重要無形文化財越後上布 みじん格子 単衣着物【中古】
¥88,000 税込
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重要無形文化財の越後上布の原料となる糸は、福島県の昭和村でつくられます。
採取された青苧(苧麻)の糸を、手で非常に細く裂いて手で績み、長い一本の糸にしていきます。
それを図案に沿って手括りで絣を括り、染めたものを地機で手織りし、できあがった布を雪晒しするといった、60以上にも及ぶ工程を経てようやく完成します。
以前にその糸績みの作業をされているところをお尋ねしたのは、雪が深く積もる2月の終わりでしたが、糸績みをされる方も地機で織られている方も暖房などは使われず、とても寒い中で作業をされていたのが印象的でした。
苧麻の糸は乾燥に弱いので、雪深い地域ならではの湿度をいかすために、暖房などは使われないそうです。
そんな寒いところで、経糸を身体の重みで張り具合を調節しながら、絣の目を合わせながら織られている姿には迫力のようなものさえ感じられ、それだけでもすごい事だと感動してしまいました。
こちらは少し前の時代のものと思われる、経緯手績みの苧麻で織られた越後上布のお着物です。
透明感のある薄茶・渋紙色の地に、それより少し濃い茶・黄枯茶色の糸で少しランダムなみじん格子の模様が織り出された、無地感覚的なお洒落さのあるお着物です。
寸法が少し小さめのため、お値打価格とさせていただいておりますので、このままでお召しになれる方には大変お買い得です。
帯はいろいろと合わせていただけると思いますが、季節のものをモチーフにしたような麻や生紬などの染めの名古屋帯や、軽めの織りの八寸名古屋帯などを合わされるのも良いと思います。
街にお出かけされたり、お友達とのランチの会やお買い物などにお召しになるのも良いのではないでしょうか。
生地はとても良いものですので、きっと涼しくお過ごしいただけると思える、大変お値打ちのおすすめの一点です。
衿裏には絹の絽が使われて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。
❗❗❗それほど着用感はありませんが、身頃の衿横に保管によるアクのような点が見られます。そのためお値打価格となっております。❗❗❗
地の色は渋紙色「和色大辞典 #997a5c」https://www.colordic.org/colorsample/997a5c
格子の色は黄枯茶(きがらちゃ)「和色大辞典 #66503d」https://www.colordic.org/colorsample/66503d
をご参照下さい。
◆サイズ
身丈:156 cm /4 尺 1 寸 3 分
裄丈:69 cm /1 尺 8 寸 3 分
袖丈:45 cm /1 尺 1 寸 9 分
前巾:24 cm /6 寸 3 分
後巾:30 cm /7 寸 9 分
衽巾:15.4 cm /4 寸 1 分
褄下:74.5 cm /1 尺 9 寸 7 分
袖巾:34.4 cm /9 寸 1 分
◆詳細
状態:リサイクル品
付属品:なし
◆商品コード:2020000028031
●ご紹介商品の色は「日本の伝統色 和色大辞典」を参照しております。またモニターや端末の設定により色の表示には差異が生じる場合がございます。ご了承くださいませ。
●お仕立て替えや一部寸法直し等も当店にて承っております。お気軽にご相談ください。
●商品は他サイトでも販売しております。その為ご注文いただいても売り切れとなっている場合もございます。売り切れの際はご容赦ください。(お問い合わせ頂ければ確実かと存じます。)
●寸法・採寸についてはショッピングガイドをご参照ください
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