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阿波藍型染伝統技術保持者 香川卓美(啄志) 阿波天然藍型染 名古屋帯【お仕立て上がり】

¥29,700 税込

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お太鼓の右寄りに約10cm、左寄りに約2.5cmの薄墨色の縞が織り込まれた紬地に、阿波の天然の藍を使用して、大きな鏡のような丸と草花の模様、そして鏡の中には菊、桐、鳳凰などの模様が型染めで染められた、大胆な模様が縞で区切られてとてもすっきりとしたお洒落な雰囲気の九寸名古屋帯です。
「啄志」という落款が入れられていますが、それは阿波の藍型染の伝統技術保持者である香川卓美さんの号で、阿波の藍染めに非常に貢献された事でも有名な方です。
徳島の藍染の歴史は古く、江戸時代の初めには藩の財政を支えた大きな存在だったようで、それが今日まで長きに渡って受け継がれている事は素晴らしいと思います。
農耕に不向きだった吉野川流域で、藍を育てる事を奨励したのが、藩祖・蜂須賀家政だったそうですが、その手厚い保護と藍商人の活躍によって、阿波の藍は全国的に普及していきました。
香川さんは大正生まれの方ですが、お父様の時代から藍染に関わられ、戦後も独自の技法を編み出し、研究を重ねられて、引き染めによる藍染を実現されました。
別名藍の友禅ともいわれる、美しい作品を発表されています。

こちらの帯もスカッとしたデザインと色使いのお洒落さで、帯としてもインパクトのあるものとなっています。
大島紬や結城紬、塩沢お召、紅花紬などのお着物と合わせてお召しになったり、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物と合わされたりすると良いのではないかと思います。
また、同じ藍染の久留米絣や弓浜絣などの小絣のお着物などと合わされるのも良いかもしれません。
軽快に装って街へお出かけいただきたいような、とても素敵な、大変おすすめの一点です。

天然の藍染は、摩擦による移染を完全に防ぐ事ができませんので、一年間くらいはご着用時の摩擦にご注意くださいと、注意書きがあります。

地の色は深縹(こきはなだ)「和色大辞典 #1c2b4d」https://www.colordic.org/colorsample/1c2b4d
縞の色は薄墨色「和色大辞典 #a3a3a2」https://www.colordic.org/colorsample/a3a3a2
をご参照下さい。


◆サイズ
長さ:3 m 80 cm / 1 丈 0 尺 0 寸 5 分
太鼓巾:31.2 cm / 8 寸 3 分
前巾:16 cm / 4 寸 2 分

◆詳細
状態:お仕立て上がり
付属品:反端

◆商品コード:2020000030218

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●寸法・採寸についてはショッピングガイド(https://kawanoya.buyshop.jp/p/00001)をご参照ください。

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