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重要無形文化財宮古上布 白 麻の葉に華文の絣 単衣着物【中古】

¥396,000

残り1点

COMING SOON

2026年6月13日 10:00 から販売

※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。

沖縄本島から南西約300kmに位置する宮古島で、地元に自生する苧麻の繊維から生まれる極細の糸で織られる宮古上布は、まるで風をまとうかのような涼やかで繊細な布となり、夏の喜びを運んでくれます。
地元に自生する苧麻(ブー)の糸でつくられますが、雨の多い10月から2月頃に植え付けをされ、成長は早く、40日くらいで刈り取られます。
3月から5月のうりずん(新しいものが芽吹く季節)といわれる時期の苧麻からはとても上質な繊維が採れるそうで、うりずんブーと呼ばれています。
そうして刈り取った苧麻を「ブー引き」といわれる作業で、アワビのような形の貝の殻でこそぎながら髪の毛ほどの細さの糸にして、結び目を作らずに指で撚り繋いで長い繊維にしていく工程を「ブー績み」といいます。
そうやってつくられた糸を絣付けし、琉球藍と蓼藍で染めますが、染めては干すといった作業を40回以上繰り返して、やっと宮古特有の藍が染まります。
白宮古となりますとその逆で、白場の多い絣付けをしなくてはいけないので、さらに手間と時間がかかります。
その作業の大変さと工程の多さから、20年以上前に生産をされなくなってしまいました。
そういった意味でも希少性の高いお品物だといえますので、この機会に是非ご覧いただきたいと思います。

こちらは白汚しのようなまったりとしたグレー味のある白・灰白色の地に、非常に細かい十字絣が並んで構成された大きめの麻の葉を背景に、やはり大きめの菊のお花のような華文が織り出されています。
これほどの緻密さのある模様を織るのは、目の良い若い織り手の作業となりますが、宮古島の組合をお伺いした時にも、針の先で絣を揃えながら織られていたのが印象的でした。
研ぎ澄まされたような精密さを求めて創作されたものでありながらも、どこか懐かしく人の肌に触れると優しく馴染むような、魅力を持っていることが不思議です。
こちらのお着物ですと、夏のものをモチーフにした手描きや友禅の麻や生紬の九寸名古屋帯を合わされたり、麻などの織りの模様の八寸名古屋帯、透かし織や羅織などの帯を合わされたりするのも良いと思います。
紅型染や型絵染の名古屋帯、また自然布的な無地系の帯を合わされるのも良いのではないでしょうか。
独特の気品の感じられるような、そして希少性の高い大変おすすめの逸品です。

今回の「夏のよそほひへのお誘い」のイベントの直前に、何点か越後上布や八重山上布などが入荷しております。
ウェブでのご紹介には間に合いませんでしたが、是非かわの屋事務所へお越しになって、実物をご覧くださいませ。

【お品物につきまして】
リサイクル品ですが、ほとんど着用されていないような良い状態となっています。

地の色は灰白色(かいはくしょく)「和色大辞典 #e9e4d4」https://www.colordic.org/colorsample/e9e4d4
絣の色は鉄紺「和色大辞典 #17184b」https://www.colordic.org/colorsample/17184b
をご参照下さい。


◆サイズ
身丈:164 cm /4 尺 3 寸 4 分
裄丈:68.8 cm /1 尺 8 寸 2 分
袖丈:49.6 cm /1 尺 3 寸 1 分
前巾:24.8 cm /6 寸 6 分
後巾:30.3 cm /8 寸 0 分
衽巾:15.2 cm /4 寸 0 分
褄下:80 cm /2 尺 1 寸 2 分
袖巾:34.8 cm /9 寸 2 分

◆詳細
状態:リサイクル品
付属品:なし

◆商品コード:2020000047896

Ship to Japan only

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