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八重の椿の模様　友禅名古屋帯【中古】

¥39,600 税込

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緯糸にざっくりとした節が見られるふんわりとした質感の座繰りの紬地が明るめの薄茶・伽羅色に染められ、お太鼓には椿の花と葉が友禅で染め抜かれて、葉は利休色で彩色され、お花には黒鳶色を少し薄くしたような染料で、斑入りの花びらの様子や、雌しべや雄しべなどがしっかりと手描きで描き込まれて臨場感のあるものとなった、素敵な九寸名古屋帯です。
ラフな印象の素材に、繊細に写実的な描写で椿のモチーフも面白く感じられますが、あまり色数を使わずにすっきりと描かれていて、それによってかえってお花の瑞々しさが伝わってくるようです。
たっぷりと描かれた椿のお花は、花びらが斑入りになっていて、幾重にも重なってボリューム感もありますが、モノクロ的な色使いでどこか奥ゆかしさも感じられます。
シックな色使いにもお洒落さが感じられる、素敵な帯となっています。

こちらの帯ですと、趣味系の紬類のお着物と合わせてお召しになると良いと思います。
結城紬や大島紬、塩沢お召、紅花紬、久米島紬、琉球絣などのお着物と合わされたり、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされたりすると良いと思います。
椿の開花時期は11月下旬から4月頃までですが、品種やそれぞれの木によっても咲く時期が違っていたり、同じ木でも一度に咲くのではなく長い間順番に咲いたりしますので、お召しいただける時期は長いと思われます。
前柄の関東巻きの面にだけ、うっすらとピンクが挿されていて、それもまた楽しく感じられます。
お着物とのバランスで、どちらの前柄を出すか選ばれるのも楽しいかもしれません。
友禅と手描きの組合せが少し面白く感じられ、お花の描写が味わい深く感じられて、おそらく作家物と思われるセンスの光る、とてもお洒落な大変おすすめの一点です。

【お品物につきまして】
こちらは、着用されているか未着用か判断がつかないほどの良い状態で、シミや汚れなども見られません。

地の色は伽羅色（きゃらいろ）「和色大辞典　#cc9766」https://www.colordic.org/colorsample/cc9766
椿の色は黒鳶「和色大辞典　#4d3636」https://www.colordic.org/colorsample/4d3636
葉の色は利休色「和色大辞典　#8f8667」https://www.colordic.org/colorsample/8f8667
関東巻きの前柄の花の色は鴇浅葱（ときあさぎ）「和色大辞典　#b88884」https://www.colordic.org/colorsample/b88884
をご参照下さい。

◆サイズ
長さ：383 cm ／ 1 丈 0 尺 1 寸 3 分
太鼓巾：30.6 cm ／ 8 寸 1 分
前巾：15.4 cm ／ 4 寸 1 分

◆詳細
状態：リサイクル品
付属品：なし

◆商品コード：2020000042532

▼▼▼ご一緒にガード加工がオススメです！（帯）

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