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西陣まいづる 「太古」 菱文 羅織袋帯【お仕立て上がり】

¥66,000 税込

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「羅」の歴史は古く、中国前漢の紀元前の時代から存在し、日本には7世紀頃に伝えられたそうで、正倉院の宝物の中にも「繧繝夾纈羅(うんげんきょうけちのら)など貴重な資料が見られます。
織物でありながら編み物のように複雑で、非常に技術を要する事から、その後途絶えてしまいましたが、昭和に入ってから何人もの作家さんや織元が研究を重ねて復元されました。
そうはいっても羅織はもともとあまり数多くつくられているものではないですが、今年はご縁があって、いろいろな羅織の帯が入荷して驚いています。
こちらは明治40年創業の西陣の老舗の織元であるまいづるさんが制作されたものですが、今回初めて拝見して、まいづるさんも歴史ある織元さんですので、やはり羅織にも挑戦されていたのだという事を知りました。

地の大小の菱の文様が、白茶色とそれより少し濃い赤白橡色の暈しの濃淡で織り出され、お太鼓になる部分には、濃い焦げ茶・煤竹色の太い糸が織り込まれています。
手機でしっかりと織られ、静かな中にも品格のある佇まいとなっていて、実際に帯としてお召しになっても、素晴らしい装いが実現しそうな雰囲気を醸し出しています。

こちらの帯ですと、絽や紗の附下や無地系のお着物、また少し格高の小紋や紋紗のお着物などに合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いですし、お食事会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。
袋帯で芯が入っているため、菱の文様が割とはっきりと表れていますし、お太鼓の菱の模様の濃い部分などもくっきりと浮かび上がるように見えて、整然とした美しさが感じられます。
フォーマルな装いにも格の高さが現れる羅織の帯は、着る人を素敵に演出してくれる魅力があります。
太古のロマンが感じられるような、とても気品のある大変おすすめの一点です。

未仕立ての状態で入荷したものを、当店で夏芯でお仕立てをいたしました。
おそらく少し前につくられたものと思われ、総丈がやや短くなっています。
そのため、少々お値打価格とさせていただいております。

地の色は白茶「和色大辞典 #ccac8d」https://www.colordic.org/colorsample/ccac8d
赤白橡(あかしろつるばみ)「和色大辞典 #997863」https://www.colordic.org/colorsample/997863
菱の色は煤竹色「和色大辞典 #6f514c」https://www.colordic.org/colorsample/6f514c
をご参照下さい。


◆サイズ
長さ:4 m 19 cm / 1 丈 1 尺 0 寸 8 分
太鼓巾:30.7 cm / 8 寸 1 分

◆詳細
状態:お仕立て上がり
付属品:反端、西陣タグ

◆商品コード:2020000029045

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●ご紹介商品の色は「日本の伝統色 和色大辞典」を参照しております。またモニターや端末の設定により色の表示には差異が生じる場合がございます。ご了承くださいませ。

●お仕立て替えや一部寸法直し等も当店にて承っております。お気軽にご相談ください。

●商品は他サイトでも販売しております。その為ご注文いただいても売り切れとなっている場合もございます。売り切れの際はご容赦ください。(お問い合わせ頂ければ確実かと存じます。)

●寸法・採寸についてはショッピングガイド(https://kawanoya.buyshop.jp/p/00001)をご参照ください。

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