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重要無形文化財宮古上布 幾何学模様の絣 単衣着物【中古】

¥253,000

残り1点

COMING SOON

2026年6月13日 10:00 から販売

※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。

沖縄本島から南西約300kmに位置する宮古島で、地元に自生する苧麻の繊維から生まれる極細の糸で織られる宮古上布は、まるで風をまとうかのような涼やかで繊細な布となり、夏の喜びを運んでくれます。
宮古上布の歴史はおよそ400年前からとされていて、琉球国王に献上していたという記録が残っているそうです。
その後、1604年に薩摩の支配下になってからは人頭税が課せられるようになり、女性は宮古上布を貢納布として納めることを義務付けられました。
厳重な管理の下で、大島紬の締め機の技術も取り入れられるようになってからは、緻密な絣の模様を織ることができるようになり、精緻な宮古上布は麻織物の最高級品として薩摩上布という名前で全国に知られることとなりました。
そうした厳しく悲しい歴史を経たからこそ、宮古上布は品質的に素晴らしい織物として完成していったのかもしれませんが、貢納布の制度がなくなったその後も、一部の人たちの努力で伝統は守られ、現在も後継者の育成に力を注がれています。
たくさんの工程それぞれに熟練の技術者が必要で、その人たちの手による分業と共同作業によって完成される宮古上布は、1978年に国の重要無形文化財に認定されました。

琉球藍と蓼藍で何度も染め重ねられて、この黒に近いような濃い宮古上布特有の藍色が生まれます。
さらに、緻密な絣を細心の注意を払いながら精密に織る作業がありますが、それは本当に大変なお仕事で、針の先で絣を整えながら織られます。
こちらは王冠をかぶって杖を持った人のようにも見える楽しい模様が織り出されています。
全体が細かな絣で埋め尽くされた端正な小さな絣の集合で、こういった模様を織り出すといった作業は、本当に気が遠くなるような手間と時間と根気を要すると思われますが、できあがった宮古上布のお着物にはそんな重苦しさは感じられず、軽やかに美しく輝いていることがまた素晴らしいと思います。
夏のいろいろな帯を合わせて、軽快に着こなしていただきたい、とても素敵な大変おすすめの逸品です。

今回の「夏のよそほひへのお誘い」のイベントの直前に、何点か越後上布や八重山上布などが入荷しております。
ウェブでのご紹介には間に合いませんでしたが、是非かわの屋事務所へお越しになって、実物をご覧くださいませ。

【お品物につきまして】
リサイクル品ですが、シミや汚れなどはなく良い状態となっています。
衿裏には絽の麻の生地が付けられていて、居敷当は付いていないお仕立てとなっています。
寸法が小さいため、大変お値打価格とさせていただいております。


◆サイズ
身丈:153.5 cm /4 尺 0 寸 6 分
裄丈:66 cm /1 尺 7 寸 5 分
袖丈:48.3 cm /1 尺 2 寸 8 分
前巾:24.5 cm /6 寸 5 分
後巾:29 cm /7 寸 7 分
衽巾:16 cm /4 寸 2 分
褄下:75.8 cm /2 尺 0 寸 1 分
袖巾:33.2 cm /8 寸 8 分

◆詳細
状態:リサイクル品
付属品:なし

◆商品コード:2020000047902

Ship to Japan only

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