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「金泥更紗」 二部式名古屋帯 作家物【未着用品】

¥29,700 税込

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少しざっくりとした亜麻色の生紬の生地に大きめのボーダーが取られ、その両端には真紅の赤に藍味のあるグレー・藍墨茶色で蔓草の模様が描かれ、真ん中には円の形に唐花の模様が描かれて、模様の縁には金彩が施され、全体の色合い的にも古色然とした、古渡りの更紗のような雰囲気が醸し出された、お洒落な二部式の九寸名古屋帯です。
金泥更紗とは、古くはインドネシアやインドなどの手紡ぎの木綿の生地に、草木で染めた手描きの更紗の模様に、金箔や金泥、金粉を施して華やかに染められたものの事で、金華布や金更紗と呼ばれています。
元々高価なものであったようで、祭礼などに用いられ、ヒンドゥー教の祭壇の飾りや、マハラジャの衣装として使われていて、日本には江戸時代頃に伝わってきて、名物裂として珍重され茶道具の仕覆裂などにもされていたようです。
こちらはインドの古い更紗模様が染められた、手紡ぎの木綿のようなざっくりとした生紬の生地に、インド茜のようなこっくりとした深い赤い色が染められたりしていて、なんとなく渡りの古い更紗を彷彿させる、素敵な雰囲気のある帯となっています。

こちらの帯ですと、単衣のお着物から合わせていただくと良いと思います。
大島紬や結城ちぢみ、塩沢お召などの単衣の紬類のお着物に合わせてお召しになって、その後のシーズンには夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣などのお着物に合わされると良いと思います。
盛夏の真っ只中は少し重く感じられるかもしれませんので避けていただき、また秋口の薄物の単衣から厚物の単衣の時期に、お召しいただくと良いのではないでしょうか。
趣味性のあるお洒落な雰囲気が、素敵な装いを演出してくれそうな、大変おすすめの一点です。
未着用品。

左の色は亜麻色「和色大辞典 #d6c6af」https://www.colordic.org/colorsample/d6c6af
模様の色は真紅「和色大辞典 #991f3d」https://www.colordic.org/colorsample/991f3d
榛色(はしばみいろ)「和色大辞典 #bfa46f」https://www.colordic.org/colorsample/bfa46f
藍墨茶「和色大辞典 #515b66」https://www.colordic.org/colorsample/515b66
をご参照下さい。


◆サイズ
太鼓巾:32 cm / 8 寸 5 分
前巾:16 cm / 4 寸 2 分
長さ:1 m 73 cm / 4 尺 5 寸 8 分

◆詳細
状態:未着用品
付属品:なし

◆商品コード:2020000027737

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