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伝統工芸士 荒木泰博 「百菊に葉」金銀彩 開名古屋帯【未着用品】

¥58,300 税込

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明治初期から三代にわたって金彩加工の技術を継承しながら、独自の技法を編みし、素晴らしい作品を発表し続けられ、2003年には日本の伝統工芸士にも認定された荒木泰博さんの作品です。
模様に沿って置いた糊が乾燥するのを待って、金銀箔類を接着すると盛り上がる効果が表れ、刺繍にも見えるような立体感が現れます。
染めや刺繍の加工はされず、金彩だけで表現された荒木さんの作品は、金彩ならではの豪華さと品格を併せ持っていて、静かな佇まいの中にもキリッとしたシャープな美しさと気品があり、なんともいえない個性を醸し出しています。
荒木さんの作品は、京都のえり善さんが力を入れて扱われているようです。

端正に並んで染められた菊のお花の銀彩と、実物の葉を置いたような臨場感で染められた金彩の立体感とのコントラストが非常に美しく、見とれてしまうような技の美が感じられます。
菊の葉は、盛り上がりのある縁取りの中は非常に細かい線で埋められていて、一見すると繊細な竹屋町刺繍が施されているのかと思うほどですが、すべて金彩で手描きされていて、その技術と芸術的なセンスも素晴らしいと思います。
またデザイン的にも、地染めとなっている銀彩の模様が菊のお花になっていて、主役が綺麗な姿の菊の葉になっているところも、どこか奥ゆかしいような、お洒落な雰囲気があります。

こちらの帯ですと、柔らかい素材のお着物にも、趣味系の紬類のお着物にも合わせていただけると思います。
地紋無地や江戸小紋、小紋のお着物、お召織の地模様のある無地系のお着物などと合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いですし、秋のお食事の会やパーティー、観劇、美術鑑賞や音楽鑑賞などにお召しになるのも素敵だと思います。
また、大島紬や結城紬などのお着物と合わされたり、少し光沢のあるような無地系の紬のお着物と合わされるのも良いのではないでしょうか。
旧暦の9月9日は重陽の節句、菊の節句ですが、現在の暦では10月中旬にあたります。
菊のお花が最盛期を迎える時期に合わせて、こういった季節のものをモチーフにされたアイテムを身に着けられるのもまた楽しいですね。
気品のある色使いと、手工芸の技の美が充分に感じられるような、とても素晴らしい大変おすすめの一点です。

地の色は似せ紫「和色大辞典 #4d2e3b」https://www.colordic.org/colorsample/4d2e3b
をご参照下さい。


◆サイズ
長さ:3 m 70 cm / 9 尺 7 寸 9 分
太鼓巾:30.5 cm / 8 寸 1 分

◆詳細
状態:未着用品
付属品:証紙

◆商品コード:2020000029397

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