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日本工芸会正会員 藤木葵 「時計草」花織 木綿 名古屋帯【中古】

¥198,000 税込

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★こちらは
「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023
にて販売予定の商品です。

綺麗な中間の藍色の木綿の生地に、小さな花織が寄り添う舛花色の縦縞が3本ずつのグループで6組織られ、それぞれの間に織られた2本の縞には四角と十字の絣が織り込まれ、四角の方の絣を中心にして、時計草のお花を表した花織のグループが、十字絣の方には蔓を表した斜めの線がやはり花織で織り出された、藤木葵さんの素晴らしい九寸名古屋帯の作品です。
藤木さんは佐賀県で育たれ、デザイン学校に通うために上京され、しばらくデザインのお仕事をされていましたが、佐賀のご実家に戻られて、地元の工芸である佐賀錦の織物の技法を習得されました。
その佐賀錦の作品を日本伝統工芸会に初出品されると、それが入選され、その後も入選を重ねて日本工芸会正会員になられました。
その工芸会で出会い、母のように慕われていた鳥巣水子さんが花織を始められたと聞いて、ご自身も幼い頃にお母様の持っていらした雑誌で見た日本民藝館の古い読谷の花織の姿が目に浮かび、夜空に浮かぶ満天の星のような、愛らしい織物が心に焼き付いていた事を思い出されたそうです。
それからほぼ独学で花織を始められ、「無からの出発です」と言われるように、沖縄の花織の組織もわからない中、鳥巣さんにも尋ねられながら、無我夢中で花織を織り続けられました。
そうして独学で習得された「藤木花織」は工芸会でも認められ、何度も入選されています。
こちらの「時計草」は、2012年の第47回西部伝統工芸展に出品された作品です。
他の方がされない事を目指され、アシンメトリーな図案の花織も実現され、個性を発揮した素晴らしい作品をつくり続けられています。

藍染めは久留米の松枝さんのところで染めてもらっているようで、とても澄んだ藍の色もとても美しく、白い花織がキリッと映えてとても清々しい雰囲気となっています。
こちらは当店で2016年に藤木葵さんの個展を開催した時に、お求めになった方が手放されたものとなっています。
(当時の藤木さんのご紹介ページはこちらです。
 https://www.kawanoya.co.jp/fujiki.html
 ※掲載の情報は2016年のものです。)
リユースという事で大変お値打価格となっておりますが、希少性の高い素晴らしい作品です。
藤木さんのお人柄があらわれているような、優しさと厳しさと気品に満ちた、大変おすすめの逸品です。

地の色は紺青「和色大辞典 #14254d」https://www.colordic.org/colorsample/14254d
縞の色は舛花色「和色大辞典 #709bb3」https://www.colordic.org/colorsample/709bb3
花の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6
芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #d1bc7d」https://www.colordic.org/colorsample/d1bc7d
紅(くれない)「和色大辞典 #d7003a」https://www.colordic.org/colorsample/d7003a
をご参照下さい。


◆サイズ
長さ:3 m 80 cm / 1 丈 0 尺 0 寸 5 分
太鼓巾:31.3 cm / 8 寸 3 分
前巾:16.4 cm / 4 寸 3 分

◆詳細
状態:リサイクル品
付属品:なし

◆商品コード:2020000030676

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●寸法・採寸についてはショッピングガイド(https://kawanoya.buyshop.jp/p/00001)をご参照ください。

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