小千谷　彩雅駒絣　縞に絣模様　単衣着物【未着用品】

さらっとした質感で、あまり強い透け感のない淡い薄茶・白橡色の生地に、少し明るい茶色・肥後煤竹色の縞が太く細く入れられ、その間には丸が二つ繋がった、琉球絣でいえばチチクンビーマという握りこぶしを図案化した絣の模様が墨色で織り込まれ、少し南国の情緒も感じられるような、駒上布的な素敵な単衣のお着物です。
薄機のものを織られる地域は、南から沖縄、鹿児島、宮崎、滋賀、石川、新潟などの上布類を織ることができる技術者がいるところになります。
そうした高い技術を持って非常に細い糸で織られた紬紗のようなさらりとした質感が、手で触れても心地よく感じられて、実際にお召しになった時の着心地の良さを物語っているような、素敵なお着物となっています。

こちらのお着物ですと、季節のものをモチーフにしたような友禅染めの名古屋帯を合わされたり、絽綴れやすくい織のポイント柄の帯を合わされたり、紅型染や型絵染、更紗模様などの帯、また透かし織の八寸名古屋帯を合わされたりすると良いと思います。
そういった着こなしで、趣味のお集まりやお友達とのランチの会、コンサート、講演会、美術館、展示会、お買い物などにお出かけされるのも良いのではないでしょうか。
これからすぐの季節から、盛夏を通して、そして秋口の単衣の時期までと、長くお召しいただけると思います。
越後上布や小千谷のお着物は北前船があったことで、古くから琉球絣の模様に影響を受けていたようです。
そんな歴史のロマンも感じられるような、お洒落な絣の模様が魅力的な、とてもお洒落な大変おすすめの一点です。

衿裏には絹の絽が使われていて、居敷当はついていないお仕立てとなっています。

地の色は白橡（しろつるばみ）「和色大辞典　#ccb88f」https://www.colordic.org/colorsample/ccb88f
縞の色は肥後煤竹（ひごすすたけ）「和色大辞典　#897858」https://www.colordic.org/colorsample/897858
絣の色は墨「和色大辞典　#595857」https://www.colordic.org/colorsample/595857
をご参照下さい。


◆サイズ
身丈：167.5 cm ／4 尺 4 寸 3 分
裄丈：68.5 cm ／1 尺 8 寸 1 分
袖丈：49.3 cm ／1 尺 3 寸 0 分
前巾：23 cm ／6 寸 1 分
後巾：28.3 cm ／7 寸 5 分
衽巾：15.5 cm ／4 寸 1 分
褄下：79.5 cm ／2 尺 1 寸 0 分
袖巾：34.3 cm ／9 寸 1 分

◆詳細
状態：未着用品
付属品：反端

◆商品コード：2020000037446