「鳥多須岐文」 有職文様　夏名古屋帯 【未着用品】

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生成り色の地に、同じく生成り色の糸と極細の淡い色の金駒糸で、鳥多須岐文の有職文様が織り出された、大変気品のある夏の九寸名古屋帯です。
鳥多須岐文は平安時代には、高位の若い人が身に付けるものという決まりがあったようです。
七宝繋ぎ文が元となっていて、若い人が身につける事から、紫色の地に白の浮き織で表される事が多かったようです。
尾の長い鳥が襷の形に繋がって、その間に花菱の模様が置かれ、とても優美な雰囲気の素敵な模様となっています。
こちらはさらにとてもしっかりとした、上質な手触りの帯です。

お太鼓の裏や、胴の模様のない部分は絽織の紗のような生地となっていますが、模様のある部分は絽目になっていませんので、3シーズン的にお使いいただけると思います。
これからの季節に、単衣の附下や地紋無地、飛び小紋、地模様のあるお召織のお着物などと合わせてお召しになると良いのではないでしょうか。
そしてシーズンが進みましたら、絽や紗などのお着物と合わされると良いと思います。
そうした装いで、お茶のお席や和のお稽古の会、お食事の会、観劇や美術鑑賞、音楽鑑賞などにお出かけされるのも素敵ですね。
とてもしっかりとした上質な気品ある装いを演出してくれる、とても涼やかでお洒落な大変おすすめの一点です。
未着用品。

生成り色「和色大辞典　#fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5
をご参照下さい。


◆サイズ
長さ：3 m 77 cm ／ 9 尺 9 寸 7 分
太鼓巾：31.6 cm ／ 8 寸 4 分
前巾：16.3 cm ／ 4 寸 3 分

◆詳細
状態：未着用品
付属品：なし

◆商品コード：2020000017448