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重要無形文化財越後上布 花と水の絣模様 単衣着物【中古】

¥330,000

残り1点

雪国の宝のような布である越後上布には、1200年ともいわれる長い歴史があります。
「苧麻」と呼ばれる、上布の原材料であるイラクサ科の植物からむしは、福島県の昭和村で栽培されています。
採取された青苧(苧麻)の糸は越後に運ばれ、そこで手作業で非常に細く裂いて、手で績んで1本の長い糸にされますが、それは本当に気の遠くなるような細かな作業となります。
そうしてできた手績みの苧麻の糸に、図案に沿って手括りで絣を括り、染めた糸を地機で手織りし、できあがった布を雪晒しするといった、60以上にも及ぶ工程を経てようやく越後上布は完成します。

グレー味のある淡い焦げ茶・黒橡色の地に、利休白茶色の縞が格子を構成して、その格子の重なるところには小さな十字絣が飾りのように置かれたものと、水を表すような形の絣が織り込まれ、格子の中はお花の絣と燕の絣、そしてやはり水を表す絣が織り込まれるといった、凝った模様のお着物です。
どこか沖縄の染織品を彷彿させるものがありますが、古い時代に北前船の行き来によって沖縄の染織品が届いていたこともあり、越後地方の絣の織物にはその影響が見られるようで、それも興味深く感じられます。
経緯が極細の手績みの苧麻によって織られていることで、うっとりとするような透明感としなやかさがあり、それが最大の魅力として目に映ります。

こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにしたような友禅染めの麻や生紬などの帯を合わされたり、紅型染や型絵染、更紗模様などの帯を合わされたり、絽綴れや透かし織などの帯、自然布的な凝った素材の無地系の帯を合わされたりするのも良いと思います。
こんな希少性の高い越後上布を普段着にされる贅沢感は、お着物ファンにとっては何よりの喜びでもあります。
工芸的な味わいと、清涼感の溢れる輝きとがあり、手に触れただけでもひんやりとするような、夏の最高のお洒落着としても是非取り入れていただきたいと思える、とても素敵な大変おすすめの逸品です。

【お品物につきまして】
リサイクル品ですが、シミや汚れなどはなくとても良い状態となっています。
衿裏には絹の絽が付けられていて、居敷当は付いていないお仕立てとなっています。
身丈を8cm、裄丈を4cm出す事が可能です。
お直し等につきましては、お気軽にご相談くださいませ。

地の色は黒橡(くろつるばみ)「和色大辞典 #665a57」https://www.colordic.org/colorsample/665a57
絣の色は利休白茶「和色大辞典 #b3ada0」https://www.colordic.org/colorsample/b3ada0
をご参照下さい。


◆サイズ
身丈:158(+8) cm /4 尺 1 寸 8 分
裄丈:64(+4) cm /1 尺 6 寸 9 分
袖丈:49 cm /1 尺 3 寸 0 分
前巾:23.8 cm /6 寸 3 分
後巾:28.5 cm /7 寸 5 分
衽巾:15 cm /4 寸 0 分
褄下:76 cm /2 尺 0 寸 1 分
袖巾:32.3 cm /8 寸 5 分

◆詳細
状態:リサイクル品
付属品:なし

◆商品コード:2020000047971

Ship to Japan only

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