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「古代布藤布」 手刺繍 八寸名古屋帯【中古】

¥99,000

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2026年6月13日 10:00 から販売

※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。

藤布とは藤蔓から生まれる原始の織物で、その歴史は古く、日本人が食べ物を自給自足していたのと同じく、身に着けるものを身近な植物や樹木の皮などから採集して繊維にして編んだり織ったりしていた時代にまでさかのぼりますが、一説には縄文時代から弥生時代ともいわれています。
そういった古代からある麻や葛、科布などの原始布といわれるもののひとつです。

春にしなやかなお花を咲かせる藤ですが、そのしなやかさとは打って変わってその蔓は強靭で、採取には山藤の蔓が絡みついた木に登ってむしりとるようにしなければならないため、かなりの力仕事になるそうです。
そうやって採った蔓の鬼皮をはがして内側の繊維を剥いで取り、囲炉裏の灰を溶かしたもので煮込んで柔らかくします。
それを川で晒して陰干しして、さらに細く裂いて糸績みをして糸作りをして、やっと機に掛けて織ることができます。
大変な手間のかかる作業となりますが、昔は農閑期の現金収入として行われていたそうで、それも木綿の普及によって衰退していき途絶えたといわれていました。
昭和37年に京都府宮津市下世屋地区で藤織りが行われているということが明らかとなり、その調査が進み、現在は京都をはじめ各地の保存会や伝承会によって、藤布の制作の技術の継承が行われているようです。
現在存続している各地の藤織りは、すべて世屋の藤織りがルーツとなっているとのことです。
瀬耕地面積の少ない山間部であったことからも、最後まで受け継がれていたようです。
麻と似た風合いですが、麻より糸がやや太く張りがあり、糸と糸の間に隙間ができるのも藤布の特徴で、保温性は低いですが通気性は良く丈夫な布として好まれました。
こちらは少し飴色のような薄茶・焦香色の無地に、お太鼓にはレンコンの模様が手刺繍された、素朴な色合いの素敵な帯となっています。
自然布ならではの味わいのざっくりとした素材に、繊細な手刺繍が施されているという対比も面白く感じられます。

こちらの帯ですと、単衣から盛夏を通してお召しいただけると思います。
夏大島や夏結城、夏塩沢、夏琉球絣などの夏紬のお着物と合わされたり、小千谷ちぢみや上布類の麻素材のお着物と合わされたりするのも良いと思います。
どこか懐かしさがあり、古代へのロマンを感じられるような、自然布ならではの魅力が感じられる、とても素敵な大変おすすめの逸品です。

【お品物につきまして】
リサイクル品ですが、シミや汚れなどはなく良い状態となっています。
ただ植物繊維特有の、保存のためのにおいが少しあります。
ご希望の場合は、薬品を使わずにオゾンを使った消臭加工をしてからお納めさせていただきたいと思います。(無料)
加工には約14日頂戴いたします。

地の色は焦香(こがれこう)「和色大辞典 #b37e59」https://www.colordic.org/colorsample/b37e59
刺繍の色は象牙色「和色大辞典 #f8f4e6」https://www.colordic.org/colorsample/f8f4e6
亜麻色「和色大辞典 #d6c6af」https://www.colordic.org/colorsample/d6c6af
黒橡(くろつるばみ)「和色大辞典 #544a47」https://www.colordic.org/colorsample/544a47
をご参照下さい。


◆サイズ
長さ:386 cm / 1 丈 0 尺 2 寸 1 分
太鼓巾:31.2 cm / 8 寸 3 分

◆詳細
状態:リサイクル品
付属品:札

◆商品コード:2020000047827

Ship to Japan only

●ご紹介商品の色は「日本の伝統色 和色大辞典」を参照しております。またモニターや端末の設定により色の表示には差異が生じる場合がございます。ご了承くださいませ。

●お仕立て替えや一部寸法直し等も当店にて承っております。お気軽にご相談ください。

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●寸法・採寸についてはショッピングガイド(https://kawanoya.buyshop.jp/p/00001)をご参照ください。

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