【SALE　セール　50%OFF】古代越後上布　変り縞に十字絣　夏着物 【お仕立て替え済】

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夏のお着物は、絹だけでも絽、紗、生紬、絹芭蕉、明石ちぢみなど様々な種類があります。
そこに麻素材のものが加わって多彩さが増し、夏のお出かけはその日の気温やお出かけ先などによって、お着物を変えたり帯を変えたりと、楽しい悩みが増えるのではないでしょうか。
その中でも麻はとてもマニアックなジャンルではありますが、その奥深さと実際に身に纏った時の涼しさは、夏のお着物ならではの魅力だと思います。

こちらは緯に手績みの苧麻の糸、経に苧麻の糸を使用した、古代越後上布のお着物です。
重要無形文化財の越後上布の生産単数が激減しはじめた頃、重要無形文化財だけでは生産数が賄えないという事で、着心地が限りなく近いもので何かできないかと工夫され、生まれたものだそうです。

甘さのあるこげ茶・黄枯茶の地に、縞のような絣の足の長い十字絣や、二つ重なった十字絣などで縦縞のような模様が織り出され、その縞の間に小さな四角やお花の絣が散らされた、工芸品らしい絣の味わいが素敵なお着物です。
明るい焦げ茶色が麻の糸とマッチして独特の風合いとなっていて、小さな絣で構成された模様には手仕事の味わいが感じられます。

帯合わせの範囲は広そうですので、染めのものでも織のものでも、その日のお出かけ先や気温によってお好みで選んでいただくと良いのではないでしょうか。
珍しい色の越後上布ですので、きっとお洒落な装いをお楽しみいただける事と思います。
シックな中にも越後上布ならではの上質な存在感が感じられる、大変おすすめの逸品です。

衿裏と居敷当に絹の絽が使用したお仕立てとなっています。

地の色は黄枯茶（きがらちゃ）「和色大辞典　#765c47」https://www.colordic.org/colorsample/765c47
絣の色は象牙色「和色大辞典　#f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6
をご参照下さい。

◆サイズ
身丈：168 cm／ 4 尺 4 寸 4 分
裄丈：68.8 cm／ 1 尺 8 寸 2 分
袖丈：49.5 cm／ 1 尺 3 寸 1 分
前巾：24.6 cm／ 6 寸 5 分
後巾：30.2 cm／ 8 寸 0 分
衽巾：15 cm／ 4 寸 0 分
褄下：81.5 cm／ 2 尺 1 寸 5 分
袖巾：35 cm／ 9 寸 2 分

◆詳細
状態：お仕立て替え済
付属品：なし

◆商品コード：2020000008293