重要無形文化財越後上布 縞に十字絣 麻単衣着物【お仕立て替え済】
¥330,000
残り1点
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雪国の宝物のような布である越後上布には、1200年ともいわれる長い歴史があります。
「苧麻」と呼ばれる、上布の原材料であるイラクサ科の植物・からむしは、福島県の昭和村で栽培されています。
採取された青苧(苧麻)の糸は越後に運ばれ、そこで手作業で非常に細く裂いて、手で績んで繋いでいき1本の長い糸にされますが、それは本当に気の遠くなるような時間を要する細かな作業となります。
そうしてできた手績みの苧麻の糸に、図案に沿って手括りで絣を括り、染めた糸を地機で手織りし、できあがった布を雪晒しするといった、60以上にも及ぶ工程を経てようやく重要無形文化財の越後上布は完成します。
そうして生まれた布は、独特の風合いとひんやりとした質感で夏の憧れのような美しさを放っています。
2001年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。
練色の麻本来の自然の色合いのような地色に、縦には濃い藍・藍鉄色の縞が織られ、その間に少し太い十字絣と、細い十字絣に緯糸のからんだ模様が織り出された、とてもお洒落な雰囲気のお着物です。
少しメンズライクな雰囲気も持った連続模様にも、手仕事の味わいが感じられます。
「雪中に糸なし、雪中に織り、雪水にそそぎ、雪上にさらす、後略」
鈴木牧之さんの「北越雪譜」のなかにこんな文章が書かれていますが、越後地方では、雪に閉ざされた中で糸を績み、機を織るといった一連の作業も、厳しい環境の中で行われ、雪深い地域の人々の辛抱強さがあってこそ成し遂げられたものだったようです。
そういった厳しさの中から生まれた先人の知恵の結晶のような上布は、それとは裏腹に手のぬくもりを感じられるような独特の魅力に溢れていることが不思議に思えます。
端正に織り出された絣の模様がとても愛らしく感じられる、素晴らしいお着物となっています。
帯合わせは、広い範囲でいろいろとお楽しみいただけるのではないでしょうか。
季節のものをモチーフにした手描きや友禅染などの帯や、紅型や型絵染、更紗模様などの麻や生紬の名古屋帯、また芭蕉布や科布などの自然布の帯も良いでしょうし、羅や絽綴れなどの織りの帯も合いそうです。
麻や上布などのコーディネートには、綺麗な色の小物を合わされますと、すっきりとした着こなしをお楽しみいただけます。
重要無形文化財の越後上布ならではのひんやりとした着心地の良さは、何物にも代えがたいような魅力がありますが、本当にうっとりとするような質感と手仕事の絣模様とのハーモニーがとても美しい、素晴らしい大変おすすめの逸品です。
【お品物につきまして】
少し前の作品と思われるもので、状態は良かったのですが、寸法が特殊だったため、お手入れをしてお仕立て替えをいたしました。
衿裏と居敷当には平織りの麻の生地を使用してお仕立てをしています。
証紙等がないため、大変お値打価格となっております。
地の色は練色「和色大辞典 #ede4cd」https://www.colordic.org/colorsample/ede4cd
縞の色は藍鉄「和色大辞典 #393f4c」https://www.colordic.org/colorsample/393f4c
絣の色は涅色(くりいろ)「和色大辞典 #554738」https://www.colordic.org/colorsample/554738
をご参照下さい。
◆サイズ
身丈:167 cm /4 尺 4 寸 2 分
裄丈:69.5 cm /1 尺 8 寸 4 分
袖丈:49.5 cm /1 尺 3 寸 1 分
前巾:24.5 cm /6 寸 5 分
後巾:30 cm /7 寸 9 分
衽巾:15 cm /4 寸 0 分
褄下:81.5 cm /2 尺 1 寸 6 分
袖巾:35 cm /9 寸 3 分
◆詳細
状態:お仕立て替え済
付属品:なし
◆商品コード:2020000048916
●ご紹介商品の色は「日本の伝統色 和色大辞典」を参照しております。またモニターや端末の設定により色の表示には差異が生じる場合がございます。ご了承くださいませ。
●お仕立て替えや一部寸法直し等も当店にて承っております。お気軽にご相談ください。
●商品は他サイトでも販売しております。その為ご注文いただいても売り切れとなっている場合もございます。売り切れの際はご容赦ください。(お問い合わせ頂ければ確実かと存じます。)
●寸法・採寸についてはショッピングガイドをご参照ください
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