d0af4c 滅紫(けしむらさき)「和色大辞典 #594255」https://www.colordic.org/colorsample/594255 深縹(こきはなだ)「和色大辞典 #263966」https://www.colordic.org/colorsample/263966 貝の色は薄縹(うすはなだ)「和色大辞典 #507ea4」https://www.colordic.org/colorsample/507ea4 竜胆色(りんどういろ)「和色大辞典 #9079ad」https://www.colordic.org/colorsample/9079ad をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 61 cm / 9 尺 5 寸 5 分 太鼓巾:31.3 cm / 8 寸 3 分 前巾:16 cm / 4 寸 2 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:なし ◆商品コード:2020000030959
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加納 草木染別誂郡上紬 格子模様袷着物 筒井すみえ【未着用品】
¥396,000
SOLD OUT
宗廣力三氏は岐阜県郡上郡八幡町(現・郡上市)という特別な産業がなかった内陸部の土地で、戦争が終わって1946年頃から引き上げが始まり、戻ってきた人々が住む家も就く仕事もないという厳しい状況を目にして、開拓農地を開いて人々を受け入れ、多くの人が関わりながら現金収入につながりやすい機織りを勧められ、ご自身もその研究に奔走されました。 それまでにも郡上地方では他の産地同様、養蚕も機織りも行われていましたが、地元の人々のために織られるような地織的なものであったようです。 宗廣さんはそれを改良され、京都の染織試験場長の指導を受け、より品質の良いものへと変えていかれました。 京都の陶芸家・河合寛次郎氏を訪ねて作品を見てもらって指導を仰ぎ、京都の老舗呉服屋さんと取引を始められたり、白洲正子さんの「こうげい」でも作品を扱われたりと、多方面へ活躍の場を広げられました。 そして、その素朴でありながらセンスの良い色柄と、着心地の良さから、目の肥えた着物好きな人たちからたくさんの支持を受け、郡上紬はだんだんと人気の織物となっていきました。 伝統的でありながら古くなく、しかしながら伝統に基づいて創作されたものが持つ力強さと輝き、草木染ならではの色のときめきがあり、一目見てそれとわかる個性のあるのが「郡上紬」です。 本来の目的は人々の生活を支えるためであったものを、長きに渡る研究と創作を続けて、その世界を確立された宗廣力三氏は素晴らしい人であったのだろうと思います。 その功績が認められて、1982年には紬織で初めての人間国宝となられました。 たくさんのお弟子さんが集まりましたが、その中でも卓越した技能を持った方にしか郡上紬の織り出しをつける事を許されなかったそうで、その人数もそう多くはありません。 幻の紬といわれる所以はそこにもあるのかもしれません。 こちらは藍味のある緑・高麗納戸の地に、草木で染められた5色の糸がランダムに並べられ、絶妙な色のハーモニーを奏でているような、素敵な模様が構成されて織り出されています。 地の高麗納戸色も、郡上紬ならではのどぼんこ染めによって、ゆらゆらと揺れるような同系色の濃淡が見られますが、それもとても効果的で趣があり、さらにところどころにシュッシュッと絣糸が織り込まれた、大変凝ったものとなっています。 これほどまでに手間と時間をかけ、心を込めて機織りをされたであろう作品を目にしますと、ほっこりとした優しい気持ちと、反対に心地よい緊張感とが感じられて、またこういった優れた工芸品を実際に身に着けられる事も嬉しく思えます。 お気に入りのいろいろな帯を合わせて楽しくお出かけいただきたい、とても希少性の高い、大変おすすめの逸品です。 未着用品。 地の色は高麗納戸「和色大辞典 #1b3033」https://www.colordic.org/colorsample/1b3033 縞の色は桑染「和色大辞典 #99875c」https://www.colordic.org/colorsample/99875c 象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 青白橡(あおしろつるばみ)「和色大辞典 #9ba88d」https://www.colordic.org/colorsample/9ba88d 蘇芳(すおう)「和色大辞典 #9e3d3f」https://www.colordic.org/colorsample/9e3d3f 千草鼠「和色大辞典 #bed3ca」https://www.colordic.org/colorsample/bed3ca をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168.5 cm /4 尺 4 寸 6 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.4 cm /6 寸 5 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:80 cm /2 尺 1 寸 2 分 袖巾:34.3 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000030973
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日本工芸会正会員 中川慎二 市松取に花うさぎ模様 金銀箔袋帯【未着用品】
¥132,000
SOLD OUT
信州紬と思われるふっくらとした生成り色の紬地のひと幅に4個の四角が取られ、明るい藍・紺藍色と、それよりさらに淡い水色・紅碧色で、変り市松のような模様が引き染めで染められ、桔梗のような大きなお花と、小さなお花が丸く集まった模様、草の輪の中でうさぎが跳ねる模様が、金箔と銀箔で全通に染められた、とてもお洒落な雰囲気の大作ともいえるような袋帯です。 日本伝統工芸会でも数々の素晴らしい友禅の訪問着の作品を出品されていて、数多く入選されている日本工芸会正会員でもある中川慎二さんの、こちらは少し珍しい摺り箔の作品です。 本金箔と本銀箔で染められたと思われる色となっていますが、全通の柄付けでこれほどの量の模様をとても神経を使う箔で均一に染められるといった、友禅だけに限らず素晴らしい技をお持ちであった事にも驚かされてしまいます。 うさぎは金の箔で、お花の丸紋は銀の箔で染められていて、模様の境目の線の部分には、小さな梅鉢の模様が銀の箔で染められ、桔梗のようなお花は銀の箔で染められた上に、中心には金の箔で暈しが入れられているといった凝ったものとなっています。 カジュアルなアイテムでありながら、大変洗練された色使いとデザインで、さらに箔の加工によるとてもゴージャスで完成度の高い素敵な帯となっています。 こちらの帯ですと、訪問着附になったような絵羽紬のお着物などと合わされても良いと思いますし、光沢のあるような無地系や凝った織りの作家物などのお着物などと合わされるのもお洒落だと思います。 そういった装いで、カジュアルパーティーや観劇、コンサート、展示会、お食事会などにお召しになるのも良いですね。 またもう少しカジュアルに、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされたり、結城紬や大島紬などのお着物と合わされたりするのも良いと思います。 お着物とのコーディネート次第で、少しエレガントにもカジュアルにも使い分けていただけそうです。 清々しい地の色使いに、動きによって綺麗な箔の模様がキラッと輝いて、とても個性的で素敵な装いをお楽しみいただけそうな大変おすすめの逸品です。 未着用品。 ❗❗❗摺箔の加工の作品ですので、あまり強い摩擦や力をかけられますと、良い状態を保てない可能性がございます。 すぐに剥がれるという事はないと思われますが、やさしくお使いいただけたらと思います。 その点はご了承くださいませ。❗❗❗ 地の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 市松の色は紺藍「和色大辞典 #4d5580」https://www.colordic.org/colorsample/4d5580 紅碧「和色大辞典 #8fa3cc」https://www.colordic.org/colorsample/8fa3cc をご参照下さい。 【中川慎二】 1932年 京都市に生まれる 1967年 第4回伝統工芸日本染織展入選 以後多数回入選 1968年 第15回日本伝統工芸展入選 以後多数回入選 1973年 日本工芸会正会員 1977年 第9回東海伝統工芸展受賞 以後多数回入選 1980年 朝日文化センター友禅教室講師 日本工芸会東海支部幹事 2020年 逝去 ◆サイズ 長さ:4 m 53 cm / 1 丈 1 尺 9 寸 8 分 太鼓巾:30.4 cm / 8 寸 0 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:栞 ◆商品コード:2020000030966
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国画会会員 小島貞二 「銀色の楽園」型絵染小紋 袷着物(生地・松尾鏡子)【中古】
¥891,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 縦にランダムな幅で斜めの綾織が織り出された光沢のある生地が、身頃の中心は少しだけ青味のあるグレー・灰青色に染められ、裾と肩の辺りはもう少しやわらかいグレー・絹鼠の絵羽附の地染めにされ、そこに数えきれないくらいいろいろなモチーフがとても細やかに、いろいろな顔料の綺麗な色で楽しく染められた、小島貞二さんの力作ともいえる「銀の楽園」という素晴らしいお着物の作品です。 こちらは、小島さんが懇意にされている松尾鏡子さんから生地を分けていただいたと言われて、大切にされて、染めも初めに少しだけ試し染めをして見せてくださったのですが、その素晴らしさに是非お願いしたいとお話をして、できあがるのを心待ちにしていた作品です。 その後すぐにお求めいただきましたが、その方が近年お着物を着られなくなってしまったという事で、また当店に戻ってきてくれたご縁の深いお着物です。 小さな型染のモチーフは、お花や蝶々にリスがいたり、蝶とたわむれる犬や、鳥がとまっているネコさんがいたり、木の葉や鳥の形も様々です。 顔料も良いものを使われたと仰っていましたが、とてもすっきりと綺麗な発色となっていて、小さなひとつひとつの模様にもいろいろな色が使われていたり、暈しのような加工がされていたりと、きめ細かなお仕事ぶりが伺えるようで、目で追っていくだけでも飽きる事のないような楽しさがあります。 「銀の楽園」とタイトルにあるように、本当に平和で楽しい世界が広がっているような、とても素敵なお着物となっています。 こちらのお着物ですと、すくい織などのポイント柄のようなお洒落袋帯などを合わされたり、無地感覚の凝った織りの帯を合わされたり、間道手や吉野格子の様な織りの帯を合わされたりすると良いと思います。 あまり目立ちませんが、地の色が絵羽附になっている事によってさらに高級感のあるものとなっています。 力のこもった美しい作品で、実際にお召しになりますと、きっと輝くような地色と生地の光沢で垢抜けた素敵な装いをお楽しみいただけると思える、大変おすすめの逸品です。 身丈を8cm、裄丈を2cm、袖丈を3.7cm出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 地の色は灰青「和色大辞典 #abb0b3」https://www.colordic.org/colorsample/abb0b3 裾と肩の色は絹鼠「和色大辞典 #dddcd6」https://www.colordic.org/colorsample/dddcd6 模様の色は弁柄色「和色大辞典 #8f2e14」https://www.colordic.org/colorsample/8f2e14 千歳緑「和色大辞典 #316745」https://www.colordic.org/colorsample/316745 熨斗目花色「和色大辞典 #426579」https://www.colordic.org/colorsample/426579 芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #d0af4c」https://www.colordic.org/colorsample/d0af4c 紫紺「和色大辞典 #4d2d4b」https://www.colordic.org/colorsample/4d2d4b をご参照下さい。 【小島貞二】 1949年 東京生まれ 1967年 染色作家の父・小島悳次郎につき染色を始める 1973年 日本民藝館奨励賞 1977年 個展活動を開始 1979年 国画会新人賞 1988年 国画会正会員 72 年より20数年度渡印・インドの染織に造詣が深いことでも有名 ◆サイズ 身丈:161.5(+8) cm /4 尺 2 寸 7 分 裄丈:68(+2) cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:49(+3.7) cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.4 cm /6 寸 5 分 後巾:30.6 cm /8 寸 1 分 衽巾:16 cm /4 寸 2 分 褄下:79 cm /2 尺 0 寸 9 分 袖巾:35 cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030751
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日本工芸会正会員 遠峰聖明 「笹」紅葉に笹と雀の模様 東京友禅訪問着【中古】
¥198,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 とても上質な一越ちりめんの生地が淡い黄緑・抹茶色に染められ、左袖から肩へ、そして上前から下前に向かって、大きく草色で霞ように染め分けがされ、裾には生い茂るように笹が広い範囲に描かれ、肩口にはまだ青さの残る紅葉が枝を広げ茂る様子が、しっかりとした手描きの友禅で表された、大変豪華な訪問着のお着物です。 笹の輪郭は太く力強く描かれ、紅葉は細い糸目の線で描かれていて、その葉の質感の違いがうまく表現されているようですが、それぞれに葉の一枚一枚にもたたき染めと暈しの加工がされていて、とても丁寧な手の込んだ作品だという事がわかります。 日本伝統工芸会でも毎回入選され、その他にもいろいろな受賞をされ、高度な友禅の技術を駆使した個性的な素晴らしい作品を発表される、遠峰聖明さんの秀作ともいえる美しい作品です。 今年の日本伝統工芸展にも友禅訪問着「山路」という作品が入選されていました。 上前の笹の群生している間の小道に、小さなスズメが2羽佇んでいて、その姿がとても愛らしく、可愛らしいアクセントとなっているように見えます。 大胆な構図に綺麗な色使いで描かれた、笹や紅葉の活き活きとした躍動感や、たたき染めの絶妙な味わい、スズメなどの糸目の線の美しさなど、見どころの多い、迫力のある素晴らしいお着物となっています。 こちらのお着物ですと、錦織や唐織などのボリューム感のある帯を合わせて、豪華な雰囲気にお召しになるのも良いと思います。 ご結婚式の披露宴や式典、パーティーなどにも華やかで良いですし、少し改まったお食事の会や観劇、音楽鑑賞などにも良いですね。 また有職文様や名物裂的な帯を合わされて、お茶のお席や和のお稽古の発表会などに出られるのも良いのではないでしょうか。 実際にお召しになりますと、お着物の上質さと、同系色でまとめられた品の良さで、とても品格のある着姿となります。 フォーマルの装いを素晴らしいものに演出してくれる、大変おすすめの逸品です。 地の色は抹茶色「和色大辞典 #cccc8f」https://www.colordic.org/colorsample/cccc8f 霞の色は草色「和色大辞典 #7f8c54」https://www.colordic.org/colorsample/7f8c54 笹の色は鉄色「和色大辞典 #005243」https://www.colordic.org/colorsample/005243 花緑青「和色大辞典 #00a381」https://www.colordic.org/colorsample/00a381 紅葉の色は千歳緑「和色大辞典 #316745」https://www.colordic.org/colorsample/316745 鶸萌黄(ひわもえぎ)「和色大辞典 #73993d」https://www.colordic.org/colorsample/73993d 江戸茶「和色大辞典 #cd8c5c」https://www.colordic.org/colorsample/cd8c5c スズメの色は江戸鼠「和色大辞典 #928178」https://www.colordic.org/colorsample/928178 灰青「和色大辞典 #c0c6c9」https://www.colordic.org/colorsample/c0c6c9 をご参照下さい。 【遠峰聖明(とおみねせいめい)】 1949年 茨城県で生まれる 1973年 御茶ノ水美術学園、デッサン科卒 1996年 伝統工芸東日本展入選 2000年 連続入選 2001年 日本伝統工芸染職展入選 2005年 東京都知事賞 2006年 東京都知事賞 2008年 日本伝統工芸本展入選 その後も工芸展で連続入選正会員となる ◆サイズ 身丈:166 cm /4 尺 3 寸 9 分 裄丈:70 cm /1 尺 8 寸 5 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.3 cm /6 寸 4 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:81 cm /2 尺 1 寸 4 分 袖巾:34.3 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030720
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人間国宝 鈴田滋人 竜胆の花模様 木版摺更紗 開名古屋帯【中古】
¥242,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 少し変り織になったようなシャリっとした質感の塩瀬の生地が明るい草色・鶸萌黄色に染められ、左には1列、右には2列の葉が並んだ模様が染められ、お太鼓や前柄には丸い形が取られた中に、竜胆のような釣鐘のような形をしたお花が木版摺染で細やかに染められた、人間国宝である鈴田滋人さんの素晴らしい九寸名古屋帯の作品です。 更紗は16世紀末から18世紀にかけて日本に輸入された、インド、ジャワをはじめ、ペルシア、さらにイギリス、オランダなどのヨーロッパ製を含む外国の木綿の模様染めの総称で、その技法は主として手描き、木版、銅板、蝋防染によるものでした。 非常に高価であったため、それをお手本にして、さらに日本人好みの色柄のものが各地で作られるようになりました。 それらは長崎の鍋島更紗・天草更紗、大阪の堺更紗、京の堀川更紗など、和更紗と呼ばれて親しまれました。 鈴田滋人さんは、鍋島更紗の研究と復元に長年取り組まれた、お父様である故・鈴田昭次さんの後を継ぎ、木版と型紙を使用する「木版摺更紗」の研究を続けられ、2008年に人間国宝に認定されました。 木版と型紙を併用する鍋島更紗は世界でも類を見ない技法で、江戸時代には鍋島藩の保護のもと諸大名や幕府への献上品として盛んにつくられました。 その技法は木版摺りと型紙摺りを併用した独特のもので、色染めも精巧を極めたそうです。 しかしながら数百年の時間が経過し、紛失した資料や伝聞でしか残っていないものなどもあり、鈴田さんは照次さんの時代から二代に渡って試行錯誤を繰り返し、その復元に至るまでには大変なご苦労があったようです。 こちらの帯は作品としては紛れもない鈴田滋人さんのもので、とても親しくされている染織作家の方が特別にお願いして制作されたものだそうです。 「お友達だから落款は要らない」と言われて、同じ染織作家仲間にお渡しするものに落款を押すのも気が引ける部分もあり、押されなかったそうですが、正真正銘の間違いのない素晴らしい作品です。 すっきりとした流れるような葉のラインや、可憐なお花の形なども素敵ですし、お花も葉も細やかな木版で染められていて、引き付けられるような魅力を湛えています。 鈴田さんの手摺の木版染でなければ実現しない細やかさが見られ、気品のある佇まいとなっています。 やわらかい素材のお着物に合わされても、趣味系の紬のお着物に合わされても、その存在感がにじみ出るような大変おすすめの逸品です。 胴の裏面に、同系色の薄い緑色の薄手の木綿の生地が使われた、開名古屋帯のお仕立てとなっています。 落款がないため、大変お値打価格とさせていただいております。 地の色は鶸萌黄(ひわもえぎ)「和色大辞典 #80995c」https://www.colordic.org/colorsample/80995c 花の色は浅黄(うすき)「和色大辞典 #ccb58b」https://www.colordic.org/colorsample/ccb58b 今様色「和色大辞典 #b34b5c」https://www.colordic.org/colorsample/b34b5c 紺鼠「和色大辞典 #44617b」https://www.colordic.org/colorsample/44617b 葉の色は緑青色「和色大辞典 #356646」https://www.colordic.org/colorsample/356646 をご参照下さい。 【鈴田滋人】 1954年 佐賀県鹿島市生まれ 1979年 武蔵野美術大学日本画学科卒業 1981年より「鍋島更紗」の研究と復興に力を注いだ父・鈴田照次氏の後を受け木版摺更紗の研究を続けられ、その技法を高度に体得、独自の作風を確立されました 1982年 日本伝統工芸展初入選(以後連続入選) 1985年 日本工芸会正会員となる 1994年 東京国立近代美術館工芸館にて「現代の型染」に出品 1996年 日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞受賞、同作品文化庁買上げ 1998年 日本伝統工芸展 NHK会長賞受賞、同作品文化庁買上げ 2003年 伝統文化ポーラ賞 優秀賞受賞 2007年 大英博物館にて日本伝統工芸展50周年記念展「わざの美」に出品 2008年「木版摺更紗」の重要無形文化財保持者に最年少で認定されました ◆サイズ 長さ:3 m 73 cm / 9 尺 8 寸 7 分 太鼓巾:31.6 cm / 8 寸 4 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:たとう紙 ◆商品コード:2020000030768
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日本工芸会正会員 藤木葵 「時計草」花織 木綿 名古屋帯【中古】
¥198,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 綺麗な中間の藍色の木綿の生地に、小さな花織が寄り添う舛花色の縦縞が3本ずつのグループで6組織られ、それぞれの間に織られた2本の縞には四角と十字の絣が織り込まれ、四角の方の絣を中心にして、時計草のお花を表した花織のグループが、十字絣の方には蔓を表した斜めの線がやはり花織で織り出された、藤木葵さんの素晴らしい九寸名古屋帯の作品です。 藤木さんは佐賀県で育たれ、デザイン学校に通うために上京され、しばらくデザインのお仕事をされていましたが、佐賀のご実家に戻られて、地元の工芸である佐賀錦の織物の技法を習得されました。 その佐賀錦の作品を日本伝統工芸会に初出品されると、それが入選され、その後も入選を重ねて日本工芸会正会員になられました。 その工芸会で出会い、母のように慕われていた鳥巣水子さんが花織を始められたと聞いて、ご自身も幼い頃にお母様の持っていらした雑誌で見た日本民藝館の古い読谷の花織の姿が目に浮かび、夜空に浮かぶ満天の星のような、愛らしい織物が心に焼き付いていた事を思い出されたそうです。 それからほぼ独学で花織を始められ、「無からの出発です」と言われるように、沖縄の花織の組織もわからない中、鳥巣さんにも尋ねられながら、無我夢中で花織を織り続けられました。 そうして独学で習得された「藤木花織」は工芸会でも認められ、何度も入選されています。 こちらの「時計草」は、2012年の第47回西部伝統工芸展に出品された作品です。 他の方がされない事を目指され、アシンメトリーな図案の花織も実現され、個性を発揮した素晴らしい作品をつくり続けられています。 藍染めは久留米の松枝さんのところで染めてもらっているようで、とても澄んだ藍の色もとても美しく、白い花織がキリッと映えてとても清々しい雰囲気となっています。 こちらは当店で2016年に藤木葵さんの個展を開催した時に、お求めになった方が手放されたものとなっています。 (当時の藤木さんのご紹介ページはこちらです。 https://www.kawanoya.co.jp/fujiki.html ※掲載の情報は2016年のものです。) リユースという事で大変お値打価格となっておりますが、希少性の高い素晴らしい作品です。 藤木さんのお人柄があらわれているような、優しさと厳しさと気品に満ちた、大変おすすめの逸品です。 地の色は紺青「和色大辞典 #14254d」https://www.colordic.org/colorsample/14254d 縞の色は舛花色「和色大辞典 #709bb3」https://www.colordic.org/colorsample/709bb3 花の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #d1bc7d」https://www.colordic.org/colorsample/d1bc7d 紅(くれない)「和色大辞典 #d7003a」https://www.colordic.org/colorsample/d7003a をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 80 cm / 1 丈 0 尺 0 寸 5 分 太鼓巾:31.3 cm / 8 寸 3 分 前巾:16.4 cm / 4 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030676
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国画会会員 小島悳次郎 古代エジプト模様 型絵染開名古屋帯【未着用品】
¥165,000
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 少しシボのある象牙色のちりめんの生地に4cmくらいの間隔で段が取られ、そこに古代エジプトのヒエログリフのような象形文字が図案化されて、ちょっと楽しい雰囲気に型絵染で染められた、素敵な九寸の開名古屋帯です。 こちらは現国画会会員で、その作品も人気の高い小島貞二さんのお父様であり、昭和の型絵染作家の第一人者のお一人である故・小島悳次郎さんの作品です。 昭和17年より芹沢門下に入られ、その後戦争を挟んで非常にご苦労をされながらもその中で独自の研究創作を続けられ、後世に残る数々の素晴らしい作品を残されました。 こういった少しエスニックなイメージの外国のものをモチーフにされた作品は時々目にしますが、こちらの帯の模様をひとつずつ見ていきますと、うさぎやロバ、鳥などに小島さんの個性が溢れていて、どれも可愛らしい表情で心が和みます。 本当にたくさんのモチーフが盛り込まれていて、鳥だけでも6、7種類ありますし、スカラベのような虫や、コブラの姿も見えて、目で追っているだけでも楽しくなってしまいます。 こんな楽しい帯を身に着けてお出かけされると、気分も上がって良いのではないでしょうか。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬のお着物にもお召しいただけると思います。 地紋無地や江戸小紋、小紋などのお着物と合わせて、和のお稽古などにお召しになるのも良いですし、お食事会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しになるのも良いと思います。 またいろいろな産地の紬のお着物や、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わせて、お友達とのランチの会やコンサート、作家さんの個展、お買い物などのお出かけにも良いですね。 顔料をとても巧みに使い分けられて、細やかな模様が丁寧に染められていて、型絵染ならではの魅力が満載のとてもお洒落な大変おすすめの逸品です。 未着用品。 胴の裏面には白の羽二重の生地が使われた、開名古屋帯のお仕立てとなっています。 六通の柄付けとなっていて、手先を約25cm長くする事が可能です。 ご希望がございましたら、裏地の追加分と合わせて4,400円(税込)にて承ります。 ※オプションよりご注文ください。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 模様の色は紅鳶「和色大辞典 #803d34」https://www.colordic.org/colorsample/803d34 桑染「和色大辞典 #b79b5b」https://www.colordic.org/colorsample/b79b5b 岩井茶「和色大辞典 #6b6f59」https://www.colordic.org/colorsample/6b6f59 黒「和色大辞典 #2b2b2b」https://www.colordic.org/colorsample/2b2b2b をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 68 cm / 9 尺 7 寸 4 分 太鼓巾:31.2 cm / 8 寸 3 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030683
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日本工芸会正会員 釜我敏子 エノコログサの模様 型絵染名古屋帯【未着用品】
¥88,000
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 緯糸に節のある座繰りの少しふっくらとした質感の紬地が茜色に染められ、全体にエノコログサの模様が小紋のように染め抜かれて、お太鼓に取られた象牙色の大きな丸のまわりにも、やはりエノコログサがぐるりと輪になるような形に描かれ、濃い藍色の葉に、穂は淡黄色に柿渋色や涅色で暈しが入れられていて、とても可愛らしく型絵染で染められた、素敵な九寸名古屋帯です。 いつも透明感のあるパステル調の色使いで、野の花をモチーフに優しさあふれる作品を発表されている、日本工芸会正会員・釜我敏子さんの作品の中では少し珍しいと思われる、茜色の地色がとても美しい九寸名古屋帯の作品です。 今回のイベントには、別で帯地の状態の作品もご紹介させていただいておりますので、その作品との雰囲気の違いをご覧いただきますと、また楽しいのではないかと思います。 1970年に第5回西部伝統工芸展に初出品後、連続入選を続けられ、その後本展でも続けて入選、各賞を受賞されて、型絵染というジャンルで第一人者となり、現在もご活躍されている釜我敏子さんですが、お若い頃は蝋纈染めを習われていたそうで、ご結婚されて30代になってから、鍋島更紗を復元し「木版摺更紗」を完成された鈴田照次さんの作品に触れて感動され、型絵染の世界に入られました。 その後も色々とご苦労がありながらも、ご自身のオリジナリティのある作品を作られ続け、野に咲く草花や木々を優しさの溢れる独特の世界観で表現され、伝統工芸会をはじめとして作品を発表し、高い評価を得られました。 こちらの帯ですと、趣味の紬系のお着物に合わせてお召しになると良いと思います。 結城紬や大島紬、塩沢お召、紅花紬などの産地物の紬のお着物とカジュアルに合わされるのも良いですし、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物や、光沢のあるような無地の紬などと合わされるのも素敵だと思います。 この地色ですと、グレー系やベージュ系などの淡色系のお着物とも、藍系や茶系、黒系などの濃い色のお着物ともすんなりと合わせていただけると思います。 ねこじゃらしとも呼ばれる、小さな穂が可愛らしいエノコログサを、巧みな型絵染の技で立派な主役にして素敵なデザインで表された、とてもお洒落な大変おすすめの逸品です。 未着用品。 地の色は茜色「和色大辞典 #7f0c14」https://www.colordic.org/colorsample/7f0c14 丸の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 小紋の色は練色「和色大辞典 #ede4cd」https://www.colordic.org/colorsample/ede4cd 草の色は濃藍「和色大辞典 #0f2f4f」https://www.colordic.org/colorsample/0f2f4f 淡黄(たんこう)「和色大辞典 #f8e58c」https://www.colordic.org/colorsample/f8e58c 柿渋色「和色大辞典 #9f563a」https://www.colordic.org/colorsample/9f563a 涅色(くりいろ)「和色大辞典 #554738」https://www.colordic.org/colorsample/554738 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 62 cm / 9 尺 5 寸 8 分 太鼓巾:30.4 cm / 8 寸 0 分 前巾:15.2 cm / 4 寸 0 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030713
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山藍 本場久留米絣 いろいろなお花の模様 単衣着物【中古】
¥165,000
SOLD OUT
本藍で何度も何度も染めを繰り返してとても深く濃い色になった木綿の糸で織られた、さらっとした手触りのしなやかな久留米絣の単衣のお着物です。 手括りの絣の模様が生成り色や淡い藍色に染めの段階を変えて染められ、いろいろな形のお花の模様が織り出された、とても手の込んだお着物となっています。 200年以上続く久留米絣の産地・広川町で、代々織元としてものづくりを続けてこられた「山藍」さんは、「重要無形文化財技術保持者会会員」であり「日本工芸会正会員」でもある山村省二さんが運営される織元です。 山村さんの工房では、絣糸も手括りで行い、天然藍と木灰汁発酵建てにこだわって藍染をされた糸を使って織られます。 これほど複雑な模様も、設計図のようなものに沿って糸括りをして、藍甕に浸けて染められますが、こちらのような藍の色の段階が違うものは、途中で色止めのための括りをほどいてから藍を染めて淡い藍にするという工程が必要になります。 複雑な模様になりますと、それをひとつ間違っても良い作品にはなりませんので、神経を使われるお仕事だと思います。 こちらのお着物も、お花の形と色が違っていて、とても高い技術をもって染められたのだと想像ができます。 それでいて並んだお花は表情豊かに微笑んでいるような可憐さで、モダンさのあるデザインとなっていて、伝統的を守りながらも久留米絣はどんどん進化しているのだなと感じました。 こちらのお着物ですと、カジュアルな八寸名古屋帯などを合わせて軽快に装われるのも良いと思いますし、型絵染や紅型染などの工芸的な帯を合わされるのも良いと思います。 また、半幅帯などでお気軽にお召しになるのも良いのではないでしょうか。 このタイプの木綿のお着物は、通年単衣でお召しになる方も多く、ふっくらとして肌触りも着心地も良いと思います。 とても凝った絣の模様に、上質なカジュアルのお着物が持つ独特の工芸的な魅力を感じられる、とても素晴らしい大変おすすめの逸品です。 地の色は濃藍「和色大辞典 #050b1a」https://www.colordic.org/colorsample/050b1a 絣の色は青藍「和色大辞典 #335480」https://www.colordic.org/colorsample/335480 灰青「和色大辞典 #c0c6c9」https://www.colordic.org/colorsample/c0c6c9 生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:171 cm /4 尺 5 寸 2 分 裄丈:70 cm /1 尺 8 寸 5 分 袖丈:52.7 cm /1 尺 3 寸 9 分 前巾:25 cm /6 寸 6 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:86.7 cm /2 尺 2 寸 9 分 袖巾:35.3 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000030980
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伊那紬 段暈しに四角模様 袋帯【中古】
¥33,000
滑らかでさらっとした手触りで、光沢のある生地が淡いベージュ・砂色に染められ、段変わりに渋いモスグリーン・利休色と淡いグレー味のある薄茶・江戸鼠色が暈し染めされ、帯全体にはとても小さな四角の模様が江戸小紋のように染められた、とてもお洒落な袋帯です。 伊那紬は、長野県南部の伊那谷地方で作られる紬で、ひとつずつ手織りで丁寧に織られ、草木で染められますが、その柔らかい肌触りとふんわりとした風合い、草木染による優しい色合いが魅力の紬となっています。 こちらは白生地で織られたものに後染めされていて、するするとした衣擦れの音がするようななめらかな質感となっています。 こちらの帯ですと、趣味系の紬のお着物と合わされると良いと思います。 結城紬や大島紬、塩沢お召、紅花紬などの産地物のお着物ともよく合うと思いますし、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされるのも良いのではないでしょうか。 とても軽くてしなやかですので、袋帯でも扱いやすいと思われます。 小さな四角の模様は、波の線のようなうねりがあって変化が感じられ、また段の暈しの色もシックでお洒落な雰囲気となっていて、いろいろな紬のお着物とも合わせていただきやすいと思います。 手織りの紬の品質の良さが程よい光沢となって、高級感のある素敵な装いを演出してくれそうな、大変おすすめの一点です。 地の色は砂色「和色大辞典 #dcd3b2」https://www.colordic.org/colorsample/dcd3b2 段の色は利休色「和色大辞典 #80785c」https://www.colordic.org/colorsample/80785c 江戸鼠「和色大辞典 #928178」https://www.colordic.org/colorsample/928178 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:4 m 45 cm / 1 丈 1 尺 7 寸 7 分 太鼓巾:31.4 cm / 8 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:反端、証紙 ◆商品コード:2020000030942
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本場黒八丈 「たつみ綾」 袷着物【お仕立て替え済】
¥99,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 白に黒に近いグレーで全体によろけ縞のような「たつみ綾」の模様が織り出された、黒八丈のお着物です。 綾織になっている事で、全体的に濃いグレーベージュに見える、不思議な目の錯覚が起きるようなニュアンスのある色が魅力的な素敵なお着物です。 本場黄八丈は東京から南に約300km離れた、八丈島で織られている絹織物です。八丈島で採れる八丈苅安(コブナグサ)で染められた黄色を主とした縞や格子柄のものは「黄八丈」、椎の木の皮で染められた黒を主にしたものは「黒八丈」、マダミと呼ばれるタブの樹の皮で染められた樺色を主とするものは「鳶八丈」とそれぞれ呼ばれています。 いずれも八丈島で自生する植物から採られた染料を使って染められた糸を使われていますが、その八丈の織物の歴史は古く、平安時代までさかのぼるといわれています。 こちらは全体的に優しい雰囲気の色合いとなっていて、無地感覚でお召しいただけるのではないかと思います。 季節のものをモチーフにしたような友禅染の名古屋帯や、紅型染や型絵染などの工芸的な帯、すくい織のポイント柄の帯を合わされたり、また間道や吉野格子などの帯を合わされたりして、いろいろとお楽しみいただけそうです。 帯次第で、いろいろな季節に、いろいろなシーンに、着こなしに変化をつけてお楽しみいただける、大変おすすめの一点です。 ❗❗❗こちらは男性物のお着物だったものをお仕立て替えいたしました。 右外袖の振りの辺りなどに、とても小さいですが、元の袖付けの跡が少しだけ引っかかったようなものが見られます。あとはとても良い状態です。 そのため、大変お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 消炭色「和色大辞典 #333130」https://www.colordic.org/colorsample/333130 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:163 cm /4 尺 3 寸 1 分 裄丈:69.7 cm /1 尺 8 寸 4 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.5 cm /8 寸 1 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:79.6 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:なし ◆商品コード:2020000030829
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本場黄八丈 縞模様 綾織 袷着物【お仕立て替え済】
¥99,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 少し緑味のある渋めの黄色・利休茶色の地に、明るい焦げ茶・媚茶色と濃い焦げ茶・涅色の糸で、太い縞や細い縞が集まっていろいろに綾織で織り込まれた、全体的にはシックな色使いの本場黄八丈のお着物です。 本場黄八丈は東京から南に約300km離れた、八丈島で織られている絹織物です。 八丈島で採れる八丈苅安(コブナグサ)で染められた黄色を主とした縞や格子柄のものは「黄八丈」、椎の木の皮で染められた黒を主にしたものは「黒八丈」、マダミと呼ばれるタブの樹の皮で染められた樺色を主とするものは「鳶八丈」とそれぞれ呼ばれています。いずれも八丈島で自生する植物から採られた染料を使って染められた糸を使われていますが、その八丈の織物の歴史は古く、平安時代までさかのぼるといわれています。 こちらの地の黄色の部分には、緯糸に椎で染めた焦げ茶の糸が織り込まれていて、少し渋い黄色となっています。 淡い焦げ茶に濃い焦げ茶の縞のグループと、黄色に焦げ茶の縞のグループとが、絶妙なコンビネーションを組んでお洒落な縞模様となっています。 こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにした染めの名古屋帯や、すくい織などのポイント柄の名古屋帯、紅型染や型絵染などの名古屋帯を合わされると良いと思います。 そういった装いで、趣味のお集まりやお友達とのランチの会、コンサートや展示会、お買い物などにお出かけされるのも良いのではないでしょうか。 民芸的な味わいとシックな色使いが、とてもお洒落な雰囲気を醸し出した、大変おすすめの一点です。 こちらはサイズがとても小さかった事と、八掛けの色が強かった事からお仕立て替えをいたしました。 ❗❗❗少し前の時代のもので、袖などに数ヶ所、小指の先くらいの経年保管の色だまりのような点がぼんやりと見られます。(最後の画像をご参照ください。) また、証紙等がございませんので、大変お値打価格とさせていただいております。❗❗❗ 地の色は利休茶「和色大辞典 #a5956」https://www.colordic.org/colorsample/a5956 縞の色は媚茶「和色大辞典 #4d4225」https://www.colordic.org/colorsample/4d4225 涅色(くりいろ)「和色大辞典 #332414」https://www.colordic.org/colorsample/332414 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:163.5 cm /4 尺 3 寸 3 分 裄丈:69.5 cm /1 尺 8 寸 4 分 袖丈:47 cm /1 尺 2 寸 4 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.4 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:79.8 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:残布 ◆商品コード:2020000030812
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人間国宝 森口華弘 段に梅の模様 綴れ織 八寸名古屋帯【未着用品】
¥198,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 象牙色のしっかりとした手機の綴れ織の生地のお太鼓に、金箔で大小の太さの段が取られ、そこに大きさも大小の梅のお花が蕾から咲きかけ、満開へと手描きで描かれ、胡粉で色付けされて、綺麗な中紅色の線で縁取りをされた、とてもすっきりとしていながら華やかさもある、森口華弘さんの素晴らしい作品です。 今回別でご紹介しております、羽田登喜男さんと同様に、日本の染織の世界において素晴らしい功績を残された巨匠のお一人で、重要無形文化財「友禅」技術保持者である森口華弘さんは、友禅の技術を習得されながら日本画も学ばれ、睡眠時間を削ってまで努力をされた方です。 「文様というものは夢を描くものである」という信念をお持ちで、その作品は流れる水であっても、寄せ打つ波であっても、満開に咲く花であっても、森口さん独特の感性で美しく表現されています。 それがひとの心に響くのは、作品に対して愛情を注ぎこまれるからかもしれませんが、おおらかでやさしさのあふれる作品を多くつくられました。 梅のお花がとてもお好きだったそうで、実物より大きな梅のお花を描かれては「こんな大きな梅の花があったら良いね」といつも言われていたそうです。 こちらも、その可愛らしい梅のお花をスケッチされているところが目に浮かぶような、活き活きとした描写となっていて、梅の香りさえ伝わってくるようです。 ちなみにこちらの綴れ織の帯地は、細見華岳さんの制作かと思われます。 こちらの帯ですと、訪問着や附下など、また地紋無地、江戸小紋、格高の小紋のお着物、お召織の地模様のある無地系のお着物などに合わせて、ご結婚式の披露宴や式典、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになると良いと思います。 お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにも良いのではないでしょうか。 またお正月の参拝やご訪問などにも素敵だと思います。 品質の良いものが持つ、気高さと品格を持ち合わせた、とても希少性も高く、素晴らしい大変おすすめの逸品です。 未着用品。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 梅の色は胡粉色(ごふんいろ)「和色大辞典 #fffffc」https://www.colordic.org/colorsample/fffffc 中紅「和色大辞典 #c85179」https://www.colordic.org/colorsample/c85179 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 65 cm / 9 尺 6 寸 6 分 太鼓巾:30.4 cm / 8 寸 0 分 前巾:15.2 cm / 4 寸 0 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030669
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人間国宝 羽田登喜男 磯辺に蟹模様 京友禅名古屋帯【未着用品】
¥74,800
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 清々しい明るい藍色の濃淡に、磯辺で戯れているような蟹の姿がとても可愛らしく目に映る、羽田登喜男さんによる京友禅の素晴らしい九寸名古屋帯の作品です。 重要無形文化財「友禅」保持者であり、素晴らしい写実性と個性的な図案と高い技術で制作された作品は、たくさんのお着物ファンに支持され、各界で多くの受賞もされていました。 こちらはしっかりとした塩瀬の生地の帯全体に撒き糊を施されるといったこだわりで、熨斗目花色と舛花色との明るい藍系の綺麗な濃淡が生まれて、お太鼓にはほんわかとした水の輪も入れられています。 それによって浅い水辺である事が表現されていて、光が当たっているような綺麗な場面を想像できます。 そこに綺麗な彩りの3匹の蟹さんが輪になって佇んでいる様子は、どこか懐かしいようなほのぼのとした印象となっています。 牧歌的でありながら、高い友禅の技術で写実的に描かれていて、眺めていても飽きる事のないような素晴らしい作品といえます。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬類のお着物にも合わせていただけますので、ご着用範囲は広いのではないでしょうか。 地紋無地や江戸小紋、小紋などのお着物、また地模様のあるお召織の無地系のお着物などと合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会にお召しになるのも良いでしょうし、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにも良いと思います。 また、結城紬や大島紬などいろいろな産地の紬類のお着物と合わされたり、光沢のあるような無地系の紬と合わされたり、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされたりして、趣味のお集まりやお友達とのランチの会、コンサート、作家さんの個展、講演会やお買い物などにお出かけされるのも良いと思います。 爽やかな秋の空のような色使いがとても美しく、いろいろなお着物と合わされても、存在感のある素敵な着こなしをお楽しみいただけると思える、大変おすすめの逸品です。 未着用品。 地の色は熨斗目花色「和色大辞典 #385566」https://www.colordic.org/colorsample/385566 撒き糊の色は舛花色「和色大辞典 #668291」https://www.colordic.org/colorsample/668291 蟹の色は紅鳶「和色大辞典 #803d34」https://www.colordic.org/colorsample/803d34 憲法色「和色大辞典 #543f32」https://www.colordic.org/colorsample/543f32 薄花色「和色大辞典 #698aab」https://www.colordic.org/colorsample/698aab 鶸色(ひわいろ)「和色大辞典 #d6d281」https://www.colordic.org/colorsample/d6d281 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 69 cm / 9 尺 7 寸 6 分 太鼓巾:30.8 cm / 8 寸 1 分 前巾:16 cm / 4 寸 2 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030645
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狂言装束模様 友禅 名古屋帯【中古】
¥52,800
少しシボのあるちりめん地が渋めの鶯色・海松色に染められ、お太鼓には右の半分より少し細めに大きく網の目が取られ、帆掛け舟や向い鶴、松、笹といったモチーフが細かな疋田模様を加えながら、くっきりとした友禅で描かれたお洒落な九寸名古屋帯です。 狂言衣裳の肩衣の模様を彷彿させる帆掛け舟や向い鶴なども、家紋のようにディフォルメされて整然と描かれていて、格好良い雰囲気となっています。 松も東雲色や浅縹色、焦げ茶色、檳榔子染色などのお洒落な色調で色とりどりに染められて、細やかな描き疋田の模様も、全体に重厚さをもたらしているように見えます。 どのモチーフを見ても、日本の文様の文化の良さを改めて感じられるような、とても素敵な帯となっています。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬類のお着物にも合わせていただけます。 地紋無地や江戸小紋、小紋などのお着物や、お召織の地模様のある無地系のお着物などに合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いと思いますし、お食事会や観劇などにお出かけされるのも良いですね。 また結城紬や大島紬、塩沢お召など様々な産地系のお着物と合わされたり、光沢のあるような無地の紬のお着物や、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされたりして、趣味のお集まりやお友達とのランチの会、コンサートや展示会などにも良いと思います。 ちょっとキリッとした格好良さも着こなしのアクセントとなってくれそうで、洗練された色使いもとてもお洒落な、大変おすすめの一点です。 地の色は海松色(みるいろ)「和色大辞典 #726d40」https://www.colordic.org/colorsample/726d40 網の色は灰白色(かいはくしょく)「和色大辞典 #e9e4d4」https://www.colordic.org/colorsample/e9e4d4 松の色は東雲色(しののめいろ)「和色大辞典 #cc7960」https://www.colordic.org/colorsample/cc7960 浅縹(あさはなだ)「和色大辞典 #8bc0c7」https://www.colordic.org/colorsample/8bc0c7 疋田の色は焦茶「和色大辞典 #6f4b3e」https://www.colordic.org/colorsample/6f4b3e 檳榔子染(びんろうじぞめ)「和色大辞典 #433d3c」https://www.colordic.org/colorsample/433d3c 鶴の色は利休白茶「和色大辞典 #999488」https://www.colordic.org/colorsample/999488 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 75 cm / 9 尺 9 寸 2 分 太鼓巾:30.6 cm / 8 寸 1 分 前巾:15.4 cm / 4 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030638
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向井淑子 「かすみ」紬地に金糸訪問着【未着用品】
¥286,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 その糸の光沢と、金糸の織り込まれ方の巧みさ、全体的に香り立つような気品に満ちた美しさの素晴らしい訪問着附のお着物です。 はじめに出合って目にした時に、この綺麗なお着物はどなたの作品なのでしょうと、とても興味を引かれましたが、添えられている色紙を見て向井淑子さんの作品だとわかり、さすがに完成度が高く、無理のない自然の流れの中で織り上げられた事が感じられるような素晴らしさに、改めて感動しました。 柳悦博さんに師事され、織りの世界に入られた向井さんですが、その後も独学で織りの研究と創作を続けられ、国展でも何度も入選されて、オリジナリティのある素敵な作品を発表されました。 しっとりとしなやかで、程よい光沢のある美しいピンク・虹色の紬は、手元で見ているだけでも引き付けられるような魅力がありますが、肩口と裾周りにジグザグのようにランダムに入れられた金糸と共に綺麗に輝いて、とても品格のある素敵なお着物となっています。 こちらのお着物ですと、有職文様や名物裂のような伝統的な織りの帯を合わされたり、間道手や吉野格子などの帯を合わされたりするのも良いと思います。 そういった装いで、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いですし、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお出かけされるのも良いと思います。 また、季節のものを題材にした友禅染の少しボリュームのあるような帯や、刺繍の施された帯、型絵染や紅型染、更紗模様などの工芸的な帯を合わされるのも良いでしょう。 そういった着こなしで、趣味のお集まりやお友達とのランチの会、コンサート、作家さんの個展や展覧会などにお出かけされるのも良いのではないでしょうか。 さりげない華やかさと品格で、素敵な装いをお楽しみいただけると思える、希少性の高い、大変おすすめの逸品です。 虹色「和色大辞典 #f5c4ba」https://www.colordic.org/colorsample/f5c4ba をご参照下さい。 【向井淑子】 1937年 東京都に生れる 1959年 東京女子美術大学工芸科卒業 以後、柳悦博工房にて織を学ぶ その後作家活動を行う 1975年 国展出品 以後7回入選 柳工房同人展、文春画廊、八重洲画廊にて個展 現在 東京在住 作家活動を続けている ◆サイズ 身丈:169.5 cm /4 尺 4 寸 8 分 裄丈:69.8 cm /1 尺 8 寸 5 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:81.8 cm /2 尺 1 寸 6 分 袖巾:35.2 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:色紙 ◆商品コード:2020000030836
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日本工芸会正会員 木原明 「松」絞り友禅訪問着【未着用品】
¥242,000
SOLD OUT
★こちらは 「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023 にて販売予定の商品です。 淡いグレー味のある薄紫・薄梅鼠色に染められた一越ちりめんの生地に、大胆な構図で枝を広げる松の模様が、紫鼠色から鳩羽鼠色の濃淡の絞りと友禅で表され、松の部分には淡い水色・白藍色が暈しで挿された、躍動感のある素晴らしい訪問着のお着物です。 木原明さんは辻が花染めの第一人者である小倉建亮さんと日本画家の小松均さんに師事するという経緯を経て、その後独立され、染色作家として伝統工芸展などに出品され、各賞を多数受賞されました。 残念ながら2014年にお亡くなりになりましたが、現在もなおその作品はファンを魅了しています。 絞りと友禅の技法を使い分けられた独特の個性のある作風で、素晴らしい木原ワールドが広がっています。 松の葉の揺らぐような濃淡の染めの絶妙な表現と、ところどころに絞りで線と丸い形が入れられている事で、松の木に生命が吹き込まれたように活き活きとしたものとなっているところなどを拝見しますと、全体の構図といい、優れたデザインを実際に形にされる力をお持ちだったのだと改めて感じさせられました。 こちらのお着物ですと、錦織や唐織などのボリューム感のあるような袋帯や、有職文様や名物裂的な伝統的な袋帯などを合わせて、フォーマルなお席にお召しになると良いと思います。 ご結婚式の披露宴や式典、パーティー、お茶のお席や和のお稽古の発表会などにも、また少し改まったお食事の会や観劇、音楽鑑賞などにも良いのではないでしょうか。 大胆な構図とはなっていますが、木原明さんの作品はお召しになる方に寄り添ったものとなるように計算されてつくられていますので、実際に羽織って見られますと、きちんと収まって美しい着姿を実現してくれる事でしょう。 お洒落で少し抑えた色使いにも気品を感じられ、フォーマルの装いを素晴らしいものとしてくれると思える、大変おすすめの逸品です。 裄丈を3.5cm(袖巾を1.2cm)出す事が可能です。 お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。 地の色は薄梅鼠「和色大辞典 #dcd6d9」https://www.colordic.org/colorsample/dcd6d9 暈しの色は白藍「和色大辞典 #d1e5e8」https://www.colordic.org/colorsample/d1e5e8 松の色は紫鼠「和色大辞典 #998d92」https://www.colordic.org/colorsample/998d92 鳩羽鼠「和色大辞典 #66595a」https://www.colordic.org/colorsample/66595a をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:165.5 cm /4 尺 3 寸 8 分 裄丈:64.7(+3.5) cm /1 尺 7 寸 1 分 袖丈:57.3 cm /1 尺 5 寸 2 分 前巾:24 cm /6 寸 3 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15 cm /4 寸 0 分 褄下:79.8 cm /2 尺 1 寸 1 分 袖巾:32.4(+1.2) cm /8 寸 6 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000030577
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公安委員会名:東京都公安委員会
古物商許可番号:第301060909666号