












柿渋暈し染め無地 麻 八寸名古屋帯【未着用品】
¥59,400 税込
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こっくりとした深みのある茶色・焦香色の麻の生地に、お太鼓の左側から柿渋をさらに染め重ねたような濃い焦げ茶・黒緑色の暈しが入れられた、とてもお洒落な雰囲気の八寸名古屋帯です。
柿渋染めは古くから行われていて、平安時代にも漆塗りの下塗りに使われたりしたそうですが、その時代にも柿渋で染めた柿衣(かきそ)といった衣服を着用されていたそうです。
その後の時代にもいろいろなものに利用されていたようで、撥水性があり、耐久性も高まることから、柳行李やうちわなどに塗られたり、和紙などに塗って敷物や包み裂、また伊勢型の型紙などにも使用されていました。
薬効成分もあるため、高血圧の薬として服用したり、やけどやしもやけの薬としても使ったりしていたようです。
柿渋の染料は、夏のまだ熟していない柿の実を砕いてすりつぶした果汁を一年以上貯蔵して、発酵させた褐色の液体です。
タンニンを多く含むため、この深みのある茶色が出ますが、染められる環境や時期によって少しずつ違って現れるようで、それも味わいとなるようです。
その味わいが充分に感じられるような素敵な帯となっています。
こちらの帯ですと、趣味系の紬類のお着物と合わせてお召しになると良いと思います。
単衣の頃からお召しいただけますので、結城ちぢみや小千谷の絹ちぢみ、大島紬、塩沢お召などの単衣のお着物に合わせてお召しになって、その後のシーズンには夏大島、夏結城、夏塩沢、明石ちぢみ、絹芭蕉などのお着物と合わされると良いと思います。
また、宮古上布や越後上布、八重山上布、小千谷ちぢみなどの麻素材のお着物と合わされるのも良いと思います。
暈しのコントラストもとても綺麗で、いろいろなお着物とお洒落に合わせられて、素敵な夏の着こなしをお楽しみいただけると思える、大変おすすめの一点です。
未着用品。
ご希望がございましたら、長さは現状より40cm長くすることができます。
お直しには5,500円(税込)頂戴いたします。
ご希望の場合は、ご注文時にお知らせくださいませ。
地の色は焦香(こがれこう)「和色大辞典 #ae7c58」https://www.colordic.org/colorsample/ae7c58
暈しの色は黒緑「和色大辞典 #333631」https://www.colordic.org/colorsample/333631
をご参照下さい。
◆サイズ
長さ:361 cm / 9 尺 5 寸 5 分
太鼓巾:30.8 cm / 8 寸 1 分
◆詳細
状態:未着用品
付属品:なし
◆商品コード:2020000037439
●ご紹介商品の色は「日本の伝統色 和色大辞典」を参照しております。またモニターや端末の設定により色の表示には差異が生じる場合がございます。ご了承くださいませ。
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