1/20

重要無形文化財宮古上布 格子に花模様着物 【中古】

¥363,000 税込

残り1点

※この商品は、最短で4月23日(水)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。

この商品は送料無料です。

重要無形文化財の宮古上布は、経緯天然の苧麻の繊維を績んで、糸を作り、絣を括り、藍で染め、手織りで織り、砧打ちをされますが、どの工程も非常に技術を要しますので、それぞれを熟練の技術者の手によって行われます。
苧麻の糸績み(ブーミ)は70代や80代の島のおばあさんたちの手によって行われ、一反分の糸を績むのには3~4ヶ月の日数がかかります。
また絣付けをしてから、藍で染めるのにも、あの深い藍色に染めるためには、発酵した藍の中で揉み込むように染められ、それは朝夕行われ、約20日間、およそ40回浸けては乾かすという作業が繰り返されます。
そうして機にかけられ、針の先で整えるように織られるのですが、それは目の良い若い人たちの手によって行われます。
そして最後に熟練の男性の手によって、砧打ちが施されます。
そうした技術者による分業と共同作業によってつくられる宮古上布は1978年、国の重要無形文化財に認定されました。
宮古上布は親子3代といわれるほどに丈夫とも聞きますが、歴史や背景を知ると、違った意味でも大切に受け継いでいくべきと思えます。

こちらは縦が約10cm、横が約7cmの大きさの格子が取られた中に2種類のお花の模様が織り出された、少し珍しい模様ともいえる宮古上布のお着物です。
格子の模様を綺麗に合わせてお仕立てをされていますので、お召しになるとバランスのとれた美しさがあり、綺麗な着姿となる事と思います。
こういったお着物ですと、自然布的な麻や藤、科布などの無地感覚の帯などを合わせるも素敵ですし、紅型染や型絵染、更紗模様などの工芸的な染めの名古屋帯などを合わせるのも良いのではないでしょうか。
また盛夏には羅の八寸名古屋帯なども良いですね。
夏の装いの最高クラスともいえる、心が弾むような魅力に溢れた、大変おすすめの逸品です。

衿裏に絽の麻の生地が、居敷当には平織りの麻の生地が使われたお仕立てとなっています。

◆サイズ
身丈:160.6 cm/ 4 尺 2 寸 4 分
裄丈:67.5 cm/ 1 尺 7 寸 8 分
袖丈:51.7 cm/ 1 尺 3 寸 6 分
前巾:24.8 cm/ 6 寸 5 分
後巾:29.8 cm/ 7 寸 9 分
衽巾:15 cm/ 4 寸 0 分
褄下:76.4 cm/ 2 尺 0 寸 2 分
袖巾:34 cm/ 9 寸 0 分

◆詳細
状態:リサイクル品
付属品:なし

◆商品コード:2020000008163

商品をアプリでお気に入り

●ご紹介商品の色は「日本の伝統色 和色大辞典」を参照しております。またモニターや端末の設定により色の表示には差異が生じる場合がございます。ご了承くださいませ。

●お仕立て替えや一部寸法直し等も当店にて承っております。お気軽にご相談ください。

●商品は他サイトでも販売しております。その為ご注文いただいても売り切れとなっている場合もございます。売り切れの際はご容赦ください。(お問い合わせ頂ければ確実かと存じます。)

●寸法・採寸についてはショッピングガイドをご参照ください

  • レビュー

    (69)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥363,000 税込

送料無料

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      セール中の商品
        その他の商品