大倉織物 誠之助 本場筑前博多織 紹巴 全通袋帯 【中古】
¥59,400 税込
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淡い山葵色・絹鼠色の地に、約6cm角の四角が均一でなく置かれた市松模様が取られ、その中に萩や菊、桔梗、ススキ、南天などの草花が紋織され、青鈍色や藤煤竹色、藍墨茶色などの糸で織られた四角には小さな千鳥の群れが織り出された、とてもお洒落な雰囲気の博多織の袋帯です。
昭和48年の創業以来、織物一筋で糸にもこだわりを持たれ、品質の良いものをつくる事を目指される、大倉織物さんの素晴らしい作品です。
地の淡い色と市松の濃い色とのコントラストは、シックな組み合わせでありながらメリハリがあって洒落ていますし、千鳥の極細の金糸で縁取りをされているところなどもさりげない華やかさがあり、細かい部分まで気を抜かないものづくりをされている事が感じられます。
博多織の歴史はとても古く、起源は13世紀頃だそうですが、江戸時代には帯として織られていて、黒田藩から徳川幕府への献上品として納められ、一躍全国的にも有名になったそうです。
その後も長い歴史の中、戦争を挟んで大変な時期もあったそうですが、人気の高さから需要もあり、織元さんも奮起して生産を再開され、特に近年では品質の更なる向上とデザインの多彩さに驚かされるものがあります。
こちらの帯ですと、柄によっては附下のお着物や、地紋無地、江戸小紋、小紋などのお着物と合わせて、お茶のお席や和のお稽古の会などにお召しになるのも良いですし、お食事の会や観劇、美術鑑賞、音楽鑑賞などにお召しになるのも良いと思います。
また若干お洒落袋帯的な要素も持っていますので、紬系のお着物と合わされるのも良いと思います。
大島紬や結城紬などの産地物的なお着物や、少し光沢のあるような無地感覚の紬系のお着物、また絵羽模様の訪問着付けの紬のお着物などと合わされるのも良いのではないでしょうか。
締め心地が良く、着崩れしない事でも定評のある博多織の、とてもお洒落で大変おすすめの一点です。
地の色は絹鼠「和色大辞典 #c7ccc6」https://www.colordic.org/colorsample/c7ccc6
市松の色は青鈍(あおにび)「和色大辞典 #59665b」https://www.colordic.org/colorsample/59665b
藤煤竹(ふじすすたけ)「和色大辞典 #4d464c」https://www.colordic.org/colorsample/4d464c
藍墨茶「和色大辞典 #474a4d」https://www.colordic.org/colorsample/474a4d
をご参照下さい。
◆サイズ
長さ:4 m 46 cm / 1 丈 1 尺 8 寸 0 分
太鼓巾:30.2 cm / 8 寸 0 分
◆詳細
状態:リサイクル品
付属品:証紙
◆商品コード:2020000021421
●ご紹介商品の色は「日本の伝統色 和色大辞典」を参照しております。またモニターや端末の設定により色の表示には差異が生じる場合がございます。ご了承くださいませ。
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