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【お仕立て無料】乾育子 「月涼し」草木染手織紬 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥330,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 横に少し節のあるさらっとした紬地が、透明感のある非常に淡い藍・瓶覗色に染められ、やや太い線の藤煤竹色の絣縞が縦に織られ、その間に青朽葉色の黄色に緑青色の緑が絡むような絣縞が織り込まれた、とてもスマートな印象の綺麗な色使いのお着物地です。 少しだけ紫味の感じられるグレー・藤煤竹色の太い方の絣縞は、2段ずつ向かい合うように絣足の長さが調整されていて、消え入る方の絣足はとても綺麗で、ただの絣縞ではなくて、組まれた模様となっているところなどにも、作者のデザイン力と丁寧な作品づくりにかける情熱を感じられます。 こちらは、人間国宝である志村ふくみさんに師事して織りを学ばれ、草木染の手織りで、オリジナリティのある数々の作品を制作されている、乾育子さんの「月涼し」という作品です。 伝統工芸会でも入選を繰り返され、志村さんの門下生の展覧会にも毎回出品されていて、染織を目指す方たちの講師も務められて、後継育成にも尽力されています。 クールな印象の淡い瓶覗の水色が、しっかりとした紬地に織りあげられている事もとても心地よいのですが、それと絶妙なコントラストを描いて織り出された、藤煤竹色の片方の絣足の長い絣縞がとても綺麗に目に映ります。 それも、2色が直接触れ合うのではなく、白い線で囲まれている事で、明るさと洗練された雰囲気が出ているのだと思います。 優れたデザインを織りという技法で実現されるのは、本当に大変な事なのだと思います。 そして実際にお召しになると、着る人を優しく包み込んで、お洒落な着姿を完成させる事も、用の美としてのお着物の大切な役割ですが、それをクリアできる作品というのはとても素晴らしいものなのだと、こちらの作品を拝見して改めて感じました。 シンプルに見えて、非常に手の込んでいる、味わい深い素敵なお着物です。 こちらのお着物ですと、いろいろな帯合わせをお楽しみいただける事と思います。 季節のものをモチーフにしたような友禅の帯や、刺繍のあしらわれたような帯で、少しエレガントな装いも良いですし、ちょっと凝ったお洒落袋帯などを合わされるのも良いでしょうし、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な帯を合わされるのも良いと思います。 今回のイベントでご紹介している中にも、合う帯がいろいろとあると思いますし、もちろんお手持ちの帯を載せてみられるのもまた楽しいのではないでしょうか。 単衣でお仕立てをされても、しっかりとした生地ですので、ご着用には心配ありません。 爽やかさが際立つ、本当に清々しい印象のそしてとてもお洒落な雰囲気の溢れた、大変おすすめの逸品です。 【乾育子(能口育子)】 1984年 京都工芸繊維大学意匠工芸学科卒業 1984年~1988年 志村ふくみ(重要無形文化財「紬織」保持者[人間国宝])に師事 1988年より、天然染料を用いた染織着物作品を発表 個展:ギャラリーれぐ まつなみ(名古屋)、一口坂ギャラリー(東京)など グループ展:銀座 鳩居堂画廊(東京)、三越美術画廊(大阪)など 2017年 志村ふくみ門下生による「第20回小桉会織物展」(京都文化博物館) 乾育子さんは旧姓が能口さんで、今回ご紹介している作品の付属品にそれぞれお名前が書かれていますが、「能口育子」となっています。 そのため、ご案内状の作家名と違うお名前になっています。 現在は乾育子さんとしてご活躍されているようです。 地の色は瓶覗「和色大辞典 #cfe6de」https://www.colordic.org/colorsample/cfe6de 絣の色は藤煤竹(ふじすすたけ)「和色大辞典 #665e65」https://www.colordic.org/colorsample/665e65 青朽葉「和色大辞典 #ada568」https://www.colordic.org/colorsample/ada568 緑青色「和色大辞典 #47885e」https://www.colordic.org/colorsample/47885e をご参照下さい。 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) ◆商品コード:2020000025832
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【お仕立て無料】乾育子 「遥か」草木染手織紬 着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥330,000
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 横に少しアクセントのように節が入れられて変化のある織りになった、淡く綺麗な生成り・象牙色の地に、縦に密度の違う縞が4段階くらいの綺麗なグラデーションで織り出され、一番淡い色と象牙色のところには、煌めく星のような十字絣が織り込まれた、香り立つように美しく気品の感じられる、素敵な紬のお着物地です。 こちらは、人間国宝である志村ふくみさんに師事して織りを学ばれ、草木染の手織りで、オリジナリティのある数々の作品を制作されている、乾育子さんの「遥か」という作品です。 伝統工芸会でも入選を繰り返され、志村さんの門下生の展覧会にも毎回出品されていて、染織を目指す方たちの講師も務められて、後継育成にも尽力されています。 こちらは上質な真綿の糸の手触りも心地よく、消え入るように配置された珊瑚色の縞の表情も心に染み入るように優しく目に映り、一段濃い浅蘇芳色で織り出された煌めく十字絣が、素敵なアクセントとなっています。 遥か彼方の星を眺めているイメージなのか、遥か彼方から渡る風や光をイメージされたものなのか、おおらかさがあり、ふっくらと包み込まれるようなやさしさが感じられます。 特に色がとても綺麗で、イチゴとバニラの甘いスイーツを連想するような可愛らしさもあったりしながら、とても洗練されたデザインとなっていて、是非着てみたいと思わせられるような魅力に溢れています。 季節のものをモチーフにしたような友禅の染めの名古屋帯を合わせて少しエレガントに装われたり、もう少しカジュアルにすくい織や綴れ織などのポイント柄を合わされたり、型絵染や紅型染、更紗模様などの工芸的な名古屋帯などを合わされるのも良いのではないでしょうか。 地織に変化をもたされていて、それだけでもとてもリズミカルな雰囲気がありますが、お洒落なグラデーションの縞模様と、アクセントになっている十字絣とが、着る人を心弾むような楽しい気持ちにさせてくれる、そんな魅力に溢れた、大変おすすめの逸品です。 【乾育子(能口育子)】 1984年 京都工芸繊維大学意匠工芸学科卒業 1984年~1988年 志村ふくみ(重要無形文化財「紬織」保持者[人間国宝])に師事 1988年より、天然染料を用いた染織着物作品を発表 個展:ギャラリーれぐ まつなみ(名古屋)、一口坂ギャラリー(東京)など グループ展:銀座 鳩居堂画廊(東京)、三越美術画廊(大阪)など 2017年 志村ふくみ門下生による「第20回小桉会織物展」(京都文化博物館) 乾育子さんは旧姓が能口さんで、今回ご紹介している作品の付属品にそれぞれお名前が書かれていますが、「乾育子」となっています。 そのため、ご案内状の作家名と違うお名前になっています。 現在は乾育子さんとしてご活躍されているようです。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 縞の色は珊瑚色「和色大辞典 #f5b1aa」https://www.colordic.org/colorsample/f5b1aa 灰梅「和色大辞典 #e8d3c7」https://www.colordic.org/colorsample/e8d3c7 十字の色は浅蘇芳(あさすおう)「和色大辞典 #a25768」https://www.colordic.org/colorsample/a25768 をご参照下さい。 ◆詳細 状態:未仕立て ◆商品コード:2020000025825
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国画会会員 山下健 肩身変わりに花織 椎染 訪問着 袷着物 【中古】
¥286,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 柳悦博氏に師事して染めと織りを学ばれた山下さんの作品は、こちらのお着物のように草木染による透明感のある色使いのものが多く、他にもロートン織や板締め絣などを盛り込まれた洗練されたお洒落な作品が多く、お着物ファンにも高い人気を誇っています。 草木で染められたグレイッシュな水色・秘色色の糸で織られた、光沢のある上質な紬地が独特の輝きを放っている、素敵な訪問着付けのお着物です。 手のひらくらいの大きさから、やや小さい大きさまでの花織が、裾周りや肩口、胸、袖に散りばめられ、無地であるだけにその光沢に変化が現れて、キラッと輝いてとても綺麗です。 あまり極端には目立ちませんが、地染めは片身変わりで右の身頃がやや明るい色になっていて、それによってニュアンスが生まれ、とてもお洒落感があります。 掛け衿も背中心の延長の位置で色を変えて織り分けられていて、とてもこだわりの丁寧なお仕事をされるのだと、感動しました。 こちらのお着物ですと、有職文様や名物裂的な古典の模様の帯などを合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いですし、もう少しボリューム感のあるような帯を合わせて、レストランウェディングやカジュアルパーティーなどにお召しになるのも良いかもしれません。 また、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。 同色の揚羽蝶の縫い紋がひとつ入っています。 紋の入れ替えや、紋を外される加工も承りますので、お気軽にご相談ください。 紋を外されましたら、染めの帯などを合わせて、もう少しカジュアルなシーンにもお召しいただけます。 こういった紬の訪問着付けのお着物は、全く無地のものよりは少し格が高くなりますが、意外とお召しいただける範囲が広いと思います。 少し上級者的な格好良さもあり、透明感のある色がお顔の色を引き立てて、素敵な装いを演出してくれる、大変おすすめの逸品です。 秘色色(ひそくいろ)「和色大辞典 #a1aeb3」https://www.colordic.org/colorsample/a1aeb3 をご参照下さい。 身丈を10cm、裄丈を4cm出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 【山下健】 1955年 島根県青谷町に生まれる 1973年 柳悦孝・悦博工房で染織を学ぶ 1976年 国展初出品 50周年記念賞受賞 以降毎年出品 1999年 会友優作賞受賞 2001年 国画会会員となる ◆サイズ 身丈:160(+10) cm /4 尺 2 寸 3 分 裄丈:66(+4) cm /1 尺 7 寸 5 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:29.7 cm /7 寸 9 分 衽巾:15.4 cm /4 寸 1 分 褄下:75.2 cm /1 尺 9 寸 9 分 袖巾:33.2 cm /8 寸 8 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:色紙 ◆商品コード:2020000025597
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国画会会員 北畠雪子 「掬月」 真綿紬無地着物 ギャラリー一穂堂【未着用品】
¥198,000
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★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 こちらは淡いグレイッシュなピンク・灰桜色の真綿紬の無地のお着物ですが、底光りするような美しい光沢と、糸の節の変化のある表情と、ところどころに入れられた濃いめの色や緑味のある淡い色の糸、非常に淡い水浅葱色の糸などの存在で、見る角度によって不思議な色の変化が現れる、目にした事のないようなとても素晴らしい紬のお着物です。 自然の風景や草花にインスパイアされたものを独自のデザインに変化させて、着物や帯の形として表現され、完成度が高く、他では見られない個性を持った素晴らしい作品を発表され、ファンを魅了し続ける、国画会会員・北畠雪子さんの「掬月」という作品です。 こちらの作品をはじめて目にした時に、以前北畠さんにお会いした際に「いろいろな素晴らしい作品をどうやって考えられるのですか?そしてどのように取り組まれるのですか?」とお伺いしたら、「私はなんでもあまり物事にとらわれず、心の赴くままに織っていくのよ」っと笑顔でお話をされていた事を思い出しました。 こういったなんの規則性もないような作品だからこそ、作者の思いやセンスといったものが顕著に表れるのでしょうと思いました。 ベースになっている淡いピンクに、馴染むようでありながら、全体に深みとニュアンスをもたらすために大変効果的に入れられた色の糸の存在が大きく、それも作品としてデザインされている事がわかります。 こちらのお着物ですと、帯合わせは様々にお楽しみいただけると思います。 とても許容範囲の広いお着物だと思いますので、お出かけ先やその日の気分によって、いろいろとアレンジされると良いと思います。 この儚げで絶妙にバランスの取れたお着物の色合いを尊重して、白系やクリーム系、淡い水色系、グレーなどの柔らかい色調の染めや織りの帯を合わされるのも良いでしょうし、反対に型絵染や紅型染、更紗模様などの帯で工芸的な雰囲気を出されるのも良いと思います。 また吉野格子や間道、めがね織などの凝った織りのものもよく合うと思います。 とても美しい光沢が、気品のある装いに導いてくれて、さりげなさの中にも趣味性の高いお洒落さがぐっと現れるような、大変素晴らしいおすすめの逸品です。 未着用品。 身丈を7cm、裄丈を5cm(袖巾を2.5cm)出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 灰桜「和色大辞典 #e8d5d1」https://www.colordic.org/colorsample/e8d5d1 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:162.5(+7) cm /4 尺 3 寸 0 分 裄丈:64.2(+5) cm /1 尺 7 寸 0 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24 cm /6 寸 3 分 後巾:28.4 cm /7 寸 5 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:80 cm /2 尺 1 寸 2 分 袖巾:33(+2.5) cm /8 寸 7 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:冊子、たとう紙 ◆商品コード:2020000025856
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山藍華かすり 立涌に花の絣 久留米絣 単衣着物 【お仕立て上がり】
¥143,000
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★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 こっくりとした深い本藍染の鉄紺色のふっくらとした生地に、立涌の模様が取られ、その中にいろいろな形のお花の模様がぎゅっと詰め込まれるように絣で織り出された、とても味わいのある素敵な久留米絣の単衣のお着物です。 200年以上続く久留米絣の産地・広川町で、代々織元としてものづくりを続けてこられた山藍さんは、「重要無形文化財技術保持者会会員」であり「日本工芸会正会員」でもある山村省二さんが運営される織元です。 山村さんの工房では、絣糸も手括りで行い、天然藍と木灰汁発酵建てにこだわられて藍染をされ、その糸を使って織られます。 だからこそこの味わいが生れるのだと思いますが、非常に凝ったお花の模様は、横の一列は全部違っていて、菊や桜、パンジーのようなお花など様々で、それを全て絣で表現されているのも凄い事だと思いました。 こちらは反物の状態で入荷しましたが、時期的な事もあり、すぐにご着用いただけるように、イベントに合わせてお仕立てをいたしました。 背中心や衽の柄合わせにこだわってお仕立てをしましたら、全体的にとても綺麗にできあがって嬉しく思いました。 立涌の模様が全体的に流れるように綺麗に出て、とてもお洒落な雰囲気がとなりました。 着込んで洗うほどに肌に馴染んで、着心地が良くなるとも言われる久留米絣ですので、ご自分のお好みに育てるといった楽しみもあります。 都合でご自宅でお洗濯をしていただけるように、背伏せのお仕立てにして、居敷当はつけておりません。 衿裏には木綿の生地を使っております。 こちらのお着物ですと、カジュアルな八寸名古屋帯などを合わせて軽快に装われるのも良いと思いますし、型絵染や紅型染などの工芸的な帯を合わされるのも良いと思います。 また、半幅帯などでお気軽にお召しになるのも良いのではないでしょうか。 このタイプの木綿のお着物は、通年単衣でお召しになる方も多く、ふっくらとして肌触りも良く、お召しいただきやすい事が想像できます。 伝統的な立涌の文様に、可愛らしいお花が咲き揃ったようなチャーミングさもある、とてもお洒落な大変おすすめの逸品です。 地の色は鉄紺「和色大辞典 #101033」https://www.colordic.org/colorsample/101033 絣の色は灰青「和色大辞典 #c0c6c9」https://www.colordic.org/colorsample/c0c6c9 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:168 cm /4 尺 4 寸 4 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.3 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.5 cm /6 寸 5 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:81 cm /2 尺 1 寸 4 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:お仕立て上がり 付属品:反端 ◆商品コード:2020000025849
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国画会会員 小島悳次郎 丸の絞りに型絵染 子どもの模様 開名古屋帯 【中古】
¥242,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 横に少し節のあるしっかりとした打ち込みの上質な紬地のお太鼓に、鉄紺の濃い藍色や蘇芳の赤、山吹茶色の黄色、蘇芳香のグレー味のあるピンクの4色の絞り染めで、大きな丸の形が重なり合うように染め分けられた中に、猫を抱えている子どもや、なにかおもちゃを手にしている子ども、どんぐりの実などが型絵染で染められた、小島悳次郎さんならではの個性的なデザインの、とてもお洒落な九寸の開名古屋帯です。 こちらは現国画会会員で、その作品も人気の高い小島貞二さんのお父様であり、昭和の型絵染作家の第一人者のお一人である故・小島悳次郎さんの作品です。 昭和17年より芹沢門下に入られ、その後戦争を挟んで非常にご苦労をされながらもその中で独自の研究創作を続けられ、後世に残る数々の素晴らしい作品を残されました。 こちらの作品にも、大変な手間と技術を必要とする絞りの染め分けの技法が使われていて、優れたデザインを実現されるためには、そういった手間も時間も惜しまずに、突き進まれるのだと思いました。 そういった斬新で大胆なアーティスティックともいえるデザインを、手間をかけて染められたところに、なんとも牧歌的といいますか、素朴な子どもたちの模様をアクセントのように配置されるところが、やはり小島さんのセンスなのかもしれませんが、それがある事で安心感のような、とても心和むような楽しい作品となっているように感じます。 こちらの帯ですと、趣味系の紬のお着物などと合わせていただくと良いのではないかと思います。 きっといろいろなお着物と合わせやすいと思いますので、お手持ちのお好みの紬のお着物に合わせて、個性的な装いをお楽しみいただけると思います。 着こなしの素敵なアクセントとなってくれて、工芸的な趣味性のある装いを実現してくれると思える、大変おすすめの逸品です。 地の色は黒「和色大辞典 #2b2b2b」https://www.colordic.org/colorsample/2b2b2b 丸の色は鉄紺「和色大辞典 #101033」https://www.colordic.org/colorsample/101033 蘇芳(すおう)「和色大辞典 #803233」https://www.colordic.org/colorsample/803233 山吹茶「和色大辞典 #b3882d」https://www.colordic.org/colorsample/b3882d 蘇芳香(すおうこう)「和色大辞典 #a86965」https://www.colordic.org/colorsample/a86965 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 81 cm / 1 丈 0 尺 0 寸 8 分 太鼓巾:31.2 cm / 8 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000025665
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国画会会員 小島貞二 菱並びの模様 型絵染開名古屋帯 【未着用品】
¥176,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です 偉大な染色家である小島悳次郎氏を父に持ち、幼い頃は芹沢けい介氏のお隣のお宅にお住まいだったという素晴らしい環境の中で、自然な形で新旧の染織品を目にされ、また染織品に限らずその当時盛り上がり始めた民芸運動の主流に近い場面を見て育たれた小島貞二さん。 その後は染色の道に入られて、現在も国画会や個展など各方面でご活躍されています。 日本に限らず、アジアの古代の文様からの取材によるコンセプトの作品も多く手がけられていますが、その古代のデザインをさらに練り直して洗練されたものとし、また型絵染だけでなく絞り染めや木版染めも加えられたとても多彩な染めで、均整の取れた美しい幾何学文様を味わい深い手仕事で表現された独特の個性的な作品は、多くのファンを魅了しています。 こちらは経緯に小さな節のあるしっかりとした紬地に、一辺が約4cmの菱形の模様が、芥子色、老竹色の薄緑、葡萄色の淡い赤紫、真紅の赤などで色付けされて、その中が入子菱や四ツ目菱、松などの幾何学模様の線で染め抜かれ、菱と菱を繋ぐところには、小島さんがお得意とされている青磁色や瑠璃色の丸が置かれた、とてもリズミカルでありながら、緻密で丁寧なお仕事で創作された事がはっきりと見て取れる、とてもお洒落な九寸名古屋帯です。 モダンさもある幾何学模様となっていますが、やはりどこか古い染織品にインスパイアされたような落ち着いた雰囲気もあり、熟練の高い技術を持って成された、手仕事による積み上げのような味わいも濃く感じられる素晴らしい作品です。 いろいろな紬のお着物などと合わせていただけますので、無地系の結城紬のお着物にもお洒落ですし、作家物などの工芸的な紬のお着物などに合わされても、受けてくれる力が充分にあり、きっと素敵にコーディネートしていただけると思います。 もっと軽快に、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物や、紅花紬や信州紬などの産地物のお着物などに合わせてお召しいただくのも良いと思います。 バランスの取れたお洒落な色使いとリズミカルな模様が工芸的な彩りを添えて、素敵な着こなしを演出してくれると思える、大変おすすめの逸品です。 未着用品。 菱の色は芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #d1b769」https://www.colordic.org/colorsample/d1b769 老竹色「和色大辞典 #769164」https://www.colordic.org/colorsample/769164 葡萄色(えびいろ)「和色大辞典 #633244」https://www.colordic.org/colorsample/633244 真紅「和色大辞典 #a3415a」https://www.colordic.org/colorsample/a3415a 丸の色は花緑青「和色大辞典 #00a381」https://www.colordic.org/colorsample/00a381 紺藍「和色大辞典 #363366」https://www.colordic.org/colorsample/363366 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 71 cm / 9 尺 8 寸 1 分 太鼓巾:30.3 cm / 8 寸 0 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000025467
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国画会会員 池田リサ ロートン織 3シーズン用開名古屋帯【お仕立て替え済】
¥242,000
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★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 柔らかい生成り・象牙色の生絹(すずし)のような少し張りのある地に、縦が約6cm.横が約5cmの細い格子が優しいグレー・錫色で織られ、縦には綺麗なオレンジ味のある薄茶・江戸茶色とパールのような光沢の絹鼠色の糸で、変化のあるロートン織が織り出された、とても美しい、夏を挟んで3シーズン的にお召しいただける九寸の開名古屋帯です。 時にには鮮やかなメリハリのある色使いで、またある時には上品でシックな色使いで、常に洗練されたモダンなセンスで華やかさのある芸術的な作品を世に出され、高い人気を誇る、国画会会員の池田リサさんの作品です。 池田さんは作品づくりにあたって、糸選びからこだわりを持たれていて、精練されていない生絹をご自宅で木灰汁や藁灰汁などを使って精練され、その糸を草木で染められます。 草木染に適したものを使われたいそうで、そうして染められた糸の方が、絶対的に発色が綺麗なのだという事です。 こちらの帯も、地織の生地はあまり強く精練されていないような、半練りといわれるような状態の少し張りのある糸が使われていて、ロートン織の糸はしっかりと練られていて、本当に美しい光沢を放っています。 そのロートン織は、格子の四角の中で中心が少し太くなるように、2色の糸を使って織られていて、江戸茶色が多く出るところと、絹鼠色が多く出るところが市松の配置にされ、変化のある光沢が複雑で綺麗な輝きを放っています。 清楚で品の良い清涼感のある織物といった印象ですが、それでいてなんともいえない存在感があって、練られたデザインと織りの技術の高さが醸し出す力強さと、工芸的なものが持つ迫力のようなものが感じられる素晴らしい作品です。 こちらの帯ですと、厚物の単衣のお着物から薄物の単衣のお着物、盛夏のお着物と、幅広い季節にお使いいただけると思います。 無地系の紬のお着物などに合わせていただくのも格好良いですし、柄のあるお着物とすっきり合わせていただくのも良いと思います。 薄物の単衣の頃に、水色やグレー系、ベージュ系などの淡色系のお着物と合わされるのも、涼やかで良いのではないでしょうか。 秋口の単衣の頃には、濃い色のお着物をお召しになる事が増えると思われますが、そういったお着物とも綺麗に合わせていただけると思います。 どんなお着物と合わせましょうと、楽しみに思えるような、洗練されたお洒落さがとても魅力的な、大変おすすめの逸品です。 お仕立て替え済。 地の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 格子の色は錫色(すずいろ)「和色大辞典 #9ea1a3」https://www.colordic.org/colorsample/9ea1a3 ロートンの色は江戸茶「和色大辞典 #b3896b」https://www.colordic.org/colorsample/b3896b 絹鼠「和色大辞典 #dddcd6」https://www.colordic.org/colorsample/dddcd6 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 80 cm / 1 丈 0 尺 0 寸 5 分 太鼓巾:30.8 cm / 8 寸 1 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:なし ◆商品コード:2020000025863
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国画会準会員 鈴木紀絵 おもちゃの模様 型絵染名古屋帯【未着用品】
¥330,000
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 その作品に出会うたびにいつも心が和み、まるで物語が聞こえてきそうな愉快で微笑ましい図案で、お洒落な色使いの型絵染めの作品を世に発表されていた鈴木紀絵さんの帯が、今回のイベント前に何点か手に入りましたのでご紹介させていただきます。 紀絵さんは作品をイメージされると、そのための手間を少しもいとわず、絞り染めをされたり、着用時には出ないところまでたくさん柄を描かれたり、使いたい染料や顔料は惜しみなくたっぷりと使われて、のびやかに思い通りの作品をつくられていました。 こちらは紀絵さんが一番好んで使われた、変り格子の地模様のある五泉の紬地が赤味のある茶・柿渋色に染められ、おたふくさんや狐のお面、椿の形の土鈴、シーサーのような土人形、ほおずきや鳥などの模様が絞りで染め抜かれたところに、型絵染や手挿しで彩色された、ちょっと民芸的でとても可愛らしい九寸名古屋帯の作品です。 紀絵さんがよく使われていた阿仙で染めたと思われる地の茶色がとてもこっくりとした良い色で、モチーフの玩具の雰囲気ととても合っています。 また、ところどころに散らされた白い小さな丸も綿の実のようで、なんだかほっこりとする空気の流れるような楽しい模様となっています。 おたふくさんの表情もとても優しくて、頬に紅が挿したようなはにかんだお顔も微笑ましいですし、きつねの表情は隈取りをした歌舞伎役者のようで、きりっとして面白く、ほおずきも赤い実がぷっくりと弾むようで、本当にそれぞれに楽しく描かれていて、紀絵さんらしさが満載です。 こちらの帯ですと、趣味系の紬のお着物などと合わせていただくと良いと思います。 いろいろなお着物と合わせられると思いますが、大島紬や結城紬、塩沢お召、紅花紬などのお着物と合わされるのも良いですし、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされても良いと思います。 また、花織や道頓織などの凝った織りのものや、工芸的な作家物の紬のお着物などともしっかりと合わせていただけると思います。 そういった装いで、趣味のお集まりやお友達とのお食事会、コンサート、展覧会、講演会やお買い物などにお出かけになるのも良いですね。 次のお出かけが楽しみに思えるような、心弾むような楽しい模様がとても魅力的な、大変おすすめの逸品です。 未着用品。 地の色は柿渋色「和色大辞典 #9e5b39」https://www.colordic.org/colorsample/9e5b39 土鈴の色は今様色「和色大辞典 #b35968」https://www.colordic.org/colorsample/b35968 ホオズキの色は鉛丹色(えんたんいろ)「和色大辞典 #ec6d51」https://www.colordic.org/colorsample/ec6d51 鶸萌黄(ひわもえぎ)「和色大辞典 #82ae46」https://www.colordic.org/colorsample/82ae46 お面の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 墨「和色大辞典 #595857」https://www.colordic.org/colorsample/595857 鳥の色は淡黄(たんこう)「和色大辞典 #f8e58c」https://www.colordic.org/colorsample/f8e58c をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 72 cm / 9 尺 8 寸 4 分 太鼓巾:31.2 cm / 8 寸 3 分 前巾:15.5 cm / 4 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000025689
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国画会準会員 鈴木紀絵 花と鳥の模様 型絵染名古屋帯【未着用品】
¥297,000
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 その作品に出会うたびにいつも心が和み、まるで物語が聞こえてきそうな愉快で微笑ましい図案で、お洒落な色使いの型絵染の作品を世に発表されていた鈴木紀絵さんの帯が、今回のイベント前に何点か手に入りましたのでご紹介させていただきます。 紀絵さんは作品をイメージされると、そのための手間を少しもいとわず、絞り染めをされたり、着用時には出ないところまでたくさん柄を描かれたり、使いたい染料や顔料は惜しみなくたっぷりと使われて、のびやかに思い通りの作品をつくられていました。 こちらは紀絵さんが一番好んで使われた、変り格子の地模様のある五泉の紬地が、シックなグレーベージュ・煤色に染められ、大きな木の葉が屋根のように生い茂って、そこに釣鐘形の紫色のお花が咲き、そのまわりには4枚の花びらの赤いお花が散らされて、傍らにカナリアのような黄色の小鳥が2羽さえずるようにとまっている様子が、絞り染と型絵染で染められた、とても素敵な九寸名古屋帯の作品です。 その他にも、くるくるとした小さな蔓草も散らされて、リズミカルな楽しい模様となっています。 なんといっても、カラフルに飾られて、おめかしをしているようなお茶目な黄色い小鳥がとても可愛く、大きな木の葉の下で何のお話をしているのかしらと考えてしまうような、楽しい雰囲気が魅力的です。 こちらの帯ですと、いろいろな紬のお着物と合わされると良いと思います。 明るい色の光沢のあるような紬のお着物にも、反対に黒系やグレー系などの濃い色のお着物にも合わせていただけます。 この優しいグレー系の地色は、お着物合わせの範囲は広いのではないでしょうか。 次のお出かけが楽しみに思える、心躍るような模様で、さらにお召しになっていても心が満たされるような、そんな大変おすすめの逸品です。 未着用品。 地の色は煤色(すすいろ)「和色大辞典 #887f7a」https://www.colordic.org/colorsample/887f7a 葉の色は木賊色(とくさいろ)「和色大辞典 #3b7960」https://www.colordic.org/colorsample/3b7960 花の色は葡萄鼠「和色大辞典 #664862」https://www.colordic.org/colorsample/664862 真紅「和色大辞典 #a22041」https://www.colordic.org/colorsample/a22041 鳥の色は枯草色「和色大辞典 #e4dc8a」https://www.colordic.org/colorsample/e4dc8a をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 72 cm / 9 尺 8 寸 4 分 太鼓巾:31.3 cm / 8 寸 3 分 前巾:15.6 cm / 4 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000025443
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国画会準会員 鈴木紀絵 絞りに手描きの花の模様 名古屋帯【中古】
¥198,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 その作品に出会うたびにいつも心が和み、まるで物語が聞こえてきそうな愉快で微笑ましい図案で、お洒落な色使いの型絵染の作品を世に発表されていた鈴木紀絵さんの帯が、今回のイベント前に何点か手に入りましたのでご紹介させていただきます。 紀絵さんは作品をイメージされると、そのための手間を少しもいとわず、絞り染めをされたり、着用時には出ないところまでたくさん柄を描かれたり、使いたい染料や顔料は惜しみなくたっぷりと使われて、のびやかに思い通りの作品をつくられていました。 こちらは紀絵さんが一番好んで使われた、変り格子の地模様のある五泉の紬地が、淡い白汚しのような絹鼠色に染められ、お太鼓と前柄に絞り染めで白く染め残されたところに、手描きで八重咲きの可愛らしいお花の模様が墨色で手描きされ、その中心には長春色の顔料でぽっと紅が挿したように色付けされた、とても優しい雰囲気の素敵な九寸名古屋帯です。 紀絵さんととても仲良くされていた古澤万千子さんもこの模様に近いものを創作されていて、以前お着物の作品が入ったことがありますが、その影響も受けられたのかなとも思えます。 辻が花染と同じく、絞り染めに墨で模様を入れるという技法にですが、辻が花とは全く違った雰囲気となっていて、それもまた面白く感じられます。 並んだ可愛らしいお花が、絞り染めで染め抜かれている事でほんわかとした発色になっていて、なんともいえないのどかさと、お花が語り合っているような楽しさがあります。 こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬のお着物にも合わせられますので、ご活用いただけるのではないかと思います。 地紋無地や小紋などのお着物に合わせて、和のお稽古の会などにも良いですし、お食事の会や観劇などにお召しになるのも良いと思います。 また、春先の柔らかい色目の紅花染や淡い藍系などの紬のお着物と合わされたり、秋や冬には茶系やグレー系などの濃い色のお着物と合わされたりするのも良いのではないでしょうか。 爽やかさのある素敵な色使いが、華やいだ装いを演出してくれる、とてもお洒落な大変おすすめの逸品です。 地の色は絹鼠「和色大辞典 #dddcd6」https://www.colordic.org/colorsample/dddcd6 花の色は長春色「和色大辞典 #c97586」https://www.colordic.org/colorsample/c97586 黒「和色大辞典 #2b2b2b」https://www.colordic.org/colorsample/2b2b2b をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 67 cm / 9 尺 7 寸 1 分 太鼓巾:31.5 cm / 8 寸 3 分 前巾:15.7 cm / 4 寸 2 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000025788
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じゅらく 葵文様 モールと唐織 袋帯 【中古】
¥74,800
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 緯糸が象牙色で、経糸が金糸になった地織に、大胆に竹の幹が斜めに交差するように金と銀と鈍色の箔の糸で織り出され、それを背景にして、濃い鉄色の緑と褐色の紺、蒲葡色のワイン色のモールの糸で、大振りな葵の葉が織られ、そこにときがら茶色の淡いオレンジピンクのお花が咲いていたり、桐の模様や4枚の花びらのお花が丸紋の形であしらわれた図案の、ゴージャスな雰囲気の袋帯です。 葵の葉の3色はビロードのような手触りで存在感があり、もう1枚は撚りが掛けられた金の箔の糸が使用され、丸紋や葵のお花などは唐織で織られていて、それぞれにインパクトがあります。 それでいて、お太鼓の形にしますときちんとバランスの取れた美しい模様となって、すっきりとしてとても品格のある素晴らしい帯となっています。 こちらの帯ですと、第一礼装の色留袖、訪問着から附下、地紋無地、江戸小紋まで合わせられますので、ご結婚式の披露宴や式典、パーティー、観劇、お食事の会などにお召しいただくと良いと思います。 何種類もの金の箔の糸を使って強弱をつけられたり、しっとりと光を吸収するようなモールの糸が使われたりと、高い技術を駆使して織りあげられ完成している事が見て取れ、あ意味では上質さがとてもわかりやすい素晴らしい作品です。 フォーマルの席にお召しになってもとても華やかですが、モチーフとしても品格がありますので、ゴージャスでありながら格別に上品な装いを演出してくれる事と思います。 これほどのボリュームがありながら非常に軽く、きっとお召しいただきやすいと思います。 古典の文様を取り入れつつも現代的なモダンさもあり、個性的なお洒落さが感じられるような、大変おすすめの一点です。 葵の葉の色は鉄色「和色大辞典 #00332a」https://www.colordic.org/colorsample/00332a 褐色(かちいろ)「和色大辞典 #282833」https://www.colordic.org/colorsample/282833 蒲葡(えびぞめ)「和色大辞典 #331b1f」https://www.colordic.org/colorsample/331b1f 花の色はときがら茶「和色大辞典 #e09e87」https://www.colordic.org/colorsample/e09e87 象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 竹の色は鈍色(にびいろ)「和色大辞典 #727171」https://www.colordic.org/colorsample/727171 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:4 m 50 cm / 1 丈 1 尺 9 寸 0 分 太鼓巾:31.5 cm / 8 寸 3 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000025641
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引箔に花唐草の手刺繍 袋帯【中古】
¥74,800
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 とても細かい紗綾型の地模様が極細の金箔の糸で織られた、柔らかくしなやかな佐賀錦のような地に、お太鼓やタレには種類の違う細い金箔の糸で斜め格子の様な模様が織り出され、お太鼓の中心になるところはその模様に合わせて同じ柄が手刺繍され、それを背景に、大きな角の丸い四角の枠がやはり刺繍で取られ、その中に唐花模様の花唐草が刺繍された、大変手の込んだ豪華な袋帯です。 四角の枠も二藍色の薄紫や白橡色のベージュ、象牙色などでグラデーションのように刺繍され、花唐草の模様も微妙に違う同系色の糸で刺繍されて、立体感があります。 お太鼓の中心の模様を挟むように、上下の別の枠には可愛い小鳥とお花が刺繍されています。 それがご着用時には表に出ないのがとても残念でもったいないと思いましたが、前柄はその模様になっていて、淡い蜂蜜色の小鳥が羽ばたいているのが見えるので良かったです。 しっかりとした打ち込みの生地ですが、非常に軽く、お使いいただきやすそうな質感となっています。 こちらの帯ですと、色留袖や訪問着、附下、地紋無地、江戸小紋のお着物などに合わせて、ご結婚式の披露宴や式典、パーティーなどにお召しになるのも良いと思いますし、お茶のお席や和のお稽古の会などにも良いのではないでしょうか。 織りのものとはまた違ったボリューム感があって、色使いも全体的に淡い同系色でまとめられ、両端の飾りのようなボーダーの水色とお太鼓の枠の薄紫色が上品なアクセントとなった、とても品格のある素晴らしい帯です。 第一礼装の装いとしてお召しになりましても、個性あふれる華やいだ素敵な着姿を実現してくれると思える、大変おすすめの一点です。 地の色は亜麻色「和色大辞典 #d6c6af」https://www.colordic.org/colorsample/d6c6af 端の色は紺鼠「和色大辞典 #5c7d99」https://www.colordic.org/colorsample/5c7d99 枠の色は二藍(ふたあい)「和色大辞典 #80667c」https://www.colordic.org/colorsample/80667c 白橡(しろつるばみ)「和色大辞典 #cbb994」https://www.colordic.org/colorsample/cbb994 花の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 蜂蜜色「和色大辞典 #fddea5」https://www.colordic.org/colorsample/fddea5 葉の色は利休色「和色大辞典 #cccc8f」https://www.colordic.org/colorsample/cccc8f をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:4 m 48 cm / 1 丈 1 尺 8 寸 5 分 太鼓巾:30.8 cm / 8 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000025634
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人間国宝 福田喜重 葡萄唐草の模様 刺繍訪問着【未着用品】
¥363,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 重要無形文化財「刺繍」技術保持者、福田喜重作。 気品のある格調高いデザインと、透明感のある美しい色使いに、繊細な刺繍が施され、一目でそれとわかる上品な個性を持つ福田喜重さんの訪問着のお着物です。 刺繍、染、摺箔と、それぞれに卓越した技術を持って取り組まれ、妥協を許さない完成度の高さで、他では見られない素晴らしく良質な作品を数多く発表されました。 その基本には、着る方の気持ちを重視する事、時代に合う「用の美」を持っている事を、作品を創られる時の信念とされているようで、福田さんの作品のファンが多い理由のように思えます。 地染めや暈し染めひとつをとっても、非常に手を掛けられていて、染めては暈し、蒸しをして、それを何度も繰り返される事で、重厚さのある美しい無地と暈しが生まれます。 それでいて、その制作に関しての厳しさとは裏腹に、完成した作品は優しさがあふれるような穏やさで心が和み、目を引き付けられるような魅力と気品が漂います。 こちらはオレンジ味のある淡い蜂蜜色の梨地のようなしっかりとした生地に、上前から下前に向かってと、袖に紅鬱金の暈しが施され、身頃には葡萄唐草の模様の金箔が刷り込まれ、部分的に葉と蔓に彩色がされて、葡萄の実は何色もの糸で細やかに手刺繍された、大変見応えのある素晴らしいお着物です。 福田喜重さんは、お父様の時代には友禅染の加飾としての存在が大きかった刺繍を、主役といえるような存在にしたいと思われて、オリジナルの作品を創作され、発表を続けられ、日本工芸会でも高い評価を受けて、刺繍というジャンルで初めて人間国宝になられました。 福田さんの作品を手元で見ながら、何千色という色の中から選ばれた糸で一針ずつ一針ずつ進めて模様を描き、芸術を完成されるのはものすごい事だと改めて感じました。 こちらの葡萄の実も、白からベージュ系の色は少しずつ違う色の糸が使用されていて、絶妙な変化を生み出しているようです。 敢えて小さな野葡萄のような雰囲気を出されているのだと思いますが、手刺繍のぬくもりと共に豊かさも感じられ、摺箔の表現などからも格調高さがあり、他では見る事のできない個性と豪華さを持った素晴らしいお着物となっています。 錦や唐織などの帯を合わせて、ご結婚式の披露宴や式典、パーティーなどにご出席されるのも良いですし、有職文様や名物裂のような伝統的な帯を合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのもとても良いと思います。 福田さんのお着物は、実際にお召しになると、手元で見ている時よりもその良さが格段に表れて驚きます。 フォーマルなお席でも、その独特の輝くような存在感のある装いをご実感いただけると思える、大変おすすめの逸品です。 未着用品。 丸に鷹の羽違いの縫い紋がひとつ入れられています。 紋替えなどのご希望もお気軽にお問い合わせください。 特殊な紋でなければ、14,300円(税込)より承ります。 地の色は蜂蜜色「和色大辞典 #e6c995」https://www.colordic.org/colorsample/e6c995 暈しの色は紅鬱金(べにうこん)「和色大辞典 #cc8952」https://www.colordic.org/colorsample/cc8952 刺繍の色は紅海老茶「和色大辞典 #a73836」https://www.colordic.org/colorsample/a73836 虹色「和色大辞典 #f6bfbc」https://www.colordic.org/colorsample/f6bfbc 柳鼠「和色大辞典 #c8d5bb」https://www.colordic.org/colorsample/c8d5bb 灰白色(かいはくしょく)「和色大辞典 #e9e4d4」https://www.colordic.org/colorsample/e9e4d4 葉の色は岩井茶「和色大辞典 #6b6f59」https://www.colordic.org/colorsample/6b6f59 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:169.5 cm /4 尺 4 寸 8 分 裄丈:68.5 cm /1 尺 8 寸 1 分 袖丈:49.6 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.3 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:80.4 cm /2 尺 1 寸 3 分 袖巾:34.3 cm /9 寸 1 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000025771
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国画会会員 立花長子 ドクダミと蝶の模様 型絵染小紋 袷着物【お仕立て替え済】
¥264,000
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 立花長子さんは洋画家を目指して勉強された後、昭和12年より芹沢銈介さんに師事して型絵染を学び、2年後の昭和14年には国画会工芸部で入選されるという、並はずれた芸術的才能をお持ちの方だったようです。 野の花や昆虫を描いたデザインは個性的で愛らしく、どれもそれまでになく、そして優れたデザインであったり表現であったりして、近年活躍されている型絵染作家の方々にも多大な影響を与えられています。 その作品は人々の心に沁み込むような温かさと優しさを持ち、なんといってもお洒落で、長年多くのファンを魅了し続けています。 こちらは綺麗な紺色といったイメージの鉄紺色の一越ちりめんの生地に、モチーフのまわりが少し大きく取られた形が象牙色で染め抜かれ、そこにドクダミや秋海棠のお花、蝶々や蜂のような昆虫、木にとまっている小鳥などの模様が散りばめられて、型絵染で染められたとても素敵な小紋のお着物です。 柄のひとつひとつは立花さんらしく、とても可愛くディフォルメされていて、目で追っていっても楽しくなってしまいますが、地の綺麗な紺色が白く染め抜かれたところに染められた模様の顔料の発色がとてもくっきりとしていて、全体的にはキッパリとした格好良さで、それがとても心地よいような特別な魅力があります。 こちらのお着物ですと、凝った織りの無地系の名古屋帯などを合わされたり、すくい織や綴れ織などのポイント柄の帯を合わされたり、間道や吉野格子、めがね織などの工芸的な帯を合わされるのも良いと思います。 少し元気の良い雰囲気の小紋ですので、メリハリのあるような色合いの白系やクリーム系、季節によっては茶系や淡い藍系などの帯で軽快にお召しになるのも素敵だと思います。 趣味のお集まりやお友達とのお食事会、観劇などへのお出かけにも良いのではないでしょうか。 焦香色の明るい茶系の色と、グレー味のある藍・紺鼠色の顔料のコントラストがとても洒落ていて、着こなしのアクセントとなってくれそうな、とてもお洒落な大変おすすめの逸品です。 お仕立て替え済。 地の色は鉄紺「和色大辞典 #101033」https://www.colordic.org/colorsample/101033 模様の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 焦香(こがれこう)「和色大辞典 #ae7c58」https://www.colordic.org/colorsample/ae7c58 油色「和色大辞典 #a19361」https://www.colordic.org/colorsample/a19361 褐色「和色大辞典 #8a3b00」https://www.colordic.org/colorsample/8a3b00 紺鼠「和色大辞典 #385166」https://www.colordic.org/colorsample/385166 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:166 cm /4 尺 3 寸 9 分 裄丈:69.2 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.6 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.4 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.4 cm /4 寸 1 分 褄下:82.3 cm /2 尺 1 寸 8 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:お仕立て替え済 付属品:なし ◆商品コード:2020000025764
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工芸キモノ野口 チューリップの模様 小紋 紬ちりめん袷着物【お仕立て上がり】
¥176,000
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 経糸に飛び飛びにポツポツとしたネップのような節のある、彩雪縮緬という小千谷の紬ちりめんの生地が、とても淡い草色・若葉色に染められ、やや大ぶりなチューリップが白く染め抜かれ、まわりにぽんぽんと小さな浅紫色の丸が散らされた、お洒落で上品な、工芸キモノ野口さんの品質の良い小紋のお着物です。 地の若葉色は淡く彩度の高い色ですが、一越ちりめんではなく紬ちりめんに染められている事で、あまり光りすぎずやや抑えられた発色になっています。 色と質感がとてもマッチして清涼感のようなものが感じられ、白く染め抜かれたチューリップの配分も丁度よく、大変お洒落な雰囲気となっています。 ところどころに配置された、浅紫色の丸が強すぎずに綺麗なアクセントとなっていて、さすが野口さんのデザインだと改めて感じられる素敵なお着物です。 こちらのお着物ですと、友禅の名古屋帯や織りの帯などを合わせて、いろいろなシーンにお召しいただけるのではないかと思います。 今回のイベントでご紹介している中でも、 「浅野織屋 古渡金更紗文様 全通袋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/84695483 「人間国宝 喜多川俵二 有職文様丸紋 二陪織 名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/84728566 のような帯や 「川島織物 爪掻綴れ織に花の刺繍 八寸名古屋帯」https://kawanoya.buyshop.jp/items/84749751 などの帯を合わされるのも良いと思います。 そういった装いで、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いですし、お食事の会、観劇、カジュアルパーティー、美術鑑賞や音楽鑑賞などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。 上質な小紋のお着物は、帯によって着こなしに強弱をつけられますし、実際にお召しになっていろいろな場面にご出席されましても、とても華やいで周りも嬉しく思ってくださるような、お着物ならではの良さがあります。 綺麗な色に心も弾み、そして可愛らしいチューリップがリズミカルに描かれて、こんなお着物が手元にありますと、一段とお着物ライフを楽しんでいただけそうな、大変おすすめの逸品です。 お仕立て上がり。 地の色は若葉色「和色大辞典 #d6e6b8」https://www.colordic.org/colorsample/d6e6b8 花の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 丸の色は浅紫「和色大辞典 #c4a3bf」https://www.colordic.org/colorsample/c4a3bf をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:167.5 cm /4 尺 4 寸 3 分 裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.2 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:82 cm /2 尺 1 寸 7 分 袖巾:34.8 cm /9 寸 2 分 ◆詳細 状態:お仕立て上がり 付属品:反端 ◆商品コード:2020000025702
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京都きもの安藤 玩具の模様 友禅訪問着【中古】
¥165,000
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 少しシボのある重めのちりめんの生地が、濃い深緑・鉄色に染められ、上前には福笹のような、吊るし雛のような流れる線があり、うさぎや鳩の車、鈴、羽根つきの羽根、独楽などの玩具をはじめ、いろいろなモチーフがたくさん盛り込まれてにぎやかな雰囲気に友禅で描かれた、京都きもの安藤さんのオリジナルの訪問着のお着物です。 安藤さんは、京都でオリジナルのデザインによる絞り染めや友禅染めなどのお洒落な着物や帯を創作されたり、お客様からの受注で創作されたりしています。 羽子板や独楽などの模様から、お正月に因んだ図案のようにも見えますが、笹や桜、紅葉が散らされていたり、糸巻や玩具などもいろいろと描かれていたりしますので、もう少し広い季節にお召しいただけると思います。 手描きの友禅で描かれたくっきりとした図柄と、メリハリのある色使いで、とてもお洒落な個性の際立つ、素敵なお着物になっています。 こちらのお着物ですと、唐織や錦の帯などを合わせて、ご結婚式の披露宴や式典、パーティー、観劇、お食事会、美術鑑賞や音楽鑑賞などにお召しになると良いと思います。 ふっくらとした白いうさぎさんがちょこんと座っているのもとても愛らしく、他にも鳩車や糸巻など次々に目で追ってしまいますが、どれもたっぷりとした豊かさのある描写で、ほのぼのとした雰囲気となっています。 ただ、こういった可愛い模様でありながら、色使いは大人のフォーマルな装いにも沿うようにシックにまとめられていて、決して子どもっぽくなっていないのは、さすが安藤さんのセンスと言えますし、着る方としてもとても嬉しいと思います。 上質なものが持つ上品さと、オリジナリティのあるきちんとしたお仕事からのお誂え感のあふれる、とてもお洒落な大変おすすめの逸品です。 身丈を6cm出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 地色よりやや薄い色の糸で、抱き茗荷のような植物紋の縫い紋がひとつ入れられています。 紋替えなどのご希望もお気軽にお問い合わせください。 特殊な紋でなければ、14,300円(税込)より承ります。 地の色は鉄色「和色大辞典 #00332a」https://www.colordic.org/colorsample/00332a うさぎの色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 模様の色は芥子色(からしいろ)「和色大辞典 #d1b769」https://www.colordic.org/colorsample/d1b769 千歳緑「和色大辞典 #316745」https://www.colordic.org/colorsample/316745 紫紺「和色大辞典 #400f4d」https://www.colordic.org/colorsample/400f4d 紅梅色「和色大辞典 #f2a0a1」https://www.colordic.org/colorsample/f2a0a1 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:161(+6) cm /4 尺 2 寸 6 分 裄丈:68.2 cm /1 尺 8 寸 0 分 袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:23 cm /6 寸 1 分 後巾:28.6 cm /7 寸 6 分 衽巾:15.4 cm /4 寸 1 分 褄下:78 cm /2 尺 0 寸 6 分 袖巾:34 cm /9 寸 0 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:たとう紙 ◆商品コード:2020000025696
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白たか紬 カ絣 単衣着物【お仕立て上がり】
¥132,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 山形県の最上川上流にある白鷹町で織られる白鷹板締小絣といわれる「白たか紬」の素敵なお着物のご紹介です。 白鷹町は白たかお召の産地としても有名ですが、白たかお召は撚りの強くかかった糸で織られるのに対し、こちらは撚りのかかっていない状態の糸を、同じく板締めをして草木で染めた絣糸を手織りした紬となっています。 その歴史は古く、300年ともいわれますが、当時の藩主上杉鷹山によって推奨され、地場産業として定着したもので、琉球絣の影響も受けたような様々な模様の絣のものが織られていました。 その後明治期に、栃木県足利の技術者から学んだ板締めの技法を導入して、緻密な絣文様を織ることが実現しました。 こちらは手に取りますと驚くほどしなやかで軽く、細い糸で緻密に織り出された細やかなカ絣が本当に美しく、単衣の時期にお召しになりますと、どんなに着やすくて気持ちの良い事だろうと、想像しただけで嬉しく思えるような質感で、気品のある佇まいとなっています。 メンズライクなカ絣の模様となっていますが、草木染であるためか、絣もそれほど強くは出ていなくて、やや透け感のある生地のソフトな質感と相まって、とてもシャープでインテリジェンスの感じられるようなお洒落な雰囲気です。 こちらのお着物ですと、かなり広範囲の帯を合わせていただけると思います。 季節のものをモチーフにしたような友禅の染めの帯や、刺繍のあしらわれた帯を合わせて、少しエレガントな着こなしもお洒落だと思いますし、すくい織などのポイント柄のものをすっきりと合わせたり、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な帯を合わせたりするのも良いのではないでしょうか。 また、間道や吉野格子、めがね織などの凝った織りのものも良いですね。 そういった装いで、趣味のお集まりやお友達とのお食事会、観劇、コンサート、展覧会、講演会、お買い物などにお出かけされるのも良いと思います。 お出かけ先やその日の気分によって、いろいろなアレンジで着こなしをお楽しみいただけそうな、幻とまでいわれるような希少性の高い、大変おすすめの逸品です。 地の色は檳榔子染(びんろうじぞめ)「和色大辞典 #332a29」https://www.colordic.org/colorsample/332a29 絣の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:164 cm /4 尺 3 寸 4 分 裄丈:69.2 cm /1 尺 8 寸 3 分 袖丈:49.2 cm /1 尺 3 寸 0 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:30.2 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分 褄下:81.5 cm /2 尺 1 寸 6 分 袖巾:35 cm /9 寸 3 分 ◆詳細 状態:お仕立て上がり 付属品:反端 ◆商品コード:2020000025757
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竹の模様 白たかお召 単衣着物 三越扱【未着用品】
¥132,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 山形県の最上川上流にある白鷹町で織られる「白たかお召」は、撚りの強くかかった糸をしっかりとした打ち込みで織った弾力性と、それによって軽くしなやかで丈夫で着やすい事、また独特の技法で染められた細やかな絣の柄の美しさに定評があり、単衣のお着物としても人気が高く、本場結城紬と並んで根強いファンが多くいらっしゃいます。 しかし他の優れた産地物同様、昔ながらの本格的な技法で作られるタイプの白たかお召の生産反数は、現在では激減しているそうです。 この複雑で細密な絣は、経緯の糸を板で挟んで締めて、天然染料で柄付けをするという、白たか独自の方法で行われますが、その板締めに使う木型の板を作る職人さんもほとんどいらっしゃらなくなったと、産地の方がお話をされていたのが随分前になります。 そうして柄をつけた経糸と緯糸の柄を針の先で合わせながら、約1か月かけて丁寧に織られ、そうして織った生地をお湯につけると独特のシボが生まれます。 そうした工程で手をかけて生まれたものならではのキリッとした存在感が感じられますが、それとは対照的に肌に馴染むようなしなやかさと弾力性は、愛着が湧いて手放せなくなりそうな魅力に溢れています。 こちらは全体的に細かなカ絣が織り出され、反物の片方の端に細い竹がすっくと生えている様子が小さな亀甲絣で表現された、とてもシャープな印象の模様が織り出されたものです。 竹の模様は、右寄りの追っかけの配置でお仕立てをされています。 とてもすっきりとして格好の良い、モダンさのあるお着物ですので、きっと素敵な着姿となる事でしょう。 帯合わせの範囲は広いと思われますので、染めのものでも、織のものでも、お手持ちの名古屋帯を合わせてみられると、またコーディネートの幅が広がるのではないでしょうか。 単衣の時期が楽しみに思えるようなお洒落さで、着心地も良いお着物ですので、必ずご愛用いただけると思える、大変おすすめの逸品です。 衿裏には絹の羽二重が使われていて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。 身丈を8cm、裄丈を3cm(袖巾を2cm)出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 地の色は灰白色(かいはくしょく)「和色大辞典 #e9e4d4」https://www.colordic.org/colorsample/e9e4d4 絣の色は藍墨茶「和色大辞典 #474a4d」https://www.colordic.org/colorsample/474a4d をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:161(+8) cm /4 尺 2 寸 6 分 裄丈:66.5(+3) cm /1 尺 7 寸 6 分 袖丈:51.5 cm /1 尺 3 寸 6 分 前巾:24.8 cm /6 寸 6 分 後巾:31 cm /8 寸 2 分 衽巾:15.4 cm /4 寸 1 分 褄下:76.2 cm /2 尺 0 寸 2 分 袖巾:33.6(+2) cm /8 寸 9 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:反端、たとう紙 ◆商品コード:2020000025658
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波に千鳥の模様 朧型絵染 一方附小紋 袷着物【未着用品】
¥99,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 緯糸に節のある打ち込みのしっかりとした紬地が淡い藍・薄縹色に染められ、波や石垣、山や塔のようなもの、そして桜や松などの模様が、鉄御納戸色でシルエットのように地染めされ、それに重なるように、中型の大きさの千鳥が勢いよく飛び交う様子が、丁字染色の茶系の色を中心に、赤銅色や黒橡色の顔料で型絵染で染められた、工芸的な味わいのある一方附の小紋のお着物です。 沖縄の古紅型の衣装などを彷彿させるような味わいのあるもので、驚く事に朧型(おぼろがた)の技法で染められています。 それによって、地染めの安定感のある背景と、躍動感のある千鳥の模様とのコントラストが、絶妙な立体感を生み出していて、見応えのある作品となっています。 朧型とは、模様の違う型紙を2枚使って重ね染めをする紅型の技法ですが、美術館などで見る事ができる古い朧型の紅型衣裳などは、琉球王国時代に紅型職人が王家の人々のために技術の粋を尽くして編み出されたものだそうです。 近年では人間国宝であった鎌倉芳太郎さんが好んで創作されていて、過去にはその朧型の作品も何点か扱わせていただきました。 現在ではやはり人間国宝の玉那覇有公さんや、知念冬馬さんなどの紅型染の作家さんも制作されているようです。 それ以外で朧型に出合った事があまりなかったので、こちらのお着物に出合った時には、作者は不明ながらも凄い作品だと驚いてしまいました。 こちらのお着物ですと、お着物の柄を活かして、無地系の面白い織りの帯などを合わされると良いのではないかと思います。 すくい織や綴れ織のポイント柄の帯も良いかもしれません。 また、間道や吉野織、めがね織などの帯を合わされるのも良いと思います。 とても手が込んでいる上に、柄も一方附に染められて、千鳥はすべて同じ方を向いているという素晴らしさです。 地の透明感のある水色がとても爽やかで、飛ぶ千鳥も愛嬌のある表情となっていて、染めのレベルは高いのですが、重苦しさはなく快活な印象の、非常に魅力溢れる大変おすすめの珍しいお着物です。 ❗❗❗未着用でとても良い状態ですが、型絵染特有の地色の濃淡が少し見られる事と、胴裏の衿裏の近くの肩山の部分に、鉛筆の先くらいの大きさの点のようなのりシミが1カ所見られます。 ご着用にはほとんど問題はないと思われますが、そのため、作品力の割に大変お値打価格とさせていただております。❗❗❗ 未着用品。 裄丈を2cm出す事が可能です。 お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。 地の色は薄縹(うすはなだ)「和色大辞典 #6b92b3」https://www.colordic.org/colorsample/6b92b3 地模様の色は鉄御納戸「和色大辞典 #455765」https://www.colordic.org/colorsample/455765 千鳥の色は丁字染(ちょうじぞめ)「和色大辞典 #ad7d4c」https://www.colordic.org/colorsample/ad7d4c 赤銅色(しゃくどういろ)「和色大辞典 #752100」https://www.colordic.org/colorsample/752100 黒橡(くろつるばみ)「和色大辞典 #665a57」https://www.colordic.org/colorsample/665a57 団十郎茶「和色大辞典 #9f563a」https://www.colordic.org/colorsample/9f563a 白橡(しろつるばみ)「和色大辞典 #cbb994」https://www.colordic.org/colorsample/cbb994 をご参照下さい。 ◆サイズ 身丈:159 cm /4 尺 2 寸 1 分 裄丈:67(+2) cm /1 尺 7 寸 7 分 袖丈:48.4 cm /1 尺 2 寸 8 分 前巾:22.2 cm /5 寸 9 分 後巾:30.4 cm /8 寸 0 分 衽巾:15.6 cm /4 寸 1 分 褄下:76 cm /2 尺 0 寸 1 分 袖巾:33.4 cm /8 寸 8 分 ◆詳細 状態:未着用品 付属品:なし ◆商品コード:2020000025436
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吉田英子 秋田刺子 変り麻の葉模様 全通開名古屋帯【中古】
¥99,000
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 濃い藍染の木綿の生地に、やや明るい淡い赤紫・鳩羽鼠色の糸で、亀甲に花のような、変り麻の葉のような模様が全面に刺し子で表された、手仕事の味わいの感じられる、とても珍しい吉田英子さんの九寸の開名古屋帯の作品です。 古くは東北地方の各地でも盛んに行われていた刺子ですが、装飾と補強の両方の意味を持ち、刺し子が上手にできる事が良い嫁入り先を紹介してもらえる条件だった頃には、農家の若い娘さんたちは手甲や脚絆や前掛けなどに、自身の持てる技術を精一杯盛り込んで、いろいろな刺し子を施して身に付け、パフォーマンスをしたという話を聞いた事があります。 その風習も時代と共に失われていきましたが、それを日本の伝統的な手仕事として蘇らせ、ひとつのブームまでにされた吉田英子さんの功績は大きく、著書も数多くあります。 私の母なども吉田さんの著書を何冊も買って熱心に読んで、藍染めの木綿の生地を探して購入し、刺し子の真似事をして楽しんでおりました。 放送作家であり、作詞家でもあった永六輔さんが、吉田さんの作品の刺子の半纏を愛用されて、テレビなどに出演されていたのも有名なお話です。 刺子には1寸の幅に何針刺すかとか、針目も表に3、裏に2の割合で刺すとか、いろいろな法則があり、まっすぐ刺すだけでも大変な事ですが、そういった決まり事を守りますと、より美しいものができあがるそうです。 こちらは見事な針目で美しくおおらかな模様が展開された、素晴らしい帯の作品です。 刺子の糸も白ではなくて、淡い赤紫色が使われて少しソフトな印象となっていますし、とても贅沢な事に全通の柄となっています。 こちらの帯ですと、趣味系の紬のお着物などに合わせてお召しになると良いと思います。 信州紬や紅花紬、結城紬などの少し民芸的な紬のお着物に合わされるのも良いかもしれませんし、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物にも良いと思います。 お花の連続のような華やかな模様がシンプルな刺し子で表されて、手仕事の味わいがひしひしと伝わってくるような温かみのある、とても魅力に溢れた大変おすすめの逸品です。 地の色は濃藍「和色大辞典 #050b1a」https://www.colordic.org/colorsample/050b1a 刺子の色は鳩羽鼠「和色大辞典 #9e7e84」https://www.colordic.org/colorsample/9e7e84 をご参照下さい。 ◆サイズ 長さ:3 m 61 cm / 9 尺 5 寸 5 分 太鼓巾:30.7 cm / 8 寸 1 分 ◆詳細 状態:リサイクル品 付属品:なし ◆商品コード:2020000025672
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【お仕立て無料】水野義明 八橋織文様 藍染全通 単衣帯地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥55,000
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 濃い藍染の色と、それより少し淡い藍色の少し太い木綿の糸で、大小の四角が並んで市松模様を構成した、八橋織といわれる模様が手織りで織られた、全通の単衣帯です。 一般的に八橋織は綾織になっているものが多く見られますが、こちらは経糸が濃い藍色で、緯糸が淡い藍色となっていて、模様が出ているところは淡い藍色が少し浮き織のようになっているようです。 木綿の藍染めの糸で手織りされているものとしては硬さはなく、しなやかでお使いいただきやすそうな質感となっています。 作家さんについて調べてみたのですが、少し前の時代と思われるため、資料が見当たらず詳細は判明しませんでした。 ただ、こちらの作品の完成度を見ても、しかるべき熟練の腕をお持ちの方であろうと推測できます。 パキッと端正に柄が整っていて、藍の濃淡の織り成す模様が、とてもスカッとして格好の良い帯となっています。 こちらの帯ですと、趣味系の紬のお着物に合わされたり、今回のイベントに何点かご紹介しております、木綿のお着物などと合わされたりすると良いのではないでしょうか。 未仕立ての状態で400cmとなっていますが、両端を三つ折りにしてかがる形でお仕立てをしますので、お好みの長さに調整できると思います。 非常に珍しい木綿の手織りの帯で、お洒落な模様となっていますので、少し民芸的な雰囲気もあり、趣味性の高い着こなしをお楽しみいただけるのではないかと思います。 八橋織とは、昔のお屋敷の庭園にかかる橋からその名前がついたそうですが、日本人のそういったセンスもまた素敵だと思います。 工芸的な良さとモダンなセンスが相まって、とてもお洒落な雰囲気を醸し出している、大変おすすめの一点です。 ❗❗❗長期保管のために、木綿特有の匂いが少々あります。 当店で消臭加工等には出していますが、匂いに敏感な方には残念ながらおすすめできません。 ご了承くださいませ。❗❗❗ 濃藍「和色大辞典 #1a2133」https://www.colordic.org/colorsample/1a2133 藍色「和色大辞典 #114a66」https://www.colordic.org/colorsample/114a66 をご参照下さい。 ◆未仕立て状態のサイズ 長さ:4 m 0 cm / 1 丈 0 尺 5 寸 8 分 太鼓巾:30.2 cm / 8 寸 0 分 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て無料) 付属品:桐箱 ◆商品コード:2020000025559
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人間国宝 志村ふくみ 「貝合わせ」草木染手織紬着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥2,200,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 重要無形文化財「紬織」保持者、志村ふくみ作。 志村さんは1924年に滋賀県近江八幡に生まれ、戦争を挟んでいろいろな地方に住まれた時期もありましたが、1955年に近江八幡に戻られ、民芸運動に熱心であったお母様の影響もあり、織物の道に入られました。 その後、民芸運動の父ともいわれる柳宗悦さんに出会われ、本格的に織の世界で生きていかれる事を決心されました。 独学に近い形で草木染や織りの研究を始められ、自然の情景をとらえた、手紡ぎ・草木染染料・手織による数々の素晴らしい作品を創作され、1957年には日本伝統工芸展に出品し入選、その後も毎年入選、数々の賞を受賞されています。 長年ご活躍され、1990年に人間国宝に、93年には文化功労者に認定されました。 人間国宝としての技術的な裏付けと、植物染料による色彩の美しさを活かして次々と生み出される素晴らしいデザインの作品の芸術性の高さは見る人を魅了しつづけています。 段変わりの四角が、濃いめの紫・蒲葡色と暈しを加えた二藍色に織り分けられて、繰り返しの配置に置かれ、蒲葡色の方には横長い楕円形の貝を表されたと思われる絣が織り込まれ、暈しのある二藍色の方には何色もの結び糸が入れられて変化の感じられる、志村さんの作品ならではの個性あふれる素晴らしいお着物です。 紫根で染められたと思われる紫色は、こっくりとした深みのあるものとなっていますが、やはり草木染ならではの透明感のある素敵な発色となっていて、暈しの段がある事で濃い方の紫色がより輝いているように見えます。 緯糸に結び糸を入れて織られるのは、志村さんの作品の特徴でもありますが、こちらも葡萄茶色やときがら茶色、鉄紺色、柳鼠色など7、8種類が入れられていて、それによってなんともいえない味わいが感じられます。 地色からはかけ離れた色が使われているのですが、それがとても綺麗に調和していて、綺麗なアクセントとなっています。 やはり凡人には思いつかないような、才能のある方のデザインであると改めて感じさせられます。 「貝合わせ」とタイトルにあるように、貝の形をした絣が並んでいるのも、なんとなく物語性を表されているようで、本当に創造力の豊かな作家さんならではの個性あふれる作品だと思います。 また、用の美としてのお着物の捉え方にも優れた才能を発揮されている事が、実際にお召しになると、この模様がバランスよく素晴らしい着姿になると想像できる事からもわかります。 暈しのある部分と絣のある部分との現れ方が絶妙で、それぞれが引き立てあってお洒落な佇まいとなります。 真綿紬の光沢で、綺麗な赤味のある紫色が美しく輝いて、着る人をこの上なく素敵な装いに導てくれるような、大変おすすめの逸品です。 こちらは未仕立ての状態で、お仕立ては別料金となっております。 単衣のお仕立ては、衿裏・居敷当を含めて55,000円(税込)、 袷のお仕立ては、胴裏・八掛を含めて77,000円(税込)となります。 そのほか、お仕立てなどについてご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。 地の色は蒲葡(えびぞめ)「和色大辞典 #663d60」https://www.colordic.org/colorsample/663d60 二藍(ふたあい)「和色大辞典 #80597a」https://www.colordic.org/colorsample/80597a 絣の色は薄梅鼠「和色大辞典 #dcd6d9」https://www.colordic.org/colorsample/dcd6d9 結び糸の色は葡萄茶(えびちゃ)「和色大辞典 #6c2c2f」https://www.colordic.org/colorsample/6c2c2f ときがら茶「和色大辞典 #e09e87」https://www.colordic.org/colorsample/e09e87 柳鼠「和色大辞典 #c8d5bb」https://www.colordic.org/colorsample/c8d5bb 鉄紺「和色大辞典 #17184b」https://www.colordic.org/colorsample/17184b 灰梅「和色大辞典 #e8d3c7」https://www.colordic.org/colorsample/e8d3c7 をご参照下さい。 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て代別) ◆商品コード:2020000025818
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人間国宝 志村ふくみ 「玉水」草木染手織紬着物地 ※こちらは未仕立ての商品です
¥2,200,000
SOLD OUT
★こちらは 「春の工芸名品展」https://kawanoya.buyshop.jp/p/00019 にて販売予定の商品です。 重要無形文化財「紬織」保持者、志村ふくみ作。 志村さんは1924年に滋賀県近江八幡に生まれ、戦争を挟んでいろいろな地方に住まれた時期もありましたが、1955年に近江八幡に戻られ、民芸運動に熱心であったお母様の影響もあり、織物の道に入られました。 その後、民芸運動の父ともいわれる柳宗悦さんに出会われ、本格的に織の世界で生きていかれる事を決心されました。 独学に近い形で草木染や織りの研究を始められ、自然の情景をとらえた、手紡ぎ・草木染染料・手織による数々の素晴らしい作品を創作され、1957年には日本伝統工芸展に出品し入選、その後も毎年入選、数々の賞を受賞されています。 長年ご活躍され、1990年に人間国宝に、93年には文化功労者に認定されました。 人間国宝としての技術的な裏付けと、植物染料による色彩の美しさを活かして次々と生み出される素晴らしいデザインの作品の芸術性の高さは見る人を魅了しつづけています。 こちらは一見すると白の無地に見えますが、生成り色の地に象牙色の縞が織り出された味わいのある背景に、藍染めで染められた丸い形の大小の濃淡の絣が不規則に散らされた、とてもリズミカルな清涼感のある素敵なお着物です。 「山深み春ともしらぬ松の戸に たえだえかかる雪の玉水」 新古今和歌集にある、式子内親王の歌を題材に制作された作品だそうです。 解釈は、あまりにも山深いところに暮らしているので、春が近づいていることにも気づかないでいる、そんなわび住まいの松の扉に、それでも雪がわずかにゆるみ、すこしずつとけて水のしずくがとぎれとぎれに落ちてくる。 雪解け水のしたたりを玉に例えた表現で、玉水という言葉になっているようですが、それをまさに美しい文様で表現された、情緒あふれる素晴らしい作品です。 志村さんの作品ならではの、白がより白く感じられるような配慮から象牙色の縞を入れられているところや、上質な真綿の糸の光沢も美しく、それに映えて際立つ藍染の絣の強弱がとても活き活きとして、目を奪われるような魅力が溢れています。 お仕立てをして、実際にお召しになるとどれほど素敵でしょうかと、わくわくしてしまうような、引き付けられる力のある、希少性の高い大変おすすめの逸品です。 こちらは未仕立ての状態で、お仕立ては別料金となっております。 単衣のお仕立ては、衿裏・居敷当を含めて55,000円(税込)、 袷のお仕立ては、胴裏・八掛を含めて77,000円(税込)となります。 そのほか、お仕立てなどについてご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。 地の色は生成り色「和色大辞典 #fbfaf5」https://www.colordic.org/colorsample/fbfaf5 象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6 丸の色は深縹(こきはなだ)「和色大辞典 #1c2b4d」https://www.colordic.org/colorsample/1c2b4d をご参照下さい。 ◆詳細 状態:未仕立て(お仕立て代別) ◆商品コード:2020000025801
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公安委員会名:東京都公安委員会
古物商許可番号:第301060909666号