伝統工芸士 倉谷憲明 稲穂に鳴子の模様 東京友禅名古屋帯【お仕立て上がり】
¥63,800 税込
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★こちらは
「秋の工芸名作展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00023
にて販売予定の商品です。
緯糸に節のあるサラッとした紬地が、明るいベージュ・洗柿色に染められ、たわわに実った穂をつけた稲が描かれ、そこに縄を張って鳴子が吊り下げられている、実りの秋の田の様子が細やかな友禅で描かれた、素敵な九寸名古屋帯です。
60年以上のキャリアをお持ちで、手描きの糸目糊に限らず、蝋纈染めやたたき染めなど様々な技法を習得され、それを使い分けながら、どこか江戸好みで粋さのある素晴らしい作品を創作される、伝統工芸士の倉谷憲明さんの作品です。
稲が実る頃に鳥や獣を追い払うために、樹木などに紐を括りつけて、稲の上に鳴子を下げ、それを人が引っ張って音をたてるといったもので、「雀おどし」ともいわれる鳴子ですが、近年では目にする事も少なくなっているかもしれません。
スズメは初夏の稲を植える頃には害虫を食べくれるため役に立つ鳥として扱われますが、秋の稲が実る頃にはお米を食べてしまうので害鳥として扱われるのは、なんだか切ない部分もあります。
ただまったくの害鳥というわけではなく、実った稲につく虫を食べてくれるという面もあるので、やたら追い払うのではなく、こういった鳴子のようなのどかな方法が取られたのかもしれません。
鳴子は五角形の木の板に竹を切ったものをつけて作られますが、その竹を切ったものを表されるのに、青海波や七宝繋ぎ、紅葉、菊などといった細やかな模様を手描きの友禅で描かれていて、とても優雅な雰囲気となっています。
これからの季節に趣味系の紬などのお着物に合わせてお召しになると素敵だと思います。
実った稲の穂の背景がとても豊かな風情を醸し出していて、リズミカルに揺れる鳴子の模様の優雅さに、手描き友禅の魅力が感じられる、とてもお洒落な大変おすすめの一点です。
お仕立て上がり。
地の色は洗柿「和色大辞典 #e8d1a2」https://www.colordic.org/colorsample/e8d1a2
鳴子の色は暗紅色「和色大辞典 #74325c」https://www.colordic.org/colorsample/74325c
紅樺色「和色大辞典 #99473c」https://www.colordic.org/colorsample/99473c
鉄色「和色大辞典 #005252」https://www.colordic.org/colorsample/005252
稲の色は江戸鼠「和色大辞典 #928178」https://www.colordic.org/colorsample/928178
柴染(ふしぞめ)「和色大辞典 #b28c6e」https://www.colordic.org/colorsample/b28c6e
穂の色は飴色「和色大辞典 #deb068」https://www.colordic.org/colorsample/deb068
をご参照下さい。
◆サイズ
長さ:3 m 78 cm / 1 丈 0 尺 0 寸 0 分
太鼓巾:31.3 cm / 8 寸 3 分
前巾:16 cm / 4 寸 2 分
◆詳細
状態:お仕立て上がり
付属品:反端、証紙
◆商品コード:2020000030201
●ご紹介商品の色は「日本の伝統色 和色大辞典」を参照しております。またモニターや端末の設定により色の表示には差異が生じる場合がございます。ご了承くださいませ。
●お仕立て替えや一部寸法直し等も当店にて承っております。お気軽にご相談ください。
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●寸法・採寸についてはショッピングガイド(https://kawanoya.buyshop.jp/p/00001)をご参照ください。
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